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【都道府県別】2024年度国語科教員(国語の先生)の倍率一覧

中学校や高校で国語科教員(国語の先生)になりたい!という夢を抱く方々が最初にぶちあたる壁、教員採用試験。

いったいどれくらいの倍率なのでしょうか?

先に結論をいうと、国語科教員(国語の先生)の倍率は3.1倍となっています(直近5年間の全国平均)。

本記事では、教員採用試験の国語科教員に焦点を当て、倍率を細かく紹介していきます。

全国の結果一覧を知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

目次

2024年度国語科教員の倍率は2.7倍

2024(令和6)年度教員採用試験における、国語科の倍率は全国平均で2.7倍です。

  • 受験者数:5,934人
  • 合格者数:2,215人
  • 受験倍率:2.7倍

※中学校と高校の合計

これは、2023(令和5)年度の2.9倍(過去最低)を下回っており、依然として低い倍率が続いています

採用年度受験者数合格者数受験倍率
20245,9342,2152.7
20236,30421382.9
20226,44019913.2
20216,82521303.2
20208,15322233.7
教員採用試験の倍率推移(国語科)
  • 各教育委員会の資料をもとに作成
  • 数値は実人数(受験者数÷最終合格者数)
  • 札幌市、富山県、長野県、滋賀県、香川県は除く(人数非公表)

校種別(中学校と高校)の詳細は次のとおり。

中学校国語科の倍率は2.3倍

2024(令和6)年度教員採用試験における、中学校国語科教員の倍率は全国平均で2.3倍でした。

これは、2023(令和5)年度の2.6倍(過去最低)を下回っており、依然として低い倍率が続いています

採用年度受験者数合格者数受験倍率
20243,9491,6862.3
20234,1421,6222.6
20224,2081,4542.9
20214,3371,5642.8
20205,0411,5773.2
教員採用試験の倍率推移(中学校国語科)
  • 各教育委員会の資料をもとに作成
  • 数値は実人数(受験者数÷最終合格者数)
  • 札幌市、富山県、長野県、滋賀県、香川県は除く(人数非公表)

高校国語科の倍率は3.8倍

2024(令和6)年度教員採用試験における、高校国語科教員の倍率は全国平均で3.8倍でした。

これは、2023(令和5)年度の4.2倍(過去最低)を下回っており、高校教員の中では低い倍率となっています。

採用年度受験者数合格者数受験倍率
20241,9855293.8
20232,1625164.2
20222,2325374.2
20212,4885664.4
20203,1126464.8
教員採用試験の倍率推移(高校国語科)
  • 各教育委員会の資料をもとに作成
  • 数値は実人数(受験者数÷最終合格者数)
  • 中高一括区分は中学校に集約

国語科以外の教科別倍率を知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

福永

続いて都道府県別の倍率を紹介します。

【都道府県別】国語科教員の倍率一覧

教員採用試験における国語科の倍率推移を全国一覧(都道府県別)にまとめています。

志望先の倍率はもちろん、興味のある自治体の倍率を確認してみましょう。

中学校国語科の倍率一覧

  • 青文字(自治体名)をタップすると受験者数や合格者数などの詳細ページにジャンプします。
自治体20242023202220212020
北海道1.72.82.32.72.3
札幌市3.03.73.53.1
青森県3.02.13.43.34.2
岩手県1.82.13.94.13.1
宮城県1.81.31.91.71.5
仙台市2.53.12.62.34.0
秋田県2.21.91.72.65.6
山形県1.31.31.31.21.2
福島県2.73.62.81.91.9
茨城県2.42.51.91.92.0
栃木県2.53.01.92.32.4
群馬県2.12.62.83.42.6
埼玉県2.83.53.63.85.0
さいたま3.82.82.42.72.9
千葉県2.02.53.32.32.0
東京都1.62.63.32.72.7
神奈川県2.22.02.32.22.8
横浜市3.52.52.73.22.8
川崎市2.03.23.65.62.5
相模原市2.53.63.03.84.0
新潟県1.41.62.31.54.9
新潟市2.32.02.12.12.6
富山県2.33.7
石川県1.82.42.32.12.5
福井県3.22.62.63.12.8
山梨県1.51.82.32.72.5
長野県2.22.73.3
岐阜県2.61.82.12.13.1
静岡県3.25.42.53.52.3
静岡市4.32.52.32.12.3
浜松市4.02.63.12.12.6
愛知県2.82.82.92.74.3
名古屋市4.32.83.32.73.8
三重県4.04.14.47.07.8
滋賀県2.02.12.2
京都府2.62.84.82.43.6
京都市6.45.86.45.65.5
大阪府3.52.63.23.23.4
大阪豊能3.15.26.64.94.9
大阪市2.52.13.72.04.1
堺市3.12.83.66.02.9
兵庫県2.82.72.63.24.9
神戸市3.12.14.83.24.1
奈良県4.42.83.03.43.3
和歌山県2.83.22.62.33.1
鳥取県3.23.42.43.92.9
島根県2.21.72.63.43.4
岡山県4.93.74.44.33.8
岡山市3.23.23.13.64.0
広島県2.73.42.41.62.2
山口県1.51.51.81.81.4
徳島県5.24.53.02.72.7
香川県1.92.12.42.8
愛媛県1.41.51.31.71.6
高知県10.86.77.111.26.6
福岡県1.31.31.41.72.5
福岡市2.41.71.61.83.8
北九州市3.82.83.93.22.1
佐賀県1.11.42.31.52.5
長崎県1.61.31.62.53.4
熊本県1.41.42.22.92.9
熊本市1.31.42.31.82.5
大分県2.32.32.52.83.1
宮崎県1.31.31.61.92.6
鹿児島県1.92.85.83.75.4
沖縄県3.45.110.810.49.1
教員採用試験の倍率一覧(中学校国語科)
  • 各教育委員会の資料をもとに作成
  • 数値は実人数(受験者数÷最終合格者数)
  • 「非」=非公表

