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浜松市教員採用試験|面接の質問例や評価基準、求める教師像を解説

教職を志願した理由は何ですか?
あなたが目指す教師像を聞かせてください。
清掃に消極的な子供に対してどう対応しますか?

浜松市教員採用試験の個人面接では、このような質問がよく聞かれています。

浜松市の個人面接は、一次試験と二次試験に個人面接(場面指導含む)が実施されるのが特徴です。

本記事では、試験概要と評価の観点、試験の流れや過去問(質問例)をくわしく紹介します。

事前にデータを把握しておけば、面接当日に何が問われ、どう評価されるかが明確になります。準備の方向性が定まり、自信を持って面接に臨めるようになります。

面接対策の進め方は以下の記事でまとめています。あわせてご覧ください。

目次

浜松市教員採用試験|個人面接の概要

浜松市教員採用試験の個人面接は、一次試験と二次試験で実施されます。

一次と二次で実施内容が異なり、二次試験では口頭試問に加えて場面指導が行われます。

試験区分試験時間面接官実施形式
一次試験15分3人口頭試問
二次試験20分3人口頭試問+場面指導
※最初にテーマが発表され3分で構想。その後5分間で実演。

面接以外の浜松市教員採用試験の内容については以下の記事をご覧ください。

浜松市教育委員会が求める教師像

浜松市教育委員会では、求める教師像として次の3つを掲げています。

こどもの自分らしさを受け止める教職員

児童生徒一人ひとりの個性や価値観を尊重し、その子らしさを受け止めながら成長を支援できる教職員を求めています。

不登校や特別な支援を必要とする子ども、多様な背景をもつ子どもへの対応など、一人ひとりに寄り添う姿勢が重要です。

  • 児童生徒理解にかかわるもの
  • 教育的愛情にかかわるもの
  • 多様性の尊重にかかわるもの
  • 生徒指導や教育相談にかかわるもの

愛情と情熱、規範意識を持ち続ける教職員

教職に対する使命感や責任感をもち、子どもの成長を支え続ける熱意のある教職員が求められています。

また、教員は公務員として高い倫理観が求められるため、法令遵守や人権意識、社会人としての自覚も重要な資質です。

  • 教職への使命感にかかわるもの
  • 教育に対する情熱にかかわるもの
  • 倫理観や規範意識にかかわるもの
  • 人権意識や信頼関係の構築にかかわるもの

専門性と指導力を磨き続ける教職員

変化の激しい教育環境の中で、教科指導や学級経営、生徒指導などに関する専門性を継続的に高めていく姿勢が求められています。

ICT活用や個別最適な学びなど、新しい教育課題にも積極的に対応しながら、より良い教育実践を追求することが期待されています。

  • 教科指導にかかわるもの
  • 学級経営にかかわるもの
  • ICT活用にかかわるもの
  • 研修や自己研鑽にかかわるもの

これらの教員像を踏まえ、浜松市ではどのような観点で評価が行われるのかを次で確認していきましょう。

浜松市教員採用試験|個人面接の評価観点

浜松市教員採用試験の個人面接では、一次試験と二次試験でそれぞれ評価の観点が定められています。

知識だけでなく、教員としての資質や児童生徒との関わり方、実践的な課題解決力が重視されています。

  1. 一次試験
  2. 二次試験

一次試験

教職への熱意や人間性、倫理観などが総合的に評価されます。

日常の言動や経験に基づいた具体的なエピソードを用意しておくことが重要です。

評価項目主な評価内容
使命感・情熱教職への動機、教育に対する使命感、教育実践に対する情熱・責任感、子供に対する愛情
人間性・対人関係明るくさわやかな印象、粘り強さ、誠実さ、謙虚さ、協調性、気配り、柔軟性
倫理観・常識・態度教員として必要な倫理観、判断力、品位、情緒の安定・落ち着き、自己理解

二次試験

子供への向き合い方や実践的な課題解決力、意欲が評価されます。

特に場面指導では、課題の本質を理解し、子供に寄り添いながら的確な指導ができるかが見られています。

評価項目主な評価内容
子供への愛教育に対する使命感、一人一人の実態に応じた指導、子供を育てたいという願い・思い
課題解決力課題の重要性や本質を正しく理解する力、他者と連携する力、子供に寄り添った適切な指導力
意欲姿勢教員として伸びる素養、粘り強く取り組む意欲、学び続ける情熱、助言を受け入れる謙虚さ、組織での活躍期待

