MENU
>noteでも有益情報を配信中!

【教員採用試験】中学校技術科の最新倍率と過去の推移(全国一覧)

【中学校技術】教員採用試験の倍率一覧
  • 「中学校技術の倍率はどのくらいなんだろう?」
  • 「中学校技術って、やっぱり合格するのは難しいのかな…」
  • 「複数の自治体で迷っているから、全国の倍率を比較して決めたい!」

受験先の情報を集める中で、このように考えている方も多いのではないでしょうか。

教員採用試験において「倍率」は、志望先を決めるための重要な指標のひとつですよね。

この記事では、過去5年間における「中学校 技術」の倍率を、全国66自治体すべて網羅してお届けします。

福永

福永です。Xnoteでも有益な情報を発信しています!


本記事の倍率について
  • 原則、各教育委員会が発表する『受験倍率(受験者数÷合格者数)』です。文部科学省が発表する採用倍率(採用者数ベース)ではありません。
  • 「夏選考」の倍率です。秋・冬の特別選考、大学3年選考などは含みません。
目次

【令和8年度】中学校技術の倍率は1.4倍

令和8(2026)年度の中学校技術の倍率は、全国平均で約1.4倍でした。

まずは、今回の試験データを分かりやすく整理します。

  • 受験者:390人
  • 合格者:272人

この390人の中から272人が合格しました。つまり、倍率は約1.4倍

  • 札幌市、富山県、山梨県、長野県、愛知県、香川県の結果は含んでいません。

全国の倍率一覧

次に、都道府県・政令指定都市ごとの詳しい結果をまとめました。

あなたが志望する自治体の倍率を確認してみましょう。

自治体受験者数合格者数倍率
北海道981.1
┗札幌市3
青森県422.0
岩手県221.0
宮城県422.0
┗仙台市431.3
秋田県111.0
山形県331.0
福島県651.2
茨城県13101.3
栃木県723.5
群馬県1772.4
埼玉県25171.5
┗さいたま市717.0
千葉県1491.6
東京都33311.1
神奈川県1181.4
┗横浜市961.5
┗川崎市641.5
┗相模原市632.0
新潟県00
┗新潟市221.0
富山県
石川県10
福井県331.0
山梨県
長野県
岐阜県551.0
静岡県651.2
┗静岡市20
┗浜松市632.0
愛知県
┗名古屋市851.6
三重県751.4
滋賀県942.3
京都府771.0
┗京都市971.3
大阪府19161.2
┗大阪市12101.2
┗堺市431.3
┗豊能地区111.0
兵庫県961.5
┗神戸市1262.0
奈良県632.0
和歌山県331.0
鳥取県
島根県212.0
岡山県541.3
┗岡山市313.0
広島県1061.7
山口県522.5
徳島県414.0
香川県
愛媛県761.2
高知県111.0
福岡県531.7
┗福岡市861.3
┗北九州市111.0
佐賀県00
長崎県111.0
熊本県313.0
┗熊本市422.0
大分県541.3
宮崎県111.0
鹿児島県961.5
沖縄県441.0
中学校技術の倍率一覧(都道府県・政令市別)

【教員採用試験】中学校技術の倍率推移

最新(令和8年度)の結果を把握したところで、次に過去の倍率がどのように推移してきたのかを確認しましょう。

長期的な視点と短期的な視点の両方から、難易度の傾向を掴んでいきます。

【全国平均】過去5年間の倍率推移

過去数年の推移を見ると、中学校技術の全体倍率は右肩さがりの傾向にあります。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度3902721.4
令和7年度4663121.5
令和6年度4702821.7
令和5年度5423101.7
令和4年度5192562.0
中学校技術の倍率推移

