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【2027年受験対策】東京都教員採用試験の合格完全ガイド

東京都教員採用試験の概要

東京都教員採用試験を受験したいけれど、「日程はいつ?」「どんな試験がある?」「自分が受けられる選考区分は?」と、調べることの多さに戸惑っていませんか。

この記事では、2027年度採用(2026年実施)東京都公立学校教員採用候補者選考について、日程、募集校種・教科、受験資格、選考区分、試験内容、倍率までまとめました。まずはここで全体像をつかみ、詳しく知りたい項目は各対策記事で確認してください。

2027年度採用試験を30秒で確認

申込期限5月7日 18時
第一次選考7月5日
第一次合格発表8月4日
第二次面接8月15~17日
実技試験8月23日
最終合格発表9月30日
目次

東京都教員採用試験の概要

東京都教員採用試験は、東京都の公立小学校・中学校・高等学校・特別支援学校などで働く教員の採用候補者を決める試験です。

一般選考は、第一次選考の筆記・論文と、第二次選考の個人面接・実技で構成されます。試験内容は選考区分や受験する校種・教科によって異なるため、最初に自分の受験区分を確定させることが大切です。

正式名称令和8年度東京都公立学校教員採用候補者選考(9年度採用)
採用時期原則として2027年4月1日以降
主な選考区分一般選考、特例選考、特別選考、大学推薦、大学3年生前倒し選考など
申込方法インターネット申込み(マイページ登録後に受験申込み)
一般選考の内容第一次選考:教職教養・専門教養・論文
第二次選考:個人面接・実技(対象者のみ)

注意:マイページを登録しただけでは申込みは完了しません。受付期間中にログインし、「受験申込み」まで終える必要があります。

2027年度採用試験の主な変更点

2027年度採用試験では、併願制度や障害のある人を対象とした選考などが変更されています。自分に関係する変更がないか、出願前に確認しておきましょう。

1

併願できる選考区分を拡大

一般選考などに加え、特例選考①・②・④でも、一定の条件を満たす場合に特別支援学校等への併願が可能になりました。

2

併願できる校種・教科を拡大

小中共通の理科、複数区分の音楽・美術、小中高共通の家庭から、対応する特別支援学校の教科への併願が追加されました。

3

名簿登載期間を延長できる大学院を拡大

進学・在学による名簿登載期間延長の対象が、専修免許状を取得できる大学院すべてに広がりました。

4

障害のある人を対象とした選考を設置

合理的配慮に加え、障害の種別や程度に応じて第二次選考の実技を一部免除する仕組みが設けられました。

東京都教員採用試験の日程

申込みから最終合格発表までは約半年あります。筆記対策だけでなく、面接票の作成や実技練習を始める時期も逆算しておきましょう。

  1. 3月27日~5月7日
    受験申込み3月27日午前10時から5月7日午後6時まで。マイページ上で手続きを行います。
  2. 6月中旬
    受験票交付マイページから受験票を確認・印刷します。
  3. 7月5日(日)
    第一次選考一般選考では教職教養、専門教養、論文を実施します。
  4. 8月4日(火)10時
    第一次選考合格発表マイページと東京都公立学校教員採用ポータルサイトで確認します。
  5. 8月15日~17日
    第二次選考・個人面接指定された1日に受験します。受験者は日程を選べません。
  6. 8月23日(日)
    第二次選考・実技音楽、美術、保健体育、英語などの対象者に実施します。
  7. 9月30日(水)10時
    最終合格発表第二次選考の結果と期限付任用教員採用候補者名簿登載者も発表されます。

中高共通英語と中学校技術でSPI3を選択する場合は、受験票通知日から7月2日までの間にテストセンターで基礎能力検査を受けます。7月5日には専門教養と論文を受験します。

