MENU

【令和8年度】教員採用試験の倍率ランキング【教科別・都道府県別】

教員採用試験の倍率はどのくらいなのでしょうか。

最近は教員不足の影響もあり、多くの自治体で倍率が低下しています。しかし、校種や教科、自治体によって状況は大きく異なり、依然として高倍率の試験も少なくありません。

この記事では、令和8年度(2025年実施)教員採用試験の倍率ランキングをはじめ、校種・教科別、都道府県・政令指定都市別の倍率推移をまとめています。

受験先選びや試験対策の参考として、ぜひ活用してください。

目次

教員採用試験の倍率ランキング

令和8年度(2025年実施)教員採用試験の実質倍率をもとに、倍率が高い自治体と低い自治体をランキング形式でまとめました。

倍率は受験先選びの参考になる指標の一つですが、倍率だけで試験の難しさが決まるわけではありません。試験内容や採用予定者数、校種・教科によって状況は大きく異なります。

倍率が高い自治体ランキングTOP10

令和8年度教員採用試験で倍率が高かった自治体は次のとおりです。

順位自治体倍率
1位豊能地区5.1倍
2位さいたま市4.4倍
3位徳島県4.3倍
4位沖縄県4.2倍
5位奈良県4.1倍
6位堺市3.8倍
7位栃木県3.8倍
8位岡山市3.7倍
9位札幌市3.7倍
10位浜松市3.7倍

倍率が低い自治体ランキングTOP10

採用数の増加や受験者数の減少などを背景に、倍率が低くなっている自治体もあります。

順位自治体倍率
1位富山県1.6
2位東京都1.8
3位川崎市1.8
4位長崎県1.8
5位北海道1.9
6位新潟県1.9
7位愛媛県1.9
8位佐賀県2.0
9位横浜市2.0
10位鹿児島県2.0

倍率は自治体全体の数値です。実際には小学校・中学校・高等学校・特別支援学校などの校種や、保健体育・英語・数学などの教科によって倍率が大きく異なります。

福永

志望する校種・教科の詳細は、本記事後半の一覧表や各自治体の詳細ページをご確認ください。

校種・教科別の倍率一覧

教員採用試験の倍率は、受験する校種や教科によって異なります。

志望する校種・教科の倍率を確認してください。

小学校

教員採用試験(小学校)の全国平均倍率をまとめています。

最近は採用数の増加などを背景に倍率が低下しており、令和8年度(2025年実施)は1.8倍となっています。

実施年度
(採用年度)
実質倍率
(倍)
2025年実施
(令和8年度)
1.8
2024年実施
(令和7年度)
1.8
2023年実施
(令和6年度)
2.0
2022年実施
(令和5年度)
2.1
2021年実施
(令和4年度)
2.4

過去5年間で見ると、小学校の倍率は2.4倍から1.8倍まで低下しています。

とはいえ、自治体によって倍率には差があるため、受験を検討している自治体の最新倍率もあわせて確認しておきましょう。

小学校教諭の倍率推移を詳しくみる

中学校

教員採用試験(中学校)の全国平均倍率をまとめています。

最近は倍率が低下傾向にあるものの、小学校と比べると高い水準が続いています。

実施年度
(採用年度)
実質倍率
(倍)
2025年実施
(令和8年度)
2.9
2024年実施
(令和7年度)
3.0
2023年実施
(令和6年度)
3.3
2022年実施
(令和5年度)
3.6
2021年実施
(令和4年度)
4.0

中学校の全国平均倍率は、令和4年度の4.0倍から令和8年度は2.9倍まで低下しています。

とはいえ、教科によって倍率には大きな差があるため、志望教科の状況も確認しておきましょう。

教科別倍率

中学校教員採用試験の教科別倍率をまとめています。

教科によって難易度が大きく異なるため、志望教科の倍率推移もあわせて確認しておきましょう。

教科R8R7R6R5R4
国語2.22.12.42.52.9
社会4.24.45.05.25.4
数学2.42.73.03.43.8
理科1.71.92.12.32.7
音楽3.12.83.23.74.4
美術2.12.02.02.22.6
保健体育5.86.46.77.98.8
技術1.51.51.71.72.0
家庭1.71.92.01.92.3
英語2.12.32.52.83.0
*R8=令和8年度採用(2025年実施)、R7=令和7年度採用(2024年実施)・・・

