この記事では、堺市教員採用試験の教職教養と専門教科・科目の過去問をPDF形式で紹介しています。
教員採用試験の勉強を効率的に進めるには、最初のステップがとても大切です。その中でも特に重要なのが、「過去問を最初に解いておくこと」。
勉強を始める前に過去問に取り組むことで、出題傾向や難易度がつかめるため、無駄のない勉強計画を立てやすくなります。また、自分の苦手な分野が明確になり、重点的な対策にもつなげられます。
ではさっそく、堺市教員採用試験の過去問を見ていきましょう。どんな問題が出されているのか、実例から確認してみてください。
堺市教員採用試験の過去問
ここでは、堺市教員採用試験で実施される教職教養と専門教科・科目の問題と解答をまとめています。
各年度の問題を通じて、出題形式や難易度を確認し、効果的な勉強計画を立てていきましょう。
教職教養
教職教養の出題傾向や勉強方法を知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
専門教科・科目
専門教科・科目の問題は校種・教科によって異なります。志望する校種の問題を確認してください。
小学校
中学校
| 科目 | R7 | R6 | R5 | R4 | R3 |
|---|---|---|---|---|---|
| 国語 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 |
| 社会 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 |
| 数学 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 |
| 理科 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 |
| 音楽 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 |
| 美術 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 |
| 保体 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 |
| 技術 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 |
| 家庭 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 |
| 英語 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 | 問答 |
- 上の表で使用している「R7」「R6」などは、元号略記です。「R7」は2025年度採用試験(2024年夏実施)、「R6」は2024年度採用試験(2023年夏実施)を意味します。
養護教諭
他自治体の過去問も見たい方は、下記の記事も参考にしてください。
栄養教諭
他自治体の過去問も見たい方は、下記の記事も参考にしてください。
過去問に関するFAQ
堺市教員採用試験の過去問でよくある質問(FAQ)を紹介します。
Q1.過去問の解説はありますか?
堺市教員採用試験の過去問解説はありますか?
過去問の解説はありません。
解説がどうしても必要なら、協同出版の「過去問シリーズ」を活用しましょう!
このシリーズには、直近数カ年の実施問題全問とその解答および解説が収録されており、過去5年間の出題項目一覧表も利用できるので非常におすすめです。
Q2.過去問は何年分解けばいいですか?
堺市教員採用試験の過去問は何年分解けばいいですか?
勉強用として3年分、出題傾向の分析用として5〜10年分を目安に準備するのが効果的です。
3年未満では演習量が不足しやすく、逆に10年以上前の問題では制度や出題基準の変更により現行試験と乖離があるため、非効率になる可能性があります。
たとえば、令和4年12月に生徒指導提要が改訂されたため、それ以前の内容を中心に学習してしまうと、現行の指導観とずれた理解をしてしまうリスクがあります。
Q3.他自治体の過去問も使うべきですか?
堺市教員採用試験以外の過去問も解くべきですか?
はい、堺市教員採用試験以外の過去問も解きましょう。
なぜなら、他自治体で出題された類似問題が出る可能性があるからです。
たとえば、2024年度は「新しい時代の特別支援教育の在り方」から出題されましたが、同様のテーマが2023年度の愛媛県でも出題されています。


福永愛媛県(他自治体)の過去問を解いていれば、この問題の正答率は格段に上がったことでしょう。
このほかにも、最新の教育時事や出題頻度の低い分野を志望先の過去問だけでカバーするのは限界があります。
広範な出題範囲に対応できる力をつけることができるので、他自治体の過去問も有効活用しましょう。
対策は過去問の活用から始めよう
今回は堺市教員採用試験の過去問を紹介しました。
過去問は単なる実力確認のツールではありません。
出題傾向の把握・頻出テーマの確認・時間配分の感覚づくりなど、あらゆる面で“合格への設計図”となる極めて重要なツールです。
特に勉強を本格化させる段階で過去問に取り組むことで、試験全体の構成や難易度を可視化でき、戦略的に学習を進める土台が整います。
さらに、他自治体の過去問を活用することで、堺市だけではカバーしきれない分野や新傾向にも対応可能です。一歩先を見据えた対策を講じるうえでも、広範な視点からの学習が重要になります。
合格に向けた第一歩として、ぜひ本記事を参考に、過去問を最大限に活用しましょう!
全国の過去問について公開状況等が知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
面接試験の過去問も下記の記事で公開しています。あわせて確認しましょう!
