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【2026年受験】札幌市教員採用試験の内容(一次・二次試験)

試験内容|札幌市教員採用試験

札幌市の公立学校で教員を目指している方に向けて、教員採用候補者選考検査の内容(第1次検査・第2次検査)をわかりやすく整理しました。

選考スケジュールや実施状況(倍率)など、受験に必要な情報をガイドブックのような感覚でまとめています。これから本格的に準備を始める方の役に立つはずです。

選考方法や検査内容を理解しないまま勉強を進めてしまうと、努力が成果に結びつきにくくなります。

まずは札幌市教員採用選考検査の制度を正しく把握することから始めていきましょう。

福永

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目次

札幌市教員採用選考検査の内容

札幌市教員採用選考検査では、筆記検査(教養・専門)だけでなく、適性検査や指導法検査、面接検査、実技検査など複数の検査が課されます。

検査は第1次検査と第2次検査の2段階で行われます。一般選考(小学校・幼稚園・中学校・高等学校教諭等)の検査内容は以下のとおりです。

検査区分検査種目配点等
第1次検査教養検査(一般・教職)40点
専門検査(I)100点
専門検査(II)100点
第2次検査適性検査
教科等指導法検査記述式
個別面接(I・II)面接検査
実技検査対象者のみ
令和9年度採用|札幌市教員採用選考検査の内容(一般選考)

第1次検査

第1次検査では、教養検査、専門検査がマークシート式で実施されます。

教養検査(一般・教職)

一般教養は自然科学、社会科学、人文科学について、教職教養は学校教育関係の法規、教育原理、教育心理、道徳教育等について知識や理解が問われます。

対象校種全校種共通
試験時間60分間
問題数40問
出題形式択一式(マークシート)
出題範囲
*数字は出題数
教職科目(教育原理⑭、教育心理②、教育法規④)
人文科学(国語②、英語②、保健体育②)
社会科学(地理②、政治②、時事④)
自然科学(数学②、化学②、地学②)
配点40点
教養検査の試験概要(令和9年度実施予定/前年度実績ベース)

出題範囲は非常に広く、全科目を均等にカバーするのは現実的ではありません。出題数の多い科目や出題頻度の高い分野から取り組むことが重要です。

まずは頻出分野の教育原理や教育法規の2科目から着手しましょう。

教養検査の対策については、こちらの「札幌市教員採用選考検査|教養検査の出題傾向と対策」で詳しく解説しています。

専門検査(I・II)

専門検査(I)では、志望する校種・教科に係る専門的知識や学習指導要領に関する知識が問われます。

対象校種全校種・教科
試験時間60分
問題数教科・科目による
出題範囲①志望校種・教科の知識・技能
②学習指導方法等の基礎
解答方法択一式(マークシート)
配点100点満点
専門検査の試験概要(令和9年度実施予定/前年度実績ベース)

専門検査(II)は、特別支援教育等の基礎知識をみるために実施されます(受検区分等により必須)。

専門検査の勉強方法は、こちらの「教員採用試験の専門教養(科目)とは?試験内容や勉強方法を徹底解説」で解説しています。

第2次検査

札幌市教員採用選考検査の第2次検査では、適性検査・教科等指導法検査・個別面接(Ⅰ・Ⅱ)が実施され、一部の校種・教科で実技検査が加わります。

適性検査

適性検査では、質問紙法による性格検査が行われます。

対象校種全受検区分
試験時間30分間
適性検査の概要(令和9年度実施予定/前年度実績ベース)

教員としての対人的側面や性格特性を確認するためのものです。

特別な対策は必要ありませんので、ありのままに回答しましょう。

教科等指導法検査

教科等指導法検査は、受検する校種・教科に係る指導法についての理解を問う記述式の筆記試験です。

対象校種全受検区分
試験時間60分間
出題形式記述式
教科等指導法検査の概要(令和9年度実施予定/前年度実績ベース)

受検区分によって、以下の内容が出題されます。

  • 小学校・幼稚園教諭区分:小学校に係る指導法についての理解
  • 中学校・高等学校教諭区分:中学校に係る教科別の指導法についての理解
  • 養護教諭・栄養教諭区分:それぞれに応じた指導法についての理解

学習指導要領をしっかりと読み込み、具体的な指導場面を想定しながら論述できるようにしておくことが重要です。

個別面接(Ⅰ・Ⅱ)

個別面接では、札幌市が求める教員像となりうる資質・能力を有しているかが総合的に評価されます。

対象校種全受検区分
試験時間受検者ごとに別途指定
形式個別面接(ⅠとⅡの2回実施)
個別面接の概要(令和9年度実施予定/前年度実績ベース)

