この記事では、徳島県教員採用試験の論文審査(小論文)の傾向や過去の出題テーマを紹介します。
「徳島県教員採用試験の論文審査(小論文)ってどんな試験なんだろう…?」
「徳島県教員採用試験の論文審査(小論文)はどんなテーマが出ているんだろう…。」
このような疑問を解消できる記事となっているので、ぜひ参考にしてくださいね。
論文審査の傾向
徳島県教員採用試験の論文審査(小論文試験)は第1次試験で行われます。
試験時間 | 80分 |
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文字数 | 800字 |
問題数 | 1題 |
評価基準 | 〇教職に対する強い意欲が読み取れるか 〇教職にふさわしい資質や能力が伺えるか 〇自分の考えや方策が備わった説得力のある論文となっているか。 〇学習指導要領のねらいや現在の教育課題が示されているか。 〇組織の一員として協働・連携して、責任を果たそうとする姿勢が示されているか 構成 〇段落の構成にも配慮し、わかりやすい文章構成となっているか。 〇文法上、乱れはないか。 〇句読点の使い方は正しいか。 〇誤字、あて字、送り仮名の誤りはないか。 〇原稿用紙の正しい使い方になっているか。 | 内容
配点 | 100点満点 |
筆記試験では判断できない、論理的思考力や読解力、教師としての適性などを総合的に評価します。
最低9割程度書きましょう。最大字数は800字なので700字程度です。
文字数は誰が見ても一発でわかる評価基準なので、極端に文字数が少ないと減点もしくは採点不可の判定を受けることになるんですよね。
知識や語彙が乏しいと多くの文字を書くのは難しいので、普段から語彙力も増やしておくといいでしょう。
論文審査の過去問
徳島県教員採用試験における小論文の過去問を紹介します。
2025(令和7)年度
徳島県教育大綱(令和6年3月)では、基本方針として「個性と国際性に富み、夢と志あふれる『人材』の育成」が掲げられています。このことを踏まえ、あなたはどのような教育実践に挑戦しますか。具体的に述べなさい。
2024(令和6)年度
あなたは、児童生徒や保護者から「信頼される教師」とはどのような教師だと考えますか。また、そのような教師になるために自分の強みを生かして、どのような教育実践に取り組みますか。具体的に述べなさい。
2023(令和5)年度
あなたは、「協働力」を、どのように捉え、その力を新任教員としてどう発揮していきますか。具体的に述べなさい。
2022(令和4)年度
あなたは、子どもたちが生きるこれからの社会をどのように捉えていますか。また、その社会を生き抜いていく子どもたちには、どんな力が必要になると考えますか。さらに、その力を育むために、どのような教育実践をしますか。具体的に述べなさい。
2021(令和3)年度
徳島教育大綱(令和元年8月)では、基本方針として「未知の世界に果敢に挑戦する、夢と志あふれる『人財』の育成」があげられています。このことを踏まえ、あなたはどのような教育実践をしますか。具体的に述べなさい。
2020(令和2)年度
児童生徒の「たくましさ」について、あなたはどうとらえ、また、どのように育成するか。具体的に述べよ。
過去問で答案を書いたら添削を受けよう!

論文審査対策まとめ
今回は、徳島県教員採用試験における論文審査の傾向と過去のテーマをまとめていました。
論文審査の対策は、やるべきことが想像しているよりも多いです。
過去問を眺めるだけでは、論文審査を攻略することはできません。過去問を使って答案を作成し、その上で添削を受けることで徐々に上達します。
論文審査で落ちる人ほど、書いたら書きっぱなしってことが多いです。答案を書いて誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じなので注意しましょう。
論文審査が原因で不合格にならにように、早めに(遅くても試験の3ヶ月前を推奨)準備を始めてください。
以上、徳島県教員採用試験の論文審査についてでした。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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