【2027年受験対策】滋賀県教員採用試験の合格完全ガイド

滋賀県教員採用試験では、筆記試験だけでなく、小論文、模擬授業、個人面接、集団討論まで準備が必要です。

この記事では、2027年実施(令和10年度採用)を受験する方向けに、日程、募集内容、受験資格、試験内容を整理します。

最後まで読むと、自分が受ける試験と、合格に向けて今から優先すべき対策がわかります。

2027年実施を受験する方へ

2027年実施(令和10年度採用)の実施要項は、まだ公表されていません。この記事の日程、受験資格、試験内容、配点は、2026年実施(令和9年度採用)の公式情報を参考にしています。正式な内容は公表後に更新します。

2027年実施 実施要項は未発表 第一次選考は共同実施に参加予定
第一次選考 教養+専門+小論文 2026年実施の基本構成
第二次選考 面接+指導実技 一部の教科・職種は専門実技あり
採用予定数 498人程度 2026年実施・夏選考

この記事でわかること

  • 2027年実施で決まっていること
  • 2026年実施の日程と採用予定数
  • 受験資格、選考区分、免除・加点
  • 第一次・第二次選考の内容と配点
  • 校種別の対策優先度と進め方
目次

まず確認したい滋賀県の試験情報

概要を確認したら、自分の校種・教科に必要な記事へ進みましょう。倍率、過去問、小論文、面接は別の記事で詳しく解説しています。

滋賀県教員採用試験の日程

2027年実施の正式日程は未発表です。参考として、2026年実施の夏選考は4月中旬から出願を受け付け、第一次選考を6月14日に行いました。

前年参考2026年実施・夏選考の日程

4/17〜5/12
出願

しがネット受付サービスから手続きします。

6/14
第一次選考

小論文、専門教科・科目、一般教養・教職教養を実施しました。

7/8
第一次結果

第二次選考の日程もあわせて通知されました。

7/24〜8月中旬
第二次選考

指定された1日または2日間に受験しました。

9月11日
最終結果

合格者のほか、若干名に補欠が通知される場合があります。

POINT

2026年実施では、第一次選考の結果発表から第二次選考の開始まで16日しかありませんでした。筆記が終わってから面接や模擬授業を始めるのではなく、第一次選考前から並行して準備しましょう。

秋選考との重複出願に注意

2026年実施では、夏選考に出願した人は秋選考を受験できませんでした。秋選考は県外の正規教員経験者などが対象で、募集する校種・教科も限られます。

補足

2027年実施でも同じ条件になるとは限りません。夏選考と秋選考のどちらを受けるかは、最新の実施要項で出願資格を確認して決めてください。

滋賀県教員採用試験の募集校種・教科

2027年実施の採用予定数は未発表です。2026年実施の夏選考では、全校種・職種を合わせて498人程度を予定していました。

小学校210人程度
中学校140人程度
高等学校81人程度
特別支援53人程度
養護教員13人程度
栄養教員1人程度

2026年実施・夏選考の参考値(合計498人程度)

校種・職種
教科・科目
2026年実施
2027年実施
小学校教員
210人程度
未発表
中学校教員
国語・社会・数学・理科・音楽・美術・保健体育・技術・家庭・英語
140人程度
未発表
高等学校教員
国語・地理歴史・数学・理科・保健体育・音楽・美術・英語・家庭・情報・農業・工業・商業・福祉
81人程度
未発表
特別支援学校教員
53人程度
未発表
養護教員
13人程度
未発表
栄養教員
1人程度
未発表

中学校・高等学校の教科別採用予定数

同じ校種でも教科によって人数は大きく異なります。自分の教科の倍率とあわせて確認してください。

中学校
採用予定数
中学校
採用予定数
国語
25人程度
社会
18人程度
数学
18人程度
理科
23人程度
音楽
3人程度
美術
10人程度
保健体育
10人程度
技術
10人程度
家庭
5人程度
英語
18人程度
高等学校
採用予定数
高等学校
採用予定数
国語
13人程度
地理歴史
9人程度
数学
7人程度
理科
8人程度
保健体育
5人程度
音楽
1人程度
美術
2人程度
英語
16人程度
家庭
3人程度
情報
1人程度
農業
1人程度
工業
8人程度
商業
6人程度
福祉
1人程度
倍率RELATED滋賀県の校種・教科別倍率を見る

