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【2026年受験】神戸市教員採用試験の内容(一次・二次試験対策)

試験内容|神戸市教員採用試験

神戸市の公立学校・園で教員を目指している方に向けて、教員採用選考試験の内容(第1次試験・第2次試験)をわかりやすく整理しました。

選考スケジュールや実施状況(結果)など、受験に必要な情報をガイドブックのような感覚でまとめています。これから本格的に準備を始める方の役に立つはずです。

出題傾向や選考方法を理解しないまま勉強を進めてしまうと、努力が成果に結びつきにくくなります。

まずは神戸市教員採用試験の試験制度を正しく把握することから始めていきましょう。

福永

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目次

神戸市教員採用試験の内容

神戸市教員採用試験では、筆記試験だけでなく、集団面接・個人面接・実技試験など複数の試験が課されます。

試験は第1次試験と第2次試験の2段階で行われます。筆記試験・集団面接・個人面接・実技試験等の成績に加えて、エントリーシート等を参考資料として総合的に検討して最終合格者が決定されるのが大きな特徴です。

試験内容は、志願区分・選考区分により異なります。一般選考(一般区分)の試験内容は以下のとおりです。

選考方法試験種目配点
第1次試験教職・一般教養70点※
専門教科120点
集団面接120点
第2次試験適性検査―(参考資料)
個人面接(模擬授業・場面指導・質疑応答等)240〜300点
実技試験(対象者のみ)60点
2027年度採用|神戸市教員採用試験の内容(一般選考・一般区分)
  • 教職・一般教養は第1次選考の合否判定には使用しない。一定点数を取得した者のみ集団面接に進む。

第1次試験

神戸市教員採用試験の第1次試験では、教職・一般教養、専門教科、集団面接が実施されます。

志望教科の専門知識や、教育に関する基礎知識・一般教養が問われます。

教職・一般教養

教員として必要な基礎能力や専門性がどれくらい備わっているかを測る筆記試験です。

教育に関する基礎的な知識を問う「教職教養科目」と、高校までに習った基礎学力を測る「一般教養科目」から出題されます。

対象校種全志願区分
試験時間50分
問題数50問
出題形式択一式
出題範囲教職教養(教育原理、教育法規、教育心理、教育史)
人文科学(国語、英語、音楽、美術、保健体育)
社会科学(世界史、日本史、地理、政治、経済、国際関係、環境)
自然科学(数学、物理、化学、生物、地学、情報)
その他(一般常識・社会時事、教育施策)
配点70点(※一次試験の合否判定には使用しない)
教職・一般教養の試験概要(2027年度採用/前年度実績ベース)

50問を50分で解く試験です。1問あたり約1分のペースで解く必要があるため、時間配分が重要になります。

なお、教職・一般教養の得点は第1次試験の合否判定には使用されません。一定の点数を取得した者のみが集団面接に進む仕組みです(概ね受験者の8〜9割程度が対象)。

出題範囲は広いですが、出題数の多い「教育原理」「教育法規」「数学」「国語」から取り組むことが対策のポイントです。

教職・一般教養の勉強方法は、こちらの「教員採用試験の教職教養・一般教養とは?試験内容や勉強方法を解説」で解説しています。

専門教科

志望校種・教科に関する専門的知識を測る筆記試験です。

出題科目(範囲)は教科・科目によって異なります。

対象校種全校種・教科
試験時間80分
問題数教科・科目による
出題範囲①志望校種・教科の知識・技能
②学習指導方法等の基礎
解答方法択一式
配点120点満点
専門教科の試験概要(2027年度採用/前年度実績ベース)

神戸市の配点は専門教科120点・教職一般教養70点であり、専門教科の比重が大きい構成です。

まずは過去問を自力で解き、自分の実力を正確に把握することが対策のポイントです。

専門教科の勉強方法は、こちらの「教員採用試験の専門教養(科目)とは?試験内容や勉強方法を徹底解説」で解説しています。

集団面接

第1次試験では、集団面接が実施されます。

複数の受験者が1グループとなり、テーマに沿って発表・討論・質疑応答を行う形式です。

対象校種全志願区分
試験時間30分程度
面接官3名
受験者数5〜6名
実施形式個人発表+集団討論+質疑応答
配点120点
集団面接の試験概要(2027年度採用/前年度実績ベース)

