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【令和8年度】教員採用試験の倍率ランキング【教科別・都道府県一覧】

【全国】教員採用試験の倍率一覧

教員採用試験の準備、進んでいますか?

志望する自治体をどこにしようか考えるとき、やはり「倍率」は気になるものですよね。

少しでも合格しやすいところはどこだろう?
自分の受ける県は、全国的に見て難しいのかな?

と考えるのは、受験生として当然のことです。

この記事では、令和8年度(2025年実施)の最新倍率をランキング形式高い県低い県)で分かりやすく紹介します。

過去5年間(令和4年度から令和8年度)の倍率推移都道府県別校種・教科別にまとめているので、確認してくださいね。

目次

【令和8年度最新】教員採用試験の倍率ランキング(全国一覧)

令和7年に実施された、令和8(2026)年度教員採用試験の倍率を、各都道府県・教育委員会の公式発表を元にして一覧にまとめました。

  • 掲載しているデータは、夏に実施される採用試験の結果に基づいています。そのため、秋・冬の特別選考や「大学3年生前倒し特別選考」などの結果は含まれておりません。
自治体受験者数合格者数倍率
徳島県9912334.3
沖縄県2,2855484.2
奈良県1,5833834.1
静岡県1,9085383.5
┗静岡市3771163.3
┗浜松市6271713.7
兵庫県3,8061,0943.5
┗神戸市1,7024833.5
岡山県1,4434163.5
┗岡山市7442003.7
和歌山県9722823.4
鳥取県8962733.3
神奈川県3,0429613.2
┗横浜市2,1101,0812.0
┗川崎市8494751.8
┗相模原市4331443.0
滋賀県1,5965063.2
宮城県1,2954223.1
┗仙台市9233172.9
香川県9553083.1
群馬県1,5665203.0
愛知県4,9591,6353.0
┗名古屋市1,4604203.5
高知県1,2544133.0
栃木県1,7065932.9
岐阜県1,6535652.9
三重県1,6665802.9
大阪府5,1291,8362.8
┗大阪市1,9099692.0
┗堺市6231653.8
┗豊能地区478935.1
石川県8553162.7
長野県8873232.7
島根県1,0663972.7
大分県1,2174512.7
秋田県5702162.6
埼玉県4,5651,7792.6
┗さいたま市9752204.4
京都府1,4435492.6
┗京都市1,3244243.1
福岡県3,1571,1992.6
┗福岡市1,5534413.5
┗北九州市7542433.1
青森県9003662.5
福井県6292552.5
広島県2,5371,0232.5
茨城県3,0541,2472.4
千葉県4,2321,8002.4
宮崎県8823682.4
山梨県7343222.3
熊本県8413652.3
┗熊本市4802082.3
岩手県7893532.2
山形県7163312.2
福島県1,5146732.2
山口県8834012.2
愛媛県1,0124552.2
佐賀県6913422.0
鹿児島県1,0855342.0
北海道2,1311,1361.9
┗札幌市1,2723433.7
新潟県8674561.9
┗新潟市4692312.0
東京都9,0994,9451.8
長崎県9755361.8
富山県6323921.6
教員採用試験の倍率一覧(令和8年度)

教員採用試験の倍率が高い自治体TOP5

全国データの中から、特に倍率が高かった上位5つの自治体をランキング形式で紹介します。

これらの自治体は、4人以上に1人しか合格できない、まさに激戦区です。

  • 豊能地区 (5.1倍):大阪府内の地区ですが、478人の受験者に対し、最終合格者は93名。5人以上でたった1つの合格枠を争う、全国で最も厳しい地区となりました。
  • さいたま市 (4.4倍):975人が受験し、合格者は220名。埼玉県全体の2.6倍を大きく上回る人気の高さがうかがえます。政令市を希望する受験者が集中していることが分かります。
  • 徳島県 (4.3倍):受験者991名に対し、合格者は233名。四国地方では最も高い倍率であり、厳しい競争が繰り広げられました。
  • 沖縄県 (4.2倍):2,285名という非常に多くの受験者が集まりましたが、合格者は548名。4人に1人しか合格できない狭き門です。
  • 奈良県 (4.1倍):1,583人が受験し、合格者は383名。関西圏の中でも特に競争が激しい地域の一つです。

教員採用試験の倍率が低い自治体TOP5

次に、全国データの中から倍率が比較的低かった自治体を5つ紹介します。

これらの自治体は、採用予定者数が多かったり、受験者数が比較的少なかったりする傾向があります。ただし、倍率が低いからといって、必ずしも合格しやすいわけではない点には注意が必要です。

  • 富山県 (1.6倍):632人の受験者に対し、392人が合格。受験者の半数以上が合格するという、全国で最も倍率が低い結果でした。
  • 東京都 (1.8倍):倍率は低いですが、受験者数は9,099人と全国で断トツの多さです。全国から優秀な受験者が集まるため、合格ラインのレベルは非常に高いと考えられます。決して「楽な試験」ではありません。
  • 川崎市 (1.8倍):849人が受験し、475人が合格。受験者の半数以上が合格しており、志願者にとってはチャンスの大きい自治体と言えます。
  • 長崎県 (1.8倍):975人の受験者に対し、536人が合格。こちらも受験者の半数以上が合格する結果となっています。
  • 北海道 (1.9倍):2,131人が受験し、1,136人が合格。広大なエリアで多くの教員を必要としているため、倍率は2.0倍を下回っています。

