徳島県の教職教養は何から勉強すればいいのか、迷っていませんか?
私もかつて「全部やらなきゃ」と焦って、結局どれも中途半端になった経験があります。
でも過去のデータを分析すると優先順位がはっきり見えてくるんです。今回は過去3年間の出題データから、徳島県の教職教養で何を優先すべきか、そしていつ何を勉強すべきかをお伝えします。
結論:まずは「教育法規」から手をつけてください。
特に「日本国憲法と教育基本法」「学校教育に関する法規」「子どもに関する法規」は過去3年間毎年出題されています。教育法規は常に6〜8問出る最重要科目です。
【徳島県教採】教職教養の試験概要
徳島県教員採用試験の教職教養は第1次試験で実施されます。
対策を始める前に試験の全体像を把握しておきましょう。
| 対象校種 | 全校種共通 |
|---|---|
| 試験時間 | 100分(英語は80分) |
| 問題数 | 17問(必答)+専門科目 |
| 出題形式 | 選択式+記述式 |
| 出題範囲 | 教職教養のみ(人文・社会・自然科学の出題なし) |
徳島県の特徴は多くの自治体で課される一般教養が出題されない点です。
問題数が17問と少ないため、1問の重みが非常に大きくなります。また記述式が含まれるため、単なる記号選択ではなく用語を正確に書ける力が必要です。
▼どんな問題なのか、形式なのか確認したい方は以下の記事で過去問をまとめています。


【徳島県教採】教職教養の出題傾向と対策
徳島県の教職教養は科目ごとの出題数が年度で変動します。
ここでは各科目の出題傾向と対策のポイントを解説していきます。
科目別出題数の推移
過去3年間のデータを見てみましょう。
| 科目 | 令和8年度 | 令和7年度 | 令和6年度 |
|---|---|---|---|
| 教育法規 | 6 | 8 | 7 |
| 教育原理 | 4 | 2 | 8 |
| 教育史 | 4 | 5 | 6 |
| 教育心理 | 3 | 4 | 9 |
表を見ると教育法規が3年連続で6〜8問と最も安定しています。教育原理は2〜8問と変動が激しいですね。
各科目の詳細と記述式を見据えた対策ポイントを解説します。
【教育法規】教育基本法は絶対に押さえる
教育法規は徳島県で最も重視されている科目です。
全体の約4割を占めるため、ここを落とすと合格は厳しくなります。
| 分野 | R8 | R7 | R6 |
|---|---|---|---|
| 教育法規とは何か | |||
| 日本国憲法と教育基本法 | 3 | 1 | 1 |
| 学校に関する法規 | |||
| 学校教育に関する法規 | 1 | 1 | 2 |
| 子どもに関する法規 | 1 | 1 | 2 |
| 教職員の法規 | 5 | 2 | |
| 教育行政・その他の法規 | |||
| その他・総合問題 | 1 |
日本国憲法と教育基本法、学校教育に関する法規、子どもに関する法規の3分野は3年連続で出題されています。
特に注意したいのが教職員の法規です。令和8年度は出題なしでしたが、過去10年で見ると最も出題頻度が高い分野の一つ。隔年で大きく変動するため、令和9年度以降は要注意です。
【教育原理】生徒指導と教育時事は鉄板
教育原理で最も重要なのは生徒指導と教育時事です。
| 分野 | R8 | R7 | R6 |
|---|---|---|---|
| 道徳教育 | |||
| 特別活動 | 1 | ||
| 生徒指導 | 1 | 1 | 3 |
| 特別支援教育 | 1 | ||
| 教育時事 | 2 | 1 | 1 |
生徒指導と教育時事は3年連続で出題されています。
一方で全国的に頻出の学習指導要領は直近3年間で一度も出ていません。ただし過去10年で見ると毎年出ていた時期もあり、完全に捨てるのはリスクがあります。
【教育史】西洋・日本ともに「近代」を攻める
教育史は西洋教育史と日本教育史の両方が3年連続で出題されています。
特に狙われるのが近代〜現代です。
令和7年度に日本の古代・中世が1問出ましたが、過去10年で見てもこれが初めて。
基本は近代以降に絞ってよいでしょう。
【教育心理】学習理論と人格・適応は毎年出題
教育心理は3〜9問と変動が大きいですが、表を見ると毎年出ている分野がはっきりしています。
| 分野 | R8 | R7 | R6 |
|---|---|---|---|
| 教育心理学の歴史等 | |||
| 発達の理論 | 1 | 1 | |
| 学習の理論 | 1 | 1 | 3 |
| 人格と適応 | 1 | 2 | 2 |
| 学級集団 | 1 | 2 | |
| 教育評価 | 1 | ||
| その他・総合問題 |
学習理論と人格・適応は3年連続で出題されています。
発達理論は頻出でしたが令和8年度は出題なしでした。とはいえ、過去10年で見ると発達理論はほぼ毎年出ていたため、たまたまかもしれません。
▼科目別に出題分野を一覧化したデータを以下の記事でまとめています。あわせて活用してください。