自分の意見を発表するだけでなく、他の受験者の意見を受けて討論に参加する力が求められます。

「こう思う」というだけでなく、「こういう理由だから、こう思う」と自分の経験や具体例を交えて話す練習が効果的です。

集団面接の質問例や対策は、こちらの「神戸市教員採用試験|個人面接の傾向と過去の質問」でまとめています。

第2次試験

神戸市教員採用試験の第2次試験では、適性検査・個人面接(模擬授業・場面指導・質疑応答等)が実施されます。また、一部の校種・教科で実技試験が加わります。

第2次試験は最終合否を決定する重要な選考であり、エントリーシート等の提出書類も含めた総合的な評価が行われます。

適性検査

適性検査では、対人的側面やストレス傾向といった性格特性を確認します。

WEB受検形式で実施されます。

対象校種全出願者(必須)
受検期間2026年6月5日(金)〜6月12日(金)
受検方法WEB受検
配点―(面接時の参考資料)
適性検査の試験概要(2027年度採用)

配点はなく、面接時の参考資料として使用されます。

期間内に未受検の場合は以降の試験を受験する資格を失います。必ず受検してください。

個人面接(模擬授業・場面指導・質疑応答等)

個人面接では、神戸市が求める教員としての資質・教育観・指導力・対人関係能力などが総合的に評価されます。

模擬授業・場面指導・個人面接の3つのパートで構成されています。

対象校種全志願区分
試験時間30分程度
実施内容模擬授業+場面指導+個人面接(質疑応答)
配点240〜300点(実技試験のある教科は240点、ない教科は300点)
個人面接の試験概要(2027年度採用/前年度実績ベース)

面接試験における主な評価の観点は以下のとおりです。

  • 子供一人一人に愛情をもって関わり、温かく寄り添う感性を持っているか
  • いかなる困難にあっても、子供の笑顔と成長につながる行動がとれるか
  • 社会人として守るべき法令やルール、マナーを身につけているか
  • 組織の一員として、互いを理解し尊重しながら協働する意義を理解しているか
  • 良好な人間関係を築くことができるコミュニケーション能力を有しているか
  • 教育を取り巻く社会情勢の変化に関心を持っているか
  • 教育者としての責任感・使命感を備え、学び続ける向上心があるか

結論を先に述べ、その理由や具体例を続けるなど、わかりやすく簡潔に説明することを意識しましょう。

面接の質問例や対策は、こちらの「神戸市教員採用試験|個人面接の傾向と過去の質問」でまとめています。

実技試験

実技試験は、一部の校種・教科で実施されます。

教科に応じた実技能力が評価されます。

対象区分幼稚園、小学校(英語コース)、中学校・高等学校(音楽・美術・保健体育・技術・家庭・英語)、養護教諭、特別支援学校(基礎免許状の教科による)
試験内容幼稚園ピアノ、表現、運動遊び、実際指導の一場面
小学校
(英語)
英語による質疑応答、授業場面のロールプレイ
音楽移調の筆記問題、ピアノ、アルトリコーダー、歌唱
美術着彩デッサン
保健体育器械運動、陸上競技、球技ゴール型バスケットボール
技術木材加工、電気・電子部品組立、プログラミング
家庭裁縫
英語英語による質疑応答・授業場面のロールプレイ、英作文
養護保健に関する指導および救急処置
配点60点
実技試験の試験概要(2027年度採用)

実技試験では、技能の正確さだけでなく、落ち着いて課題に取り組む姿勢も見られます。

試験形式を事前に確認し、実際の試験を想定した練習を行っておくことが大切です。

神戸市教員採用試験の選考スケジュール

神戸市教員採用試験は、例年4月上旬から出願が始まり、第1次試験・第2次試験を経て最終合格者が決定されます。

主な選考スケジュールは以下のとおりです。

4月上旬〜5月上旬受験申込み(電子申請)
6月上旬適性検査(WEB受検)
6月中旬第1次試験 筆記(専門教科・教職一般教養)
6月下旬集団面接対象者発表・集団面接
7月中旬第1次試験 結果発表
7月下旬〜8月上旬第2次試験 実技試験(対象者のみ)・個人面接
9月中旬最終合否発表
神戸市教員採用試験の選考スケジュール(2026年度実施)