【都道府県別】教員採用試験の倍率を徹底比較

最新の倍率だけでなく、過去からの推移を長期的な視点で把握することも、自治体選びの重要な判断材料になります。

ここでは、全国すべての自治体について、過去5年間(令和4年度から令和8年度まで)の倍率推移をまとめました。

  • 掲載しているデータは、夏に実施される採用試験の結果(教育委員会発表資料)に基づいています。そのため、秋・冬の特別選考や「大学3年生前倒し特別選考」などの結果は含まれておりません。
  • 自治体名をクリックすると、それぞれの自治体に特化したデータ記事を読むことができます。
自治体R8R7R6R5R4
北海道1.91.92.32.02.6
札幌市3.73.33.23.74.4
青森県2.52.83.33.84.5
岩手県2.22.53.13.23.7
宮城県3.12.82.62.63.0
仙台市2.93.43.73.82.7
秋田県2.62.53.03.02.7
山形県2.22.32.22.32.4
福島県2.22.52.83.53.7
茨城県2.42.43.83.22.7
栃木県2.93.74.24.63.6
群馬県3.03.13.53.74.5
埼玉県2.62.62.92.83.0
さいたま市4.45.03.03.03.1
千葉県2.42.02.12.62.8
東京都1.81.71.62.13.2
神奈川県3.23.03.03.33.7
横浜市2.02.12.32.72.9
川崎市1.81.82.32.42.9
相模原市3.03.53.23.13.3
新潟県1.91.62.22.22.6
新潟市2.01.92.42.52.7
富山県1.61.92.32.12.1
石川県2.72.73.03.23.4
福井県2.52.53.03.03.7
山梨県2.32.22.62.83.1
長野県2.75.93.63.73.5
岐阜県2.93.13.42.92.8
静岡県3.53.93.74.03.8
静岡市3.33.33.53.23.1
浜松市3.74.13.93.93.7
愛知県3.03.03.43.84.1
名古屋市3.53.33.63.53.8
三重県2.93.44.34.34.7
滋賀県3.23.03.13.33.7
京都府2.63.43.73.74.0
京都市3.14.04.65.75.1
大阪府2.83.84.64.54.1
大阪市2.02.83.13.03.9
堺市3.83.12.83.55.3
豊能地区5.14.03.43.74.8
兵庫県3.53.64.04.64.6
神戸市3.53.33.53.67.1
奈良県4.14.65.34.65.2
和歌山県3.43.83.53.73.5
鳥取県3.33.43.63.03.3
島根県2.72.93.03.03.0
岡山県3.53.63.64.24.4
岡山市3.73.43.43.33.7
広島県2.52.73.03.12.7
山口県2.22.42.32.63.1
徳島県4.34.35.55.85.4
香川県3.13.34.14.44.4
愛媛県2.22.02.12.52.9
高知県3.03.45.57.67.8
福岡県2.62.52.72.72.7
福岡市3.52.52.72.02.2
北九州市3.12.63.02.63.1
佐賀県2.02.11.92.12.4
長崎県1.81.81.92.02.3
熊本県2.32.42.32.63.2
熊本市2.31.81.82.32.9
大分県2.72.63.12.62.9
宮崎県2.42.63.13.23.3
鹿児島県2.02.02.22.63.0
沖縄県4.24.94.85.77.8
教員採用試験の倍率推移(都道府県別)
福永

全国的には低下傾向にありますが、人気の都市部では高倍率を維持、あるいは微減にとどまっていることが分かりますね。

【校種・教科別】教員採用試験の倍率を徹底解説!

都道府県全体の倍率推移を把握したところで、次にあなたの専門である「校種」と「教科」の倍率を詳しく見ていきましょう。

自治体全体の倍率が低くても、自分が受験する教科の倍率が極端に高い、ということは珍しくありません。正しいデータを把握し、冷静に試験への心構えをしておくことが重要です。

  • 掲載しているデータは、夏に実施される採用試験の結果(教育委員会発表資料)に基づいています。そのため、秋・冬の特別選考や「大学3年生前倒し特別選考」などの結果は含まれておりません。

小学校教諭の倍率

小学校教諭は、全国的に教員不足が深刻な課題となっており、採用予定者数が多いため倍率は低い傾向にあります。

多くの自治体で2倍台、都市部によっては1倍台というケースも見られ、受験者にとっては大きなチャンスと言える状況です。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度30,92817,5211.8
令和7年度33,47618,2391.8
令和6年度36,09918,1912.0
令和5年度38,62618,3112.1
令和4年度40,55016,9822.4
全国の小学校教員採用試験 倍率推移(過去5年間)

表を見ると、受験者数が5年間で約1万人も減少している一方で、合格者数はほぼ横ばいを維持しています。

これが、全国的な低倍率の大きな要因です。

令和7年度からは倍率が1倍台に突入しており、まさに受験者にとってはチャンスと言える状況ですが、油断は禁物です。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

中学校教諭の倍率(教科別)

中学校教諭は、小学校教諭とは対照的に全体の倍率が高止まりしているのが特徴です。 特に、教科によっては10倍を超えることも珍しくなく、校種の中で最も競争が激しいと言えます。

