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大分県教員採用試験|面接の質問例や評価基準、自己紹介書を解説

大分県を志望する理由は?
あなたの長所を教員としてどのように活かしますか?
今の授業を自己採点するなら何点ですか?

大分県教員採用試験の個人面接では、このような質問がよく聞かれています。

大分県の面接試験は、「個人面接Ⅰ」と「個人面接Ⅱ」の2段階で実施されるなど、実践的な対応力と人間性が深く問われるのが特徴です。

本記事では、試験概要と評価の観点、試験の流れや過去問(質問例)をくわしく紹介します。

事前に試験の特徴や質問例を把握しておけば、面接当日に何が問われ、どう評価されるかが明確になります。準備の方向性が定まり、自信を持って面接に臨めるようになります。

面接対策の進め方は以下の記事でまとめています。あわせてご覧ください。

目次

大分県教員採用試験|個人面接の概要

大分県教員採用試験の個人面接は、第2次試験で2回実施されます。

「個人面接Ⅰ」と「個人面接Ⅱ」に分かれており、口頭試問のほかに模擬授業や場面指導が含まれているのが大きな特徴です。

実施形式Ⅰ:口頭試問+模擬授業または場面指導
Ⅱ:口頭試問(自己紹介書に基づく面接)
試験時間約20分 / 各
面接官3人 / 各
*2025年実施(令和8年度採用)の情報をもとにしています。受験年度により内容が変わる場合があります。

面接以外の大分県教員採用試験の内容については以下の記事をご覧ください。

大分県教育委員会が求める教師像

大分県教育委員会では、求める教員像として次の4つを掲げています。

専門的知識をもち、実践的指導力のある人

教科指導や生徒指導に関する専門的な知識を身に付けるだけでなく、それを教育現場で適切に活用できる実践力が求められています。

面接では、教育実習や講師経験、部活動指導などの経験を通して、どのように指導力を高めてきたのかを具体的に説明できるようにしておきましょう。

  • 教科指導にかかわるもの
  • 学級経営にかかわるもの
  • 生徒指導・教育相談にかかわるもの
  • 指導方法の工夫改善にかかわるもの

使命感にあふれ、高い倫理観と豊かな人間性をもつ人

教員には、子どもの成長を支える強い使命感と、公務員としての高い倫理観が求められています。

また、子どもや保護者、地域住民から信頼されるためには、豊かな人間性や誠実な姿勢も欠かせません。志望動機や教育観を整理する際は、この視点を意識しておくことが大切です。

  • 教職に対する使命感にかかわるもの
  • 教員としての倫理観にかかわるもの
  • 人権意識にかかわるもの
  • 信頼関係の構築にかかわるもの

柔軟性と創造力をそなえ、未知の課題に立ち向かう人

教育現場を取り巻く環境は大きく変化しており、不登校への対応やICT活用、多様な教育的ニーズへの支援など、新たな課題への対応力が求められています。

そのため、前例にとらわれることなく、柔軟な発想で課題解決に取り組む姿勢が重要です。

  • 課題解決力にかかわるもの
  • ICT活用にかかわるもの
  • 多様な子どもへの対応にかかわるもの
  • 創意工夫や挑戦する姿勢にかかわるもの

学校組織の一員として考え行動する人

学校教育は一人で行うものではなく、多くの教職員や保護者、地域との連携によって支えられています。

そのため、大分県では学校組織の一員として協働しながら教育活動を進めることができる教員を求めています。面接では、チームで活動した経験や、周囲と協力して課題を解決した経験を整理しておきましょう。

  • 教職員との連携・協働にかかわるもの
  • 保護者や地域との連携にかかわるもの
  • チーム学校にかかわるもの
  • 組織の一員としての責任感にかかわるもの

これらの教員像を踏まえ、大分県ではどのような観点で評価が行われるのかを次で確認していきましょう。

参考資料:大分県長期教育ビジョン

大分県教員採用試験|個人面接の評価観点

大分県教員採用試験の個人面接では、知識だけでなく、教員としての資質や児童生徒との関わり方が総合的に評価されます。

評価項目主な評価内容
指導力・専門性学習指導要領の理解度、授業を構成する力、児童生徒の主体性を引き出す工夫、予期せぬ状況への対応力など
情熱・使命感教職に対する強い意志、教育的愛情、困難に立ち向かう姿勢、学び続ける意欲など
倫理観・人間性公務員としての規範意識、他者を思いやる心、誠実さ、コミュニケーション能力、表情や態度など

評価項目を個別に確認するだけでなく、教員として安心して採用できる人物かどうかが総合的に判断されます。

特に、教育に対する熱意や児童生徒への関わり方、課題に直面した際の考え方や対応力は、多くの質問を通して確認されます。

そのため、「なぜそう考えるのか」「どのように行動してきたのか」を、自身の経験を交えながら具体的に説明できるよう準備しておくことが重要です。

大分県教員採用試験|自己紹介書について

大分県の個人面接では、事前に提出した「自己紹介書」をもとに面接が進められます。

あなた自身の適性や特技、教職への想い、さらには教育課題に対する考えを記述するシートです。

面接官はこれらの提出書類をもとにあなたの人柄や意欲を判断し、深掘りをしてきます。

記入した内容は必ずコピーを取り、面接本番までに「なぜそのように書いたのか」を論理的に説明できるように準備しておきましょう。

「何を書けばいいかわからない」「この内容で伝わるのか不安」という方は、自己紹介書の添削や個別相談も行っています。提出前に一度チェックしておきたい方は、以下の記事も活用してみてください。

大分県教員採用試験|個人面接の流れ

試験当日の流れを確認しておきましょう。

STEP

集合・受付

所定の時間までに試験会場へ集合します。

受付後は控室で待機し、試験官の案内や指示を待ちます。

STEP

個人面接Ⅰ(模擬授業・場面指導+口頭試問)