【徳島県教採】合格への学習ロードマップ
「何を勉強するか」と同じくらい重要なのがいつ勉強するかです。
徳島県は問題数が少ない分、正確な知識が必要です。
以下のスケジュールで確実に点数を積み上げていきましょう。
STEP①:年内〜3月(基礎固め期)
まずは配点の高い教育法規を攻略します。
参考書を読むよりは、書き込み式のテキスト(セサミノート)や問題集(教職教養 よく出る過去問224)を使って条文のキーワードを覚えましょう。
穴埋め形式の練習はそのまま記述対策になります。
よく「参考書を読んでから問題集に進むべきでは?」と聞かれます。
結論から言うと、最初から参考書を通読する必要はありません。むしろ非効率だと私は思います。
参考書は辞書的に使うのが正解です。問題集を解いて分からなかった部分だけ参考書で調べる、というスタイルの方が記憶に残ります。
最初から参考書を読むと、どこが重要か分からないまま読み進めることになり、結局ほとんど頭に入りません。
問題集で「これ分からない」と思った瞬間に参考書を開くからこそ、その知識が定着するんですね。
STEP②:4月〜5月(応用・演習期)
法規の復習を続けながら、教育原理(生徒指導・時事)と教育心理に取り組みます。
教育心理は深入りせず、代表的な理論と人物を一致させるレベルで仕上げましょう。
この時期から重要語句を漢字で書く練習をルーティンに組み込んでください。
STEP③:6月〜本番(直前期)
最新の教育時事(中教審答申など)や、教育史(近代〜)を確認します。
過去には「令和の日本型学校教育」や「第4期教育振興基本計画」が出題されています。
新しい参考書には手を出さず、これまで覚えた法規と歴史の記憶をメンテナンスすることに時間を使ってください。
▼教職教養の勉強方法は以下の記事で解説しています。あわせて確認してください。


【徳島県教採】教職教養まとめ
徳島県の教職教養で合格点を取るためのポイントをまとめます。
- 最優先は教育法規:配点が高く、対策の効果が出やすい
- 教育史は近代以降:西洋・日本ともにここから出る
- 記述対策を怠らない:漢字で書ける正確な知識が必要
本記事では過去3年分のデータをもとに解説しましたが、実は過去10年分で見ると「隔年で出る法則」や「3年周期で復活する分野」が見えてきます。
例えば学習指導要領は直近3年は出ていませんが、過去10年では毎年出ていた時期があります。これを「出ない」と判断して捨てるのは危険です。
「今年は何が出る可能性が高いのか?」
こうした長期的な傾向を知りたい方や、あなたの状況に合わせた勉強相談がしたい方は以下のnoteを活用してください。過去10年間の詳細データで学習の優先順位をさらに最適化できます。
▼過去10年分の詳細データと勉強相談はこちら