全体の平均値は実態と離れている可能性があるため、ここではあなたの専門教科の倍率がどのくらいの難易度なのかを、一つひとつ詳しく見ていきましょう。

  • 令和8年度:札幌市、群馬県、富山県、山梨県、長野県、愛知県、香川県の結果を含まず
  • 令和7年度:富山県、山梨県、長野県、滋賀県の結果を含まず
  • 令和5年度:富山県の結果を含まず
  • 令和4年度:富山県の結果を含まず

中学校 国語の倍率推移

中学校の国語科教員は、かつては3倍近い倍率がありましたが、近年は低下傾向です。 令和7年度からは2.1倍と低い水準になっており、受験者にとっては合格のチャンスが大きく広がっていると言えます。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度3,7091,7412.1
令和7年度3,7181,7312.1
令和6年度4,1491,7532.4
令和5年度4,1191,6212.5
令和4年度4,2091,4542.9
全国の中学校国語科 倍率推移(過去5年間)
  • 中高一括採用区分も含みます。

5年間で倍率が大きく低下し、今や2人に1人近くが合格できる状況です。しかし、これは油断していいという意味ではありません。

このチャンスを確実なものにするためにも、専門教養の筆記試験でライバルと差をつける準備が不可欠です。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

中学校 社会の倍率推移

中学校の社会科教員は、中学校の教科の中で最も人気が高く、例年非常に高い倍率となる最激戦区の一つです。

近年は5倍台から4倍台前半へと低下傾向にありますが、それでも合格のハードルは極めて高い状況が続いています。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度6,9621,6784.1
令和7年度7,0241,6054.4
令和6年度7,6501,5455.0
令和5年度7,3851,4265.2
令和4年度7,5771,3835.5
全国の中学校社会科 倍率推移(過去5年間)
  • 中高一括採用区分も含みます。

5年間で倍率は1.4ポイントも低下しており、受験者にとっては間違いなく追い風が吹いています。しかし、それでも倍率は4倍を超えており、4人に1人しか合格できない狭き門であることに変わりはありません。

ライバルとの競争を勝ち抜くためには、専門教養で満点近くを狙うくらいの徹底した対策が求められます。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

中学校 数学の倍率推移

理数系の教員不足を背景に、中学校の数学科教員の倍率は5年間で一貫して低下を続けています。

かつては4倍近い高倍率でしたが、令和8年度にはついに2.5倍を下回る2.3倍となり、主要教科の中では合格しやすい状況になりました。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度4,0171,7372.3
令和7年度4,3631,6542.6
令和6年度5,2541,7323.0
令和5年度5,4631,6333.3
令和4年度5,6321,4933.8
全国の中学校数学科 倍率推移(過去5年間)
  • 中高一括採用区分も含みます。

5年間で倍率が1.5ポイントも低下しており、数学を専門とする受験者にとっては絶好のチャンスです。

この傾向は今後も続くと予想されますが、油断は禁物です。専門教養の問題は年々難化しており、思考力を問う問題が増えています。

低い倍率のチャンスを活かすためにも、万全の準備で臨みましょう。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

中学校 理科の倍率推移

中学校の理科教員は、数学以上に倍率の低下が著しく、令和7年度からはついに2倍を下回る状況となりました。

5年前には3倍近かった倍率が、令和8年度には1.7倍にまで低下しており、全教科の中でも合格に近い教科の一つと言えます。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度2,5611,5481.7
令和7年度2,7441,4791.9
令和6年度3,2311,5332.1
令和5年度3,4761,5102.3
令和4年度3,8131,4102.7
全国の中学校理科 倍率推移(過去5年間)
  • 中高一括採用区分も含みます。

専門性の高さから民間企業への人材流出も多く、教員不足が深刻化していることが低倍率の大きな要因です。

受験者にとっては絶好の機会ですが、実験・観察に関する指導力や、新学習指導要領で重視される探究的な学びをデザインする力が求められます。

この大きなチャンスを逃さないよう、筆記試験だけでなく、模擬授業や面接対策も万全にして臨みましょう。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

中学校 音楽の倍率推移

中学校の音楽科教員は、令和7年度に一度2倍台まで倍率が下がりましたが、最新の令和8年度では再び3.1倍と高くなっています。

実技試験の比重も高く、専門的な対策が不可欠な教科の一つです。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度1,9016223.1
令和7年度1,9126822.8
令和6年度2,1116543.2
令和5年度2,2746123.7
令和4年度2,4425484.5
全国の中学校音楽科 倍率推移(過去5年間)
  • 小中一括、中高一括採用区分も含みます。

合格者数が再び減少に転じたことで、倍率が上昇しています。

音楽科の採用は、退職者の状況に大きく左右されるため、年度による変動が大きいのが特徴です。

筆記試験はもちろん、ピアノや声楽、指揮などの実技試験で、いかに高いレベルのパフォーマンスを発揮できるかが合格の鍵となります。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

中学校 美術の倍率推移

中学校の美術科教員も、受験者数の減少に伴い倍率は安定して低下しています。

5年前は2.6倍でしたが、直近3年間は2.0倍という低い水準で落ち着いており、美術の専門知識を活かしたい受験者にとっては有利な状況が続いています。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度9504692.0
令和7年度9584742.0
令和6年度9894912.0
令和5年度1,0444882.1
令和4年度1,1854552.6
全国の中学校美術科 倍率推移(過去5年間)
  • 小中一括、中高一括採用区分も含みます。

