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【2026年受験対策】北海道教員採用試験の内容(一次・二次試験)

試験内容|北海道教員採用試験

北海道の公立学校で教員を目指している方に向けて、教員採用候補者選考検査の内容(第1次検査・第2次検査)をわかりやすく整理しました。

選考スケジュールや実施状況(倍率)など、受験に必要な情報をガイドブックのような感覚でまとめています。これから本格的に準備を始める方の役に立つはずです。

選考方法や検査内容を理解しないまま勉強を進めてしまうと、努力が成果に結びつきにくくなります。

まずは北海道教員採用選考検査の制度を正しく把握することから始めていきましょう。

福永

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目次

北海道教員採用試験の概要

北海道教員採用試験の概要(基本情報)をまとめました。

試験日程や採用予定数など、受験前に確認しておきたい内容を一覧で確認できます。

募集要項配布4月6日(月)(Web公開)
出願期間4月6日(月)~4月30日(木)
試験日程一次試験6月14日(日)
二次試験7月31日(金)〜8月2日(日)
受験資格年齢制限61歳まで
生年月日昭和40年(1965年)4月2日以降に生まれた者
採用予定小学校400名程度
(一般選考(地域枠)15名程度を含む)
中学校330名程度
(教科別)国語40名、社会50名、数学40名、理科40名、音楽20名、美術15名、保健体育50名、技術20名、家庭15名、英語40名(各程度)
高等学校316名程度
(教科別)国語45名、地歴10名、公民10名、数学40名、理科25名、保体20名、音楽5名、英語60名、家庭10名、情報10名、農業20名、工業25名、商業25名、水産5名、看護5名、福祉1名(各程度)
特別支援122名程度
(学部別)小学部40名、中学部40名、高等部40名、自立活動(肢体不自由)2名(各程度)
養護教諭60名程度
栄養教諭10名程度
筆記試験教職教養60分(一般教養と合わせて「教養検査」として実施/マークシート)
一般教養
専門教養専門検査(Ⅰ):60分(マークシート)
専門検査(Ⅱ):40分(マークシート ※特別支援学校教諭のみ)
教科等指導法検査:60分(記述式 ※第2次検査で実施)
小論文ー(一部の特別選考のみ「論文検査」を実施)
人物試験個人面接面接検査Ⅰ・Ⅱ
集団面接
集団討論
集団活動
模擬授業
実技試験中学校・高等学校・特別支援学校(中学部・高等部)
(教科)保健体育、音楽、英語
*北海道公立学校教員採用候補者選考検査の概要(2026年実施)
*「ー」は実施なし

上記はあくまで試験の全体像です。

各試験の具体的な内容や対策については、次のセクションで詳しく解説します。

北海道教員採用試験の内容

北海道教員採用試験は、一次試験・二次試験で構成される二段階選抜方式です。

一次試験では筆記試験による基礎的な知識・技能を確認し、二次試験では人物試験を通して、教員としての人物面や実践力を評価します。

また、校種・職種によって実施される試験内容が少し異なるため、最初に全体像を確認しておきましょう。

選考試験内容
一次試験教養検査
専門検査Ⅰ
専門検査Ⅱ
二次試験個人面接
教科等指導法検査
実技試験
実技試験
*北海道教員採用試験の内容(2026年実施)
*「ー」:実施なし
*「△」:一部の教科で実施

ここでは、一次試験・二次試験の内容や傾向をそれぞれ解説します。

一次試験

北海道教員採用試験の一次試験では、教養検査(一般・教職)と専門検査が実施されます。

教養検査(一般・教職)

北海道教員採用試験の教養検査は、教員として必要な基礎知識を問う筆記試験です。

北海道では、「教職教養」と「一般教養」の分野から出題されます。

対象校種全校種共通
試験時間60分間
問題数40問
出題形式択一式(マークシート)
出題範囲
*数字は出題数
教職科目(教育原理⑭、教育心理②、教育法規④)
人文科学(国語②、英語②、保健体育②)
社会科学(地理②、政治②、時事④)
自然科学(数学②、化学②、地学②)
配点40点
2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

まずは過去問を3〜5年分解いて出題傾向を把握し、教育原理や国数数などの頻出科目・分野に絞って勉強するのが効率的です。

参考書で頻出の1テーマ覚えたらすぐ問題演習で確認し、間違えた部分を繰り返し復習します。1日30分でも回転させることで、安定して得点できるようになりますよ。

なお、詳しい出題傾向や勉強方法は、「北海道教員採用試験|教養検査の出題傾向と対策」を参考にしてください。

専門検査

北海道教員採用試験の専門検査は、志望する校種・教科の専門知識と指導力を問う筆記試験です。

全校種・教科が対象で、試験時間60分・100点満点で実施されます。

対象校種全校種・教科
試験時間60分
問題数教科・科目による
出題範囲①志望校種・教科の知識・技能
②学習指導方法等の基礎
解答方法択一式(マークシート)
配点100点満点
2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

