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【東京都教員採用試験】面接の過去問は?よく聞かれる質問と回答例

東京都教員採用試験の面接対策

東京都教員採用試験の内容は幅広く、筆記試験のほかに面接試験が第二次試験で実施されます。

本記事は、東京都教員採用試験の面接試験の過去問(質問)をまとめています。

早いうちに面接試験を理解し、攻略できるように準備を始めましょう。

目次

【東京都教員採用試験】面接試験の過去問は?

東京都教員採用試験で過去に出題された質問を抜粋して紹介します。

面接票に基づく質問

  • 東京都の志望理由は何ですか?
  • 東京都の魅力は何ですか?
  • 教育実習では何を学びましたか?
  • 東京都の教育施策「誰一人取り残さない」実現のためにはどうしますか?
  • これまでに成し遂げた経験はありますか。また、それをどう活かしますか?
  • 困りごとは誰に相談しますか?
  • 考えの合わない人とはどうやって接しますか?
  • 教師はいつから目指していますか?
  • 得意分野は何ですか?
  • 指導できる部活はありますか?
  • 経験したことがない部活動の担当をお願いされたらどうしますか?
  • 東京都が求める教員像をいくつ知っていますか?
  • 子どもたちにどうやって成功体験を積ませていきますか?
  • 東京都と他府県で違う点は何がありますか?
  • 保護者対応で不安なことはありますか?
  • 保護者との信頼関係をつくるうえで大切にしたいことは何ですか?
  • モンスターペアレントといわれる保護者がいた場合,どのように対応しますか?

場面指導に基づく質問

  • 授業中に騒ぐ生徒に指導したところ奇声を上げてしまいました。どうように対応しますか?
  • 顔にあざのようなものができた生徒がいます。どのように対応しますか?
  • 生徒からLINEの交換をしてほしいと言われたらどう対応しますか?
  • あなたが担当している部活動がうるさいと地域住民からクレームがあったらどう対応しますか?
  • あなたの隣のクラスがとても汚れています。どう対応しますか?
  • ある生徒から相談を受けました。その子の手首にはリストカットの後があります。どう対応しますか?
  • いじめの加害生徒へどのように対応しますか?
  • いじめの加害生徒への保護者へどのように対応しますか。その際、配慮することは何ですか?
  • 遠足のグループ決めで、友達と同じグループになれなかったから行きたくないと言っている子供にどう対応しますか?
  • クラスで盗難があったらどう対応しますか?
  • クラスの子が虐待されているたらどう対応しますか?
  • クラスの様子が分からないという親にどう対応しますか?
  • グループワークで積極的になれない子へどのように支援しますか?

この他にも下記記事で過去の質問をまとめています。

【東京都教員採用試験】面接試験でよく聞かれる質問と回答例

教員採用試験の面接では、自己PRや志望動機に関する質問が数多く問われています。その中でも、必ず聞かれると言っても過言ではない質問とその模範解答例を紹介します。

1.教員になりたい理由は何ですか?

質問の意図この質問は、あなたの動機や教育に対する情熱を確認するために行われます。なぜ教職を選んだのか、その背景にある経験や価値観を理解しようとしています。
模範解答例私が教員を志望する理由は、子どもたちの成長に直接関わり、彼らの学びをサポートしたいと強く感じたからです。特に、自分が困難を乗り越えた経験を活かして、生徒一人一人が持つ可能性を引き出し、自信を持って未来に向かって進んでいけるよう支援したいと思っています。
追加質問例・教員を目指すきっかけとなった具体的なエピソードを教えてください。
・教員以外の職業を考えたことはありますか?それは何ですか?
・あなたが影響を受けた教師や教育者について教えてください。

2.あなたの強みと弱みは何ですか?

質問の意図この質問は、自己認識の深さや自己改善の姿勢を見極めるために行われます。自分の強みを活かしてどう貢献するか、弱みをどのように克服するかを知りたいと考えています。
模範解答例私の強みは、コミュニケーション能力と忍耐力です。大学のゼミ活動でグループのリーダーを務め、メンバー間の意見調整やプロジェクト管理を行った経験があります。一方、私の弱みは完璧主義なところがあり、時折細部にこだわりすぎてしまうことです。しかし、この点を改善するために、優先順位を意識しながら効率的に仕事を進めるよう努めています。
追加質問例・コミュニケーション能力を活かして成功した具体的な事例を教えてください。
・どのようにして自分の弱みを改善しようとしていますか?
・他の人からどのようなフィードバックを受けていますか?

3.教育実習で学んだことは何ですか?

質問の意図この質問は、実践的な経験から何を学び、どのように成長したかを知るために行われます。教育現場での具体的な学びや適応力を評価したいと考えています。
模範解答例教育実習では、教科指導だけでなく、生徒との信頼関係の構築がいかに重要であるかを学びました。実習中に、生徒一人一人の理解度や興味に合わせた授業を工夫することで、生徒たちの積極的な参加を引き出すことができました。また、指導教員からのフィードバックを通じて、自分の指導方法を見直し、改善することの大切さを実感しました。
追加質問例・実習中に特に印象に残った生徒やエピソードは何ですか?
・実習で経験した困難な状況とその対処法を教えてください。
・実習後に自分の指導方法をどのように改善しましたか?