募集する校種・教科と採用見込者数

一般選考の採用見込者数は、人数が明示された区分だけで合計3,360名です。このほか、特別支援学校中学部の技術と自立活動で若干名を募集します。

募集区分主な教科・科目採用見込者数
小学校小学校全科、小学校全科(英語コース)1,190名
中学校・高等学校共通国語、社会、数学、理科、英語、音楽、美術1,190名
小学校・中学校共通理科、音楽、美術(図画工作)100名
小学校・中学校・高等学校共通家庭、家庭(調理)、保健体育250名
中学校技術30名
高等学校情報、商業、工業、農業、福祉、水産(航海)70名
特別支援学校小学部130名
特別支援学校中学部・高等部の国語、社会、数学、理科、英語、保健体育ほか280名
特別支援学校中学部の技術、自立活動若干名
養護教諭養護教諭120名

※採用見込者数は実施要綱発表時点の予定です。小学校全科(英語コース)は、小学校全科全体の合格者のうち30名が上限です。

東京都教員採用試験の受験資格

一般選考では、年齢と教員免許状の両方の条件を満たす必要があります。

条件一般選考の要件
年齢1987年(昭和62年)4月2日以降に生まれた人
免許状受験する校種・教科に必要な普通免許状を取得済み、または2027年4月1日までに取得見込みであること
その他地方公務員法や学校教育法などに定める欠格事由に該当しないこと

中高共通など複数校種の共通区分では、中学校と高等学校の両方の免許状が必要になる場合があります。また、家庭(調理)や水産(航海)には追加の資格要件があります。

特例選考は一般選考と年齢条件が異なります。原則として1965年(昭和40年)4月2日以降に生まれた人が対象ですが、選考区分ごとに職務経験などの要件があるため、必ず実施要綱を確認してください。

東京都教員採用試験の選考区分

東京都には、一般選考だけでなく、教員経験者や社会人、大学3年生などを対象とした選考があります。条件に合う区分を利用すると、一部の試験が免除される場合があります。

選考区分主な対象者
一般選考大学4年生、既卒者、社会人経験2年未満の人など
特例選考国公立学校の正規教員経験者、臨時的任用教員経験者、社会人経験者、スポーツ・文化芸術分野で優秀な実績を持つ人など
特別選考東京教師養成塾生、国際貢献活動経験者など
大学推薦東京都を第一希望とし、大学が定められた基準に基づいて推薦する人
大学3年生前倒し選考翌年度に必要な教員免許状を取得する見込みの大学3年生など
3年生前倒し通過者選考前年度の大学3年生前倒し選考を通過した人
キャリア採用選考一定の教職経験と主任教諭相当の実績・能力を持つ人

選考区分によって、教職教養が免除される、第一次選考が免除されるなど、受験する試験が変わります。「経験があるから特例選考」と決めつけず、必要な勤務期間や雇用形態まで確認してください。

東京都教員採用試験の内容

一般選考は、第一次選考と第二次選考の2段階です。第一次選考の各試験には最低基準点があり、専門教養では一部の校種・教科に分野別最低基準点も設けられています。

段階試験概要
第一次選考教職教養60分・択一式。教育に関する法令や理論などを出題
専門教養60分・主として多肢選択式。受験教科の専門的教養を出題
論文70分・1,050字以内。課題把握、実践的指導力、論理的表現力などを評価
第二次選考個人面接面接票を基にした質疑応答。教職への理解、指導力、対応力、将来性などを評価
実技音楽、美術、保健体育、英語、小学校全科(英語コース)などの対象者に実施