出願から最終合格発表まで長丁場の試験です。

スケジュール管理が重要なので、対策を始める前にカレンダーに書き込んでおきましょう。

より詳しい試験日程や出願期間については、「神戸市教員採用試験の試験日程・スケジュールで詳しく解説しています。

神戸市教員採用試験の実施結果(倍率)

神戸市教員採用試験の倍率は、採用予定数や受験者数の影響を受けて毎年変動します。

過去5年間の実施結果は次のとおりです。

  • 2025年実施(R8採用):3.5倍
  • 2024年実施(R7採用):3.3倍
  • 2023年実施(R6採用):3.5倍
  • 2022年実施(R5採用):3.6倍
  • 2021年実施(R4採用):7.1倍

直近4年間は3.3〜3.6倍程度で推移しており、安定した水準を維持しています。しっかりとした準備が必須です。

倍率だけで難易度を判断せず、試験内容や配点を踏まえて対策を進めることが大切です。

校種・教科ごとの詳しい倍率や推移については、「神戸市教員採用試験の倍率|教科別・過去5年の推移の記事で詳しく解説しています。

神戸市教員採用試験に関するFAQ

神戸市教員採用試験の志望者が抱く共通の疑問にお答えしていきます。

Q-1.受験資格(年齢制限)はありますか?

A-1 受験するには大きく分けて「年齢・免許・法律」の3つの条件があります。

年齢の条件

1967年(昭和42年)4月2日以降に生まれた方が対象です。

教員免許の条件

出願する志願区分に相当する普通免許状を持っている(または2027年3月31日までに取得見込みである)必要があります。

法律上の条件

地方公務員法第16条および学校教育法第9条で定められた「欠格条項」に該当しないこと、および「こども性暴力防止法」に基づく特定性犯罪事実該当者でないことが必須です。

Q-2.過去問はどこで入手できますか?

A-2 神戸市ホームページからダウンロードできるほか、市民情報サービス課で閲覧・コピーが可能です。

筆記試験の過去問は神戸市の採用ホームページで公開されています(著作権への配慮から一部非公開の部分もあります)。

こちらの、「神戸市教員採用試験の過去問を活用して効率的に勉強しよう!」でも過去問情報をまとめています。

Q-3.2027年度採用(2026年度実施)の主な変更点はありますか?

A-3 2027年度採用試験では、新設区分が2つあります。

「他自治体等正規教員経験者区分」の新設

他自治体等で過去に正規教員として一定の勤務経験がある方を対象に新設されました。

第1次試験の筆記試験(専門・教職一般教養)が免除されます。

「任期付・補欠合格者区分」の新設

従来の任期付合格者区分に加え、前年度実施の選考試験で補欠合格となったものの繰り上げ合格とならなかった受験者を対象とした区分が新設されました。

第1次試験がすべて免除されます。

神戸市教員採用試験の合格に向けて

本記事では、神戸市教員採用試験の試験内容や配点、選考の流れ、最新の変更点を解説しました。

神戸市教員採用試験は、第1次試験と第2次試験の成績、エントリーシート等を総合して合否を判定する方式が採用されています。

そのため、筆記から集団面接・個人面接・実技に至るまで、すべての試験種目でバランスよく得点することが合格のポイントになります。

対策は早く始めるほど有利になります。正しい方向で準備を進め、合格を目指しましょう。

パターン
早い段階から人物・面接対策を始めたい方

神戸市の最終合格者はすべての成績を総合して決まりますが、個人面接は最大300点と最も大きなウェイトを占めます。

筆記対策と並行してエントリーシートの作成や面接対策の準備を進めましょう。

パターン
試験の全体像をしっかり把握したい方

教員採用試験の全体像を把握したい方におすすめです。

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