兵庫県の教員採用試験の勉強を始めるためには、過去問の活用が非常に重要です。
過去問を解くことで、試験の出題傾向や自身の実力を把握し効率的に学習を進めることができます。
本記事では、兵庫県教員採用試験の過去問を扱いやすいPDF形式でまとめています。
過去問の重要性を理解し、最大限に活用することで、合格への一歩を確実に踏み出しましょう。
▼兵庫県教員採用試験の内容は、以下の記事で詳しくまとめています。
兵庫県教員採用試験の過去問はダウンロードできる?
結論から言うと、兵庫県教員採用選考試験の過去問は、兵庫県教育委員会の公式ホームページからダウンロードできます。
筆記試験の問題冊子や正答表、模擬授業の課題などがPDF形式で公開されています。
まずは、あなたの受験する校種・教科のファイルをダウンロードして、どんな問題が出ているのか見てみましょう。



そのため、解けなかった問題は自分で参考書などで調べる必要がありますね。
兵庫県教員採用試験の過去問
ここでは実際に、兵庫県教員採用選考試験の過去問を種目別にまとめています。
問題の形式やレベル感を掴んでくださいね。
*出典元:過去の試験問題と解答例(兵庫県教育委員会ホームページ)
一般教養の過去問
▼出題範囲を科目別にまとめたデータを以下の記事で解説しています。効率よく勉強したい方は参考にしてください。
専門教科の過去問
ここでは、兵庫県教員採用試験の専門教科の過去問(問題と解答)を6年分まとめています。
小学校の過去問
中学校の過去問
▼【社会科教員を志望の方】他の自治体の過去問も以下の記事でまとめています。あわせて確認してみましょう!
高等学校の過去問
| 教科 | R8 | R7 | R6 | R5 | R4 | R3 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 国語 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 地歴 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 数学 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 物理 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 化学 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 生物 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 音楽 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 美術 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 書道 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 保体 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 家庭 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 英語 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 看護 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 福祉 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 商業 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 情報 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 園芸 | ○ | ー | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 土木 | ○ | ○ | ー | ー | ー | ー |
| 機械 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 電気 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 建築 | ○ | ○ | ○ | ○ | ー | ○ |
| デザ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ー |
| 工化 | ○ | ー | ー | ー | ー | ー |
| 水産 | ー | ー | ー | ○ | ー | ○ |
特別支援学校の過去問
養護教諭の過去問
▼全国の過去問を以下の記事でまとめています。勉強に活用してくださいね!
栄養教諭の過去問
▼全国の過去問を以下の記事でまとめています。勉強に活用してくださいね!
集団面接の過去問
ここでは、兵庫県教員採用試験の集団面接のテーマをまとめています。
当日は、3つのテーマから指定された1テーマについて討議です。
| 採用年度 | テーマ |
|---|---|
| 令和8年度 | 1 学び続ける教員 2 防災教育の重要性 3 児童生徒が安心して過ごせる学校づくり |
| 令和7年度 | 1 あなたにとっての理想の教員像 2 学校における子どもたちの安心・安全の確保 3 体験活動の必要性 |
| 令和6年度 | 1 これからの時代に求められる教員 2 児童生徒の主体的な学びを促す授業づくり 3 児童生徒の成長を促す生徒指導 |
| 令和5年度 | 1 教員としての資質向上 2 情報モラル教育の必要性 3 児童生徒の可能性を引き出す指導 |
| 令和4年度 | 1 ICTの導入により学校はどう変わるか 2 児童生徒が安心して学べる学校にするために 3 これからの教員の使命 |
| 令和3年度 | 1 未来への道を切り拓く力の育成 2 感動体験を味わわせる取組 3 魅力ある学校づくりに必要な取組 |
▼以下の記事で傾向や対策方法を解説しています!
個人面接の過去問
ここでは、兵庫県教員採用試験の個人面接の過去問(質問)をまとめています。
- 教師に必要だと思う資質を3つ挙げてください。
→その3つの中で自分にあるものと、不足しているものはどれですか。 - 自己PRを30秒程度で言ってください。
- 希望勤務地はありますか。
- 保護者対応で気になることはありますか。
→どのようなことを意識していますか。 - 人間関係で悩んだことはありますか。
→どのような人が苦手ですか。
→その人が同僚や先輩、上司だったらどうしますか。 - 部活動の顧問はしてみたいですか。
→どの部活なら担当できますか。
→部活動の指導で気をつけることはありますか。 - 子どもから「連絡先を教えてほしい」と言われたらどう対応しますか。
→断ってもしつこく聞いてきたらどうしますか。
▼過去の質問内容や説得力をあげるフレームワークなどを、下記の記事で解説しています。
模擬授業の過去問
ここでは、兵庫県教員採用試験の模擬授業のテーマをまとめています。
| 採用年度 | テーマ |
|---|---|
| 令和8年度 | 模擬授業の課題(PDF) |
| 令和7年度 | 模擬授業の課題(PDF) |
| 令和6年度 | 模擬授業の課題(PDF) |
| 令和5年度 | 模擬授業の課題(PDF) |
| 令和4年度 | 模擬授業の課題(PDF) |
| 令和3年度 | 模擬授業の課題(PDF) |
| 令和2年度 | 模擬授業の課題(PDF) |
▼以下の記事で傾向や対策方法を解説しています!
