MENU
>noteでも有益情報を配信中!

【教員採用試験】中高保健体育の最新倍率と過去の推移(全国一覧)

教員採用試験(保健体育)の倍率 (1)
  • 「私が受けたい自治体の倍率はどのくらいなんだろう?」
  • 「保健体育科の教員って、やっぱり合格するのは難しいのかな…」
  • 「複数の自治体で迷っているから、全国の倍率を比較して決めたい!」

受験先の情報を集める中で、こんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。

教員採用試験において「倍率」は、志望先を決めるための重要な指標のひとつですよね。

この記事では、過去5年間における「中学校 保健体育」と「高等学校 保健体育」の倍率を、全国66自治体すべて網羅してお届けします。

福永

福永です。XInstagramnoteでも有益な情報を発信しています!


本記事の倍率について
  • 原則、各教育委員会が発表する『受験倍率(受験者数÷合格者数)』です。文部科学省が発表する採用倍率(採用者数ベース)ではありません。
  • 「夏選考」の倍率です。秋・冬の特別選考、大学3年選考などは含みません。
目次

【教採】中学校保健体育の倍率推移

ここでは、教員採用試験における「中学校 保健体育」の倍率推移をまとめています。

長期的な視点と短期的な視点の両方から、難易度の傾向を掴みましょう。

【全国平均】過去5年間の倍率推移

中学校保健体育の全体倍率は、右肩さがりの傾向にあります。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度8,9801,5495.8
令和7年度8,7101,3546.4
令和6年度9,6351,4466.7
令和5年度9,8951,2587.9
令和4年度10,1061,1498.8
教員採用試験の倍率推移(中学校保健体育)
  • 受験者数、合格者数には、中高一括採用を含む。
  • 令和8年度:山梨県、富山県、長野県、香川県を除く。
  • 令和7年度:富山県、山梨県、長野県、滋賀県を除く。
  • 令和5年度:富山県を除く。
  • 令和4年度:富山県を除く。

【自治体別】過去5年間の倍率推移

全国の倍率推移に続いて、ここでは都道府県・政令市ごとの過去5年間の倍率推移を一覧で見ていきましょう。

この表からは、全国平均とは異なる各自治体独自の動きが見て取れます。

あなたが受験を考えている自治体の倍率が上昇傾向にあるのか、それとも減少・安定しているのか、長期的な視点で確認することが重要です。

自治体R8R7R6R5R4
北海道2.24.47.59.412.1
札幌市7.47.77.05.67.7
青森県8.26.26.412.110.5
岩手県2.32.74.13.84.1
宮城県8.211.85.05.76.8
仙台市2.73.110.042.53.5
秋田県3.33.44.05.73.2
山形県8.82.93.810.28.3
福島県3.03.87.26.56.1
茨城県10.410.09.56.34.9
栃木県5.86.312.57.58.1
群馬県5.46.47.05.77.6
埼玉県6.36.38.07.77.3
さいたま市9.110.710.65.95.8
千葉県8.15.15.18.89.5
東京都5.44.73.96.29.7
神奈川県5.110.05.08.47.6
横浜市3.04.85.49.17.9
川崎市2.52.83.810.08.0
相模原市11.012.311.68.66.4
新潟県2.74.05.66.98.9
新潟市4.32.33.73.45.0
富山県9.2
石川県6.15.66.99.211.1
福井県8.910.09.29.017.3
山梨県5.56.39.0
長野県10.511.412.0
岐阜県13.516.39.29.87.4
静岡県15.312.018.69.39.2
静岡市8.04.96.36.37.7
浜松市18.323.214.213.611.1
愛知県7.78.18.712.913.5
名古屋市9.413.87.68.610.9
三重県7.110.111.19.69.1
滋賀県8.95.16.212.2
京都府3.77.814.88.113.4
京都市6.97.18.08.921.5
大阪府5.212.514.012.29.8
大阪市5.711.516.58.519.0
堺市8.317.88.48.615.5
豊能地区14.68.76.07.316.0
兵庫県14.312.29.210.913.1
神戸市6.66.715.316.218.4
奈良県12.612.115.912.012.3
和歌山県9.622.09.09.813.0
鳥取県13.015.710.29.23.7
島根県4.93.54.08.77.3
岡山県6.07.214.213.118.3
岡山市8.07.78.45.67.1
広島県9.48.47.26.26.7
山口県2.92.63.15.85.8
徳島県8.46.38.48.66.3
香川県3.46.88.44.6
愛媛県2.22.13.16.510.0
高知県4.911.921.516.610.0
福岡県5.94.84.55.86.4
福岡市5.28.78.83.66.7
北九州市8.96.29.416.215.4
佐賀県4.55.23.24.54.4
長崎県3.02.73.74.35.2
熊本県4.14.43.05.37.1
熊本市7.75.55.87.47.2
大分県8.36.87.74.87.9
宮崎県5.14.65.17.07.9
鹿児島県2.63.94.44.56.7
沖縄県13.724.39.724.324.6
中学校保健体育の倍率一覧(教員採用試験)

