MENU

【2027年受験対策】名古屋市教員採用試験の合格完全ガイド

名古屋市教員採用試験を受験したいけれど、「日程はいつ?」「自分は受験できる?」「どんな選考区分があるの?」と、調べることの多さに迷っていませんか。

この記事では、2027年度採用(2026年実施)名古屋市公立学校教員採用選考試験について、日程、募集校種・教科、採用予定人員、受験資格、選考区分を中心にまとめました。まずはここで全体像をつかみ、試験内容や倍率などは各対策記事で確認してください。

2027年度採用試験を30秒で確認
申込期間4月13日~5月1日
1次試験6月13日
1次結果7月中旬
2次試験7月18・19日
最終結果8月19日
採用予定約480人
目次

名古屋市教員採用試験の概要

名古屋市教員採用試験は、名古屋市立の小学校・中学校・高等学校・幼稚園・特別支援学校などで働く教員を採用するための選考試験です。

基本は1次試験と2次試験の2段階です。ただし、勤務経験や資格などに応じた特例が多く、条件を満たすと一部科目や1次試験そのものが免除される場合があります。

正式名称令和8年度実施 名古屋市公立学校教員採用選考試験
採用年度令和9年度(2027年度)
申込方法インターネット申込(名古屋市電子申請サービス)
選考区分高等学校、中学校、小学校、幼稚園、特別支援学校、養護、栄養
主な試験1次:小論文・総合教養・専門
2次:個人面接1・個人面接2・実技(対象者のみ)

注意:申込期間中に手続きを完了したものだけが有効です。特例を申請する場合は、インターネット申込とは別に必要書類の郵送が必要です。

2027年度採用試験の主な変更点

2026年実施試験では、特例制度を中心に変更があります。該当する人は、通常受験より負担が軽くなる可能性があるため、出願前に確認しておきましょう。

1

他自治体の本務教諭への特例を拡充

名古屋市以外の国公立学校で本務教諭として通算2年以上勤務している人は、対象区分で1次試験が免除されます。

2

特別支援学級担当希望者への特例を拡充

中学校・小学校志願者で対象免許状を持つ人は、1次試験の「総合教養」が加点から免除へ変更されました。

3

大学推薦の対象を拡大

大学推薦の対象に中学校(美術)が追加されました。大学推薦特例の対象者は1次試験が免除されます。

4

子どもと関わる活動の対象を追加

特例の対象となる活動に、名古屋市における土曜・日曜日のクラブ活動指導者が追加されました。

5

ICT活用能力に関する特例を廃止

これまで設けられていたICT活用能力に関する特例は、2026年実施試験から廃止されています。

名古屋市教員採用試験の日程

申込みから最終結果までは約4か月です。1次試験と2次試験の間が短いため、面接や実技を1次試験後から始めると準備不足になりやすいです。

  1. 4月13日~5月1日
    受験申込み名古屋市電子申請サービスから申し込みます。特例申請書類も5月1日までに提出します。
  2. 6月1日以降
    受験票交付電子メールを確認し、受験票を印刷します。写真の貼付も必要です。
  3. 6月13日(土)
    1次試験小論文、総合教養、専門を実施します。特例により一部または全部が免除される場合があります。
  4. 7月中旬
    1次試験結果受験者全員に郵送で通知され、名古屋市公式ウェブサイトでも発表されます。
  5. 7月18・19日
    2次試験全区分で個人面接1・個人面接2を実施。校種・教科によって実技試験もあります。
  6. 8月19日(水)
    最終選考結果2次試験受験者に合格・補欠・不合格が通知されます。

募集校種・教科と採用予定人員

2027年度採用の採用予定人員は、若干人の区分を除いて約480人です。もっとも多いのは中学校の約235人で、小学校が約155人と続きます。

選考区分教科・区分採用予定人員
高等学校国語、地理・歴史、数学、理科、保健体育、家庭、英語、工業、商業、その他欠員が生じた教科約25人
中学校国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語約235人
小学校小学校約155人
幼稚園幼稚園若干人
特別支援学校特別支援学校約55人
養護養護教員約10人
栄養栄養教員若干人

※小学校・中学校の採用予定人員には、特別支援学級担当教員約40人を含みます。全体の採用予定人員には、障害者特別選考試験の約10人を含みます。人数は変更される場合があります。

名古屋市教員採用試験の受験資格

一般の受験者は、主に教員免許状と年齢の条件を確認します。特例を利用する場合は、勤務年数や活動歴など追加要件もあります。

条件要件
教員免許状志願する選考区分に応じた教諭普通免許状を所有、または2027年3月31日までに取得見込みであること
年齢50歳未満(1977年4月2日以降に生まれた人)
欠格事項地方公務員法第16条各号、学校教育法第9条各号などに該当しないこと

特別支援学校教員は、特別支援学校等の免許状に加えて、担当する小学部・中学部・高等部に相当する学校の教諭普通免許状も必要です。

特例B-1①~⑥、D-1、D-2に該当する人は、60歳未満(1967年4月2日以降に生まれた人)まで受験できます。特例ごとに細かな要件があるため、年齢だけで判断しないでください。

名古屋市教員採用試験の選考区分

通常の選考に加えて、名古屋市では技能、勤務経験、大学推薦などに応じた特例が用意されています。要件を満たせば、加点や試験免除を受けられます。

区分主な対象主な特例内容
特例Aスポーツ・芸術実績、英会話能力、専修免許状など専門の免除・加点など
特例B常勤講師・非常勤教諭、本務教諭、教職インターンシップ、子どもと関わる活動経験者総合教養・専門の免除や加点、1次免除など
特例C大学院在学者・進学者への特別措置対象者2次試験の口述のみ
特例D介護・子育てを理由に名古屋市の本務教諭を退職した人2次試験の口述のみ
特例E特別支援学級担当を希望し、対象免許状を持つ中学校・小学校志願者総合教養の免除
特例F大学等の推薦を受ける対象校種・教科の学生1次試験免除
特例G前年度の採用試験で2次試験受験対象となった人1次試験免除