高校国語科の倍率一覧

  • 青文字(自治体名)をタップすると受験者数や合格者数などの詳細ページにジャンプします。
自治体20242023202220212020
北海道1.71.65.33.54.2
札幌市
青森県5.520.013.06.65.8
岩手県3.85.35.07.07.8
宮城県2.84.11.92.13.1
秋田県5.35.717.011.56.0
山形県5.08.34.54.53.6
福島県9.416.313.713.011.7
茨城県2.34.23.12.02.2
栃木県3.35.16.04.23.5
群馬県3.87.419.07.012.3
埼玉県2.92.83.43.63.3
千葉県
東京都
神奈川県3.52.52.42.93.2
富山県
石川県
福井県
山梨県7.36.07.314.09.0
長野県4.83.74.0
岐阜県3.23.42.83.14.3
静岡県2.53.43.73.53.2
愛知県3.93.84.64.05.1
三重県6.15.67.616.310.2
滋賀県2.53.43.2
京都府4.94.32.33.05.9
京都市5.57.314.019.011.7
大阪府3.75.03.54.14.7
兵庫県3.44.43.36.25.9
神戸市
奈良県3.84.93.54.14.5
和歌山県3.73.03.35.84.0
鳥取県2.83.65.04.813.0
島根県6.84.84.35.66.4
岡山県4.55.74.04.77.7
広島県5.14.15.93.63.4
山口県4.17.75.42.74.5
徳島県6.87.77.89.713.3
香川県4.84.24.85.4
愛媛県3.92.43.33.54.3
高知県6.07.031.037.06.0
福岡県4.88.16.17.15.7
福岡市2.07.07.52.0
佐賀県4.03.35.310.05.7
長崎県1.82.43.63.64.3
熊本県2.54.28.315.511.7
大分県6.89.318.07.26.3
宮崎県3.54.25.826.04.5
鹿児島県5.214.011.39.59.0
沖縄県9.39.111.113.313.1
教員採用試験の倍率一覧(高校国語科)
  • 各教育委員会の資料をもとに作成
  • 数値は実人数(受験者数÷最終合格者数)
  • 「*」は中高一括(中学校に集約)、「非」=非公表

国語科教員の倍率は低いのか?

結論を言うと、国語科教員の倍率は低いです。

文部科学省の資料によれば、令和5年度教員採用試験の採用倍率は中学校4.3倍、高校4.9倍ほど。

中学校や高等学校については、全体として4.3倍、4.9倍の採用倍率を保っているものの、小学校と同様に既卒者の受験者数の減少が大きい(中学校1,940人減少、高等学校1,216人減少)。中学校の新卒受験者は前年に比べ401人増加したものの、全体の受験者数としては減少している。

令和5年度公立学校教員採用選考試験の実施状況のポイント

同年度の中学校国語2.6倍、高校国語4.2倍なので、全国平均と比べて低い結果となっています。

とはいえ、簡単に合格できるような甘い試験ではありません。最終合格するには、それなりの準備が必要です。

日程や試験内容を把握し、合格に向けて対策を始めましょう!

今回は以上です。

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