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【神奈川県教員採用試験】一般教養の出題傾向と学習ロードマップ

【教職教養の勉強法】|神奈川県教員採用試験

神奈川県教員採用試験の一般教養・教職専門試験は何から勉強すればいいのか、迷っていませんか?

私もかつて「全部やらなきゃ」と焦って、結局どれも中途半端になった経験があります。でも過去のデータを分析すると優先順位がはっきり見えてくるんです。

今回は過去3年間の出題データから神奈川県の一般教養・教職専門試験で何を優先すべきか、そしていつ何を勉強すべきかを詳しく解説します。

結論:神奈川県は出題数が完全固定。科目を絞って確実に得点する戦略が有効です。

教職教養は教育原理・教育心理・教育法規が各5問ずつで固定。一般教養は国語4問・数学4問を軸に、毎年必ず出る科目に絞れば全39問の約70%を確保できます。

神奈川県は出題パターンが極めて安定しているため、過去問分析と的を絞った対策が最も効果的です。

福永

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目次

一般教養・教職専門の概要

神奈川県教員採用試験の一般教養・教職専門は第1次選考で実施されます。

対策を始める前に試験の全体像を把握しましょう。

対象校種全校種共通
試験時間60分
問題数39問
出題形式択一式(マークシート)
出題範囲①教職教養
②一般教養
配点100点満点
令和8年度採用(2025年実施)一般教養・教職専門の概要

特徴は試験時間が60分と比較的余裕がある点です。39問を60分で解くため1問あたり約1分30秒使えます。

ただし一般教養の比重が高いため教職教養だけでなく幅広い科目への対応が必要です。


▼実際の問題や出題形式を確認したい方は、以下の記事で過去問をまとめています。

一般教養・教職専門の出題傾向

神奈川県教員採用試験の一般教養・教職専門は、教職教養15問と一般教養24問で構成されています。

【重要】神奈川県は出題数が「完全固定」されています

過去3年間でほぼすべての科目の出題数が変わっていません。これは全国的にも珍しく、計画的な対策が最も効果を発揮する自治体と言えます。

教職教養の傾向

教職教養は全15問で、教育原理・教育心理・教育法規が各5問ずつ完全固定されています。

過去3年間の科目別の出題数は次のとおりです。

科目R8R7R6
教育原理555
教育史000
教育心理555
教育法規555
教職教養の科目別出題数一覧(令和6年度〜8年度)
福永

教育史は過去3年間完全にゼロのため対策不要です。

まずは教育法規と教育原理から始めてください。

教育法規は条文の暗記が中心で取り組みやすく、教育原理は学習指導要領という明確な対策範囲があるためです。

教育心理は理論が多く理解に時間がかかるため、法規と原理の基礎が固まってから取り組むのがおすすめです。

一般教養の傾向

一般教養は全24問で全問題数の約62%を占めます。

過去3年間の科目別の出題数は次のとおりです。

分野科目R8R7R6
人文科学国語444
英語222
音楽111
美術111
社会科学世界史010
日本史222
地理222
政治321
経済111
自然科学数学444
物理111
化学111
生物111
地学111
一般教養の科目別出題数一覧(令和6年度〜8年度)

まずは国語と数学から始めてください。

この2科目だけで各4問ずつ計8問、一般教養の3分の1を占めるためです。

次に英語2問と社会科目から2科目程度を押さえれば、ここまでで一般教養24問中14問を確保できます。

福永

その他の科目は後回しでOK!


▼科目別に出題分野を一覧化したデータを以下の記事でまとめています。あわせて活用してください。

一般教養・教職専門の学習ロードマップ

神奈川県教員採用試験の試験日は例年7月です。そのため、10月頃から勉強を始めるといいでしょう。

以下のロードマップ(スケジュール)に沿って、いつ・何を・どう勉強するかを具体的に解説します。

STEP①:10月〜12月(教職教養の基礎固め)

取り組む科目:教育法規・教育原理

まずは教職教養の2本柱から攻略します。

この2科目で15問中10問を占めるため、ここを固めれば教職教養の約67%を確保できます。

教育法規は教育基本法から!