2人に1人が合格できるという、チャンスの大きい状況です。しかし、音楽と同様に実技試験の配点が高い自治体が多く、デッサンやデザインなどの専門スキルが合否を大きく左右します。

教職教養の準備なども含め、計画的に対策を進めることが重要です。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

中学校 保健体育の倍率推移

中学校の保健体育科教員は、中学校の全教科の中で社会科と並んで最も競争が激しい最激戦区です。 5年前には8.6倍という驚異的な倍率でしたが、近年は受験者数の減少と合格者数の増加により、低下傾向が続いています。

しかし、最新の令和8年度でも5.7倍と極めて高く、合格のためには他者を圧倒するレベルの対策が求められます。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度8,9801,5495.8
令和7年度8,7101,3546.4
令和6年度9,6351,4466.7
令和5年度9,8951,2587.9
令和4年度10,1061,1498.8
教員採用試験の倍率推移(中学校保健体育)
  • 小中高一括、中高一括採用区分も含みます。

5年間で倍率が約3ポイントも低下しており、受験者にとっては確実に門戸が広がっています。しかし、それでも5人以上に1人しか合格できないという現実は変わりません。

免許取得者が多く、毎年多くの受験者が集まるため、筆記試験での高得点はもちろん、面接試験でいかにライバルと差をつけられるかが合否の分かれ目となります。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

中学校 技術の倍率推移

中学校の技術科教員は、専門的なスキルを持つ人材の確保が難しく、全教科の中で最も倍率が低い状況が続いています。

5年前は2.0倍でしたが、一貫して低下を続け、令和8年度にはついに1.4倍という極めて低い水準になりました。これは、ほぼ全ての受験者が合格に近づける大きなチャンスです。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度3732651.4
令和7年度4663121.5
令和6年度4702821.7
令和5年度5423101.7
令和4年度5192562.0
全国の中学校技術科 倍率推移(過去5年間)

これほど低い倍率の教科は他にありません。技術の免許を持っている受験者にとっては、またとない絶好の機会です。

ただし、新学習指導要領でプログラミング教育が必修化されたことに伴い、試験でも情報分野に関する専門的な知識や指導力が問われます。

このチャンスを確実なものにするため、万全の対策で臨みましょう。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

中学校 家庭の倍率推移

中学校の家庭科教員も、理数系教科と同様に倍率の低下が続いており、令和7年度からは2倍を下回る低い水準となっています。

最新の令和8年度では1.6倍まで低下しており、専門知識や技能を持つ受験者にとって非常に有利な状況です。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度7974721.7
令和7年度7924161.9
令和6年度8744322.0
令和5年度8514411.9
令和4年度8573682.3
教員採用試験の倍率推移(中学校家庭)
  • 小中高一括、中高一括採用区分も含みます。

男女共同参画やSDGsの視点など、現代的な課題と密接に関連する家庭科の重要性は増しています。

倍率が低い今こそ、あなたの持つ専門性を教育現場で発揮する絶好の機会です。調理や被服などの実技試験対策をしっかり行い、このチャンスを掴み取りましょう。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

中学校 英語の倍率推移

小学校での英語教育の必修化に伴い、中学校の英語教員の需要も非常に高まっています。 その結果、倍率は5年間で一貫して下がり続け、かつて3.0倍だった倍率は、最新の令和8年度にはついに2.0倍という低い水準になりました。

英語教員を目指す人にとって、今が最大のチャンスと言っても過言ではありません。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度3,8281,9172.0
令和7年度4,1101,7722.3
令和6年度4,6941,8682.5
令和5年度4,8441,7182.8
令和4年度5,0871,7033.0
全国の中学校英語科 倍率推移(過去5年間)
  • 中高一括採用区分も含みます。

合格者数が5年間で増加し続けているのが大きな特徴です。

この傾向は今後も続くと考えられ、受験者にとっては有利な状況が続くでしょう。ただし、自治体によってはスピーキングテストや英語での面接など、高度な運用能力が求められます。

このチャンスを活かすためにも、4技能をバランス良く伸ばす対策が不可欠です。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

高等学校の倍率(教科別)

高等学校は、中学校よりもさらに教科の専門性が高くなるため、教科による倍率差が極端になるのが特徴です。

特に、地歴・公民や保健体育といった免許取得者が多い教科では、10倍を超えることも珍しくありません。一方で、工業・商業・農業といった専門高校の教科では、人材が不足しており、倍率が低くなる傾向が見られます。

ここではあなたの専門教科の倍率がどのくらいの難易度なのかを、一つひとつ詳しく見ていきましょう。

  • 令和8年度:札幌市、群馬県、富山県、山梨県、長野県、愛知県、香川県の結果を含まず
  • 令和7年度:富山県、山梨県、長野県、滋賀県の結果を含まず
  • 令和5年度:富山県の結果を含まず
  • 令和4年度:富山県の結果を含まず

高等学校 国語の倍率推移

高等学校の国語科教員は、かつては4倍を超える激戦区でしたが、近年は採用者数の増加もあり、倍率は大きく低下しています。

最新の令和8年度では2.7倍となり、3倍を下回る水準まで落ち着いてきました。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度1,4505462.7
令和7年度1,7645982.9
令和6年度2,1025533.8
令和5年度2,1805164.2
令和4年度2,2535604.0
全国の高等学校国語科 倍率推移(過去5年間)
  • 中高一括採用は含まず