順番が来たら指定の面接室へ入室します。

事前に公表されたテーマに沿って約10分間の模擬授業または場面指導を実施します。その後、授業の意図や工夫した点について、約10分間の口頭試問が行われます。

STEP

待機・移動

個人面接Ⅰが終了した後、次の個人面接Ⅱの順番まで控室で待機、または別の面接室へ移動します。

STEP

個人面接Ⅱ(自己紹介書に基づく面接)

別の面接官3名により、約20分間の人物面接が行われます。

事前に提出した「自己紹介書」の内容に沿って、志望動機、教職への熱意、人間性などについて深く質問されます。

大分県教員採用試験|個人面接の過去問(テーマ・質問例)

大分県教員採用試験の面接試験で、実際に出題されたテーマや質問例をまとめています。

  • 個人面接Ⅰ
  • 個人面接Ⅱ

個人面接Ⅰ:模擬授業・場面指導の過去テーマ一覧

大分県では、一次試験の合格発表と同時に、校種・教科ごとのテーマが公表されます。

以下に過去のテーマをまとめましたので、あなたの受験する校種・教科の内容を確認し、どのような授業を組み立てるかイメージを膨らませてみてください。

校種教科2025年実施2024年実施2023年実施
小学校PDFPDF
小中連携数学PDFPDF
理科PDFPDF
音楽PDFPDF
保体PDFPDFPDF
英語PDFPDFPDF
中学校国語PDFPDFPDF
社会PDFPDFPDF
数学PDFPDFPDF
理科PDFPDFPDF
音楽PDFPDFPDF
美術PDFPDFPDF
保体PDFPDFPDF
技術PDFPDFPDF
家庭PDFPDFPDF
英語PDFPDFPDF
高校国語PDFPDFPDF
世界史PDFPDFPDF
日本史PDFPDFPDF
地理PDFPDFPDF
公民PDFPDFPDF
数学PDFPDFPDF
物理PDFPDFPDF
化学PDFPDFPDF
生物PDFPDFPDF
保体PDFPDFPDF
音楽PDFPDFPDF
美術PDFPDFPDF
書道PDFPDFPDF
英語PDFPDFPDF
家庭PDFPDFPDF
農業PDFPDFPDF
機械PDFPDFPDF
電気PDFPDF
土木PDF
建築PDFPDF
工化PDFPDF
水産PDFPDF
商業PDFPDFPDF
情報PDFPDFPDF
福祉PDFPDFPDF
特別支援小学部PDFPDFPDF
中学部PDFPDFPDF
高等部PDFPDFPDF
養護教諭PDFPDFPDF
栄養教諭PDFPDFPDF

模擬授業・場面指導の後は、内容に関連した質問があります。

  • 今の授業を自己採点するなら何点ですか?また、その理由は?
  • 授業で一番工夫した点はどこですか?
  • この授業、この後の展開はどうしますか?
  • 「〇〇という意見の子がいたら、どう対応しますか?」

個人面接Ⅱ:口頭試問の質問例

「自己紹介書」に基づく質問や、教育観を問われる質問が多く出題されています。

  • 面接を受けるのは初めてですか。
  • 緊張しやすいですか。
    →いつもはどのように緊張をほぐしますか。
  • 併願はしていますか。
    →すべての試験に合格したらどこに行きますか。
  • 志望動機を具体的に教えてください。
  • 教員を目指したのはいつ頃からですか。
  • あなたの教員に向いている長所は何ですか。
    →その長所を教員としてどのように活かしますか。
    →その長所を活かせた経験はありますか。
  • これまでの経験で最も達成感があった出来事を教えてください。
  • 教員として何を一番大切にしたいですか。
  • 教員の不祥事についてどう思いますか。
    →不祥事が起こる理由は何だと思いますか。
  • これまでの人生で最も失敗したと思うことは何ですか。
    →どうやって乗り越えましたか。
  • 志望する校種・教科の魅力は何ですか。
    →それを子どもたちにどのように伝えますか。

質問内容を見ると、自己PRや志望動機に関する内容が多くを占めていることが分かります。自分の強みや経験をどのように教員として活かすのか、志望理由と一貫して説明できるかが重要です。

これらの質問に対する自分なりの答えを準備し、何度も声に出して練習することが、自信につながります。

より多くの質問項目や模範回答は以下の記事で詳しくまとめています。

大分県教員採用試験|個人面接まとめ

本記事では、大分県教員採用試験の個人面接について、試験内容や評価観点、過去問をまとめました。

この記事のポイント
  • 個人面接は第2次試験で実施され、ⅠとⅡの2段階で行われる
  • 個人面接Ⅰでは「模擬授業・場面指導+口頭試問」を通して実践的指導力が評価される
  • 個人面接Ⅱでは「自己紹介書」に基づく人物面接で、情熱や使命感、人間性が深く問われる
  • 大分県が求める4つの教師像を理解し、自分の経験と結びつけて伝えることが重要
  • 過去問を活用し、自己分析と模擬面接を繰り返して準備しておくことが合格の鍵となる

求める教師像や評価観点を理解したうえで、今までの経験や考えを自分の言葉で伝えられるよう準備を進めてみてください。

福永

面接は準備で差がつきます。早めに対策を始めましょう。

1981年生まれ。横浜市出身。中学校・高校にて教鞭を執る。その後、大手教育出版社を経て独立。2018年3月より教員採用試験の情報メディア「教採ギルド(KYOSAI-GUILD)」を運営、個人コンサルや関東圏の大学等で教示しながら、ブログ&SNSで情報発信を開始。現在16年目(2025年4月時点)

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