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【2026年受験】佐賀県教員採用試験の内容(一次・二次試験対策)

佐賀県の公立学校で教員を目指している方に向けて、公立学校教員採用選考試験の内容(第一次試験・第二次試験)をわかりやすく整理しました。

選考スケジュールや実施状況(結果)など、受験に必要な情報をガイドブックのような感覚でまとめています。これから本格的に準備を始める方の役に立つはずです。

出題傾向や選考方法を理解しないまま勉強を進めてしまうと、努力が成果に結びつきにくくなります。

まずは佐賀県教員採用選考試験の試験制度を正しく把握することから始めていきましょう。

福永

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目次

佐賀県教員採用選考試験の内容

佐賀県教員採用選考試験では、筆記試験だけでなく、面接試験や実技試験など複数の試験が課されます。

試験は第一次試験と第二次試験の2段階で行われます。第二次試験の選考には、第一次試験の得点は算入されず、第二次試験の結果を総合して最終合格者が決定されるのが大きな特徴です。

試験内容は、試験区分及び教科等により異なります。一般選考の試験内容は以下のとおりです。

選考方法試験種目配点
第一次試験一般・教職教養試験 50
専門試験Ⅰ200
専門試験Ⅱ(実技試験)
第二次試験個人面接Ⅰ80
個人面接Ⅱ(模擬授業含む)120
令和9年度採用|佐賀県教員採用選考試験の内容(一般選考)

第一次試験

佐賀県教員採用選考試験の第一次試験では、一般・教職教養試験、専門試験Ⅰ、そして一部の区分で専門試験Ⅱ(実技試験)が実施されます。

第一次試験の選考は二段階で行われます。まず、一般・教職教養試験の得点が基準を満たした者が一段階通過者です。そして、その通過者を対象に専門試験等の結果により合否が判定されます。

一般・教職教養試験

一般・教職教養試験では、佐賀県公立学校の教員として職務を遂行する上で必要な教育に関する知識や一般常識等が出題されます。

対象校種全試験区分共通
試験時間50分間
問題数50問
解答形式択一式(マークシート)
出題範囲
*数値は問題数
教職科目(教育原理⑨、教育史⑤、教育心理⑤、教育法規⑬)
人文科学(国語③、英語①、音楽①)
自然科学(数学②、化学①、地学①)
その他(教育施策②、時事等⑦)
配点50点
一般・教職教養試験の試験概要(令和9年度実施要項ベース)

教職教養だけでなく、高校卒業程度の一般常識に関することも出題されます。また、基準点(全受験者の平均点等により定めたもの)が設けられており、これを満たさないと一段階通過者となれないため、バランスよく勉強することが重要です。

まずは範囲が広い「教育原理」と「教育法規」から着手しましょう。

一般・教職教養試験の傾向は、こちらの「佐賀県教員採用試験|一般教養・教職教養の内容と出題傾向」で解説しています。

専門試験Ⅰ

専門試験Ⅰでは、受験する区分・教科に関する専門的な知識や指導力が問われます。

佐賀県の場合、専門試験の配点が一次試験の中で圧倒的なウェイトを占めています。

対象校種全試験区分
試験時間60分(区分により一部異なる)
問題数教科・科目による
出題範囲受験する教科(科目)の専門に関すること、特別支援教育の専門、養護の専門など
解答方法筆記試験
配点200点満点(※英語は160点、音・美・保体は80点等)
専門試験Ⅰの試験概要(令和9年度実施要項ベース)

教員として必要な教科(科目)等の基礎知識、専門知識及び技能等が身についているかが評価されます。

配点が高いので、一次試験合格の最大の科目といえるでしょう。

専門試験の一般的な勉強方法は、こちらの「教員採用試験の専門教養(科目)とは?試験内容や勉強方法を徹底解説」で解説しています。

専門試験Ⅱ(実技・英語面接)

専門試験Ⅱは、一部の教科で第一次試験中に実施されます。

対象校種中学校教諭等・高等学校教諭
試験時間音楽、美術、保健体育、英語
内容音楽1 演奏(ピアノ、独唱、和楽器演奏、その他楽器から1つ選択)
2 アルトリコーダー演奏
3 ピアノ弾き歌い
美術デッサン
保健体育1 武道(柔道・剣道から1つ選択)
2 球技(バレーボール、バスケットボールから1つ選択)
3 マット運動
4 ダンス
英語10分程度の英語面接・スピーチ
配点音楽・美術・保健体育:120点、英語:40点
専門試験Ⅱの試験概要(令和9年度実施要項ベース)

該当する教科の受験者は、筆記試験(専門試験Ⅰ)の配点が下がる代わりに、この専門試験Ⅱの配点が高く設定されています。

技能の正確さだけでなく、落ち着いて課題に取り組む姿勢も見られます。試験形式を事前に確認し、実際の試験を想定した練習を行っておくことが大切です。

第二次試験

佐賀県教員採用選考試験の第二次試験では、個人面接Ⅰと個人面接Ⅱ(模擬授業含む)が実施されます。

最終合格者は二次試験の結果(筆記試験の点数は反映しない)だけで決定するため、早めの準備が必要です。

個人面接Ⅰ

個人面接Ⅰでは、教員としての資質や教育観、人物面などが評価されます。

第一次試験までに提出を求められる「エントリーシート」の内容などを基に、個別で質疑応答が行われます。

対象校種全試験区分
試験時間20分程度
形式個人面接
配点80点
個人面接Ⅰの試験概要(令和9年度実施要項ベース)

面接試験では、誠実さ、使命感、社会性、コミュニケーション力などが総合的に評価されます。

結論を先に述べ、その理由や具体例を続けるなど、分かりやすく簡潔に説明することを意識しましょう。

個人面接Ⅱ(模擬授業含む)