専門知識だけでなく学習指導要領も出題範囲に含まれます。教科の知識と合わせて対策が必要です。

解答方法は択一式のため、正確な知識をもとに素早く判断する力が求められます。過去問や問題集を繰り返し解き、出題パターンやひっかけの傾向に慣れておくことが重要です。

なお、詳しい勉強方法は、「教員採用試験の専門教養(科目)とは?試験内容や勉強方法を徹底解説」を参考にしてください。

二次試験

北海道教員採用試験の第2次検査では、適性検査・教科等指導法検査・面接検査Ⅰ・面接検査Ⅱが実施され、一部の校種・教科で実技検査が加わります。

第2次検査は最終登録者を決定する重要な選考であり、面接評価を重視した総合的な評価が行われます。

適性検査

適性検査では、質問紙法による性格検査が行われます。

対象校種全受検区分
試験時間30分間
適性検査の概要(令和9年度実施予定/前年度実績ベース)

教員としての対人的側面や性格特性を確認するためのものです。

特別な対策は必要ありませんので、ありのままに回答しましょう。

教科等指導法検査

教科等指導法検査は、受検する校種・教科に係る指導法についての理解を問う記述式の筆記試験です。

対象校種全受検区分
試験時間60分間
出題形式記述式
教科等指導法検査の概要(令和9年度実施予定/前年度実績ベース)

受検区分によって、以下の内容が出題されます。

  • 小学校・幼稚園教諭区分:小学校に係る指導法についての理解
  • 中学校・高等学校教諭区分:中学校に係る教科別の指導法についての理解
  • 養護教諭・栄養教諭区分:それぞれに応じた指導法についての理解

学習指導要領をしっかりと読み込み、具体的な指導場面を想定しながら論述できるようにしておくことが重要です。

個別面接(Ⅰ・Ⅱ)

個別面接では、北海道が求める教員像となりうる資質・能力を有しているかが総合的に評価されます。

対象校種全受検区分
評価段階A〜E(7段階)
評価観点教員としての使命感・倫理観・資質・適性等
面接検査の試験概要(令和9年度実施予定/前年度実績ベース)

北海道では、個別面接が「Ⅰ」と「Ⅱ」の2回に分けて実施されます。

「教育者としての強い使命感・倫理観」「子どもへの深い教育的愛情」「実践的指導力」「地域等との連携・協働」など、北海道が求める教員像に基づく資質や適性が厳しく評価されます。

面接の質問例や対策は、こちらの「北海道教員採用試験|面接の傾向と過去の質問」でまとめています。

実技検査

実技検査は、受検する学校の種類及び教科に応じた実技の能力をみるために実施されます。(一部の教科のみ)

対象校種中学校・高等学校・特別支援学校(中・高等部)の保健体育・音楽・英語
試験内容保健体育マット運動(倒立・前転・後転・伸膝後転・側方倒立回転等の連続技)、球技(バスケットボール・バレーボール)、柔道(支え釣り込み足・大腰の打ち込みと投げ)
音楽【ピアノ演奏】中学校歌唱共通教材から1曲を原調・移調で演奏
【歌唱】コールユーブンゲン(第1巻)No.1〜No.41から1曲を階名唱
英語日常的なことの自由会話と、英文を読んで内容について答える
評価段階A〜E(5段階)
実技検査の試験概要(令和9年度実施予定)

実技検査では、技能の正確さだけでなく、落ち着いて課題に取り組む姿勢も見られます。

実際の検査を想定した練習を行っておくことが大切です。

北海道教員採用試験の配点・選考基準

北海道教員採用試験の合否判定は、人物重視の観点から、面接評価の上位の者を基本として総合的に判定されます。

第1次検査は点数化されていますが、面接や論文などの各検査は段階評価となっており、特に面接試験の対策が非常に重要になります。

配点・評価基準

各検査の配点および評価基準は、以下のとおりです。

選考・検査試験・検査内容配点・評価
第1次検査教養検査40点
専門検査Ⅰ100点
専門検査Ⅱ100点
各検査項目
(総合判定材料)
面接の検査A〜E 7段階
論文(800字以内)0〜5 6段階
教科等指導法の検査A〜E 5段階
適性検査(YG性格検査)A〜E 15段階
実技検査(対象者のみ)A〜E 5段階
*北海道教員採用試験の内容