▼中学校技術の倍率を他教科と比較したい方は、こちらの記事を参考にしてください。

【自治体別】過去5年間の倍率推移

全国の倍率推移に続いて、ここでは都道府県・政令指定市ごとの過去5年間の倍率推移を一覧で見ていきましょう。

この表からは、全国平均とは異なる各自治体独自の動きが見て取れます。

あなたが受験を考えている自治体の倍率が上昇傾向にあるのか、それとも減少・安定しているのか、長期的な視点で確認することが重要です。

自治体R8R7R6R5R4
北海道1.11.81.31.61.3
札幌市3.02.82.33.0
青森県2.01.82.74.52.0
岩手県1.01.01.53.03.5
宮城県2.02.62.11.64.0
仙台市1.31.51.63.01.2
秋田県1.01.02.02.02.0
山形県1.02.52.01.01.0
福島県1.21.51.53.02.0
茨城県1.31.11.41.61.4
栃木県3.51.31.82.03.5
群馬県2.42.72.22.52.3
埼玉県1.51.21.61.41.6
さいたま市7.01.82.02.31.8
千葉県1.61.41.41.41.9
東京都1.11.21.31.41.4
神奈川県1.42.12.51.61.4
横浜市1.51.21.41.72.2
川崎市1.51.31.31.81.0
相模原市2.01.05.01.02.0
新潟県1.31.04.01.4
新潟市1.01.01.03.02.5
富山県1.0
石川県1.52.01.52.0
福井県1.02.02.01.71.7
山梨県2.02.04.0
長野県1.01.81.5
岐阜県1.01.01.02.01.7
静岡県1.21.31.73.01.8
静岡市2.03.04.0
浜松市2.01.32.02.01.5
愛知県1.53.01.51.8
名古屋市1.61.61.41.31.0
三重県1.43.02.52.82.8
滋賀県2.31.41.01.0
京都府1.01.01.32.02.0
京都市1.31.81.21.02.0
大阪府1.21.62.41.32.0
大阪市1.21.42.01.72.1
堺市1.31.01.52.07.0
豊能地区1.02.54.52.31.5
兵庫県1.51.31.41.61.8
神戸市2.01.51.41.83.7
奈良県2.02.02.01.73.0
和歌山県1.01.31.02.35.0
鳥取県1.01.01.01.0
島根県2.02.0
岡山県1.31.01.51.82.0
岡山市3.01.01.54.52.5
広島県1.71.31.81.92.8
山口県2.53.03.01.55.0
徳島県4.01.75.04.04.0
香川県1.33.03.01.7
愛媛県1.21.12.01.53.0
高知県1.02.01.02.03.0
福岡県1.71.31.51.31.8
福岡市1.31.51.51.31.0
北九州市1.02.01.01.01.5
佐賀県1.01.52.01.7
長崎県1.01.21.81.32.0
熊本県3.01.51.71.55.0
熊本市2.01.52.01.53.5
大分県1.31.01.01.0
宮崎県1.01.01.02.05.0
鹿児島県1.51.01.52.82.7
沖縄県1.01.01.21.34.0
教員採用試験 中学校技術の倍率推移(全国一覧)

【教員採用試験】中学校技術の倍率まとめ

今回は、令和8年度教員採用試験の中学校技術の倍率について、最新データと過去5年間の推移を分析しました。

全体として、受験者にとってはチャンスが広がっている状況と言えるでしょう。しかし、受験生の皆さんに最もお伝えしたいのは、「倍率という数字に一喜憂憂しすぎないこと」です。

高倍率であっても、合格基準をクリアし、教員としての資質を示した人が最終的に合格を掴み取ります。逆に、どれだけ倍率が低くても、準備不足や熱意の欠如が見えれば、容赦なく不合格となります。

特に中学校技術の教員には、専門的な知識やスキルはもちろん、一人ひとりの子どもに寄り添う強い熱意と覚悟が求められます。

最終的にあなたの合否を決めるのは、

  • 「なぜ、中学校技術の教員なのか」という揺るぎない情熱
  • 「なぜ、この自治体の技術に貢献したいのか」という明確な志望動機
  • そして、それらを裏付ける専門性の高い筆記・人物試験対策

これらを実行できたかどうかです。

この記事を参考に、ご自身のキャリアプランと照らし合わせながら、最適な受験戦略を立ててください。そして、残された時間で自分にできる最大限の準備を進めましょう。

皆さんが来年の春、希望の教壇に立ち、一人ひとりの子どもの可能性を最大限に引き出すサポートをしていることを心から願っています。

「来年度の教採こそは…」
そんな不安、今年で終わりにしませんか?

【教員採用試験】受講生の70%が1発合格!

筆記から面接まで、完全オンラインで「正規教員」への道を拓く専門塾


\ このサイト経由での申込限定 /

全国の教職過去問3年分プレゼント!

※現役講師・大学生・社会人、すべての教員志望者を歓迎します

目次