大阪市教員採用試験は、出願期間が比較的早く、試験日程も複数日程にまたがるため、年間スケジュールを正確に把握しておくことが重要です。
特に、出願期間や第1次選考の筆答テスト実施日を見落としてしまうと、十分な準備ができないまま本番を迎えることにもなりかねません。
この記事では、大阪市教員採用試験の日程を整理するとともに、併願や対策を始める時期などの押さえておきたいポイントを分かりやすく解説します。
まずは全体の流れを確認し、今後の計画に役立ててください。
日程・選考スケジュール
令和9年度(2026年実施)の大阪市教員採用試験は、3月から出願受付が始まり、6月に第1次選考が実施されます。
試験の流れを把握して、試験日から逆算して学習計画を立てることが重要です。
詳しい流れは次のとおり。
受験案内の公表・配布
例年、2月上旬に受験案内が発表されます。
令和9年度の受験案内は、2026年2月5日に公表されました。
試験内容や変更点、求める人物像などをはじめとする詳細な情報が掲載されています。
出願受付期間
出願は、電子申請(インターネット)のみで行います。
2026年3月2日(月)午前10時から4月13日(月)午後5時まで
大阪市行政オンラインシステムを通じて出願します。期間内に手続きを完了させる必要があるため、余裕を持って準備しましょう。
第1次選考
例年、6月中旬に第1次選考の筆答テストが実施されます。
- 2026年6月13日(土)
- 実施内容:筆答テスト(思考力・判断力、教職関連)
- 2026年7月4日(土)、5日(日)のうち指定する1日
- 実施内容:面接テスト(筆答テスト通過者のみ)
- 筆答テストの結果発表は6月25日(木)に行われ、基準点に達した受験者のみ7月の面接テストへ進みます。
- 特例適用者(教諭経験者特別選考など)の面接は、5月30日(土)、31日(日)、6月6日(土)のいずれかに実施されます。
第1次選考の結果発表
7月下旬に、大阪市教育委員会ホームページにて合格者の受験番号が掲載(発表)されます。
2026年7月28日(火)(予定)
第2次選考
例年、8月上旬から中旬にかけて第2次選考が実施されます。
- 2026年8月8日(土)
- 実施内容:筆答テスト(専門)
- 2026年8月2日(日)〜5日(水)、8日(土)のうち指定する1日
- 実施内容:実技テスト(対象教科のみ)
- 2026年8月11日(火)〜22日(土)のうち指定する1日
- 実施内容:面接テスト(個人面接・場面指導)
- 実技テストの日程は教科・校種により異なります(例:幼稚園は8/4-5、音楽・保体は8/2-3など)。
- 予備日(8月9日、20日以降など)
第2次選考(最終)の合格発表
9月下旬に、大阪市教育委員会ホームページにて合格者の受験番号が掲載(発表)されます。
2026年9月25日(金)(予定)
- 出典:令和9年度大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テスト受験案内(大阪市教育委員会)
試験日程に関するFAQ
大阪市教員採用試験の日程について、よくある質問をまとめました。
大阪府と併願できますか?
大阪府と大阪市は併願できません。
大阪市は例年、大阪府、堺市、豊能地区と同じ日に第1次選考(筆答テスト)を実施するからです。
どの自治体を受験するか迷っている場合は、早めに志望自治体を固めるようにしましょう。
教員採用試験の日程一覧をまとめています。併願の考えるときの参考にしてください。
面接対策は第1次選考合格後からでも間に合いますか?
大阪市の場合、第1次選考の筆答テスト合格発表(6月25日)から面接テスト(7月4日〜)まで1週間程度しかありません。
この短期間で自己分析や志望動機の整理、面接練習を完璧にするのは極めて困難です。
また、第1次選考の配点(450点)は筆答テストと同じく非常に高いため、筆記対策と並行して早期から準備を進めておく必要があります。
面接試験の内容や対策はこちらの記事をご覧ください。
対策(勉強)はいつから始めるべきですか?
試験の約1年前から始める方が多いです。
大学2~3年生であれば、春から夏休みにかけて。社会人や既卒の方でじっくり時間をかけたい場合は、1年半前からスタートすると、より余裕を持った計画が立てられます。
特に大阪市は、一般教養として「思考力・判断力(SPIのような問題)」が出題されるため、苦手な人は早めの対策が不可欠です。
教員採用試験の勉強スケジュールはこちらの記事で解説しています。
まとめ|次にやるべきこと
大阪市教員採用試験は、第1次選考から面接が実施され、筆答テスト合格発表から面接までの期間が短いなど、スピード感のある対応と早期からの準備が求められる試験です。
「筆記が受かってから面接練習をしよう」では手遅れになりかねません。日程を確認し、残された時間とやるべきことを照らし合わせ、逆算して行動を開始することが重要です。
私自身、「まだ大丈夫」と高を括って、直前期に焦燥感に駆られる受験生を数多く見てきました。早めに着手すれば、それだけ精神的な余裕も生まれます。
いつスタートを切るかはあなた次第ですが、少なくとも「いつまでに・何を終わらせるか」という戦略は今日のうちに立てておくことを強くおすすめします。
