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愛知県教員採用試験の過去問はダウンロードできる?入手方法と活用法

愛知県教員採用試験の過去問

過去問で出題傾向をつかみ、志望先にあわせた対策を行う」のが、受験勉強のセオリーです。

本記事では、愛知県教員採用試験の過去問や入手方法を紹介します。

出題傾向を知り、効率よく勉強を進めるためには過去問が必要です。過去問を受験勉強の指針として、上手に活用しましょう。


本記事は過去問の内容に特化しています。愛知県教員採用試験の全体像や傾向は、下記の記事で詳しくまとめているので確認してみてくださいね。

目次

愛知県教員採用試験の過去問

愛知県教員採用試験の過去問をまとめています。

教職・一般教養

愛知県教員採用試験の教職・一般教養の過去問(問題と解答)をまとめています。ぜひ、活用してください。

2024年度教職・一般教養の問題・解答(PDF)
2023年度教職・一般教養の問題・解答(PDF)
2022年度教職・一般教養の問題・解答(PDF)
愛知県教員採用試験 教職教養の過去問

小論文

2025年実施(令和8年度採用)

問題 次の表は、自律性・積極性と心身の疲労感の関係についての全国調査からの抜粋である。この表からあなたは何を読み取るか。また、それを踏まえて、あなたは教員としてどのような教育を心がけたいか。900字以内で述べよ。

愛知県論文
自律性と心身の疲労感の関係
愛知県論文
積極性と心身の疲労感の関係

出典 「青少年の体験活動等に関する意識調査(令和元年度調査)」報告書 国立青少年教育振興機構 令和3年3月

調査期間 令和2年1月14日〜4月16日

調査対象 全国の公立小学校4〜6年生、公立中学校2年生、公立全日制高等学校2年生(回収数 14,477回答)

2024年実施(令和7年度採用)

問題 次の文章を読んで、この筆者の考えをあなたはどうとらえるか。また、それを踏まえて、あなたはどのような教員になりたいと考えるか。900字以内で述べよ。

 長い間、小学校の教師をしていた私は、子どもたちや親、さらに同僚から、何度も「先生」と呼ばれてきました。大人たちは、はっきり伝えたいことがあって呼びかけてきますが、子どもたちは忙しく走り回る先生に気を遣いながら、何かを尋ねたり、許可を得たりする時に「先生」と呼びかけてきます。大人のように話したいことを、そう簡単に表現しているとは限らないのが子どもです。乱暴なことばや裏返しのことば、言葉にはならないことばで思いを伝えようとしていることがたびたびでした。

 一人ひとりの言動の裏にある心の声は、聴こうとしないと聴くことはできず、見ようとしないと見ることはできません。 教育の仕事は、子どもたちの言動の裏に隠された一人ひとりの思いや願いを、その社会的な背景や生活も含めて深く理解することなしには成り立たないと思っています。そして、子どもたちの柔らかい胸の内を丁寧に感じとろうとする教師のアンテナは、「先生」と呼ばれ続けるなかで磨かれていくのではないでしょうかと思っています。

(池上彰編『先生!』より 渡辺淳子著『ことばの裏にある子どもの声を聴く』を抜粋)

2023年実施(令和6年度採用)

問題 次の表は、インターネットの利用状況についての全国調査(注)からの抜粋である。この表からあなたは何を読み取るか。また、それを踏まえて、あなたは教員としてどのような教育を心がけたいか。900字以内で述べよ。

愛知県教員採用試験の論文課題2024

2022年実施(令和5年度採用)

問題 次の文章を読んで、 この筆者の考えをあなたはどうとらえるか。 また、 それを踏まえて、あなたはどのような教員を目指したいと考えるか。 900字以内で述べよ。