第1次検査は総合点240点(教養40点、専門Ⅰ100点、専門Ⅱ100点)で判定されます。

一方で、最終的な登録判定は面接評価が重視され、各種検査結果や資格所有状況を考慮した総合判定となります。そのため、筆記対策だけでなく人物評価に向けた入念な準備が必要です。

選考・判定基準

各検査および登録の判定基準は、以下のとおりです。

第1次検査総合点(満点:教養検査40点、専門検査Ⅰ100点、専門検査Ⅱ100点)に、申請による加点(上限10点)を加えた点数により判定します。
登録判定
(最終結果)
人物重視の観点から、面接評価の上位の者を基本とします。各検査項目の判定基準に加え、複数免許や特技資格等の所有状況を考慮して総合的に判定されます。採用予定数の範囲内で、総合評価の高い者(【A・B】登録者)が選ばれます。

登録判定結果は、【A・B】から【E】までの総合評価がつけられます。

総合評価が高い【A・B】が登録者となり、【C】以下は登録者に比して評価がやや低い〜かなり低いと判定されます。

そのため、第1次検査の筆記試験でしっかり得点することはもちろん、重視される面接をはじめとする各検査項目で高い段階評価を得られるよう、バランスよく対策を進めることが大切です。

北海道教員採用試験に関するFAQ

北海道教員採用試験の受験生が抱く共通の疑問にお答えしていきます。

Q1.倍率はどれくらい?

A1.北海道教員採用試験の倍率は1.9倍〜2.6倍程度で推移しています。

過去5年間の実施結果は次のとおりです。

  • 2025年実施(R8採用):1.9倍
  • 2024年実施(R7採用):1.9倍
  • 2023年実施(R6採用):2.3倍
  • 2022年実施(R5採用):2.0倍
  • 2021年実施(R4採用):2.6倍

採用予定数の増減や志願者数の変化によって倍率は左右されるため、見かけの数字だけで難易度を判断することはできません。

また、校種や教科によって倍率に差がある点に注意が必要です。小学校は比較的低倍率で推移する一方で、中学校や高校は教科によって高倍率になることもあります。

そのため、重要なのは全体の倍率ではなく、自分が受験する校種・教科での倍率がどうなっているかという視点です。まずは自分の志望する校種・教科の倍率を確認するところから始めてみましょう。

なお、校種・教科別の詳細は、「北海道教員採用試験の倍率|教科別・過去5年の推移」でまとめています。

Q-2.過去問はどこで入手できますか?

A-2 道庁別館3階の「北海道総務部行政局文書課行政情報センター」で閲覧・コピーができます。

直接窓口へ行くことで、第1次・第2次検査の過去問を閲覧できます。コピーも可能です(1枚10円)。

なお、詳しい入手方法や復元問題を、「北海道教員採用試験の過去問を活用して効率的に勉強しよう!」でまとめています。

Q-3.今回(令和8年度実施)の主な変更点はありますか?

A-3 受検区分や併願制度に大きな変更があります。

一般選考(地域枠)の見直し【変更】

採用1年目から出願時に希望した地域枠管内で勤務できるよう変更されました。

博士号の学位を持つ者を対象とした社会人特別選考の実施【新規】

志願する教科に関連する博士号を持ち、その知識を生かした実務経験がある者を対象とした選考が新設されました。

特別支援学校教諭自立活動(言語障害)の募集【新規】

社会人特別選考において、言語聴覚士の資格を有する者の募集が新たに追加されました。

秋選考の受検対象者の拡大【拡充】

従来の対象者に加え、当該年度の北海道の選考検査未受検者も秋選考に出願できるようになりました。

福永

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北海道教員採用試験の合格に向けて対策を始めよう

北海道教員採用試験は、筆記試験だけでなく、人物試験(面接)まで含めて総合的に評価される採用試験です。

試験内容は幅広いため、早めに全体像を把握して準備を進めることが重要です。

とはいえ、最初から完璧を目指す必要はありません。

まずは、

  • 過去問を解いて出題形式に慣れる
  • 頻出分野を優先して学習する
  • 面接も少しずつ準備する

この3つを意識するだけでも、十分にスタートを切れます。

北海道教員採用試験は、「特別な才能が必要な試験」というより、“継続して対策できた人”が合格に近づきやすい試験です。

できることから少しずつ取り組み、合格に向けて着実に準備を進めていきましょう。

合格に向けて何からやるか。

パターン
早い段階から人物・面接対策を始めたい方

面接試験は大きなウェイトを占めます。筆記対策と並行してエントリーシートの作成や面接対策の準備を進めましょう。

パターン
試験の全体像をしっかり把握したい方

教員採用試験の全体像を把握したい方におすすめです。

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