東京都教員採用試験の面接対策、何を準備すればいいか正直わからない…という方は多いと思います。
「面接練習はしているけど、これで合ってるのかな」
「どんな質問が聞かれるんだろう…。」
「面接票って何を書けばいいの?」
そんな不安を抱えたまま試験当日を迎えるのは避けたいですよね。
この記事では、面接試験の概要や過去問(質問)から、面接票の作成ポイントまで、東京都の面接対策に必要な情報を網羅的にまとめています。
試験の全体像を正しく理解して、合格への戦略を立てるための資料として活用してください。
東京都教員採用試験|面接試験の概要
東京都教員採用試験の面接試験は、第2次選考で行われます。
志望動機や教育課題への考え方、これまでの経験の語り方から、教員としての資質・能力、知識、経験などを評価・判断します。
面接試験の概要は次のとおりです。
| 実施形式 | 個人面接 |
|---|---|
| 試験時間 | 30分程度 |
| 面接官 | 3人 |
| 評価基準 | 教職への理解 教科等の指導力 対応力 将来性 心身の健康と人間的な魅力等 |
| 当日の流れ | 控室で待機(グループ分けの説明・面接票の確認と回収) 各グループごとに試験室へ移動 待機後、試験官の指示で入室 荷物を置き、受験番号・氏名を伝えて着席 面接開始 |
形式はオーソドックスですが、質問の幅は広く、志望動機・指導観・対応力など、さまざまな角度から問われるのが特徴です。
一つの質問に対して深掘りされることも多く、その場しのぎではなく、自分の考えを整理しておきましょう。
東京都教員採用試験|面接試験の過去問(質問)
東京都教員採用試験の面接試験で、実際に聞かれた質問をまとめています。
ここに掲載しているのは、多くの受験者が聞かれている頻出質問です。つまり、誰でも聞かれる可能性がある質問といえます。
主な過去の質問は以下のとおりです。
面接票に基づく質問項目
- 自己PRを30秒でしてください。
- 東京都の志望理由は何ですか?
- 東京都の魅力は何ですか?
- 教育実習では何を学びましたか?
- 東京都の教育施策「誰一人取り残さない」実現のためにはどうしますか?
- これまでに成し遂げた経験はありますか。また、それをどう活かしますか?
- 困りごとは誰に相談しますか?
- 考えの合わない人とはどうやって接しますか?
- 教師はいつから目指していますか?
- 得意分野は何ですか?
- 指導できる部活はありますか?
- 経験したことがない部活動の担当をお願いされたらどうしますか?
- 東京都が求める教員像をいくつ知っていますか?
- 子どもたちにどうやって成功体験を積ませていきますか?
- 東京都と他府県で違う点は何がありますか?
- 保護者対応で不安なことはありますか?
- 保護者との信頼関係をつくるうえで大切にしたいことは何ですか?
- モンスターペアレントといわれる保護者がいた場合、どのように対応しますか?
場面指導に基づく質問項目
- 授業中に騒ぐ生徒に指導したところ奇声を上げてしまいました。どのように対応しますか?
- 顔にあざのようなものができた生徒がいます。どのように対応しますか?
- 生徒からLINEの交換をしてほしいと言われたらどう対応しますか?
- あなたが担当している部活動がうるさいと地域住民からクレームがあったらどう対応しますか?
- あなたの隣のクラスがとても汚れています。どう対応しますか?
- ある生徒から相談を受けました。その子の手首にはリストカットの痕(あと)があります。どう対応しますか?
- いじめの加害生徒へどのように対応しますか?
- いじめの加害生徒の保護者へどのように対応しますか。その際、配慮することは何ですか?
- 遠足のグループ決めで、友達と同じグループになれなかったから行きたくないと言っている子供にどう対応しますか?
- クラスで盗難があったらどう対応しますか?
- クラスの子が虐待されていたらどう対応しますか?
- クラスの様子が分からないという親にどう対応しますか?
- グループワークで積極的になれない子へどのように支援しますか?