札幌市では、個別面接が「Ⅰ」と「Ⅱ」の2回に分けて実施されます。

「教育者としての強い使命感・倫理観」「子どもへの深い教育的愛情」「実践的指導力」「地域等との連携・協働」など、札幌市が求める教員像に基づく資質や適性が厳しく評価されます。

面接の質問例や対策は、こちらの「札幌市教員採用選考検査|面接検査の傾向と過去の質問」でまとめています。

実技検査

実技検査は、受検する学校の種類及び教科に応じた実技の能力をみるために実施されます。(一部の教科のみ)

対象区分中学校・高等学校教諭(音楽・英語)
※併願区分として選択した場合も受検必須
検査内容音楽【ピアノ演奏】
中学校歌唱共通教材のうち、当日指定された1曲の主旋律に平易な伴奏を付ける。
はじめに中学校用教科書に記載されている調で演奏し、次に検査時に示された調で演奏する。
※楽譜の持参可(コピーしたもので著作権を侵害するものは不可)

【歌唱】
コールユーブンゲン(第1巻)№1~№41(原書番号)のうち、当日指定された1曲を歌う。
英語日常的なことの自由会話と英文を読んで内容について答える。
実技検査の概要(令和9年度実施予定)

実技検査では、技能の正確さだけでなく、落ち着いて課題に取り組む姿勢も見られます。

実際の検査を想定した練習を行っておくことが大切です。

札幌市教員採用選考検査の選考スケジュール

札幌市教員採用選考検査の主なスケジュールは以下のとおりです。

4月上旬〜4月30日受験申込み(Webエントリーおよび書類郵送)
6月14日第1次検査
7月17日第1次検査合格発表
7月31日〜8月2日第2次検査
9月25日最終合格発表
札幌市教員採用選考検査の主なスケジュール

出願期間が短いので、早めの準備を心がけましょう。

より詳しい試験日程については、「札幌市教員採用選考検査の試験日程・スケジュールで解説しています。

札幌市教員採用選考検査の実施結果(倍率)

過去5年間の志願倍率(合計)は以下のとおりです。

  • 令和8年度:3.8倍
  • 令和7年度:3.4倍
  • 令和6年度:3.3倍
  • 令和5年度:3.3倍
  • 令和4年度:3.7倍

倍率は3倍〜4倍前後で推移しています。決して低い倍率ではないため、事前の準備が合否を左右します。

校種・教科ごとの詳しい倍率については、「札幌市教員採用選考検査の倍率|教科別・推移」の記事で確認できます。

札幌市教員採用選考検査に関するFAQ

札幌市教員採用選考検査の志望者が抱く共通の疑問にお答えします。

Q-1.受験資格(年齢制限)はありますか?

A-1 年齢・免許・欠格条項の条件を満たす必要があります。

年齢の条件

昭和40年(1965年)4月2日以降に生まれた方が対象です。

免許の条件

各区分に応じた教育職員免許状を有する、または取得見込みである必要があります。

欠格条項

地方公務員法、学校教育法、およびこども性暴力防止法に規定する欠格条項に該当しないことが必須です。

Q-2.過去問はどこで入手できますか?

A-2 行政情報センターで閲覧・コピーが可能です。

道庁別館3階にある「札幌市総務部行政局文書課行政情報センター」に直接行くことで、過去の選考問題の閲覧およびコピーが可能です。

詳細は、「札幌市教員採用選考検査の過去問の入手方法」で解説しています。

Q-3.今回(令和8年度実施)の主な変更点はありますか?

A-3 受検区分や併願制度に大きな変更があります。

特に以下の点に注意が必要です。

  • 受検区分の変更(特別支援教育の推進に伴う見直し)。
  • 併願制度の導入(特定の組み合わせで併願が可能に)。
  • 特別加点制度の拡充(特別支援免許所持者かつ併願者への自動付与)。
  • 受検対象年齢の拡大(62歳未満まで受検可能に)。

札幌市教員採用選考検査の合格に向けて

札幌市教員採用選考検査は、第1次検査から第2次検査まで、多角的な評価が行われます。

特に今年度からは併願制度などが導入され、戦略的な出願と準備がより重要になります。

まずは試験概要を熟読し、正しい情報を元に学習計画を立てましょう。

パターン
早い段階から人物・面接対策を始めたい方

面接試験は大きなウェイトを占めます。筆記対策と並行してエントリーシートの作成や面接対策の準備を進めましょう。

パターン
試験の全体像をしっかり把握したい方

教員採用試験の全体像を把握したい方におすすめです。

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