 答えは確かに〈ある〉。それが初等中等教育における「問題」の大前提である。そして先生はその答えを知っている。その正しい答えに、どうしたら自分たちも到達できるだろうか。先生が知っているはずの答えと自分のが一致すれば正解で、違っていればバツ。それが入学試験も含めて、高校までの試験の問題であった。 考えてみると、これは怖(こわ)いことではないか。なぜなら、小学校から高校まで、誰もが一貫して、問題には必ず答えがあるということを前提とし、正解は必ず一つであると思い込んできたのだから。教師の側も、答えが二つも三つもある問題は避けてきただろうし、答えのない問題は出しようがなかった。 どこかに正解があって、その正解は自分が知らないだけであって、誰かが(たぶん誰か偉い人が)知っていると、頭から思い込んでいること、その呪縛のまま、大学においても同じスタンスで教育を受けて、そして社会に出ていく。そんな社会人ばかりが増えていくと考えることは怖(おそ)ろしいことではないか。

(永田和宏著『知の体力』より)

小論文の傾向や書き方が知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

個人面接

愛知県教員採用試験の個人面接の過去問(質問)をいくつか抜粋して紹介します。

  • 志望動機を述べよ。
  • なぜ小学校(校種)を志望したのか。
  • 教員として働く上で何を大切にしたいか。
  • これまでの経験で最も大変だったことは何か。
  • ストレス解消法を述べよ。
  • 長所と短所を述べよ。
  • 友人関係で大切にしていることは何か。
  • 合格したら採用まで何をしたいか。
  • 保護者対応で気をつけることは何か。

愛知県教員採用試験の過去問に関するFAQ

愛知県教員採用試験の過去問でよくある質問(FAQ)を紹介します。

愛知県教員採用試験の過去問解説はありますか?

愛知県教員採用試験の過去問解説はありません

解説が必要な方は、愛知県の教員採用試験「過去問」シリーズ(協同出版)を活用しましょう。

直近数カ年の実施問題全問と解答および解説を収録しています。また、過去5年間の出題項⽬⼀覧表も使えるのでオススメです。

愛知県教員採用試験の過去問は何年分解けばいいですか?

愛知県教員採用試験の過去問は3年〜5年分解けばいいでしょう。

3年以下だと演習量としては物足りませんし、逆に多すぎても制度の改訂などで、間違った知識を覚えかねないからです。

たとえば、令和4年12月に生徒指導提要の改訂がありました。極端な話、令和5年度より前の問題を勉強してもあまり意味がないのです。

なお、勉強用ではなく出題傾向をつかむために過去10年程度は準備できると良いです。

したがって、勉強用に3年分、分析用に5~10年分を目安に揃えてください。

愛知県教員採用試験以外の過去問も解くべきですか?

はい、愛知県教員採用試験以外の過去問も解きましょう

なぜなら、他自治体で出題された類似問題が出る可能性があるからです。

たとえば、2024年度は「教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律」から出題されましたが、同様のテーマが2023年度の鹿児島県や奈良県でも出題されています。

愛知県教員採用試験の問題(2024年度)
愛知県教員採用試験の問題(2024年度)
鹿児島県教員採用試験の問題(2023年度)
鹿児島県教員採用試験の問題(2023年度)
福永

鹿児島県(他自治体)の過去問を解いていれば、この問題の正答率は格段に上がったことでしょう。

このほかにも、最新の教育時事や出題頻度の低い分野を志望先の過去問だけでカバーするのは限界があります

広範な出題範囲に対応できる力をつけることができるので、他自治体の過去問も有効活用しましょう。

愛知県教員採用試験 過去問はダウンロードできるのか?

愛知県教員採用試験の過去問は、ホームページで公開されていないためダウンロードすることはできません。

愛知県教員採用試験の過去問を入手するには、自治センターでコピーする方法があります。

より手軽に問題と解説を入手したい場合は、愛知県の教員採用試験「過去問」シリーズ(協同出版)を利用するのもオススメです。このシリーズには出題分析表も掲載されており、効果的な学習が可能です。

過去問を解くことで、今の自分に足りない力や苦手な分野などが見えてきます。早いうちから過去問に触れ、受験勉強の指針を考えてみましょう。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


愛知県以外の過去問も見たい方は、下記の記事を参考にしてください。

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