もし、「とりあえず全科目、参考書の最初から勉強しよう」と考えているなら、今すぐストップしてください。
そのやり方では、時間だけが削られて、合格点に届かない可能性が高いからです。
実は、合格している人ほど「勉強していない分野」がたくさんあります。
全範囲を網羅しようとするのではなく、次のように割り切っているのです。
- 「出る科目・分野」だけに時間を使う
- 「出ない分野・科目」は後回しにする
では、岩手県教員採用試験を志望する場合、最初に手をつけるべき科目は何でしょうか。
答えはシンプルです。まずは「教育原理」「教育法規」そして「教育心理」の3科目です。
この記事では、なぜこの3科目から勉強を始めるべきなのか、点数を伸ばすための効率的な勉強順序を解説します。
もう、「何を勉強すればいいのか」と迷わなくて大丈夫です。
限られた時間で合格点を取るための 現実的な戦略 を一緒に整理していきましょう。
岩手県教員採用試験の教職教養(概要)
まずは試験時間や出題形式などの基本情報を確認しましょう。
| 対象校種 | 全校種共通 |
|---|---|
| 試験時間 | 50分 |
| 問題数 | 50問 |
| 出題範囲 | ①教職科目 ②岩手県に関する教育・施策(ローカル) |
| 解答方法 | 多肢選択式(マークシート) |
| 配点 | 50点満点 |
▼実際の問題(過去問)を見てみたい方は、以下の記事で確認してください。


岩手県の教職教養は3科目から勉強すべき理由
岩手県教員採用試験の教職教養は、他県に比べて出題の偏りが非常に大きいのが特徴です。
努力量ではなく、科目選択で勝負が決まると言っても過言ではありません。
では、なぜ「教育原理」「教育法規」、そして「教育心理」の3科目を優先すべきなのか。
その理由を解説します。
理由①:出題の9割近くを占める
試験科目は、すべてが平等に出題されるわけではありません。
直近の出題内訳を見ると、教育原理・教育法規・教育心理の3科目だけで50問中45問前後が出題されています。
▼教職教養の出題数一覧(科目別詳細)
| 科目/採用年度 | R8 | R7 | R6 |
|---|---|---|---|
| 教育原理 | 16 | 19 | 19 |
| 教育法規 | 15 | 20 | 20 |
| 教育心理 | 12 | 10 | 15 |
| 教育史 | 5 | 10 | 5 |
| 教育施策 | 2 | 1 | 1 |
岩手の教職教養は、この3科目だけで全体の9割近くを占めています。
一方で、教育史は5問程度、岩手県の教育施策(ローカル)に至ってはわずか1〜2問です。
❌「数問のために全範囲を万遍なく勉強する」
○「配点の高い3科目を徹底的に勉強する」
どちらが合格に近いかは、言うまでもありません。
理由②:出題分野が固定化されている
岩手県の問題は、出題される分野やテーマがかなり固定化されています。
特に配点の高い「教育原理」や「教育法規」では、次のような特徴が顕著です。
- 教育原理:「教育時事(答申など)」が毎年10問近く出題される
- 教育法規:「教職員の法規」が頻出
- 教育心理:「人格と適応」がほぼ毎年出る
このように、「何が出るか」が明確なため、対策した時間がそのまま得点に直結しやすいのです。



岩手県で合格する人は、必ずここを得点源にしています。まずは焦らず、この3科目の学習からスタートしましょう!
岩手県教員採用試験を攻略する優先順位
ここでは、岩手県教員採用試験の教職教養で勉強すべき科目の優先順位をS〜Cランクで整理しました。
科目別優先度ランク
時間が限られている以上、強弱をつけて勉強することが大切です。
- Sランク(最優先・全体の核)
-
教育原理、教育法規、教育心理
→この3科目で50問中約40〜45問を占めます。ここが取れないと合格ラインには届きません。
- Aランク(余裕があれば)
-
教育史(西洋教育史)
→西洋教育史は比較的コンスタントに出題されています。原理・法規・心理が固まった後に手を付けるのがおすすめ。
- Cランク(深追い厳禁)
-
教育施策(ローカル)、日本教育史
→施策は1〜2問程度。直前期に「教育振興基本計画」などを確認するだけで十分です。
時期別の学習スケジュール
優先順位が分かったら、次は時期別の学習スケジュールです。
- 〜1月:Sランク(原理・法規・心理)の基礎固め
- 2月〜4月:Sランクの演習+専門教養
- 5月〜直前:Aランク(教育史)追加、過去問演習、施策確認
特に岩手県は「教育時事(原理の一部)」の配点が高いので、後半は最新の答申や通知などのチェックも欠かせません。
▼期間別の詳しい学習スケジュールはこちらの記事で解説しています!