試験ごとの問題数、出題傾向、実技内容、配点などは、以下の記事で詳しく解説しています。

東京都教員採用試験の倍率

2025年実施の東京都教員採用試験は、全校種・教科の合計で9,099人が受験し、4,982人が名簿登載となりました。

2025年実施1.8倍

受験者数:9,099人

名簿登載者数:4,982人

全体倍率は低い水準ですが、校種・教科による差が大きいため、自分の受験区分で確認することが重要です。

たとえば、同じ年度でも小学校全科は1.2倍、保健体育は5.4倍、養護教諭は6.2倍でした。全体倍率だけを見て「受かりやすい」と判断するのは危険です。

校種・教科別の受験者数、合格者数、過去5年間の推移は「東京都教員採用試験の倍率一覧」で確認できます。

東京都教員採用試験の過去問

東京都公立学校教員採用ポータルサイトでは、直近2年分の第一次選考の問題・正答・配点、論文課題、実技試験の内容などが公開されています。

また、東京都庁第一本庁舎3階の都民情報ルームでは、過去5年分の第一次選考問題を閲覧・コピーできます。年度によって出題形式が変わることもあるため、1年分だけで判断せず、複数年を見比べましょう。

過去問の年度別リンクと使い方は「東京都教員採用試験の過去問5年分」にまとめています。

合格に向けた対策の進め方

東京都は、第一次選考の筆記・論文だけで最終合格が決まる試験ではありません。第一次選考と第二次選考の成績、提出書類などを総合して判定します。

まずは試験内容と過去問を確認する

最初に、自分が受ける選考区分で必要な試験を確認します。その後、過去問を1年分だけ解き、現在の得点と苦手分野を把握してください。参考書を最初から読み込むより、何を優先すべきか判断しやすくなります。

筆記と並行して小論文を始める

小論文は70分で構成を考え、指定字数まで書き切る必要があります。知識だけでは対応しにくいため、早い段階から東京都の形式で答案を書く練習を始めましょう。

面接対策を第一次選考後に回さない

第一次選考の合格発表から第二次選考までは短期間です。志望動機や自己PR、教育課題への考えを整理し、面接票の材料を筆記対策と並行して準備しておくと慌てません。

東京都教員採用試験に関するよくある質問

一般選考に年齢制限はありますか?

あります。2027年度採用の一般選考は、1987年(昭和62年)4月2日以降に生まれた人が対象です。特例選考は異なる年齢条件が設定されています。

教員免許状を取得見込みでも受験できますか?

一般選考は、原則として2027年4月1日までに必要な免許状を取得する見込みであれば受験できます。社会人経験者を対象とした特例選考⑥には、免許取得期間を猶予する制度もあります。

特別支援学校の免許状がなくても受験できますか?

受験できます。ただし、特別支援学校で採用された場合は、原則として採用後5年以内に特別支援学校教諭普通免許状を取得する必要があります。

教職教養の代わりにSPI3を選べますか?

中学校・高等学校共通の英語と中学校技術を一般選考または特例選考⑥で受験する人は、教職教養に代えてSPI3を選択できます。受験申込時の申告が必要です。

第一次選考は合計点だけで決まりますか?

いいえ。教職教養、専門教養、論文ごとに最低基準点があります。さらに、一部の校種・教科では専門教養に分野別最低基準点も設けられています。

東京都教員採用試験の全体像をつかんで対策を始めよう

東京都教員採用試験は、選考区分によって受験する試験が異なり、共通区分では必要な免許状にも注意が必要です。まずは受験資格と日程を確認し、自分が受ける試験を確定させましょう。

そのうえで過去問を解き、筆記、小論文、面接の準備を並行して進めてください。各試験の詳しい傾向や対策は、本記事からリンクしている東京都の対策記事で順番に確認できます。

出典:『令和8年度東京都公立学校教員採用候補者選考(9年度採用)実施要綱』。日程・採用見込者数・選考内容等は変更される場合があります。受験時は東京都公立学校教員採用ポータルサイトで最新情報を確認してください。

AUTHOR この記事を書いた人
福永 真

教採ギルド代表

福永 真 Makoto Fukunaga

あ、どうも、サイト代表の「福永 真」です。

「教採ギルド(みんなの教員採用試験対策ブログ)」では、公立学校の先生になりたい方に向けて、教員採用試験に関する情報を発信しています。

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