令和7年度から3倍を切り、受験者にとっては追い風が吹いている状況です。しかし、中学校と比べて、大学入試を意識したより高度な専門知識や指導力が求められます。

現代文・古文・漢文を網羅した筆記試験対策を万全にし、このチャンスを掴みましょう。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

高等学校 地理歴史の倍率推移

高等学校の地理歴史科教員(世界史、日本史、地理)は、高等学校の教科の中で最も競争が激しい最激戦区の一つです。

5年前には7倍に迫るほどの高倍率でしたが、近年は受験者数の減少により低下傾向にあります。しかし、最新の令和8年度でも5.9倍という極めて高い水準であり、合格のためには盤石な対策が不可欠です。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度2,3474005.9
令和7年度2,4704355.7
令和6年度2,8174276.6
令和5年度2,8804276.7
令和4年度3,0504406.9
全国の高等学校地理歴史科 倍率推移(過去5年間)
  • 中高一括採用は含まず

令和7年度に一度5倍台まで下がりましたが、再び6倍近くまで上昇しており、依然として厳しい状況です。

免許取得者が多く、毎年多くの受験者が集まるため、共通テストレベルを遥かに超える専門的な知識が問われる筆記試験で、いかに高得点を取るかが合格の絶対条件となります。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

高等学校 公民の倍率推移

高等学校の公民科教員(政治経済、倫理)は、地理歴史と並び、高等学校で最も合格が難しい最難関教科です。

採用枠が全国でも100人に満たない年がほとんどで、必然的に倍率が極めて高くなります。近年は低下傾向にありますが、それでも合格の壁は非常に厚いのが現状です。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度580896.5
令和7年度621966.5
令和6年度731878.4
令和5年度719977.4
令和4年度755888.6
全国の高等学校公民科 倍率推移(過去5年間)
  • 中高一括採用は含まず

この教科の最大の特徴は、合格者数の少なさです。毎年全国で100人弱しか採用されないため、わずかな採用枠に多くの受験者が殺到します。

時事問題に関する深い洞察や、主権者教育を担うための指導力が問われる論述・面接試験で、他の受験生との明確な違いを示すことが合格の絶対条件です。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

高等学校 数学の倍率推移

高等学校の数学科教員は、かつて7倍近い超高倍率の時代もありましたが、近年は受験者数の減少に伴い、大幅な低下傾向にあります。

ただし、最新の令和8年度では合格者数が減少したことで4.8倍と前年度からわずかに上昇しており、中学校数学とは異なり、依然として5倍近い高い競争率であることには注意が必要です。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度2,3324874.8
令和7年度2,5515614.5
令和6年度2,9885625.3
令和5年度3,3195136.5
令和4年度3,4515136.7
全国の高等学校数学科 倍率推移(過去5年間)
  • 中高一括採用は含まず

5年間で倍率が約2ポイントも低下し、門戸は確実に広がっています。しかし、依然として合格できるのは5人に1人という厳しい現実があります。

大学入試問題に対応できる高度な数学力や、新課程で重視される統計分野などの指導力が問われるため、専門教科の対策に一切の妥協は許されません。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

高等学校 理科の倍率推移

高等学校の理科教員(物理、化学、生物、地学)は、数学と並んで倍率の低下が最も著しい教科の一つです。

かつては6倍を超える最難関教科の一つでしたが、採用数の増加などを背景に急速に倍率が低下し、最新の令和8年度にはついに4倍を下回る3.8倍となりました。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度1,6654353.8
令和7年度1,9444744.1
令和6年度2,3424814.9
令和5年度2,6273926.7
令和4年度2,9794646.4
全国の高等学校理科 倍率推移(過去5年間)
  • 中高一括採用は含まず

わずか2年で倍率が3ポイント近くも低下しており、理科教員を目指す受験者にとってはまたとないチャンスです。

しかし、物理・化学・生物・地学という幅広い専門知識に加え、新学習指導要領で重視される探究活動を指導する高度なスキルが求められます。

この大きなチャンスをものにするため、筆記・実験・面接の対策をバランス良く進めましょう。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

高等学校 音楽の倍率推移

高等学校の音楽科教員は、採用枠が全国でも非常に少ないため、年度による倍率の変動が激しく、常に高い競争率となる激戦区の一つです。

一時は7倍を超えることもありましたが、近年は5倍弱で推移しています。それでも、合格のハードルは非常に高い状況です。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度311644.9
令和7年度317664.8
令和6年度397527.6
令和5年度364536.9
令和4年度452686.6
全国の高等学校音楽科 倍率推移(過去5年間)
  • 小中・中高一括採用は含まず

毎年、全国で60名前後しか採用されないという狭き門です。そのため、わずかな採用枠に専門性の高い受験者が集まります。

筆記試験対策はもちろんのこと、ピアノや声楽、指揮などの高度な専門技能を問われる実技試験で、いかに他の受験生を圧倒できるかが合格の絶対条件となります。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

高等学校 美術の倍率推移

高等学校の美術科教員は、音楽と同様に採用枠が全国でも極めて少ないため、常に高い競争率となる激戦区の一つです。

かつては6倍を超えていましたが、近年は受験者数の減少によりやや落ち着き、5倍弱で推移しています。それでも、合格のハードルは非常に高い状況です。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度255524.9
令和7年度285594.8
令和6年度293496.0
令和5年度351556.4
令和4年度334526.4
全国の高等学校美術科 倍率推移(過去5年間)
  • 小中・中高一括採用は含まず

