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【2026年受験】神奈川県教員採用試験の内容(一次・二次試験)

試験内容|神奈川県教員採用試験

神奈川県の公立学校で教員を目指している方に向けて、教員採用選考試験の内容(第1次試験・第2次試験)をわかりやすく整理しました。

選考スケジュールや実施状況(結果)など、受験に必要な情報をガイドブックのような感覚でまとめています。これから本格的に準備を始める方の役に立つはずです。

出題傾向や選考方法を理解しないまま勉強を進めてしまうと、努力が成果に結びつきにくくなります。

まずは神奈川県教員採用試験の試験制度を正しく把握することから始めていきましょう。

福永

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目次

神奈川県教員採用試験の概要

神奈川県教員採用試験の概要(基本情報)をまとめました。

試験日程や採用予定数など、受験前に確認しておきたい内容を一覧で確認できます。

募集要項配布Web公開
出願期間4月15日(水)~5月7日(木)17:00まで
試験日程一次試験7月5日(日)
二次試験8月3日(月)〜8月17日(月)
※面接試験等は8月3日〜14日、実技試験は8月10日〜17日
受験資格年齢制限61歳まで
生年月日昭和40年(1965年)4月2日以降に生まれた者
※社会人経験者教員免許取得チャレンジ選考等で一部例外あり
採用予定小学校165人程度
中学校285人程度
(教科別)国語40人、社会32人、数学35人、理科38人、音楽12人、美術20人、保健体育29人、技術26人、家庭8人、英語45人
高等学校270人程度
(教科別)国語40人、地理歴史・公民34人、数学34人、情報5人、理科27人、音楽4人、美術4人、保健体育28人、工業12人、商業4人、農業2人、水産(機関)1人、家庭10人、英語65人
特別支援学校180人程度
養護教諭27人程度
栄養教諭3人程度
筆記試験教職教養60分(一般教養と合わせて実施/マークシート)
一般教養
専門教養60分(マークシート)
小論文60分(800字程度 ※第1次試験日に実施し第2次試験として採点)
人物試験個人面接25分程度
集団面接
集団討論
集団活動
模擬授業模擬授業(最初の10分間)
実技試験中学校・高等学校(音楽、美術、保健体育、家庭、英語)、中学校(技術)
*神奈川県教員採用試験の概要(2026年実施)
*「ー」は実施なし

上記はあくまで試験の全体像です。

各試験の具体的な内容や対策については、次のセクションで詳しく解説します。

神奈川県教員採用試験の内容

神奈川県教員採用試験は、一次試験・二次試験で構成される二段階選抜方式です。

一次試験では筆記試験による基礎的な知識・技能を確認し、二次試験では人物試験等を通して、教員としての人物面や実践力を評価します。

校種・教科によって実施される試験内容が少し異なるため、最初に全体像を確認しておきましょう。

選考試験内容
一次試験一般教養・教職専門試験
教科専門試験
二次試験論文試験(*)
模擬授業
個人面接
実技試験
*神奈川県教員採用試験の内容(2026年実施)
*「ー」:実施なし
*「△」:一部の教科で実施
*論文試験は第1次試験日に実施され、第2次試験として採点されます。

ここでは、一次試験・二次試験の内容や傾向をそれぞれ解説します。

一次試験

神奈川県教員採用試験の一次試験では、教科専門試験、一般教養・教職専門試験、論文が実施されます。

志望教科の専門知識や、教育に関する基礎知識・一般教養が問われます。

一般教養・教職専門試験

神奈川県教員採用試験の一般教養・教職専門試験は、教員として必要な知識を問う筆記試験です。

高校までの基礎学力にくわえて、学校現場で必要となる教育知識が問われます。

対象校種全校種共通(小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、養護教諭、栄養教諭)
試験時間60分間
問題数39問
解答方法択一式(マークシート)
出題範囲⚫️ 一般教養
┗人文・社会・自然科学

⚫️ 教職教養
┗教育原理、教育法規、教育心理、教育史
配点100点
2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

まずは過去問を3〜5年分解いて出題傾向を把握し、教育原理や国数英などの頻出科目・分野に絞って勉強するのが効率的です。

参考書で頻出の1テーマ覚えたらすぐ問題演習で確認し、間違えた部分を繰り返し復習します。1日30分でも回転させることで、安定して得点できるようになりますよ。

なお、詳しい出題傾向や勉強方法は、「神奈川県教員採用試験の一般教養・教職専門試験」を参考にしてください。

教科専門試験

神奈川県教員採用試験の教科専門試験は、受験する校種・教科に関する専門知識を問う筆記試験です。

例えば、中学校・高校であれば各教科の専門知識、小学校であれば各教科の知識や学習指導要領に関する知識などが出題されます。

対象校種全校種・教科
試験時間60分
問題数教科・科目による
出題範囲①志望校種・教科の知識・技能
②学習指導方法等の基礎
解答方法択一式(マークシート)
配点100点満点
2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

