茨城県教員採用試験(公立学校教員選考試験)は、出願期間が2月と非常に早いです。第1次試験も5月実施と全国的に見ても早期に行われるため、年間スケジュールを正確に把握しておくことが重要です。
特に、出願期間や第1次試験の実施日を見落としてしまうと、十分な準備ができないまま本番を迎えることにもなりかねません。
この記事では、茨城県教員採用試験の日程を整理するとともに、併願や対策を始める時期などの押さえておきたいポイントを分かりやすく解説します。
まずは全体の流れを確認し、今後の計画に役立ててください。
日程・試験スケジュール
令和9年度(2026年実施)の茨城県教員採用試験は、2月から出願受付が始まり、5月に第1次試験が実施されます。
試験の流れを把握して、試験日から逆算して学習計画を立てることが重要です。
詳しい流れは次のとおり。
実施要項の公表
試験内容の変更点や採用予定人数、本県の求める教師像などをはじめとする詳細な情報が掲載されているため、必ず確認しましょう。
出願受付期間
出願は、原則として電子申請(いばらき電子申請・届出サービス)で行います。
令和8年(2026年)2月24日(火)午前9時から3月24日(火)午後5時まで
締切直前はアクセスが集中する可能性があるため、余裕を持って手続きしましょう。
また、加点制度などの証明書類は3月24日(火)までの提出(消印有効または電子添付)が求められるため、郵送等の準備にも注意が必要です。
第1次試験
例年、5月上旬の日曜日に第1次試験が実施されます。
- 令和8年(2026年)5月10日(日)
- 実施内容:専門教科・科目
- 試験会場は水戸会場、東京会場、仙台会場、名古屋会場、大阪会場、福岡会場など、全国複数箇所に設けられています。
- 現職教諭や講師等経験者などの特別選考を利用する場合、第1次試験が免除されることがあります。
第1次試験の結果通知
6月中旬に、合否結果が通知されます。
令和8年(2026年)6月12日(金)(予定)
第2次試験
例年、7月中旬の週末に第2次試験が実施されます。
- 小学校・中学校・高等学校・養護・栄養教諭
令和8年(2026年)7月11日(土)、7月12日(日) - 特別支援学校教諭
令和8年(2026年)7月18日(土)、7月19日(日)- 実施内容:個人面接、模擬授業、集団活動(特支のみ)、実技試験・口述試験(該当する教科・受験区分のみ)
- 水戸市内の公立学校や県立学校等で行われます(試験場は事前に通知されます)。
- 模擬授業は、導入から展開にかけての最初の10分間程度を対象として実施され、終了後に質疑応答があります。
第2次試験(結果通知)
8月上旬に、合否結果が通知されます。
令和8年(2026年)8月7日(金)(予定)
- 出典:令和8年度実施 茨城県公立学校教員選考試験実施要項(茨城県教育委員会)
試験日程に関するFAQ
茨城県教員採用試験の日程について、よくある質問をまとめました。
他県と併願できますか?
試験日程が被らなければ併願が可能です。
茨城県は全国的に見ても非常に早い時期(5月上旬)に第1次試験を実施するため、6月〜7月に試験が行われる関東ブロックの他県(東京都、千葉県、埼玉県など)や、その他の自治体との併願が非常にしやすい日程となっています。
複数受験を視野に入れている方にとって、茨城県は大きなチャンスと言えるでしょう。
教員採用試験の日程一覧をまとめています。併願の考えるときの参考にしてください。
面接対策は第1次試験合格後からでも間に合いますか?
間に合わない可能性が高いです。
第1次試験の結果通知(6月中旬)から第2次試験(7月中旬〜)までは約1ヶ月ありますが、茨城県の2次試験は「個人面接」に加え、「模擬授業」も実施されます(特別支援学校は「集団活動」も実施)。
特に模擬授業は最初の10分間程度を実演し、その後に指導内容に関する質疑応答が行われるため、一朝一夕で身につくものではありません。指導案の構成や板書の練習などが必要になります。
筆記対策と並行して早期から準備を進めておくことを強くおすすめします。
面接・模擬授業の内容や対策はこちらの記事をご覧ください。
対策(勉強)はいつから始めるべきですか?
試験の約1年前から始める方が多いです。
大学2~3年生であれば、春から夏休みにかけて。社会人や既卒の方でじっくり時間をかけたい場合は、1年半前からスタートすると、より余裕を持った計画が立てられます。
特に茨城県の第1次試験は教職教養や一般教養がなく、「専門教科・科目」のみ(配点300点)が出題されます。自分の専門分野の知識が深く問われるため、教養試験がない分、専門科目の早期対策が不可欠です。
教員採用試験の勉強スケジュールはこちらの記事で解説しています。
まとめ|次にやるべきこと
茨城県教員採用試験は、第1次試験から第2次試験まで長丁場であり、かつ2次試験での人物評価(個人面接・模擬授業等)が合否を大きく左右する試験です。
「筆記が受かってから2次対策をしよう」では、実践力が求められる模擬授業等の対策が手遅れになりかねません。日程を確認し、残された時間とやるべきことを照らし合わせ、逆算して行動を開始することが重要です。
私自身、「まだ大丈夫」と高を括って、直前期に焦燥感に駆られる受験生を数多く見てきました。早めに着手すれば、それだけ精神的な余裕も生まれます。
いつスタートを切るかはあなた次第ですが、少なくとも「いつまでに・何を終わらせるか」という戦略は今日のうちに立てておくことを強くおすすめします。