【教採】高校保健体育の倍率推移

ここでは、教員採用試験における「高校 保健体育」の倍率推移をまとめています。

長期的な視点と短期的な視点の両方から、難易度の傾向を掴みましょう。

【全国平均】過去5年間の倍率推移

高校保健体育の全体倍率は、右肩さがりの傾向にあります。

採用年度受験者数合格者数倍率
令和8年度4,03538910.4
令和7年度3,97039510.1
令和6年度4,38837011.9
令和5年度4,42536112.3
令和4年度4,63337312.4
教員採用試験の倍率推移(高校保健体育)
  • 中高一括採用は中学校に計上。
  • 令和8年度:山梨県、長野県、香川県を除く。
  • 令和7年度:山梨県、長野県、滋賀県を除く。

【自治体別】過去5年間の倍率推移

全国の倍率推移に続いて、ここでは都道府県・政令市ごとの過去5年間の倍率推移を一覧で見ていきましょう。

この表からは、全国平均とは異なる各自治体独自の動きが見て取れます。

あなたが受験を考えている自治体の倍率が上昇傾向にあるのか、それとも減少・安定しているのか、長期的な視点で確認することが重要です。

自治体R8R7R6R5R4
北海道5.43.97.65.013.5
札幌市
青森県18.032.020.546.538.3
岩手県8.411.811.511.613.0
宮城県
仙台市
秋田県17.016.014.319.318.3
山形県15.014.315.09.310.5
福島県31.527.024.343.050.0
茨城県19.420.727.228.413.9
栃木県17.015.813.828.717.2
群馬県6.710.411.024.340.0
埼玉県8.19.08.08.810.1
さいたま市
千葉県
東京都
神奈川県6.46.46.87.27.7
横浜市
川崎市
相模原市
新潟県12.7
新潟市
富山県
石川県
福井県
山梨県21.029.516.7
長野県18.319.318.8
岐阜県13.312.87.912.07.1
静岡県21.217.912.78.911.0
静岡市
浜松市
愛知県9.45.913.612.99.6
名古屋市
三重県26.715.531.725.817.7
滋賀県19.312.46.28.6
京都府5.57.47.18.211.3
京都市
大阪府9.511.616.121.48.9
大阪市
堺市
豊能地区
兵庫県13.412.69.111.712.4
神戸市
奈良県10.012.618.014.014.8
和歌山県
鳥取県44.022.018.323.57.6
島根県53.017.314.024.524.0
岡山県15.816.815.025.321.8
岡山市
広島県8.96.811.18.311.0
山口県5.210.08.39.610.0
徳島県7.813.221.316.820.3
香川県9.68.212.512.5
愛媛県4.65.811.810.015.5
高知県20.019.360.016.231.5
福岡県12.911.811.413.410.9
福岡市8.014.04.7
北九州市
佐賀県26.521.332.021.722.3
長崎県8.16.17.17.014.3
熊本県8.414.88.214.325.5
熊本市
大分県21.838.045.527.330.3
宮崎県10.88.117.323.019.0
鹿児島県13.530.024.517.321.3
沖縄県22.434.040.325.062.5
高校保健体育の倍率一覧(教員採用試験)

【教採】中学校・高校保健体育の倍率まとめ

今回は、教員採用試験における中学校・高校保健体育の倍率推移を、全国のデータを元に詳しく解説しました。

大切なことは、「倍率という数字に一喜一憂しすぎないこと」です。

どれだけ倍率が高くとも、保健体育科教員としての高い専門性と教育への情熱をしっかりと示すことができれば、合格の道は開かれます。

逆に、倍率が低いからといって対策を怠れば、教員としての資質を疑われ、不合格になることも十分にあり得ます。

最終的にあなたの合否を決めるのは、

  • 「なぜ保健体育科の教員になりたいのか」という揺るぎない情熱
  • 「この自治体にどう貢献したいか」という明確なビジョン
  • そして、それらを裏付ける徹底した専門教科と人物試験対策

これらを実行できたかどうかです。

この記事のデータを参考に、ご自身の強みとキャリアプランに合った受験戦略を立て、来春の合格を掴み取ってください。


▼保健体育科の倍率を他教科と比較したい方は、こちらの記事を参考にしてください。

目次