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【教員採用試験】中高数学の最新倍率と過去の推移(全国一覧)

数学科教員の倍率
  • 「私が受けたい自治体の倍率はどのくらいなんだろう?」
  • 「数学科の教員って、やっぱり合格するのは難しいのかな…」
  • 「複数の自治体で迷っているから、全国の倍率を比較して決めたい!」

受験先の情報を集める中で、こんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。

教員採用試験において「倍率」は、志望先を決めるための重要な指標のひとつですよね。

この記事では、過去5年間における「中学校 数学」と「高等学校 数学」の倍率を、全国66自治体すべて網羅してお届けします。

福永

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本記事の倍率について
  • 原則、各教育委員会が発表する『受験倍率(受験者数÷合格者数)』です。文部科学省が発表する採用倍率(採用者数ベース)ではありません。
  • 「夏選考」の倍率です。秋・冬の特別選考、大学3年選考などは含みません。
目次

【教採】中学校数学の倍率推移

ここでは、教員採用試験における「中学校 数学」の倍率推移をまとめています。

長期的な視点と短期的な視点の両方から、難易度の傾向を掴みましょう。

【全国平均】過去5年間の倍率推移

中学校数学の全体倍率は、右肩さがりの傾向にあります。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度4,2171,8222.3
令和7年度4,3631,6542.6
令和6年度5,2541,7323.0
令和5年度5,4851,6353.4
令和4年度5,6171,4923.8
教員採用試験の倍率推移(中学校数学)
  • 受験者数、合格者数には、中高一括採用を含む。
  • 令和8年度:札幌市、山梨県、富山県、長野県、香川県を除く。
  • 令和7年度:富山県、山梨県、長野県、滋賀県を除く。
  • 令和5年度:富山県を除く。
  • 令和4年度:富山県を除く。

【自治体別】過去5年間の倍率推移

全国の倍率推移に続いて、ここでは都道府県・政令市ごとの過去5年間の倍率推移を一覧で見ていきましょう。

この表からは、全国平均とは異なる各自治体独自の動きが見て取れます。

あなたが受験を考えている自治体の倍率が上昇傾向にあるのか、それとも減少・安定しているのか、長期的な視点で確認することが重要です。

自治体R8R7R6R5R4
北海道1.31.43.54.02.2
札幌市4.24.45.910.1
青森県1.52.22.32.23.5
岩手県2.62.73.94.14.4
宮城県4.73.12.71.63.8
仙台市3.14.56.39.43.1
秋田県2.73.53.97.33.8
山形県1.62.52.62.24.8
福島県2.72.03.84.815.4
茨城県1.62.13.92.61.8
栃木県2.95.06.58.93.8
群馬県2.22.42.82.93.4
埼玉県3.34.33.04.33.3
さいたま市4.69.85.74.94.1
千葉県2.22.32.23.23.3
東京都1.61.71.42.03.6
神奈川県3.02.93.33.95.6
横浜市2.23.55.23.73.1
川崎市1.41.82.62.93.9
相模原市3.05.85.28.85.4
新潟県1.42.33.53.65.1
新潟市1.82.34.43.95.3
富山県6.4
石川県2.42.94.84.85.0
福井県2.92.32.83.34.1
山梨県3.23.04.6
長野県4.16.24.3
岐阜県2.32.02.22.72.0
静岡県4.04.33.24.75.8
静岡市5.54.53.72.94.8
浜松市4.55.64.83.33.6
愛知県2.42.53.03.22.9
名古屋市4.54.18.44.43.8
三重県2.63.34.74.54.8
滋賀県3.63.14.25.7
京都府1.92.92.94.25.9
京都市3.03.48.17.113.3
大阪府1.63.05.13.63.3
大阪市1.52.02.24.03.1
堺市3.32.81.82.44.2
豊能地区4.83.83.34.37.0
兵庫県2.93.33.84.05.5
神戸市2.93.83.13.06.0
奈良県3.33.25.53.53.9
和歌山県3.55.14.04.03.9
鳥取県6.07.812.23.93.8
島根県1.83.13.34.22.6
岡山県4.64.45.06.55.6
岡山市6.65.07.54.54.4
広島県2.24.76.33.92.6
山口県1.82.12.43.85.1
徳島県4.75.97.27.46.4
香川県2.44.64.22.9
愛媛県2.21.51.51.92.5
高知県12.67.79.412.113.4
福岡県1.61.41.41.62.6
福岡市2.41.92.32.01.8
北九州市2.42.82.94.68.4
佐賀県1.21.01.41.41.9
長崎県2.42.23.32.94.5
熊本県1.21.41.31.71.8
熊本市1.41.41.63.03.2
大分県4.43.22.42.73.0
宮崎県2.04.64.83.64.2
鹿児島県1.11.31.41.53.0
沖縄県4.03.33.76.911.5
中学校数学の倍率一覧(教員採用試験)