毎年、全国で50名前後しか採用されないという、非常に狭き門です。

専門性の高い実技試験では、デッサンやデザインなどの高度なスキルが求められます。

筆記試験で確実に得点した上で、ポートフォリオの準備や実技対策でいかに完成度の高さを示せるかが合否を分けます。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

高等学校 書道の倍率推移

高等学校の書道は、採用枠が全国でも30人前後と極端に少ないため、倍率が10倍近くになることもある最難関教科です。

専門性の高い受験者がわずかな採用枠を争う、非常に熾烈な競争が毎年繰り広げられています。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度242298.3
令和7年度218249.1
令和6年度284328.9
令和5年度3153110.2
令和4年度306466.7
全国の高等学校書道科 倍率推移(過去5年間)

この教科の最大の特徴は、合格者数の圧倒的な少なさです。全国でわずか30人程度の採用枠に、高い専門技能を持つ受験者が集結します。

筆記試験で高得点を取るのは当然として、全国レベルの展覧会で入賞するような、他者を圧倒する実技能力がなければ合格は厳しいでしょう。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

高等学校 保健体育の倍率推移

高等学校の保健体育科教員は、全教科の中で最も合格が難しい最難関教科です。

5年前には12倍を超え、その後も常に10倍を超えるという極めて高い倍率で推移しており、合格のためには他の受験者を圧倒するずば抜けた実力が求められます。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度4,03538910.4
令和7年度3,97039510.1
令和6年度4,38837011.9
令和5年度4,42536112.3
令和4年度4,63337312.4
教員採用試験の倍率推移(高校保健体育)
  • 小中・中高一括採用は含まず

受験者数が減少傾向にあるため倍率は若干下がっていますが、それでも10人に1人しか合格できないという現実は変わりません。

全国レベルでの競技実績を持つような優秀な受験者が集まるため、専門教養で満点を取るのはもちろんのこと、専門種目の実技試験でいかに抜きん出たパフォーマンスを発揮できるかが、合否を分ける最大のポイントです。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

高等学校 家庭の倍率推移

高等学校の家庭科教員は、5年前には4倍を超える競争率でしたが、近年は受験者数の減少と採用枠の増加により、倍率は明確な低下傾向にあります。

最新の令和8年度にはついに3倍を下回り2.9倍となり、専門性を活かしたい受験者にとってチャンスが広がっています。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度4271462.9
令和7年度4441503.0
令和6年度4511283.5
令和5年度5531433.9
令和4年度5371244.3
教員採用試験の倍率推移(高校家庭)
  • 小中・中高一括採用は含まず

5年間で倍率が大きく低下し、今がまさに狙い目の状況です。

新学習指導要領では、持続可能な社会の構築に向けた教育の重要性が増しており、家庭科の役割はますます大きくなっています。

調理や被服などの伝統的な実技に加え、消費生活や家庭経営に関する専門知識をアピールすることが合格の鍵となります。

高等学校 英語の倍率推移

高等学校の英語科教員も、他の多くの教科と同様に倍率の低下傾向が続いています。

かつては4倍に迫る競争率でしたが、最新の令和8年度には3倍を大きく下回る2.6倍まで低下し、英語教員を目指す受験者にとって大きなチャンスが到来しています。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度1,4325572.6
令和7年度1,6606122.7
令和6年度1,9225683.4
令和5年度2,0375863.5
令和4年度2,2825993.8
全国の高等学校英語科 倍率推移(過去5年間)
  • 小中・中高一括採用は含まず

5年間で倍率が1.2ポイントも低下しており、英語教員を目指す受験者にとっては絶好の機会です。

大学入試改革に伴い、4技能をバランスよく指導できる教員の需要はますます高まっています。自治体によっては、英検準1級レベルの英語力が求められることもあります。

この大きなチャンスを活かすため、高度な英語運用能力と指導力を示す準備をしましょう。

高等学校 農業の倍率推移

高等学校の農業科教員は、専門教員の確保が課題となっており、倍率は5年間で一貫して低下しています。

かつては4.0倍と高い競争率でしたが、最新の令和8年度には2.6倍まで低下しており、専門的な知識や技能を持つ受験者にとっては絶好の機会となっています。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度3851462.6
令和7年度4031372.9
令和6年度4681463.2
令和5年度5251433.7
令和4年度5471384.0
全国の高等学校農業科 倍率推移(過去5年間)

5年間で倍率が大きく低下し、今がまさに狙い目の状況です。

スマート農業やSDGsへの関心の高まりを受け、農業教育の重要性は増しています。

あなたの専門性を存分に発揮し、次世代の農業を担う人材を育てるという熱意をアピールすることが、合格への鍵となります。

高等学校 工業の倍率推移

高等学校の工業科教員は、ものづくりを支える専門人材の育成が急務とされており、教員の需要が高いことから倍率は明確な低下傾向にあります。

5年前には3倍近かった倍率が、最新の令和8年度には2.1倍という低い水準まで下がっており、専門技術を持つ受験者にとっては大きなチャンスです。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度6012912.1
令和7年度6863012.3
令和6年度8253382.4
令和5年度8463142.7
令和4年度9633302.9
全国の高等学校工業科 倍率推移(過去5年間)