保健体育や社会が高倍率となっています。

一方で、技術や理科、家庭は比較的低い倍率となっており、教科による差が見られます。

高等学校

教員採用試験(高等学校)の全国平均倍率をまとめています。

全校種の中でも倍率が高い傾向にあり、令和8年度の全国平均倍率は4.2倍となっています。

実施年度
(採用年度)
実質倍率
(倍)
2025年実施
(令和8年度)
4.2
2024年実施
(令和7年度)
4.4
2023年実施
(令和6年度)
5.1
2022年実施
(令和5年度)
5.6
2021年実施
(令和4年度)
5.9

高等学校の全国平均倍率は、令和4年度の5.9倍から令和8年度は4.2倍まで低下しています。

とはいえ、教科による差が大きく、依然として高倍率の教科も少なくありません。

教科別倍率

高等学校教員採用試験の教科別倍率をまとめています。

普通教科と専門教科では倍率に大きな差が見られるため、志望教科の状況を確認しておきましょう。

教科R8R7R6R5R4
国語2.73.03.84.24.1
地歴5.95.76.66.56.9
公民6.46.68.47.88.5
数学4.74.55.36.36.8
理科3.84.14.96.56.7
音楽5.05.17.66.76.5
美術5.15.06.06.16.6
書道8.39.08.910.26.7
保健体育10.410.211.912.312.4
家庭2.92.93.53.94.3
英語2.52.73.43.33.9
農業2.63.03.23.73.9
工業2.02.32.42.72.9
商業3.23.94.45.06.2
水産1.51.51.92.21.7
情報4.34.04.34.44.5
福祉3.03.03.82.63.5
看護1.91.71.71.81.8
*R8=令和8年度採用(2025年実施)、R7=令和7年度採用(2024年実施)・・・

保健体育や書道、公民が高倍率となっています。その一方で、水産、看護、工業は比較的低い倍率です。

高校では教科による差が非常に大きいため、全国平均倍率だけでなく志望教科の倍率も確認しておきましょう。

特別支援学校

教員採用試験(特別支援学校)の全国平均倍率をまとめています。

小学校と並んで倍率が低い傾向にあり、令和8年度の全国平均倍率は1.9倍でした。

実施年度
(採用年度)
実質倍率
(倍)
2025年実施
(令和8年度)
1.9
2024年実施
(令和7年度)
1.9
2023年実施
(令和6年度)
2.2
2022年実施
(令和5年度)
2.4
2021年実施
(令和4年度)
2.8

過去5年間で見ると、特別支援学校の倍率は2.8倍から1.9倍まで低下しています。

とはいえ、自治体によって倍率には差があるため、受験を検討している自治体の最新倍率もあわせて確認しておきましょう。

特別支援学校の倍率を詳しくみる

養護教諭

教員採用試験(養護教諭)の全国平均倍率をまとめています。

実施年度
(採用年度)
実質倍率
(倍)
2025年実施
(令和8年度)
8.8
2024年実施
(令和7年度)
7.7
2023年実施
(令和6年度)
7.7
2022年実施
(令和5年度)
6.7
2021年実施
(令和4年度)
6.8

採用枠が限られているため、他の校種と比べて高倍率となる傾向があります。

令和8年度の全国平均倍率は8.8倍で、小学校や特別支援学校と比べて高い水準となっています。

養護教諭の倍率を詳しくみる

栄養教諭

教員採用試験(栄養教諭)の全国平均倍率をまとめています。

採用数が少ないため、全校種の中でも高倍率となる傾向があります。

実施年度
(採用年度)
実質倍率
(倍)
2025年実施
(令和8年度)
10.7
2024年実施
(令和7年度)
9.5
2023年実施
(令和6年度)
9.1
2022年実施
(令和5年度)
8.0
2021年実施
(令和4年度)
9.0

令和8年度の全国平均倍率は10.7倍で、主要な校種・職種の中で最も高い倍率となっています。

栄養教諭の倍率を詳しくみる

幼稚園教諭

教員採用試験(幼稚園教諭)の全国平均倍率をまとめています。

最近は倍率の低下が続いており、令和8年度は3.6倍となっています。

実施年度
(採用年度)
実質倍率
(倍)
2025年実施
(令和8年度)
3.6
2024年実施
(令和7年度)
4.7
2023年実施
(令和6年度)
4.5
2022年実施
(令和5年度)
7.6
2021年実施
(令和4年度)
25.0