【教採】高校数学の倍率推移

ここでは、教員採用試験における「高校 数学」の倍率推移をまとめています。

長期的な視点と短期的な視点の両方から、難易度の傾向を掴みましょう。

【全国平均】過去5年間の倍率推移

高校数学の全体倍率は、右肩さがりの傾向にあります。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度2,5085374.7
令和7年度2,5515614.5
令和6年度2,9885625.3
令和5年度3,2885196.3
令和4年度3,4485056.8
教員採用試験の倍率推移(高校数学)
  • 中高一括採用は中学校に計上。
  • 令和8年度:山梨県、長野県、香川県を除く。
  • 令和7年度:山梨県、長野県、滋賀県を除く。

【自治体別】過去5年間の倍率推移

全国の倍率推移に続いて、ここでは都道府県・政令市ごとの過去5年間の倍率推移を一覧で見ていきましょう。

この表からは、全国平均とは異なる各自治体独自の動きが見て取れます。

あなたが受験を考えている自治体の倍率が上昇傾向にあるのか、それとも減少・安定しているのか、長期的な視点で確認することが重要です。

自治体R8R7R6R5R4
北海道1.51.51.63.17.5
札幌市
青森県6.011.025.033.08.5
岩手県2.44.86.68.07.8
宮城県6.87.33.48.67.2
仙台市
秋田県9.522.09.011.521.0
山形県5.34.63.93.96.2
福島県8.710.511.840.522.0
茨城県4.22.96.45.45.1
栃木県4.88.08.17.64.6
群馬県5.54.55.05.87.1
埼玉県3.54.34.14.54.1
さいたま市
千葉県
東京都
神奈川県3.42.73.73.74.0
横浜市3.54.7
川崎市
相模原市
新潟県4.8
新潟市
富山県
石川県
福井県
山梨県6.023.012.0
長野県2.72.52.4
岐阜県7.88.010.83.86.8
静岡県5.44.65.55.25.4
静岡市
浜松市
愛知県3.12.83.99.816.1
名古屋市
三重県7.114.39.715.814.8
滋賀県4.42.97.98.9
京都府2.53.25.26.87.7
京都市5.86.59.011.09.5
大阪府5.04.86.66.84.8
大阪市
堺市
豊能地区
兵庫県5.03.85.65.66.1
神戸市
奈良県4.44.24.64.06.3
和歌山県2.75.86.36.0
鳥取県7.515.59.57.07.4
島根県8.09.215.025.023.5
岡山県8.96.77.27.27.4
岡山市
広島県3.86.57.17.08.2
山口県3.94.54.74.46.6
徳島県10.311.011.013.018.0
香川県5.817.09.79.0
愛媛県2.82.73.04.25.8
高知県40.04.111.86.66.4
福岡県8.54.86.69.210.1
福岡市6.312.0
北九州市
佐賀県3.73.75.58.78.5
長崎県2.13.34.110.05.5
熊本県3.64.64.411.015.7
熊本市
大分県5.44.99.311.811.4
宮崎県7.39.29.622.516.7
鹿児島県7.810.85.76.18.0
沖縄県12.615.718.817.723.6
高校数学の倍率一覧(教員採用試験)

【教採】中学校・高校数学の倍率まとめ

今回は、教員採用試験における中学校・高校数学の倍率推移を、全国のデータを元に詳しく解説しました。

大切なことは、「倍率という数字に一喜一憂しすぎないこと」です。

どれだけ倍率が高くとも、数学科教員としての高い専門性と教育への情熱をしっかりと示すことができれば、合格の道は開かれます。

逆に、倍率が低いからといって対策を怠れば、教員としての資質を疑われ、不合格になることも十分にあり得ます。

最終的にあなたの合否を決めるのは、

  • 「なぜ数学科の教員になりたいのか」という揺るぎない情熱
  • 「この自治体にどう貢献したいか」という明確なビジョン
  • そして、それらを裏付ける徹底した専門教科と人物試験対策

これらを実行できたかどうかです。

この記事のデータを参考に、ご自身の強みとキャリアプランに合った受験戦略を立て、来春の合格を掴み取ってください。


▼数学科の倍率を他教科と比較したい方は、こちらの記事を参考にしてください。

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