専門知識だけでなく学習指導要領も出題範囲に含まれます。教科の知識と合わせて対策が必要です。

解答方法は択一式のため、正確な知識をもとに素早く判断する力が求められます。過去問や問題集を繰り返し解き、出題パターンやひっかけの傾向に慣れておくことが重要です。

なお、詳しい勉強方法は、「教員採用試験の専門教養(科目)とは?試験内容や勉強方法を徹底解説」を参考にしてください。

論文(採点は二次試験)

神奈川県教員採用試験の論文試験は、教育に関するテーマについて、自分の考えを論理的にまとめる力を問う筆記試験です。

単に知識量を確認するだけではなく、「教育課題に対して、どのように考え、対応していくか」といった、教員としての考え方や実践力が評価されます。

対象校種全校種・教科(特別選考⑧を除く)
試験時間60分間
文字数800字程度
問題数1題
配点40点
2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

限られた時間内で書き切るためには、最初に構成(序論→本論→結論)を固めてから書き始めることが重要です。

時間配分を意識し、少なくとも一度は60分で書き切る練習をしておきましょう。まずは過去テーマで1本書いてみて、自分の型を作ることから始めてください。

なお、論文の過去問や書き方のポイントは、こちらの「神奈川県教員採用試験の論文」で解説しています。

二次試験

神奈川県教員採用試験の二次試験では、模擬授業・個人面接が実施され、一部の校種・教科で実技試験が加わります。

第2次試験は最終合否を決定する重要な選考であり、各試験の成績を総合した評価が行われます。

模擬授業

模擬授業では、指定されたテーマに沿った1単位時間の授業計画を立て、導入から展開にかけての最初の10分間を実施します。

準備・片付けを含む10分間で、授業者としての実践的な指導力が評価されます。

対象校種全校種・教科(特別選考⑧を除く)
実施時間10分間(準備・片付けを含む)
指導案A4用紙1枚(当日提出)
配点60点
2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

会場の電源は使用できません。危険物(火気・劇薬・刃物等)の持込みも禁止です。

テーマは6月下旬にホームページで公開されます。事前に確認したうえで準備を進めましょう。

テーマ例や対策は、こちらの「神奈川県教員採用試験の面接」でまとめています。

個人面接

神奈川県教員採用試験の個人面接は、受験者の人物面や教員としての適性を確認する試験です。

志望理由や教育観、これまでの経験などについて質問されることが多く、「子どもと関わる神奈川県の教員として適切な人物か」という点が総合的に評価されます。

対象校種全校種・教科
形式個人面接
配点200点
2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

内容の完成度だけでなく、「自分の言葉で伝えられているか」も重要な評価ポイントです。

志望動機や自己PRは暗記するのではなく、自身の経験やエピソードと結び付けて話せるように準備しておきましょう。想定質問に対して、声に出して答える練習を重ねることで、伝わりやすい表現や話し方が身についていきます。

なお、過去の質問項目や対策方法は、「神奈川県教員採用試験の面接」で詳しく解説しています。

実技試験

実技試験は、一部の校種・教科で実施されます。

教科に応じて演奏・作品制作・運動技能の披露・英語コミュニケーション能力試験などが課され、教科指導に必要な実技能力が評価されます。

対象校種中学校・高等学校(音楽・美術・保健体育・技術・家庭・英語)
試験内容音楽①歌唱 ②ピアノ演奏(暗譜) ③リコーダー独奏(暗譜) ④弾き歌い
美術①素描(鉛筆デッサン) ②デザイン(平面構成) ③立体
保健体育必須:柔道・マット運動・水泳
選択:サッカーまたはバレーボール
技術技術分野(材料と加工・エネルギー変換)に関する基礎的実技
家庭衣生活に関する基礎的実技
英語英語コミュニケーション能力試験
配点120点
実技試験の試験概要(令和9年度実施予定)