幼稚園教諭は自治体による採用数の変動が大きく、年度によって倍率が大きく変化する特徴があります。

幼稚園教諭の倍率を詳しくみる

都道府県・政令市の倍率一覧

教員採用試験の倍率推移を都道府県・政令指定都市別にまとめました。

倍率の推移を見ることで、志望自治体の競争状況や近年の傾向を把握できます。

📊 倍率の見方
  • ↑ = 上昇傾向(競争激化)
  • ↓ = 下降傾向(倍率緩和)
  • → = 横ばい(ほぼ変動なし)

表中の数値は「全校種・全教科の平均倍率」です。教科や校種によって大きく異なる場合がありますので、志望先の詳細データを必ずご確認ください。


北海道・東北エリア

自治体2025実施
(R8年度)
2024実施
(R7年度)
2023実施
(R6年度)
傾向
北海道1.91.92.3
札幌市3.73.33.2
青森県2.52.83.3
岩手県2.22.53.1
宮城県3.12.82.6
仙台市2.93.43.7
秋田県2.62.53.0
山形県2.22.32.2
福島県2.22.52.8

関東エリア

自治体2025実施
(R8年度)
2024実施
(R7年度)
2023実施
(R6年度)
傾向
茨城県2.42.43.8
栃木県2.93.74.2
群馬県2.93.13.5
埼玉県2.62.62.9
さいたま市4.45.03.0
千葉県2.42.02.1
東京都1.81.71.6
神奈川県3.23.03.0
横浜市2.02.12.3
川崎市1.81.82.3
相模原市3.03.53.2

甲信越・北陸エリア

自治体2025実施
(R8年度)
2024実施
(R7年度)
2023実施
(R6年度)
傾向
新潟県1.91.62.2
新潟市2.01.92.4
富山県1.61.92.3
石川県2.72.73.0
福井県2.52.53.0
山梨県2.32.22.6
長野県2.73.33.6

東海エリア

自治体2025実施
(R8年度)
2024実施
(R7年度)
2023実施
(R6年度)
傾向
岐阜県2.93.13.4
静岡県3.53.93.7
静岡市3.33.33.5
浜松市3.74.13.9
愛知県3.03.03.4
名古屋市3.53.33.6
三重県2.93.44.3

近畿エリア

自治体2025実施
(R8年度)
2024実施
(R7年度)
2023実施
(R6年度)
傾向
滋賀県3.23.03.1
京都府2.63.43.7
京都市3.14.04.6
大阪府2.83.84.6
大阪市2.02.83.1
堺市3.83.12.8
豊能地区5.14.03.4
兵庫県3.53.64.0
神戸市3.53.33.5
奈良県4.14.65.3
和歌山県3.43.83.5

中国・四国エリア

自治体2025実施
(R8年度)
2024実施
(R7年度)
2023実施
(R6年度)
傾向
鳥取県3.33.43.6
島根県2.72.93.0
岡山県3.53.63.6
岡山市3.73.43.4
広島県2.52.73.0
山口県2.22.42.3
徳島県4.34.35.5
香川県3.13.34.1
愛媛県1.92.02.1
高知県3.03.45.5

九州・沖縄エリア

自治体2025実施
(R8年度)
2024実施
(R7年度)
2023実施
(R6年度)
傾向
福岡県2.62.52.7
福岡市3.12.52.7
北九州市3.12.63.0
佐賀県2.02.11.9
長崎県1.81.81.9
熊本県2.32.42.3
熊本市2.31.81.8
大分県2.72.63.1
宮崎県2.42.63.1
鹿児島県2.02.02.2
沖縄県4.24.94.8

全国的に倍率に低下傾向にあり、特に地方部では教員確保が課題となっています。一方で、都市部の一部自治体では依然として高倍率が続いています。

教員採用試験の倍率推移まとめ

教員採用試験の倍率について、全国ランキングや都道府県・政令指定都市別の倍率、校種・教科別の倍率推移を紹介しました。

近年は全国的に倍率が低下する傾向にありますが、倍率が低いからといって簡単に合格できるわけではありません。また、養護教諭や栄養教諭、高校保健体育のように、高倍率が続く校種・教科もあります。

教員採用試験では、倍率だけでなく試験内容や配点、人物評価の比重なども自治体によって異なります。

志望する自治体や教科の最新情報を確認したうえで、自分に合った受験先を選び、筆記試験や面接試験の対策を計画的に進めていきましょう。

目次