教育法規は条文の暗記が勝負です。教育基本法の前文と全17条を最優先で覚えてください。

書き込み式のテキスト(セサミノート)や問題集(教職教養 よく出る過去問224)を使うと効率的です。

分野R8R7R6
日本国憲法と教育基本法122
学校に関する法規200
学校教育に関する法規011
子どもに関する法規111
教職員の法規111
教育法規|分野別の出題一覧

日本国憲法と教育基本法が最頻出ですが、他の分野もバランス良く出題されます。地方公務員法(服務)・教育公務員特例法(研修)も押さえておきましょう。

福永

近年のトレンドは「こども基本法」です!これも見ておくといいですね。

教育原理は学習指導要領の総則から!

教育原理は学習指導要領が中心です。

総則を精読し「資質・能力の三つの柱」「カリキュラム・マネジメント」「主体的・対話的で深い学び」を確実に押さえてください。

分野R8R7R6
学習指導要領332
特別活動101
生徒指導010
特別支援教育011
教育時事101
教育原理|分野別の出題一覧(一部抜粋)

学習指導要領が圧倒的に多く毎年2~3問出題されます。

特別活動、生徒指導、特別支援教育も出題されるため、文科省の最新資料も確認しておきましょう。

COLUMN①:神奈川県は「安定」が最大の特徴

神奈川県の試験で最も重要なポイントは出題数の安定性です。

他の自治体では「今年は教育時事が増えた」「特別支援教育が減った」といった変動がありますが、神奈川県は過去10年間でもほとんど変化がありません。

これは過去問分析が最も効果を発揮する自治体であることを意味します。「今年は何が出るかな」と不安になるより、「確実に出る科目を完璧にする」という戦略が最も合理的なのです。

STEP②:1月〜2月(教職教養完成・一般教養着手)

取り組む科目:教育心理・国語・数学

教育法規と教育原理の復習を続けながら、教職教養を完成させ一般教養の主要2科目に着手します。

教育心理は発達理論から!

教育心理は理論の暗記が中心です。

まずはピアジェ・エリクソン・ヴィゴツキーの発達理論を完璧にしてください。その後、学習理論(ソーンダイク、スキナー、バンデューラ)、防衛機制の順に進めましょう。

分野R8R7R6
発達の理論211
学習の理論112
人格と適応121
教育評価110
教育心理|分野別の出題一覧(一部抜粋)

発達の理論、学習の理論、人格と適応がバランス良く出題されます。

福永

余力があれば教育評価もやるといいですね!

国語は読解スピード勝負!

毎日1問ずつ読解問題を解く習慣をつけてください。

漢字は教員採用試験レベルの問題集で頻出漢字を押さえましょう。古文・漢文は出ないため現代文に集中してください。

分野R8R7R6
漢字211
ことば011
読解・鑑賞222
国語|分野別の出題一覧(一部抜粋)

数学は公式の暗記と反復練習!

中学数学〜高校数学Ⅰレベルの公式を正確に覚え、典型問題を繰り返し解いてください。

因数分解、二次方程式、図形の公式は特に重要です。

分野R8R7R6
関数111
図形111
データの分析110
確率001
その他・総合問題111
数学|分野別の出題一覧(一部抜粋)

数学は苦手な人が解けるようになるまでは相当な時間が必要です。

勉強を始める時期によっては、他の科目でカバーすることも検討しましょう。

STEP③:3月〜4月(一般教養の拡大)

取り組む科目:英語・日本史

教職教養3科目の復習を継続しながら、一般教養の固定科目を増やしていきます。

この2科目で4問を確保できます。

英語は会話表現のパターン暗記から!

