- 「東京都教員採用試験の教職教養って、どんな試験?」
- 「過去問はどこで手に入る?」
- 「何が出題されるの?」
この記事では、東京都教員採用試験「教職教養」の基礎データ・過去問・出題傾向をまとめています。
試験概要を確認したい方、過去問を入手したい方、どの科目が多く出題されるか知りたい方は、ぜひご活用ください。
▼専門教養の概要や過去問は以下の記事でまとめています。


【東京都教採】教職教養の概要
東京都教員採用試験の教職教養は、一次試験で実施される筆記試験です。
試験時間は60分、問題数は25問で、すべてマークシート形式で解答します。
| 対象校種 | 全校種共通 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 問題数 | 25問(必答) |
| 出題範囲 | ①教職科目 ②東京都に関する教育・施策(ローカル) |
| 解答方法 | 択一式(マークシート) |
| 配点 | 100点満点(1問4点) |
【東京都教採】教職教養の過去問
教職教養の過去問は、東京都教育委員会の公式サイトから過去2年分を無料でダウンロードできます。ただし、問題と正答のみで解説はありません。
解説付きで学習したい場合は、協同出版の「過去問シリーズ(赤本)」がおすすめです。
問題・解答(過去5年分)
以下のリンクから、過去5年分の問題と解答をダウンロードできます。
| 2025年実施 (令和8年度) | 問題・解答(PDF) |
|---|---|
| 2024年実施 (令和7年度) | 問題・解答(PDF) |
| 2023年実施 (令和6年度) | 問題・解答(PDF) |
| 2022年実施 (令和5年度) | 問題・解答(PDF) |
| 2021年実施 (令和4年度) | 問題・解答(PDF) |
【東京都教採】教職教養の出題傾向
東京都教員採用試験の教職教養は、「教職科目(24問)」と「ローカル:東京都の教育施策(1問)」の合計25問で構成されています。
科目ごとの出題数は以下のとおりです。
| 科目 | 2025年実施 (令和8年度) | 2024年実施 (令和7年度) | 2023年実施 (令和6年度) |
|---|---|---|---|
| 教育原理 | 9 | 7 | 8 |
| 教育法規 | 9 | 8 | 9 |
| 教育心理 | 5 | 6 | 4 |
| 教育史 | 1 | 2 | 2 |
| ローカル | 1 | 2 | 2 |
この表から分かる通り、東京都の教職教養は「教育原理」と「教育法規」で全体の約7割を占めています。
特に重要なポイントは以下の3点です。
- 学習指導要領:教育原理の中で最も出題頻度が高い
- 東京都独自の施策:教育ビジョンや施策大綱からの出題がある
- 一般教養:人文・社会・自然科学は試験範囲外
科目別・分野別の詳細な出題データは、以下の記事をご覧ください。


【東京都教採】教職教養のまとめ
本記事では、東京都教員採用試験の教職教養について、試験概要・過去問・出題傾向をまとめました。
- 試験概要
-
試験時間60分、問題数25問、マークシート形式で実施されます。
- 過去問
-
東京都教育委員会の公式サイトから、過去5年分を無料でダウンロードできます(問題と正答のみ)。
- 出題傾向
-
教育原理と教育法規で全体の約7割を占めます。教育心理は4〜6問、教育史とローカルは各1〜2問程度です。
▼試験概要や出題傾向がつかめたら、次は具体的な対策です。効率的な勉強法や参考書は、以下の記事で詳しく解説しています。


▼【東京都】教職教養以外の試験対策(小論文・面接)も忘れずにチェックしておきましょう。