出ないところは勉強しない
真面目な人ほど「参考書の1ページ目から全部覚えなきゃ」と思いがちです。
しかし、岩手県対策においてそれは非効率です。
例えば、過去のデータを見ると「岩手県の教育施策」は、直近3年間で合計4問しか出ていません(1年あたり1〜2問)。
そこに何時間もかけるなら、その時間を毎年10問近く出る「教育時事」や、大量に出る「教育法規」に使った方が圧倒的に得点できます。
出ないところは勉強しない。これが合格への近道です。
とはいえ、次のような不安もあるでしょう。
- 「具体的にどの法律が出るの?」
- 「教育原理はどの分野が頻出なの?」
そこで、過去10年分の岩手県の問題を徹底分析し、科目別・分野別の出題傾向を1つにまとめました。
自分で分析する時間がない、無駄な勉強をしたくないという人は、ぜひ活用してください。
▼科目別・分野別の出題範囲データはこちら!


岩手県教員採用試験はSランクだけで合格可能か?
結論から言うと、Sランク(原理・法規・心理)を徹底するだけで合格点は十分狙えます。
Sランクだけで9割カバー
先ほどのデータでお見せした通り、Sランク科目だけで全体の約9割(45問程度)を占めます。
もしSランク科目をしっかり対策して「正答率7割」取れればどうなるでしょうか。
岩手県の教職教養は50点満点ですが、ボーダーライン(6割前後)はSランク科目だけで十分にクリア可能です。
逆に、配点の低い教育史やローカル問題に時間を使いすぎて、肝心の法規や心理で失点するのが一番怖いパターンです。
そうならないために、まずはSランクという戦略を徹底してください。
岩手県の教職教養対策で使うべき参考書
岩手県の傾向(主要3科目に集中している)を踏まえると、次のどちらかを選べば間違いありません。



迷ったら「らくらくマスター」、網羅性を求めるなら「オープンセサミ」
分かりやすさ重視・初めての人向け
- 「教育原理なんて初めて聞く」
- 「難しい文章を読むのは苦手」
このタイプの人は、実務教育出版の「教職教養らくらくマスター」がオススメです。
岩手県で頻出の法規や心理の基礎を、赤シートを使って効率よく暗記できます。
情報量重視で対策したい人向け
- 「1冊でしっかり対策したい」
- 「教育時事の背景まで理解したい」
このタイプの人には、『オープンセサミシリーズ(東京アカデミー)』がオススメです。
情報量が圧倒的なので、岩手県で配点の高い「教育時事」や「法規」の詳細な知識までカバーできます。
ただし、使い方に注意があります。それが、情報量の多さです。
- どこから読むべきか分からない
- 全部やらないと不安になる
- 結果的に、時間が足りなくなる
これは参考書が悪いのではなく、岩手県の出題傾向に合わせた読み方ができていないだけです。
そこで活用してほしいのが、過去10年分の岩手県教員採用試験を分析し、分野別の出題範囲と頻度をまとめたこちらのnoteです。


このデータは、オープンセサミの目次構成に対応しているため、「セサミのどこを重点的に読めばいいか」が一目で分かります。
まとめ:岩手県の教職教養は3科目に集中投資せよ
岩手県教員採用試験の教職教養は、広く浅くではなく、狭く深く攻めるのが正解です。
全体の9割近くを占める「教育原理・教育法規・教育心理」を徹底的に固める。
この集中勉強ができた人から、合格点に近づいていきます。
- Sランク(原理・法規・心理):ここだけで合格ライン突破可能
- Aランク(西洋教育史):余裕があればプラスアルファ
「どの法律がよく出るのか」「教育原理はどこまでやればいいのか」を自分で調べるのは、正直かなり大変です。
そこで、過去の岩手県教員採用試験を分析し、科目別・分野別に出る・出ないを整理した一覧データをまとめました。


無駄な勉強をしたくない、短期間で1次試験を突破したいという方は、ぜひ手にとって参考にしてください。
迷っている時間を、今日から点数が伸びる勉強に変えましょう。
▼教職教養の具体的な勉強方法は以下の記事でも解説しています。


▼【岩手県】教職教養以外の試験対策(面接)も忘れずにチェックしておきましょう。