滋賀県教員採用試験の受験資格

2026年実施の一般選考では、年齢、欠格事項、教員免許状の3つが主な条件でした。

年齢

1967年4月2日以降に生まれた人

欠格事項

地方公務員法・学校教育法の欠格事項に該当しない人

教員免許状

受験する校種・職種・教科の普通免許状を持つ人、または2027年3月31日までに取得見込みの人

特別支援学校を受験する方へ

2026年実施では、受験校種・教科の免許状に加え、特別支援学校教諭の普通免許状も必要でした。2027年実施の取得期限や特例は、最新の実施要項で確認してください。

第2志望を選べる組み合わせ

2026年実施では、次の組み合わせに限り第2志望を認めていました。

第1志望
第2志望
条件
参考年度
小学校
中学校
該当教科の免許状が必要
2026年実施
中学校
小学校
小学校の免許状が必要
2026年実施
高等学校
特別支援学校
対応する免許状が必要
2026年実施
特別支援学校
高等学校
対応する免許状が必要
2026年実施
高校の数学・理科
高校の工業
工業の免許状が必要
2026年実施

滋賀県教員採用試験の選考区分

まず一般選考だけを見るのではなく、自分が特別選考や試験免除の対象になるか確認しましょう。条件を満たせば、一般教養・教職教養などが免除されます。

基本

一般選考

通常の受験方式です。第一次選考と第二次選考を受験します。

経験

特別選考

  • 障害者全校種・職種
  • 社会人高校の指定教科
  • スポーツ・芸術全校種・職種
  • 国際貢献活動経験者全校種・職種
大学3年生

夢チャレンジ選考

第一次選考を先に受験し、合格すると翌年度の第一次選考が全て免除されます。

免除

経験・実績による免除

正規教員経験、滋賀県内の常勤講師経験、前年度の第一次合格、大学推薦などの制度がありました。

NOTE

加点・免除・特別選考は、出願フォームでの申請に加えて証明書類が必要です。2026年実施では出願最終日が書類提出期限でした。証明書の発行に時間がかかるため、対象になりそうな人は早めに確認しましょう。

滋賀県教員採用試験の内容

2026年実施の一般選考は、第一次選考で筆記と小論文、第二次選考で面接と実技を行いました。

STEP 1

第一次選考

知識と文章で考えを確認

小論文30分与えられたテーマへの論述
専門教科・科目60分記述式。英語はリスニングを含む
一般・教職教養40分マークシート方式
STEP 2

第二次選考

人物面と授業力を確認

面接試験全員個人面接・集団討論
指導実技養護以外模擬授業
専門実技一部対象対象教科・養護の実技
2027年実施は共同実施に参加予定

滋賀県教育委員会は、2027年実施の第一次選考について、共同実施の自治体協議会に参加すると案内しています。一般教養・教職教養の出題内容や試験構成が変わる可能性があるため、公表後は変更点を必ず確認してください。

配点割合から対策の優先度を決める

全科目を同じ時間で勉強するのは効率的ではありません。滋賀県は校種によって第一次選考の配点割合が異なります。

校種・職種
一般・教職教養
専門
小論文
小学校
40%
40%
20%
中学校
30%
50%
20%
高等学校
20%
60%
20%
特別支援・養護・栄養
40%
40%
20%
小・特支・養護・栄養

教養と専門を両方進める

教養と専門が各40%です。どちらか一方に偏らず、過去問で弱い分野を早めに見つけましょう。

中学校

専門を中心に組み立てる

専門が50%を占めます。学習指導要領を含め、教科知識を得点できる状態にすることが優先です。

高等学校

専門に最も時間を配分する

専門が60%です。専門の完成度が結果を大きく左右します。教養は頻出分野を絞って補いましょう。

全校種

小論文を後回しにしない

小論文は全校種で20%です。30分で考えをまとめる練習を、週1題から始めてください。

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第二次選考は面接が60%

2026年実施の第二次選考では、全校種・職種で面接試験が60%を占めました。残り40%は、指導実技または専門実技です。

対象
指導実技
専門実技
面接
小学校・特別支援・栄養
40%
60%
中高の実技対象教科
20%
20%
60%
中高のその他教科
40%
60%
養護教員
40%
60%

面接試験は個人面接と集団討論です。知識を覚えるだけでは対応できないため、経験を振り返り、滋賀県で実践したい教育を自分の言葉で話せるようにします。

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専門実技の対象

校種・職種
対象教科
内容
参考年度
中学校
音楽・美術・保健体育・技術・家庭
各教科の実技
2026年実施
高等学校
保健体育・音楽・美術・家庭・農業・工業・商業
各教科の実技
2026年実施
養護教員
養護に関する実技
2026年実施
変更点

2026年実施から、小学校の体育実技は廃止されました。小学校の指導実技では、模擬授業に加えて、外国語科の指導に必要な簡単な英語コミュニケーションも確認されました。

加点・第一次選考の免除

2026年実施では、免許状、英語資格、司書教諭、心理資格、スポーツ実績などにより、専門教科・科目へ最大20点が加算されました。

最大20点専門教科・科目に加点
  • 複数の教員免許状
  • 英検・TOEFL・TOEIC
  • 司書教諭・IB教員認定
  • 公認心理師・臨床心理士
  • スポーツ分野の実績
一部・全免除経験や前年度結果を利用
  • 正規教員としての勤務経験
  • 滋賀県内の常勤講師経験
  • 前年度までの第一次合格
  • 大学からの推薦
  • 夢チャレンジ選考の合格
今すぐ確認すること

