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【横浜市教員採用試験】小論文の内容と過去の出題テーマ

横浜市教員採用試験の小論文

この記事では、横浜市教員採用試験の小論文の内容と過去問(テーマ)を紹介します。

横浜市教員採用試験の小論文ってどんな試験なんだろう…?

横浜市教員採用試験の小論文はどんなテーマが出ているんだろう…。

このような疑問を解消できる記事となっているので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

横浜市教員採用試験 小論文の傾向

横浜市教員採用試験の小論文は、第一次選考で行われ、第二次選考で採点されます。

筆記試験では判断できない、論理的思考力や読解力、教師としての適性などを総合的に評価します。

試験時間45分
文字数800字
問題数1題
評価基準【基本的事項】
・文章構成
・わかりやすさ
・誤字脱字や不適切な表現
・字数
【論文内容】
・テーマを正しく理解している
・テーマに沿って論じている
・自分の考えを具体的に記述している
配点100点満点
横浜市教員採用試験 小論文の傾向(2025年度)

文字数と試験時間

文字数は制限があり、800字以内で書かなければなりません。対する試験時間は45分です。

福永

700字以上を目安に書くといいでしょう!

出題形式

出題数は1題ですが、校種によってテーマは異なります。

出題形式は、おおむね教育問題や学校教育の在り方に関する課題を扱うテーマが出題される傾向にあります。

評価基準・配点

小論文は以下の観点に沿って評価します。

基本的事項
  • 文章構成
  • わかりやすさ
  • 誤字脱字や不適切な表現
  • 字数
論文内容
  • テーマを正しく理解している
  • テーマに沿って論じている
  • 自分の考えを具体的に記述している

最終的に採点官2名の点数(100点満点)の平均点が得点になりますが、20点以下だと足切り(即不合格)です。

評価が悪くなる理由としては、テーマの把握ができていなかったり、文字数が少ない(400字以下)だったりすることが挙げられます。また、字が汚い(丁寧であればOK)、誤字脱字が多いっていうのもよくないので、注意しながら書きましょう。

小論文以外の試験内容や対策についてさらに詳しい情報が必要な場合は、『受験ガイド2024|横浜市教員採用試験の内容と対策のポイント』の記事を参考にしてください。

横浜市教員採用試験 小論文の過去問

横浜市教員採用試験における小論文の過去問を紹介します。

2025(令和7)年度

背の高さの違う三人の子どもたちが、高いフェンスの向こう側で行われている野球の試合を見たがっています。どの子にも同じ高さの踏み台を一つずつ準備した場合、いちばん背の高い子にはちょうどよく、中くらいの子には高さが少し足りなく、いちばん低い子には高さがかなり足りないといった不都合が生じます。すべての子どもが試合を見られるためには、子どもの背の高さに応じて異なった数の踏み台を準備する必要があるでしょう。あなたが小学校の学級担任だとして、上記の例のような、子どもの状況に応じて異なる指導・支援をどのように実践するか、具体的な例を示しながら論述しなさい。また、そういった指導・支援が子どもたちの不平等感や不満感に結びつかないようにするための、留意点と具体的な工夫についても述べなさい。

2024(令和6)年度

「いじめのメカニズム」を踏まえたうえで、いじめが生まれない学級づくりの方法を、学年の発達段階を考慮して論じなさい。

2023(令和5)年度

横浜教育ビジョン2030 では、横浜の教育の方向性を以下の通り示しています。

「多様性を尊重し、つながりを大切にした教育を推進します」

多様性を尊重し、つながりを大切にしながら、次の四つの方向性に沿って施策や取組を進めます。

  • 子どもの可能性を広げます
  • 魅力ある学校をつくります
  • 豊かな教育環境を整えます
  • 社会全体で子どもを育みます

上記の方向性①~④のうち一つを選び、あなた自身のよさや強みを生かして、どのようなことに取り組みたいと考えるか、400字以上500字以内で具体的に述べなさい。

2022(令和4)年度

*新型コロナウイルスの影響により実施なし。

2021(令和3)年度

*新型コロナウイルスの影響により実施なし。

2020(令和2)年度

学習の基盤となる資質・能力の一つとしての言語能力の確実な育成が求められています。各教科の授業において、言語能力をどのように育成することができるか、教科横断的な視点に立ち、具体的な工夫例を挙げながら述べなさい。

過去問で答案を書いたら添削を受けよう!

横浜市教員採用試験 小論文対策を始めよう!

今回は、横浜市教員採用試験における小論文の内容と過去問テーマをまとめていました。

教職・一般教養や専門教科に比べると、対策を後回しにしがちな科目ですが、合格答案を書けるようになるまでかなりの時間が必要です。

現在の実力にもよりますが、おおむね3ヶ月程度の勉強期間が必要だと思って準備を始めてください。

教員採用試験の小論文対策は下記記事で解説しています。ぜひ、参考にしてくださいね。

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