5年間で倍率が大きく低下し、今がまさに狙い目の状況です。

AIやIoTといった先端技術に対応できる教員の需要は今後ますます高まります。あなたの持つ専門知識や現場での経験は、他の受験生にはない大きな強みになります。自信を持ってアピールし、このチャンスを掴み取りましょう。

高等学校 商業の倍率推移

高等学校の商業科教員は、高等学校の専門教科の中で最も倍率の低下が著しい教科の一つです。

5年前には6倍を超える最難関レベルでしたが、採用枠の拡大などを背景に倍率は半分以下にまで急落し、最新の令和8年度には3.2倍となりました。専門知識を持つ受験者にとって、まさに今が最大のチャンスです。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度7012183.2
令和7年度7261853.9
令和6年度8511954.4
令和5年度8441635.2
令和4年度9881576.3
全国の高等学校商業科 倍率推移(過去5年間)

5年間で倍率が3ポイント以上も低下しており、これほど劇的に状況が改善した教科は他にありません。

簿記や情報処理、マーケティングなど、実社会で役立つ専門知識を持つ教員の需要が高まっていることが背景にあります。

あなたの持つ専門性や実務経験は、大きなアドバンテージになります。この絶好の機会を逃さないよう、万全の対策で臨みましょう。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

高等学校 水産の倍率推移

高等学校の水産科教員は、設置されている高校が限られる非常に専門的な教科であり、有資格者も少ないため倍率は1倍台という極めて低い水準で推移しています。

受験者にとっては、全教科の中で最も合格に近い教科の一つと言えるでしょう。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度32211.5
令和7年度34231.5
令和6年度67351.9
令和5年度38182.1
令和4年度32181.8
全国の高等学校水産科 倍率推移(過去5年間)

これほど低い倍率で安定している教科は他にありません。

水産系の学部で専門知識を学んだ方や、関連業界での実務経験を持つ方にとっては、またとない絶好の機会です。

地域の水産業を担う次世代を育てるという明確なビジョンをアピールし、このチャンスを確実に掴み取りましょう。

高等学校 情報の倍率推移

「情報Ⅰ」の必修化に伴い、高等学校の情報科教員の需要は非常に高まっています。

その一方で、専門的な知識を持つ受験者が集まるため、倍率は4倍を超える高い水準で推移しており、人気の専門教科となっています。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度5481254.4
令和7年度6141514.1
令和6年度6701564.3
令和5年度6381474.3
令和4年度5491154.8
全国の高等学校情報科 倍率推移(過去5年間)

社会のデジタル化を背景に、情報科教員の重要性は今後ますます高まっていくことが予想されます。

プログラミングやデータサイエンスに関する専門知識はもちろん、情報モラルやセキュリティに関する指導力も問われます。

筆記試験だけでなく、模擬授業などを通じて実践的な指導力をアピールすることが合格の鍵となります。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

高等学校 福祉の倍率推移

高等学校の福祉科教員は、全国でも採用枠が非常に少ない、専門性の高い教科です。

そのため、年度によって倍率が大きく変動しますが、常に3倍前後の高い競争率が続いており、合格のためには専門知識に加えて現場での経験が大きな強みとなります。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度69262.7
令和7年度95323.0
令和6年度90243.8
令和5年度79292.7
令和4年度87263.3
全国の高等学校福祉科 倍率推移(過去5年間)

高齢化社会を背景に、福祉人材の育成は重要な課題です。

そのため、福祉科の教員には、介護やソーシャルワークに関する深い専門知識だけでなく、実習などを通じて生徒を指導する実践的な能力が求められます。

現場での実務経験を持つ受験者は、大きなアドバンテージとなるでしょう。

高等学校 看護の倍率推移

高等学校の看護科教員は、受験資格が看護師免許を持つ者に限られるため、受験者数が少なく倍率は1倍台という極めて低い水準で安定しています。

看護師としての臨床経験などを教育現場で活かしたい人にとっては、またとないチャンスと言えるでしょう。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度20111.8
令和7年度52301.7
令和6年度34201.7
令和5年度40221.8
令和4年度24131.8
全国の高等学校看護科 倍率推移(過去5年間)

倍率だけを見れば、最も合格に近い教科の一つです。しかし、この試験の受験者はすべて看護のプロフェッショナルです。

その中で、教員として次世代の看護人材を育成するための指導力や熱意をいかに示せるかが問われます。

あなたの臨床経験こそが、他の受験生にはない最大の武器になります。

特別支援学校教諭の倍率

インクルーシブ教育の推進などを背景に、特別支援学校の教員の需要は年々高まっています。

その結果、採用者数は増加傾向にあり、倍率は5年間で一貫して低下。最新の令和8年度には1.8倍という非常に低い水準になりました。

専門性と熱意を持つ受験者にとっては、またとない大きなチャンスです。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度6,4443,5221.8
令和7年度7,0483,6881.9
令和6年度7,8033,5772.2
令和5年度7,8013,2532.4
令和4年度8,5213,0552.8
全国の特別支援学校教員採用試験 倍率推移(過去5年間)

5年前には3倍近かった倍率が、ついに2倍を切り1倍台に突入しました。この傾向は今後も続くと予想され、受験者にとっては極めて有利な状況です。

ただし、子ども一人ひとりの特性に合わせた専門的な指導が求められるため、高い専門性と豊かな人間性が問われます。

この大きなチャンスを活かすため、万全の準備で臨みましょう。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