浜松市教員採用試験|面接用シート

令和9年度(2026年実施)から面接用シートに変わって、出願時に入力する形式になっています。

浜松市教員採用試験では、面接の参考資料として面接用シートの提出が求められます。

一般的な志望動機などを書かせるだけでなく、以下のようなユニークな項目があるのが特徴です。

  • あなたらしさが最も表れている写真をアップロードしてください。アップロードした写真がなぜあなたらしさを象徴しているのか400字以内で説明してください。

このシートは面接官の手元に渡り、面接中の質問材料となります。

ただ印象の良い写真を選ぶのではなく、「浜松市が求める教師像」や「自分の強み」が明確に伝わるものを選ぶことが重要です。

面接で関連する質問を受けた際に、具体的な経験とともに一貫して説明できるよう準備しておくことが大切です。

「何を書けばいいかわからない」「この内容で伝わるのか不安」という方は、面接用シートの添削や個別相談も行っています。提出前に一度チェックしておきたい方は、以下の記事も活用してみてください。

浜松市教員採用試験|個人面接の流れ

浜松市教員採用試験の面接は、一次試験と二次試験で実施内容が異なります。

試験当日の流れを確認しておきましょう。

STEP

集合・待機

所定の時間までに試験会場へ集合します。

受付後は控室で待機し、試験官の案内や指示を待ちます。

STEP

一次試験の面接

面接官3人に対する15分間の口頭試問が実施されます。

志望動機や教職への意欲、面接用シートに基づく自己PRなどが中心に問われます。

STEP

二次試験の面接(構想)

二次試験では、口頭試問のほかに場面指導が課されます。

最初にテーマが発表され、3分間で指導内容を考えます。即座に状況を把握し、対応策を組み立てる力が試されます。

STEP

二次試験の面接(実演・口頭試問)

構想後、5分間で場面指導を実演します。児童生徒が目の前にいると想定して、言葉がけや指導を行います。

実演後は、その指導内容に対する振り返りの質問や、教職に関する口頭試問が続きます。

浜松市教員採用試験|個人面接の過去問(質問例)

浜松市教員採用試験の面接試験で、実際に出題されたテーマや質問例を紹介します。

ここに掲載しているのは、多くの受験者が聞かれている頻出質問です。つまり、誰でも聞かれる可能性がある質問といえます。

一次試験の質問例

教職への動機や教師像、教育課題に関する質問が中心です。

  • 教職を志願した理由は何ですか。
  • なぜ教員を目指すのですか。
  • あなたのどういう点が教員に向いていると思いますか。
  • 今までに印象に残った先生はいますか。また、なぜ印象に残っていますか。
  • あなたが目指す教師像を聞かせてください。また、そのためにはどのような努力をしますか。
  • あなたが考える”人間味あふれる教員”とは何ですか。
  • 信頼される教師とは何ですか。
  • 自分がやってみたい教師としての指導はどんなことですか。
  • 最近の教育問題の中で気になる問題は何ですか。
  • 教員に必要な資質とは何だと思いますか。
  • 浜松市の教育方針のどのような点に惹かれましたか。
  • いわゆる”荒れている学校”に赴任することになったらどうしますか。
  • 教員になって5年後の自分の姿をイメージして話をしてみてください。

二次試験の質問例(場面指導テーマ)

二次試験の場面指導では、具体的な状況を提示され、その場ですぐに指導や声かけを実践することが求められます。

  • 清掃に消極的な子供に対してどう対応しますか。
  • 学級の席替えをします。どのようなことに注意しますか。
  • 1学期始業式の日の学級活動において、担任として子供たちに伝えたいことを話してください。
  • 宿題をやってこない子供に対して、どう対応しますか。
  • 読書の大切さや素晴らしさをどのように伝えますか。
  • あいさつの大切さを子供たちにどのように指導しますか。
  • グループを作って人の悪口を言ったり、人を寄せ付けなかったりする子供がいます。どう指導しますか。
  • 言葉遣いが悪い子供にどう指導しますか。
  • 家庭訪問で、隣の学級担任の批判を聞きました。その保護者にどのように対応しますか。
  • 頻繁に保健室に来る子供に対して、どのようなところに気を付けて観察しますか。

質問内容を見ると、浜松市の面接では一つの回答に対して「なぜ?」「具体的には?」と深く掘り下げられる傾向(コンピテンシー評価型)があることが分かります。

自分の強みや経験をどのように教員として活かすのか、志望理由と一貫して説明できるかが重要です。

ここに掲載している質問以外の準備や回答の作り方は以下の記事で解説しています。

浜松市教員採用試験|個人面接まとめ

本記事では、浜松市教員採用試験の個人面接について、試験内容や評価観点、過去問をまとめました。

この記事のポイント
  • 個人面接は一次試験と二次試験の両方で実施される
  • 一次試験は15分間の口頭試問、二次試験は20分間で口頭試問と場面指導が課される
  • 面接では浜松市が求める教員像に基づいて人物評価が行われる
  • 事前に提出する「面接用シート(写真等)」に基づいて深掘りされることが多い
  • 過去問を活用し、自分の経験や強みをコンピテンシー(行動特性)として伝えられるよう準備しておくことが重要である

求める教師像や評価観点を理解したうえで、今までの経験や考えを自分の言葉で伝えられるよう準備を進めてみてください。

福永

面接は準備で差がつきます。早めに対策を始めましょう。

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