こんにちは、教採ギルドの福永です。
令和9年度(2027年度採用)岐阜県教員採用試験の最終合格者が発表されました。
一般受験者1,531人に対して、最終合格者は579人。最終倍率は2.6倍です。
ただ、全体の2.6倍だけを見ても、実際の競争状況はあまり見えてきません。
小学校は1.6倍ですが、中学校の保健体育は21.6倍、高校の保健体育は14.1倍、養護教諭も13.8倍でした。
ここからは、校種・教科別の結果を詳しく見ていきます。
岐阜県教員採用試験の最終結果
今回の一般選考の結果は、次のとおりです。
一般受験者1,531人に対して579人が最終合格し、全体倍率は2.6倍でした。
ただし、校種・教科によって倍率にはかなり大きな差があります。
校種・教科別の倍率
受験者数は「R9採用受験者数」のうち、一般の人数を使っています。
小学校
| 校種 | 科目 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 小学校 | 一般 | 405 | 253 | 1.6倍 |
小学校は405人が受験し、253人が合格。倍率は1.6倍でした。
今回の主要な校種を見ると、比較的低い倍率です。
中学校
| 科目 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 49 | 25 | 2.0倍 |
| 社会 | 84 | 19 | 4.4倍 |
| 数学 | 35 | 20 | 1.8倍 |
| 理科 | 41 | 29 | 1.4倍 |
| 音楽 | 19 | 6 | 3.2倍 |
| 美術 | 11 | 6 | 1.8倍 |
| 保健体育 | 108 | 5 | 21.6倍 |
| 技術 | 5 | 4 | 1.3倍 |
| 家庭 | 13 | 6 | 2.2倍 |
| 英語 | 62 | 26 | 2.4倍 |
中学校では、保健体育の21.6倍が突出しています。
108人が受験したのに対して、最終合格者は5人でした。
次いで社会が4.4倍、音楽が3.2倍となっています。
一方、技術は1.3倍、理科は1.4倍でした。同じ中学校でも、教科によって状況はかなり違います。
高等学校
| 科目 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 31 | 10 | 3.1倍 |
| 地理歴史(地理) | 11 | 2 | 5.5倍 |
| 地理歴史(日本史・世界史) | 33 | 7 | 4.7倍 |
| 数学 | 53 | 12 | 4.4倍 |
| 理科(物理) | 11 | 5 | 2.2倍 |
| 理科(化学) | 10 | 5 | 2.0倍 |
| 理科(生物) | 11 | 5 | 2.2倍 |
| 英語 | 29 | 17 | 1.7倍 |
| 保健体育 | 113 | 8 | 14.1倍 |
| 家庭 | 12 | 7 | 1.7倍 |
| 音楽 | 4 | 1 | 4.0倍 |
| 美術 | 6 | 1 | 6.0倍 |
| 書道 | 0 | 0 | ― |
| 福祉 | 0 | 0 | ― |
| 農業 | 16 | 5 | 3.2倍 |
| 工業(機械系) | 5 | 3 | 1.7倍 |
| 工業(電気・電子系) | 3 | 3 | 1.0倍 |
| 工業(建築・土木系) | 1 | 0 | ― |
| 工業(化学系) | 1 | 1 | 1.0倍 |
| 工業(デザイン系) | 0 | 0 | ― |
| 商業 | 27 | 12 | 2.3倍 |
| 情報 | 10 | 2 | 5.0倍 |
高校では、保健体育が14.1倍と特に高くなりました。
そのほか、美術6.0倍、地理5.5倍、情報5.0倍、日本史・世界史4.7倍、数学4.4倍となっています。
一方で、工業(電気・電子系)と工業(化学系)は1.0倍でした。
ただし、受験者数そのものが少ない区分もあります。倍率だけで難しさを判断しないことも大切です。
特別支援学校
| 校種 | 科目 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 特別支援学校 | 一般 | 124 | 61 | 2.0倍 |
特別支援学校は124人が受験し、61人が合格。倍率は2.0倍でした。
養護教諭
| 校種 | 科目 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 養護教諭 | 一般 | 166 | 12 | 13.8倍 |
養護教諭は166人が受験し、12人が最終合格。倍率は13.8倍でした。
中学校、高校の保健体育と並び、今回かなり倍率の高かった区分です。
倍率が高かった校種・教科
今回、特に倍率が高かった区分を整理すると次のようになります。
やはり目につくのは、保健体育と養護教諭です。
岐阜県全体は2.6倍ですが、自分の受験区分まで見ると印象はかなり変わります。
受験者数を見るときの注意点
受験者数は「R9採用受験者数」のうち、一般の人数を使用しています。
「大学3年」の受験者は含めていません。
また、岐阜県教育委員会の出願状況表に記載された一般受験者数の総計は1,531人です。
一方、校種・教科別の一般受験者数を合計すると1,509人となります。
この差22人は、採用予定数で「外数」とされている社会人特別選考、スペシャリスト、日本語指導者などの受験者です。
そのため、この記事では全体結果について一般受験者1,531人、最終合格者579人、倍率2.6倍として整理しています。
過去の倍率とも比べてみよう
今回の倍率だけを見ても、それが高いのか低いのかは判断しにくいですよね。
特に教科採用は、募集人数や受験者数によって倍率が大きく動くことがあります。
岐阜県教員採用試験の過去の倍率は、以下の記事で校種・教科別にまとめています。
倍率データ 岐阜県教員採用試験の倍率まとめ|校種・教科別の推移 →自分の志望教科が毎年高いのか、それとも今年だけ高かったのかまで確認しておくと、今回の結果も見やすくなると思います。
まとめ|岐阜県教員採用試験の最終倍率は2.6倍
令和9年度(2027年度採用)岐阜県教員採用試験は、一般受験者1,531人に対して579人が最終合格しました。
全体倍率は2.6倍です。
ただ、今回の結果を見るなら「岐阜県は2.6倍だった」で終わらせないほうがいいと思います。
小学校は1.6倍ですが、中学校の保健体育は21.6倍、高校の保健体育は14.1倍、養護教諭は13.8倍です。
同じ岐阜県でも、校種・教科によって置かれている状況はかなり違います。
倍率を見るときは、全体の数字だけではなく、自分が受験する校種・教科まで確認しておきたいところです。
教採ギルド代表
福永 真 Makoto Fukunaga
あ、どうも、サイト代表の「福永 真」です。
「教採ギルド(みんなの教員採用試験対策ブログ)」では、公立学校の先生になりたい方に向けて、教員採用試験に関する情報を発信しています。
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