実技試験では、技能の正確さだけでなく、落ち着いて課題に取り組む姿勢も見られます。

試験形式を事前に確認し、実際の試験を想定した練習を行っておくことが大切です。

神奈川県教員採用試験の配点・選考基準

神奈川県教員採用試験の合否判定は、一次試験・二次試験ともに各試験ごとに「基準点」が設けられているのが大きな特徴です。

二次試験では、試験の種類ごとの基準点を一つでも下回ると総合得点に関わらず不合格となってしまうため、特定の試験に偏ることなく総合的な対策を行う必要があります。

配点・評価基準

第1次試験および第2次試験における各検査の配点・基準点は、以下のとおりです。

選考試験内容配点(満点)基準点
一次試験一般教養・教職専門試験100点30点
教科専門試験100点30点
二次試験論文試験(*)40点10点
模擬授業60点24点
個人面接200点100点
実技試験120点48点
*神奈川県教員採用試験の配点・基準点
*第1次試験の筆記試験には、各種加点(英語、司書、特別支援、芸術実績等)が加わり、満点の上限が変わる場合があります。
*第2次試験の満点の総合計は、実技試験がない場合は300点、実技試験がある場合は420点となります。

第2次試験の配点を見ると、個人面接が200点満点と非常に大きなウェイトを占めていることが分かります。

選考・判定基準

第1次試験および第2次試験の判定基準は、以下のとおりです。

第1次試験試験の種類ごとの基準点を一つでも下回らない者のうち、総得点(200点満点+各種加点)の上位者から合格とします。第1次試験の合格者数は、募集人員の2倍以上の人数となります。
第2次試験受験した試験の総合得点が、各校種等・教科(科目)ごとに定められた「合格最低点」以上を合格とします。ただし、各試験(個人面接、模擬授業、論文、実技)のうち、それぞれの基準点を一つでも下回っている場合は不合格となります。

ここで重要なことは、神奈川県の選考は一次試験の結果が最終合否に影響しないリセット方式である点です。

最終合格は二次試験での得点のみで判定されるため、一次試験をギリギリの成績で通過したとしても、二次試験で十分に挽回が可能です。逆に言えば、一次試験を高得点で突破しても、二次試験で失敗すれば不合格となります。

そのため、一次試験の筆記対策だけに力を入れるのではなく、配点の高い個人面接をはじめ、模擬授業や論文試験などの対策も早めに進めることが重要です。

神奈川県教員採用試験に関するFAQ

神奈川県教員採用試験の受験生が抱く共通の疑問にお答えしていきます。

Q1.倍率はどれくらい?

A1.神奈川県教員採用試験の倍率は3倍台で推移しています。

過去5年間の実施結果は次のとおりです。

  • 2025年実施(R8採用):3.2倍
  • 2024年実施(R7採用):3.0倍
  • 2023年実施(R6採用):3.0倍
  • 2022年実施(R5採用):3.3倍
  • 2021年実施(R4採用):3.7倍

採用予定数の増減や志願者数の変化によって倍率は左右されるため、見かけの数字だけで難易度を判断することはできません。

また、校種や教科によって倍率に差がある点に注意が必要です。小学校は比較的低倍率で推移する一方で、中学校や高校は教科によって高倍率になることもあります。

そのため、重要なのは全体の倍率ではなく、自分が受験する校種・教科での倍率がどうなっているかという視点です。まずは自分の志望する校種・教科の倍率を確認するところから始めてみましょう。

なお、校種・教科別の詳細は、「神奈川県教員採用試験の倍率|教科別・過去5年の推移」でまとめています。

Q-2.過去問はどこで入手できますか?

A-2 神奈川県庁の県政情報センターで閲覧・コピーができます。

神奈川県庁 新庁舎2階にある「県政情報センター(行政資料コーナー)」では、教員採用試験の過去問を閲覧でき、コピーも可能です。

こちらの、「神奈川県教員採用試験の過去問」でも過去問情報をまとめています。

福永

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神奈川県教員採用試験の合格に向けて対策を始めよう

本記事では、神奈川県教員採用試験の試験内容や配点、選考の流れ、最新の変更点を解説しました。

神奈川県教員採用試験は、第1次試験で合格した後、第2次試験の成績のみで最終合否が決定される方式が採用されています。

そのため、筆記の勉強に時間をかけても意味がありません。最初から面接、論文、模擬授業、実技に至るまで、すべての試験種目でバランスよく得点することが合格のポイントになります。

対策は早く始めるほど有利になります。正しい方向で準備を進め、合格を目指しましょう。

パターン
早い段階から人物・面接対策を始めたい方

神奈川県の最終合格者は二次試験の結果だけで決まります。そのうち、個人面接は配点200点と最も大きなウェイトを占めます。

筆記対策と並行して面接対策の準備を進めましょう。

パターン
試験の全体像をしっかり把握したい方

教員採用試験の全体像を把握したい方におすすめです。

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