このほか、障害者特別選考試験、大学3年生等を対象とした選考試験、大学3年生等を対象とした障害者特別選考試験も別枠で実施されます。

名古屋市教員採用試験の内容

通常受験では、1次試験で小論文・総合教養・専門、2次試験で個人面接を受けます。実技は校種・教科によって追加されます。

段階試験概要
1次試験小論文全員共通。9:40~10:30の50分で実施
総合教養全員共通。10:50~11:30の40分で実施
専門校種・教科別に実施。小学校全科、幼稚園教育、特別支援教育、養護、栄養など
2次試験口述個人面接1・個人面接2。個人面接2では模擬指導を実施
実技音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語、幼稚園、養護の対象者に実施

試験時間、配点、出題傾向、実技の詳しい内容は、試験内容の記事にまとめています。

名古屋市教員採用試験の倍率

2026年実施の名古屋市教員採用試験は、夏試験の全校種合計で1,483人が受験し、557人が合格しました。

2026年実施2.7倍

受験者数:1,483人

合格者数:557人

全体倍率だけではなく、校種・教科ごとの差を見ることが大切です。

たとえば2026年実施では、小学校は2.3倍ですが、養護教諭は11.1倍、栄養教諭は34.0倍でした。受験する区分によって競争率は大きく異なります。

校種・教科別の受験者数、合格者数、過去6年間の推移は「名古屋市教員採用試験の倍率一覧」で確認できます。

名古屋市教員採用試験の過去問

名古屋市教員採用試験では、総合教養や専門、小論文などの過去問を確認できます。まず1年分を見て、問題数や出題形式、自分の現在地を把握しておくと勉強の優先順位を決めやすくなります。

過去問は、参考書を一通り終えてから使うものではありません。対策の最初に確認し、その後の勉強で何を重点的に覚えるかを決める材料として使うのがおすすめです。

年度別の問題と使い方は「名古屋市教員採用試験の過去問と活用方法」にまとめています。

合格に向けた対策の進め方

名古屋市は、1次試験から2次試験までの間隔が短い試験です。筆記だけに集中しすぎず、小論文や面接も早めに並行して進める必要があります。

最初に過去問と試験内容を確認する

まず、自分が受ける校種・教科の試験内容を確認し、過去問を1年分見てください。問題形式や難易度を知らないまま参考書を進めるより、必要な勉強を絞り込みやすくなります。

小論文は時間を測って書く

1次試験の小論文は50分です。知識を覚えるだけではなく、制限時間内に構成を考えて答案を書き切る練習が必要です。早い段階から実際の形式で書いてみましょう。

面接対策は1次試験前から始める

1次試験から2次試験までは約1か月です。しかも、1次試験の結果発表から2次試験まではさらに短くなります。志望動機や自己PR、模擬指導の準備は筆記と並行して進めてください。

名古屋市教員採用試験に関するよくある質問

名古屋市教員採用試験に年齢制限はありますか?

あります。2027年度採用の一般受験者は50歳未満、つまり1977年4月2日以降に生まれた人が対象です。一部の特例では60歳未満まで受験できます。

教員免許状を取得見込みでも受験できますか?

受験できます。志願する選考区分に必要な教諭普通免許状を、2027年3月31日までに取得見込みであれば対象です。

複数の校種を併願できますか?

所有する免許状などの条件を満たせば、高等学校・中学校・小学校・幼稚園のうち2校種まで併願できます。ただし、試験時間が重なる組み合わせなど、併願できない場合があります。

愛知県の教員採用試験と併願できますか?

2026年実施試験では、名古屋市と愛知県の1次試験がどちらも6月13日、2次試験も7月18日・19日で同日程です。そのため、通常の受験方法で両方の試験を受けることはできません。出願前に、どちらを第一志望として受験するか決めておく必要があります。

講師経験があると試験は免除されますか?

勤務形態と期間によって異なります。名古屋市公立学校での常勤講師・非常勤教諭経験には、総合教養や専門の免除・加点などの特例があります。必要な任用期間を確認してください。

大学3年生でも受験できますか?

大学3年生等を対象とした選考試験が別に実施されています。通常の採用選考とは採用年度や受験資格が異なるため、専用の試験要項を確認してください。

名古屋市教員採用試験の全体像をつかんで対策を始めよう

名古屋市教員採用試験は、一般受験だけでなく、勤務経験や資格を生かせる特例が多い試験です。まずは受験資格と選考区分を確認し、自分が受ける試験を確定させましょう。

そのうえで、過去問を使って現在地を確認し、総合教養・専門・小論文・面接を並行して進めてください。詳しい傾向や対策は、この記事から各専門記事へ進めます。

出典:『令和8年度実施 名古屋市公立学校教員採用選考試験要項』、名古屋市公式ウェブサイト「令和8年度実施 名古屋市公立学校教員採用選考試験要項について」「令和8年度実施 名古屋市公立学校教員採用選考試験について」。日程・採用予定人員・選考内容等は変更される場合があります。受験時は名古屋市公式ウェブサイトで最新情報を確認してください。

AUTHOR この記事を書いた人
福永 真

教採ギルド代表

福永 真 Makoto Fukunaga

あ、どうも、サイト代表の「福永 真」です。

「教採ギルド(みんなの教員採用試験対策ブログ)」では、公立学校の先生になりたい方に向けて、教員採用試験に関する情報を発信しています。

孤独になりがちな教採対策の伴走者として、気軽に活用してください☺️

SNSでも情報配信中 Follow me
目次