質問内容を見ると、自己PRや志望動機に関する内容が多くを占めていることが分かります。自分の強みや経験をどのように教員として活かすのか、志望理由と一貫して説明できるかが重要です。
また、質問内容は面接票によって大きく変わります。事前に自分の考えと具体的なエピソードを整理しておきましょう。
なお、より多くの質問項目や模範回答は「【東京都】面接で落ちないための対策|回答の作り方+過去問+添削サポート」で詳しく解説しています。
東京都教員採用試験|面接票の作成ポイント
東京都教員採用試験では、二次試験のときに面接票(面接カード)を提出します。
この面接票は面接のときに、面接官が手元に置いて使用する資料です。そして、面接での質問はここに書いた内容をもとに展開されます。
具体的な内容は以下のとおりです。




面接票を作成するときは、以下を整理しておくことがポイント。
- ①自分の経験を棚卸しする
-
部活動・ボランティア・アルバイト・教育実習など、これまでの経験を書き出しましょう。
記入欄を埋めるためではなく、面接で話せる内容を確認するために行ってください。
- ②東京都の教育方針を確認する
-
志望理由に東京都の教育施策や方針を盛り込むためには、事前のリサーチが必要です。
東京都教育委員会が公表している資料を確認して、自分なりに解釈(言語化)しておくといいでしょう。
- ③志望理由の骨格を先に決める
-
志望理由及び自己PRは、いきなり書き始めると内容がまとまりにくいです。
「なぜ教員か」「なぜ東京都か」「自分の強みは何か」の3点を先に整理してから記入してください。
面接票を作成したら必ず第三者に確認してもらいましょう。
自分では気づけない表現のクセや伝わりにくい箇所は必ずあります。書き上げたら誰かに読んでもらうことが重要です。
なお、面接票の書き方や志望動機・自己PRなどの相談をしたい方は「【東京都】面接で落ちないための対策|回答の作り方+過去問+添削サポート」を活用してください。
東京都教員採用試験|面接対策に関するFAQ
東京都教員採用試験の面接対策を進める中で、多くの受験者が悩みやすいポイントがあります。
ここでは、よくある質問とその対策について確認していきましょう。
面接対策はいつから始めるべきですか?
筆記試験対策と並行して、今すぐ始めるべきです。
「面接は準備が9割」と言われます。自己分析やエピソードの整理、それを言語化する作業には膨大な時間がかかるため、試験の1ヶ月前程度からでは間に合いません。
まずは「敵を知る(試験内容の把握)」と「己を知る(自己分析)」のステップから始めてみてください。
なお、面接対策について「【2026年版】教員採用試験の面接対策はいつから?攻略法を徹底解説!」で詳しく解説しています。
面接で落ちる人(受かる人)の特徴は?
「一緒に働きたいと思えるかどうか(未来の同僚としての信頼感)」です。
落ちる人の典型例として、「回答がマニュアル的で自分の言葉がない」「教育への情熱やビジョンが感じられない」といった特徴が挙げられます。
逆に受かる人は、非言語的なコミュニケーション(表情や話し方)も意識しつつ、自身の経験に基づいた「納得感のある言葉」で語れる人です。
なお、より詳しい「落ちる人の特徴6選」と「受かる人の共通点」は、こちらの「【元面接官が解説】教員採用試験の面接で落ちる人・受かる人の違い10選」で解説しています。
志望動機や自己PRはどう書けばいいですか?
志望動機や自己PRは面接のベースとなる重要な項目です。
- 「なぜ教員なのか」
- 「なぜ東京都なのか」
- 「自分の強みはどう活かせるか」
これらのことについて一貫性を持って書く必要があります。面接本番で深掘りされることを前提に、具体的なエピソードを準備しておきましょう。
なお、志望動機などの書き方を「教員採用試験の面接シート(カード)とは?書き方やポイント解説」で解説しています。
頻出質問の模範回答はありますか?
頻出の30問を厳選し、回答のポイントを解説した記事を用意しています。
ただし、模範回答を丸暗記するのは危険です。大切なのは、「なぜその質問をされるのか(意図)」を理解し、「どう答えれば評価されるのか(ポイント)」を押さえて、自分の言葉で話すことです。
なお、「【簡単】教員採用試験の面接頻出質問30選|回答例とポイント解説」では、質問の意図まで深掘りして解説しているので、回答作成の参考にしてください。
オススメの参考書はありますか?
東京都教員採用試験の面接対策に特化したnoteがオススメです!
こちらのnote(参考書)には、実際に面接で聞かれた質問が150個以上も掲載されているだけでなく、多くの受験者が悩む質問へのOK例・NG例も具体的に解説されています。
回数無制限の添削指導つきなので、「何を聞かれるか」という不安がなくなるだけでなく、「この内容で伝わるかな?」という悩みも相談できるので、鬼に金棒です。
この一冊があれば、面接票の作成で悩む時間を、丸ごと面接練習に充てられますよ。
なお、詳細は「【東京都】面接で落ちないための対策|回答の作り方+過去問+添削サポート」で詳しく解説しています。



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まとめ|次にやるべきこと
東京都教員採用試験の面接対策は、やるべきことが想像しているよりも多いです。
過去の質問を眺めるだけでは、面接を攻略することはできません。自己PRや志望動機をしっかり固めるために自己分析を進め、その上で添削を受けることで徐々に上達していきます。
面接で落ちる人ほど、自分一人で考えて完結しがちです。回答を作って誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じなので注意しましょう。
で、ここからどうするか。
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倍率や試験日程、筆記対策など、試験全体の流れがわかる記事も用意しています。まずは自分に必要な情報からチェックしてみてください。