英語は会話文と読解が各1問ずつ完全固定です。

依頼・提案・謝罪などの頻出パターンを先に押さえてください。 読解は大学入試共通テストレベルの問題を数多く解きましょう。

分野R8R7R6
会話111
英文読解111
英語|分野別の出題一覧(一部抜粋)

日本史は古代と近現代に絞る!

日本史は2問のため、全時代を学習するより頻出テーマに絞ってください。

原始・古代(律令〜平安)と近代・現代(明治維新〜)を重点的に学習しましょう。

分野R8R7R6
原始・古代111
中世000
近世000
近代・現代111
日本史|分野別の出題一覧(一部抜粋)
福永

大学受験で世界史を選択した人はそっちでも良いです!

STEP④:5月〜6月上旬(残り科目の完成)

取り組む科目:地理・政治・生物

残りの科目を仕上げていきます。この3科目で5~6問を確保できます。

地理は世界と日本をバランス良く!

地理は2問のため、世界地理と日本地理をバランス良く学習してください。

世界地理は主要国(アメリカ、中国、ブラジルなど)の産業・気候、日本地理は各地方の特産品・工業地帯を押さえましょう。

分野R8R7R6
人類と地球002
世界の国々と産業110
日本の国々と産業110
地理|分野別の出題一覧(一部抜粋)

政治は日本国憲法に絞る!

政治は2~3問出題されますが、ほとんどが日本国憲法からの出題です。

基本的人権と統治機構を確実に押さえてください。

分野R8R7R6
日本国憲法221
現代政治の特質000
その他・総合問題100
政治|分野別の出題一覧(一部抜粋)

理科は生物だけでOK!

理科は物理・化学・生物・地学が各1問ずつ完全固定されていますが、時間がない人は比較的範囲が絞れる生物だけに絞るのがおすすめです。

分野R8R7R6
植物の世界101
動物の世界10
生物のつながり000
生物|分野別の出題一覧(一部抜粋)
福永

余裕がある人は地学(大地の変化・気象)も対策しましょう。

COLUMN②:時間配分(解く順番)を意識しよう!

この時期は過去問を通しで解いて時間配分を体に染み込ませることが大切です。

60分で39問を解くには1問約1分30秒しかありません。

特に国語と英語の読解問題、数学の計算問題は時間がかかるため、何度も練習してください。

STEP⑤:6月中旬〜本番(直前期)

総仕上げ:全科目の総復習・過去問演習

新しい参考書には手を出さず、これまで覚えた知識のメンテナンスに時間を使ってください。特に教育法規の条文、教育心理の理論、数学の公式など暗記事項は直前に必ず復習しましょう。

過去問を3年分以上解いて、時間配分と問題の傾向を完全に体に染み込ませてください。

神奈川県は出題パターンが安定しているため、過去問を繰り返し解くことが最も効果的な対策です。


▼一般教養・教職専門の勉強方法は以下の記事で解説しています。あわせて確認してください。

一般教養・教職専門まとめ

神奈川県教員採用試験の一般教養・教職専門で合格点を取るためのポイントをまとめます。

  • 出題数が完全固定:教職教養は原理・心理・法規が各5問、一般教養は国語・数学が各4問
  • 教育史は完全スルー:3年連続出題ゼロ、学習時間ゼロでOK
  • 一般教養の比重が高い:全39問中24問(約62%)が一般教養
  • 科目を絞る戦略が有効:日本史は古代と近現代、理科は生物だけでもOK

本記事では過去3年分のデータをもとに解説しましたが、実は過去10年分で見ると出題パターンの安定性がさらに明確に見えてきます。

神奈川県は全国的に見ても最も出題数が安定している自治体の1つです。

例えば教育原理の「学習指導要領」は10年間で毎年2~4問出題されており、教育心理の「発達の理論」「学習の理論」「人格と適応」も毎年バランス良く出題されています。

こうした長期的な傾向を知りたい方やあなたの状況に合わせた勉強相談がしたい方は福永までお気軽にご連絡ください。過去10年間の詳細データで学習の優先順位をさらに最適化できます。


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