対象資格を持っていても、出願時に申請し、期限までに書類を提出しなければ加点・免除は受けられません。免許状、資格証明書、勤務証明書の準備にかかる日数を確認しておきましょう。

滋賀県教員採用試験の倍率

採用予定数だけでは、合格の難しさは判断できません。受験者数と合格者数から、校種・教科別の倍率を確認しましょう。

倍率が高い教科は、専門試験で安定して得点することに加え、小論文や面接で大きく評価を落とさない準備が必要です。

倍率RELATED滋賀県教員採用試験の倍率を確認する

滋賀県教員採用試験の過去問

勉強を始める前に、過去問で問題形式、出題範囲、制限時間を確認してください。参考書を最初から進めるより、必要な分野が見えやすくなります。

PAST EXAM最初に確認する4項目
一般・教職教養
出題分野と問題数
専門教科・科目
記述量と学習指導要領
小論文
テーマと30分の時間配分
第二次選考
面接・討論・模擬授業の過去例
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2027年実施に向けた対策の進め方

合格に向けて大切なのは、募集要項を覚えることではありません。配点と自分の現在地から、学習する順番を決めることです。

01
受験方式を決める

一般・特別選考、免除、加点、第2志望の対象か確認します。

02
過去問を1年分解く

教養・専門の得点と、小論文を30分で書けるか確認します。

03
配点に合わせて学ぶ

高校・中学校は専門を厚くし、その他は教養と専門を並行します。

04
人物対策を週1回入れる

小論文、志望動機、模擬授業を少しずつ進めます。

05
新要項で差分を確認する

日程、共同実施、試験内容、免除・加点、提出書類を更新します。

時期別の目安

時期
筆記
人物対策
確認事項
今〜年内
過去問分析・専門の基礎
経験の整理・小論文を週1題
選考区分・免除・加点
1〜3月
頻出分野の完成・時間演習
志望動機・模擬授業の準備
滋賀県の教育方針
要項公表後
新形式への調整
面接・討論の実践練習
日程・会場・提出書類
直前期
本番時間で総合演習
回答・授業の改善
受験票・携行品
教採ギルド 福永福永

滋賀県は、第一次選考で小論文、第二次選考で面接と模擬授業があります。筆記だけを先に終わらせようとせず、週1回でも文章を書く、話す、授業を考える時間を入れてください。

滋賀県教員採用試験のよくある質問

Q2027年実施の日程は決まっていますか?
A

正式な日程は未発表です。この記事では2026年実施の日程を参考として掲載しています。

Q2027年実施では試験問題が変わりますか?
A

滋賀県は第一次選考の共同実施に参加予定です。どの区分で共同作成問題を使うか、試験時間や配点がどうなるかは、正式発表を確認してください。

Q教員免許状は取得見込みでも受験できますか?
A

2026年実施の一般選考では、採用前の2027年3月31日までに取得見込みであれば受験できました。2027年実施の期限は、最新の実施要項で確認してください。

Q小論文や面接はいつから始めるべきですか?
A

第一次選考前から始めるのがおすすめです。小論文は第一次選考、面接と模擬授業は第二次選考ですが、第一次結果から第二次開始までの期間が短いためです。

Q大学3年生夢チャレンジ選考に合格するとどうなりますか?
A

2026年実施では、合格すると翌年度の第一次選考が全て免除され、第二次選考から受験できる制度でした。翌年度も改めて出願が必要です。

最新情報を確認しながら準備を進めよう

2027年実施は共同実施への参加が予定されているため、第一次選考の内容が変わる可能性があります。

とはいえ、専門教科、小論文、面接、模擬授業は今から準備できます。まず過去問を確認し、配点に合わせて学習時間を決めましょう。

この記事の要点

滋賀県は、校種によって第一次選考の配点が異なり、第二次選考では面接が60%を占めました。自分の受験方式を確認し、過去問、専門、小論文、面接を並行して進めることが合格への近道です。

出典:滋賀県教育委員会「令和9年度(2027年度)滋賀県公立学校教員採用選考試験〔夏選考〕実施要項」、同「令和9年度滋賀県公立学校教員採用予定数〔夏選考〕」

AUTHOR この記事を書いた人
福永 真

教採ギルド代表

福永 真 Makoto Fukunaga

あ、どうも、サイト代表の「福永 真」です。

「教採ギルド(教員採用試験の情報・対策サイト)」では、公立学校の先生になりたい方に向けて、教員採用試験に関する情報を発信しています。

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