本記事では、徳島県教員採用試験の小論文に関する情報をまとめています。
具体的には、小論文の傾向(文字数や試験時間、出題形式、配点など)と過去のテーマを詳しく紹介しているので、小論文対策の役に立ててください。
徳島県教員採用試験 小論文の傾向
徳島県教員採用試験の小論文は、第一次選考で行われます。筆記試験では判断できない、論理的思考力や読解力、教師としての適性などを総合的に評価します。
試験時間 | 80分 |
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文字数 | 800字 |
問題数 | 1題 |
評価基準 | ・内容 ・構成 |
配点 | 80点満点(5段階評価) |
小論文の文字数と試験時間
文字数は制限があり、800字以内で書かなければなりません。対する試験時間は80分なので、文字数に対する試験時間が極めて短いのが徳島県の特徴です。
730字以上を目安に書くといいでしょう!
小論文の出題形式
出題数は1題で、おおむね教育問題や学校教育の在り方に関する課題を扱うテーマが出題される傾向にあります。徳島県の教育施策に関するテーマも出る場合があるので、徳島県の資料も読みこんでおくといいでしょう。
小論文の評価基準・配点
小論文は以下の観点に沿って評価します。
- 1 内容
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- 教職に対する強い意欲が読み取れるか
- 教職にふさわしい資質や能力が伺えるか
- 自分の考えや方策が備わった説得力のある論文となっているか。
- 学習指導要領のねらいや現在の教育課題が示されているか。
- 組織の一員として協働・連携して、責任を果たそうとする姿勢が示されているか
- 2 構成
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- 序論、本論、結論等、段落の構成にも配慮し、わかりやすい文章構成となっているか。
- 文法上、乱れはないか。
- 句読点の使い方は正しいか。
- 誤字、あて字、送り仮名の誤りはないか。
- 原稿用紙の正しい使い方になっているか。
最終的に80点満点(5段階)で評価しますが、著しく点数が低いと即不合格です。
評価が悪くなる理由としては、テーマの把握ができていなかったり、文字数が少ない(600字以下)だったりすることが挙げられます。また、字が汚い(丁寧であればOK)、誤字脱字が多いっていうのもよくないので、注意しながら書きましょう。
徳島県教員採用試験 小論文の過去問
徳島県教員採用試験における小論文の過去問を紹介します。
小論文の過去問(2024年度)
あなたは、児童生徒や保護者から「信頼される教師」とはどのような教師だと考えますか。また、そのような教師になるために自分の強みを生かして、どのような教育実践に取り組みますか。具体的に述べなさい。
小論文の過去問(2023年度)
あなたは、「協働力」を、どのように捉え、その力を新任教員としてどう発揮していきますか。具体的に述べなさい。
小論文の過去問(2022年度)
あなたは、子どもたちが生きるこれからの社会をどのように捉えていますか。また、その社会を生き抜いていく子どもたちには、どんな力が必要になると考えますか。さらに、その力を育むために、どのような教育実践をしますか。具体的に述べなさい。
小論文の過去問(2021年度)
徳島教育大綱(令和元年8月)では、基本方針として「未知の世界に果敢に挑戦する、夢と志あふれる『人財』の育成」があげられています。このことを踏まえ、あなたはどのような教育実践をしますか。具体的に述べなさい。
小論文の過去問(2020年度)
児童生徒の「たくましさ」について、あなたはどうとらえ、また、どのように育成するか。具体的に述べよ。
過去問で答案を書いたら添削を受けよう!
徳島県教員採用試験 小論文対策を始めよう!
今回は、徳島県教員採用試験における小論文の傾向と過去のテーマをまとめていました。
教員採用試験の小論文は、やるべきことが想像しているよりも多いです。
過去問を眺めるだけでは、小論文を攻略することはできません。過去問を使って答案を作成し、その上で添削を受けることで徐々に上達します。
小論文で落ちる人ほど、書いたら書きっぱなしってことが多いです。答案を書いて誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じなので注意しましょう。
小論文が原因で不合格にならにように、早めに(遅くても試験の3ヶ月前を推奨)準備を始めてください。
以上、徳島県教員採用試験の小論文についてでした。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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