養護教諭の倍率

養護教諭は、各学校に配置される人数が限られるため、全校種・全教科の中で最も競争率が高い最激戦区の一つです。

特に最新の令和8年度では、受験者数の微増と合格者数の減少により、倍率が8.8倍と驚異的な高水準に急上昇しました。これは、受験者にとって非常に厳しい現実を示しています。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度9,8061,1148.8
令和7年度9,5341,2387.7
令和6年度9,4631,2257.7
令和5年度9,1201,3606.7
令和4年度8,9801,3326.7
全国の養護教諭採用試験 倍率推移(過去5年間)

5年間で倍率が2ポイント以上も急上昇しており、10人に1人しか合格できない、非常に厳しい競争環境です。

受験者がわずかな採用枠を奪い合うため、筆記試験での高得点はもちろん、保健指導や健康相談といった専門的な役割を果たすための、高いコミュニケーション能力や指導力が求められます。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

栄養教諭の倍率

栄養教諭は、養護教諭と並び、全校種・全教科の中で最も競争率が激しい最激戦区です。

特に最新の令和8年度では、合格者数が大きく減少した結果、10.8倍という極めて高い水準に達しました。これは、受験者にとって非常に厳しい現実を示しています。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度1,51614110.8
令和7年度1,6121699.5
令和6年度1,5821749.1
令和5年度1,6662098.0
令和4年度1,5831749.1
全国の栄養教諭採用試験 倍率推移(過去5年間)

5年間で合格者数が最も少ない水準まで減少しており、倍率が急激に跳ね上がっています。採用枠が非常に少ないため、わずか1つの枠を10人以上で争うという厳しい状況です。

献立作成や食に関する指導といった専門的な知識はもちろん、学校現場の健康教育を推進する強いリーダーシップと情熱が問われます。

▼自治体ごとの倍率は以下の記事でまとめています。

教員採用試験の倍率が低い県を受験するメリット・デメリット

  • 「なるほど、倍率が低いのはちゃんとした理由があるんだな」
  • 「じゃあ、やっぱり倍率が低い自治体を受験するのがお得ってこと?」

そう考えたくなりますよね。

もちろん、倍率が低いことには大きなメリットがありますが、一方で注意すべきデメリットも存在します。

ここでは両方の側面をしっかり理解して、あなたにとって本当にベストな選択ができるように準備しておきましょう。

メリット:合格の可能性を戦略的に高められる

まずは、何と言っても嬉しいメリットから見ていきましょう。

①筆記試験のボーダーラインが下がる傾向

倍率が低いということは、それだけライバルが少ないということです。

自治体や試験内容にもよりますが、一般的に筆記試験(教職教養・一般教養)の合格ラインが下がる傾向にあり、一次試験を突破しやすくなる可能性があります。

②面接や模擬授業でアピールするチャンスが増える

一次試験の通過者が増える分、二次試験以降の人物評価に力を入れている自治体が多いです。

筆記試験の点数がギリギリでも、面接や模擬授業でのアピール次第で大逆転できるチャンスが十分にあると言えるでしょう。

デメリット:採用後の勤務地や情報収集の課題

次に、少し注意が必要なデメリットです。

①へき地や離島への配属可能性がある

特に県単位での募集の場合、採用後に都市部から離れた山間部や離島の学校へ配属される可能性があります。

教員不足が深刻な地域から優先的に補充されるケースが多いためですね。「絶対に都市部で働きたい」という強い希望がある場合は、慎重に検討する必要があります。

②自治体独自の試験対策がしにくい

受験者数が少ない自治体は、大手予備校などでも対策講座が少なく、過去問や面接の情報が出回りにくい傾向があります。

その自治体の教育方針や求める人物像を、自分で公式サイトや教育振興計画を読み込んで研究する主体性が求められます。


このように、メリットとデメリットは表裏一体です。

ご自身の学力レベルやキャリアプラン、そして「どんな環境で教員として働きたいか」を総合的に考えて、後悔のない選択をしてくださいね。

まとめ|教員採用試験の倍率低下=簡単ではない

今回は教員採用試験の倍率について、最新の全国ランキング過去の倍率推移校種・教科別の倍率から倍率が低い自治体を受験するメリット・デメリットまで、かなり詳しく見てきましたね。

「倍率が低いから、あの自治体は合格しやすそうだ」と考えるのは早計です。 数字の裏側を正しく理解し、冷静に判断することが合格への鍵となります。

なぜなら、倍率の低さが必ずしも「試験の易しさ」を意味するわけではないからです。

  • 理由①:受験者のレベル
    • 東京都や大都市圏は、全国から優秀な受験者が集まる傾向にあります。倍率が低くても、合格ラインのレベルが高い競争になるケースは珍しくありません。
  • 理由②:採用予定人数の多さ
    • 退職者が多い大規模な自治体では、採用予定者数も多くなります。その結果、受験者数が多くても倍率は低く見えることがあります。
  • 理由③:試験問題の難易度
    • 倍率と、筆記試験や面接試験の難易度は直接関係しません。倍率が低い自治体でも、思考力を問う難易度の高い問題が出題されることもあります。

大切なのは、倍率の数字に一喜一憂することなく、「どの自治体で受験するにしても、合格者は必ず存在する」という事実です。

数字はあくまで参考とし、自身の筆記対策や面接対策に集中しましょう。

▼教員採用試験の内容や対策は以下の記事をご覧ください。

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