兵庫県教員採用試験の過去問を効果的に活用する4ステップ
過去問を手に入れたら、すぐにでも解き始めたい気持ちになりますよね。しかし、ただやみくもに解くだけでは、その効果は半減してしまいます。
ここでは、あなたの努力を合格に直結させるための、効果的な過去問の活用法を4つのステップでご紹介しましょう。
STEP1:時間を計って解いてみる
最初のステップは、本番と全く同じ時間を計り、現在の実力で問題を解いてみることです。
このとき大切なのは、
- 途中で答えを見ない
- 参考書やスマートフォンは見ない
- 静かな環境で集中して取り組む
といったように、本番さながらの状況を再現することです。
少し厳しいかもしれませんが、こうすることで自分自身の「素の力」が分かり、合格までに何をすべきかのスタート地点が明確になります。
STEP2:答え合わせと徹底的な復習
ステップ2は、「解きっぱなしにしない」ことが何よりも重要です。
点数だけ見て終わりにするのではなく、間違えた原因を徹底的に分析しましょう。
- 間違えた問題
-
- 「知識が曖昧だった」「ケアレスミスをした」「時間が足りなかった」など、なぜ間違えたのかを突き止めましょう。
- 解説を読んだり参考書で調べたりして、次に同じ問題が出たら必ず解ける状態にします。
- 正解した問題
-
- 意外と見落としがちですが、「なんとなく」で当たった問題も要注意です。
- 「なぜこの選択肢が正しく、他の選択肢は間違いなのか」を自分の言葉で説明できるようになるまで、深く理解することが大切ですね。
STEP3:出題傾向を分析し、学習計画に反映する
ステップ3では、復習と並行して「試験のクセを見抜く」作業を行います。
3〜5年分の過去問に目を通すと、兵庫県教員採用試験の傾向が見えてきます。
- 頻出分野: 毎年必ず出題されるテーマは何か?(例:教育法規、学習指導要領など)
- 出題形式: 空欄補充、正誤問題など、どのような形式が多いか?
- 難易度: 全体的な難易度や、思考力を問う問題の割合は?
この分析結果をもとに、「頻出分野である〇〇の学習時間を増やそう」といったように、今後の学習計画を修正していくのです。
これで、あなたの勉強は、的を射た非常に効率的なものになりますよ。
STEP4:2周、3周と繰り返し解き、知識を定着させる
最後のステップ4は、「知識を完璧に定着させる」ことです。
一度解いただけでは記憶は曖昧になってしまうため、時間を置いてから最低でも3周は繰り返し解くことをおすすめします。
- 1周目: 実力試しと傾向分析(STEP1〜3)
- 2周目: 復習した知識が身についているかを確認し、解くスピードを意識する
- 3周目: 全ての問題を完璧に、かつ時間内に余裕をもって解き切ることを目指す
繰り返すたびに、問題を解くスピードと正確性は確実に向上します。
最終的に「どの問題も、なぜその答えになるのかを完璧に説明できる」状態になれば、大きな自信を持って本番に臨めるはずです。
▼教員採用試験の過去問は以下の記事で公開状況をまとめています。
まとめ:過去問を制覇して兵庫県教員採用試験の合格を掴もう!
今回は、兵庫県教員採用選考試験の過去問について、入手方法から効果的な活用法までを詳しく解説しました。
最後に、この記事の重要なポイントを振り返りましょう。
- 過去問は兵庫県教育委員会のHPから無料で入手できる
- 過去問対策は「傾向把握」「実力測定」「時間配分」のために不可欠
- 効果的な活用4ステップ(解く→復習→分析→反復)で実力アップ
- 最低3〜5年分を目安に、計画的に繰り返し取り組むことが合格への鍵
過去問は、合格への道のりを照らしてくれる最も信頼できる道しるべです。
この記事で紹介した活用ステップを参考に、ぜひあなただけの「最強の参考書」に育て上げてください。
計画的に過去問対策を進め、兵庫県の教育を担うという夢を掴み取れるよう、心から応援しています!
もし一人での対策に困ったり、不安を感じたりしたときは、遠慮なく僕を頼ってほしいです。あなたが合格できるよう、全力でサポートします!
▼面接の個別コーチングは以下の記事をご覧ください。
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