4.あなたが目指す理想の教師像を教えてください。

質問の意図この質問は、あなたの教育哲学や価値観、将来のビジョンを理解するために行われます。どのような教師を目指し、どのように生徒をサポートするかを知りたいと考えています。
模範解答例私が目指す理想の教師像は、生徒一人一人の個性や可能性を尊重し、彼らが自信を持って成長できるようサポートする教師です。常に生徒の立場に立ち、彼らの悩みや疑問に寄り添いながら、学びの楽しさを伝えたいと考えています。また、自らも学び続け、教育の現場で最新の知識や技術を取り入れることで、生徒たちにとってより良い環境を提供していきたいと思います。
追加質問例・あなたが理想とする教師像を具現化するために具体的にどのような行動を取りますか?
・理想の教師像に近づくために現在行っている自己研鑽は何ですか?
・理想の教師像に影響を与えた教育者や書籍などがあれば教えてください。

5.教師として直面する課題にどう対処しますか?

質問の意図この質問は、現実的な問題解決能力や対処法を評価するために行われます。あなたの適応力や柔軟性、協調性を確認したいと考えています。
模範解答例まずは柔軟な対応力と問題解決能力を磨くことが重要だと考えています。また、先輩教師や同僚との連携を密にし、困難な状況でもチームで支え合いながら解決策を見つける姿勢を持ち続けたいです。さらに、自身のスキル向上のために、研修や自己学習を積極的に行い、常に成長し続けることを心がけます。
追加質問例・具体的な課題に直面した経験とその解決方法を教えてください。
・保護者とのコミュニケーションで重要だと思うポイントは何ですか?
・教師として成長するために、どのような研修や学習活動に参加したいですか?

この他にもよくある質問と模範回答例を下記記事で解説しています。

【東京都教員採用試験】面接試験に関するFAQ

面接試験の時間はどれくらいですか?

東京都教員採用試験の面接試験は、1人40分の面接を行います(2024年度の場合)。

集団面接が廃止となり、より人物面を評価するという方針なのできちんと面接対策をすることが大事です。

面接試験で面接官は何人いますか?

東京都教員採用試験の面接試験は、面接官3人で行われます。

3人の面接官にはそれぞれが質問してくるので、質問者の方向を見ながら回答しましょう。

面接試験はどのような流れで行われますか?

東京都教員採用試験の面接は次のような流れで行われます(2024年度の場合)。

STEP
待機~移動

控室に集合後、自分の番が始まる20分前になったら試験教室へ移動する。

STEP
入室~着席

面接官の合図が合ったらノックして入室、荷物を置いて着席します。

その後、氏名と受験番号を伝えたら面接が始まります。

STEP
面接官Aの質問

主に面接票に記載した内容についての質疑応答

STEP
面接官Bの質問

主に教科指導についての質疑応答

STEP
面接官Cの質問

実際の学校現場や教育上問題になっている事例に対する質疑応答

STEP
退室

終了後、荷物を持って退室(終了)

  • 面接官BとCは順序が逆になることがあります。

面接票はどんな内容ですか?

東京都教員採用試験の面接票は、「東京都の教員を志望する理由」や「教育公務員として都民の期待や信頼に応えるために重視していくこと」など幅広いです。

東京都教員採用試験の面接票(2024年度)
東京都教員採用試験の面接票(2024年度)

東京都教員採用試験 面接票サンプル(PDF)

  • 面接票サンプルは、実際のデータをもとに復元しています。参考までにご活用ください。

この面接票は、面接試験で使用される資料です。実際の試験では、提出する面接票に基づいて過去の経歴や経験、志望動機や今後の抱負など幅広く聞かれているので、わかりやすくアピールできる内容を作成しなくてはいけません。

詳しい書き方やポイントは下記記事を参考にしてください。

面接対策はいつから始めればいいですか?

結論から言うと、面接練習を始める時期は早ければ早いほど良いと覚えておいてください。東京都教員採用試験の勉強を開始したタイミングから始めてもOKです。

というのも、東京都教員採用試験の倍率が低下しているため、筆記試験よりも面接試験の重要度が増しているからです。なので、筆記試験の合格発表後に、少し面接練習をしたくらいでは高評価をもらうことができません。

面接練習を早めに行っていけば、必ず面接の通過率は上がっていきます。頑張って筆記試験を突破したのに、あと一歩で落ちるのは悔しいですよね。そんな思いをしないように準備をはじめましょう。

詳しい対策方法やポイントは下記記事を参考にしてください。

【東京都教員採用試験】面接試験の対策を早めに始めよう!

東京都教員採用試験に合格するには、面接試験の攻略が必要不可欠です。

対策となれば、筆記試験ばかりに気を取られがちですが、どれだけ筆記試験で点数を取れても、面接試験の評価が悪いと最終合格できません。

面接対策の基本は「予想される質問を知り、ベストな回答を準備する」ことです。今までの経験を思い返して、自信を持って答えられるように準備を始めましょう。

今回ご紹介させていただいたのはほんの一例ですが、ぜひ取り入れていただければ幸いです。

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