個人面接Ⅱは、模擬授業を組み込んだ形式で行われます。

教師としての実践的指導力や対応力が、配点の高いこの試験で厳しく評価されます。

対象校種全試験区分
試験時間30分程度(内、模擬授業10分程度)
形式個人面接(模擬授業を含む)
配点120点(内 模擬授業30点)
個人面接Ⅱの試験概要(令和9年度実施要項ベース)

模擬授業のテーマは開始30分前に提示されているので、短時間で授業を組み立てる構成力と、児童生徒への指導力が求められます。

この試験では、意欲・行動力、課題解決力、コミュニケーション力、柔軟性等が総合的に評価されます。

実際の教室を想定した入念な模擬授業の練習を行っておくことが大切です。

面接の質問項目などは、こちらの「佐賀県教員採用試験|個人面接の傾向と過去の質問一覧」でまとめています。

佐賀県教員採用選考試験の選考スケジュール

佐賀県教員採用選考試験は、例年4月上旬から出願(電子申請)が始まり、第一次試験・第二次試験を経て最終合格者が決定されます。

令和9年度(2026実施)の主な選考スケジュールは以下のとおりです。

4月上旬〜5月上旬受験申込み(電子申請のみ)
6月中旬第一次試験(一般・教職教養、専門試験等)
7月上旬第一次試験の合格発表
7月下旬第二次試験(個人面接Ⅰ・Ⅱ)
9月上旬最終合否発表
佐賀県教員採用選考試験の選考スケジュール

佐賀県の第一次試験は他の自治体と比べても早い時期に実施される傾向があります。

スケジュール管理が重要なので、対策を始める前にカレンダーに書き込んでおきましょう。

より詳しい試験日程や出願期間については、佐賀県教員採用試験の試験日程・スケジュールで詳しく解説しています。

佐賀県教員採用選考試験の実施結果(倍率)

佐賀県教員採用選考試験の倍率は、採用予定数や受験者数の影響を受けて毎年変動します。

過去5年間の実施結果の推移は次のとおりです。

  • 2025年実施(R8採用):2.0倍
  • 2024年実施(R7採用):2.1倍
  • 2023年実施(R6採用):1.9倍
  • 2022年実施(R5採用):2.1倍
  • 2021年実施(R4採用):2.4倍

直近5年間を見ると、倍率は全体で2倍程度で推移しています。

しかし、校種や教科によって倍率は大きく異なります。例えば小学校は1倍を切る年がある一方で、高等学校や養護教諭などは非常に高い倍率になる傾向があります。

倍率だけで難易度を判断するのではなく、試験内容や配点を踏まえて対策を進めることが大切です。

校種・教科ごとの詳しい倍率や推移については、 佐賀県教員採用試験の倍率|教科別・過去5年の推移の記事で詳しく解説しています。

佐賀県教員採用選考試験に関するFAQ

佐賀県教員採用選考試験の志望者が抱く共通の疑問にお答えしていきます。

Q-1.受験資格(年齢制限)はありますか?

A-1 受験するには大きく分けて「年齢・免許・法律」の3つの条件があります。

年齢の条件

一般選考の場合、昭和42年(1967年)4月2日以降に生まれた方が対象です。

教員免許の条件

出願する区分や教科に相当する普通免許状を持っている(または指定期日までに取得見込みである)必要があります。

法律上の条件

地方公務員法や学校教育法で定められた「欠格条項」に該当しないこと、および「こども性暴力防止法」に基づく特定性犯罪の前科がないことが必須です。

Q-2.過去問はどこで入手できますか?

A-2 佐賀県庁の行政資料コーナーや市販の過去問等で確認できます。

佐賀県庁にある行政資料コーナーで過去の試験問題が閲覧できる場合があります。

また、協同出版などから発売されている「佐賀県の教員採用試験 過去問」シリーズを活用すると、解説も付いているため効率よく対策が進められます。

こちらの「佐賀県教員採用試験の過去問|入手方法と効果的な活用法」でも過去問情報をまとめています。

Q-3.令和9年度採用の変更点はありますか?

A-3 これまでの小論文から「エントリーシート」への変更や、特別支援学校の区分細分化、併願の拡大など大きな変更がありました。

小論文からエントリーシートに変更

自身の強みを最大限アピールしていただけるよう、第二次試験で実施されていた小論文が廃止され、事前に提出するエントリーシート(パソコン入力・自筆可)に変更されました。

併願等の拡充と多様化

特別支援学校教諭等は小学部・中学部・高等部それぞれに募集されるようになり、「小学校教諭等」と「特別支援学校(小学部)」などの併願が可能になりました。また、チャレンジ受験の対象者が拡大されています。

佐賀県教員採用選考試験の合格に向けて

本記事では、佐賀県教員採用選考試験の試験内容や配点、選考の流れ、最新の変更点を解説しました。

佐賀県教員採用選考試験は、二次試験の合否判定に一次試験の得点が算入されません。面接や模擬授業などで総合的に判断される方式が採用されています。

そのため、一次試験では専門教養などの知識をしっかり固めること。二次試験に向けては、模擬授業やエントリーシートを活用した面接準備を入念に行うことが重要です。

対策は早く始めるほど有利です。正しい方向で準備を進め、合格を目指しましょう。

パターン
早い段階から人物・面接対策を始めたい方

佐賀県の最終合格者は第二次試験の成績で決まり、面接と模擬授業が大きなウェイトを占めます。筆記対策と並行してエントリーシートの作成や面接対策の準備を進めましょう。

パターン
試験の全体像をしっかり把握したい方
パターン
その他、佐賀県の試験情報が知りたい方
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