MENU
>noteでも有益情報を配信中!

埼玉県教員採用試験|一般教養・教職専門の内容と出題傾向

【教職教養の勉強法】|埼玉県教員採用試験

埼玉県教員採用試験の一般教養・教職専門は、教職科目と一般教養科目がバランスよく出題されるのが大きな特徴です。

試験時間60分で44問を解く形式のため、1問あたり約1分20秒で解答する必要があります。極端に時間が短いわけではありませんが、計算問題や長文読解が含まれるため、時間配分が重要です。

最大の特徴は、「主要3教科と芸術科目の比重が高い」点です。国語・数学・英語が各4問、音楽・美術が計4問と、特定の科目に配点が偏っています。

この記事では、過去3年分の出題傾向をもとに、「絶対に落としてはいけない分野」と「効率的な学習の進め方」を整理しています。

出題傾向や何から勉強すればいいの?という疑問が解決できるので、ぜひ参考にしてください。

福永

福永です。Xnoteもやってます!【無料相談自己紹介】はこちら。

目次

一般教養・教職専門の試験内容

埼玉県教員採用試験の一般教養・教職専門は筆記試験の1種目です。

一次試験に実施されます。

一般教養・教職専門の試験概要

まずは、試験の全体像を紹介します。試験時間や問題数、出題形式を確認しておくと、当日の時間配分がイメージしやすくなりますよ。

2025年実施(令和8年度採用)の試験概要は以下のとおりです。

試験時間60分
問題数44問
出題形式択一式(マークシート方式)
配点100点満点
2025年実施(令和8年度採用)|一般教養・教職専門の試験概要

試験時間は60分、問題数は44問で、配点は100点満点です。

問題数は44問と中途半端な数字ですが、これは各科目の出題数が固定化されているためです。100点満点で評価されるため、単純計算で1問あたり約2〜3点の配点となります。

一般教養・教職専門の出題傾向

過去3年間の出題分野を整理すると、どの分野を優先すべきかが見えてきます。

以下の表は、2023〜2025年実施(令和6〜8年度採用)までの出題数を分野ごとにまとめたものです。

実施年度202520242023
教育原理101110
教育史111
教育心理111
教育法規656
国語444
倫理000
英語444
音楽222
保健体育000
美術222
世界史000
日本史111
地理111
政治000
経済112
国際関係000
環境000
数学444
物理111
化学111
生物111
地学111
情報000
教育施策000
その他332
合計444444
科目別の出題数一覧(※数値は筆者調べ)

この表から、3つの特徴が読み取れます。

  • 教職教養(特に原理・法規)が約18問(40%)を占める
  • 一般教養では国語・数学・英語が各4問(計12問)で固定されている
  • 音楽と美術が合わせて4問あり、理科全分野(4問)と同等の重みがある

出題構成を全体で見ると、教職教養と主要3教科(国数英)が中心です。これらを合わせると30問近くになり、全体の約7割に達します。

また、見逃せないのが芸術科目(音楽・美術)の多さです。社会や理科は範囲が広い割に各分野1問程度ですが、芸術は範囲が限定的でありながら出題数が多いため、効率的な得点源になります。

教職教養と国数英を固め、芸術科目で加点するのが、最も効率的な戦略です。

一般教養・教職専門の過去問

出題傾向を把握したら、次は実際の過去問で出題形式に慣れておくことが重要です。

埼玉県の過去問入手方法は2つあります。

埼玉県庁等での情報公開請求、または協同出版の過去問シリーズ購入です。

手っ取り早く内容やレベルを確認できるように、過去の情報を以下の記事でまとめています。

一般教養・教職専門の対策方法

埼玉県の出題傾向を踏まえると、以下の順序で対策を進めるのが効率的です。

  1. 教育原理・教育法規を最優先にする
    • この2分野で全体の4割弱(約16問)を占めます。埼玉県は学習指導要領や生徒指導提要からの出題も目立ちます。まずはここを完璧に仕上げて点数を安定させましょう。
  2. 国語・数学・英語の基礎を確認する
    • 各4問ずつ、計12問が出題されます。特に数学は計算問題中心で、公式さえ覚えていれば解ける問題が多いです。英語や国語も中学〜高校入試レベルの基礎知識があれば対応可能です。
  3. 音楽・美術・時事問題を対策する
    • 理科や社会を広く浅くやるよりも、出題数が安定している音楽・美術(計4問)の用語暗記や、その他区分に含まれる時事問題の対策をする方が、短時間で点数アップにつながります。

埼玉県の試験は「バランスよく得点を積み上げる試験」です。何か一つの科目を捨てるとしても、代わりに得点できる科目を用意しておく必要があります。

特に配点の高い教職教養と、出題数の多い主要3教科を優先的に仕上げることが合格への近道です。


▼具体的な勉強方法・参考書は、こちらの記事で解説しています。

一般教養・教職専門でよくある質問

埼玉県教員採用試験の対策を進める上で、よく寄せられる質問をまとめました。

知りたい項目から読み進めてください。

大学2年(1年)です。まだ勉強しなくてもいいですか?

数学や英語が苦手な場合は、準備を始めましょう。

埼玉県の試験は一般教養の比重もそれなりにあります。特に数学と英語は一朝一夕には伸びないため、苦手意識があるなら早めに取り組むことで有利になります。

大学3年次選考(前倒し)を視野に入れる場合は、教職教養の暗記も並行して進める必要があります。


▼具体的な学習の進め方は、こちらの記事で解説しています。

今から始めて間に合いますか?

効率よく対策すれば間に合います。

時間がなければ、範囲が広すぎる「社会(地理・歴史・経済)」や「理科4分野」の細かい対策を後回しにし、「教職教養」と「国数英」「芸術」に絞って学習してください。

これら主要な部分だけで全体の8割近くをカバーできるため、短期間での得点アップが可能です。


▼期間別の具体的なスケジュールは、こちらの記事で整理しています。

専門試験とどっちを優先すべきですか?

バランス感覚が重要ですが、専門試験をやや優先します。

教養試験も100点満点ですが、専門試験も同様に重要です。教養試験は対策すればある程度の点数までは伸びやすいですが、専門試験は実力差が出やすい科目です。

学習時間の3〜4割を教養、6〜7割を専門に充てるなど、どちらも疎かにしない配分が推奨されます。


▼専門試験の内容や対策方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

参考書は何を使えばいいですか?

教職教養のテキストと、過去問が必須です。

「オープンセサミ」等の教職教養テキストをメインに使います。

一般教養については、全科目の参考書を揃えるのではなく、過去問を解いて傾向を掴み、必要な科目(例えば数学の公式や芸術の用語)だけを補強するスタイルが良いでしょう。


▼参考書選びで迷わないために、学習段階に応じたおすすめ参考書をこちらの記事で紹介しています。

合格ラインは何点ですか?

6割〜7割(60〜70点)が目安です。

埼玉県は問題の難易度が標準的であることが多いため、極端に低い点数だと不利になります。

苦手科目での失点を、得意科目の得点でカバーし、トータルで6割以上を確保できるよう準備しましょう。


▼合格ラインの考え方や得点戦略については、こちらの記事で解説しています。

埼玉県の試験の特徴は何ですか?

「固定化された出題数」と「芸術科目の多さ」です。

毎年ほぼ同じ構成で出題されるため、対策が立てやすいです。

特に音楽や美術がしっかり出題される点は、他の自治体には少ない特徴であり、ここを得点源にできるかがポイントになります。

一般教養・教職専門まとめ

この記事では、埼玉県教員採用試験の出題比率と過去3年分の傾向をもとに、対策の優先順位を整理しました。

埼玉県の試験は、教職教養と国数英で全体の約7割を占めます。さらに芸術科目の出題も多いのが特徴です。

まずは教育原理・法規と主要3教科を得点源にすることを目指してください。

理科や社会の細かい知識に時間をかけすぎず、確実に出題される分野を優先的に対策し、残りのエネルギーを専門試験に注ぐのが賢明な戦略です。

優先順位が決まったら、具体的な学習計画に落とし込んでいきましょう。

で、ここからどうするか。

STEP
具体的な勉強方法を確認したい人

いつから始めるべきか、どの参考書を使うべきか、暗記方法やスケジュールの立て方まで、実践的な勉強法を解説しています。

STEP
埼玉県の他の試験対策も確認したい人
目次