この記事では、長野県教員採用試験の小論文の内容と過去問(テーマ)を紹介します。
「長野県教員採用試験の小論文ってどんな試験なんだろう…?」
「長野県教員採用試験の小論文はどんなテーマが出ているんだろう…。」
このような疑問を解消できる記事となっているので、ぜひ参考にしてくださいね。
長野県教員採用試験 小論文の内容
長野県教員採用試験の小論文は、第一次選考で行われます。
筆記試験では判断できない、論理的思考力や読解力、教師としての適性などを総合的に評価します。
区分 | 義務教育 | 高等学校 |
---|---|---|
試験時間 | 60分 | 45分 |
文字数 | 700~800字 | 600字 |
配点 | 5段階評価(32点) | |
評価基準 | ・題意把握の的確さ(根拠の妥当性) ・文章構成の工夫(適切な構成等) ・論理的思考力(論旨の展開等) ・表記(誤字・脱字・字数) |
文字数と試験時間
文字数は制限があり、義務教育区分は700~800字、高校区分は600字以内で書かなければなりません。
対する試験時間は60分(高校は45分)なので、文字数に対する試験時間が極めて短いのが長野県の特徴です。
730字(高校は550字)以上を目安に書くといいでしょう!
出題形式
出題数は1題ですが、校種によってテーマが異なります。
義務教育区分では、自分の体験をもとに教師像について論じるテーマが多く見られます。一方、高校では、抽象的な課題を扱うテーマが出題される傾向にあります。
2025(令和7)年度は「探求的な授業の構想」について出題されました!
評価基準・配点
小論文は以下の観点に沿って評価します。
- 題意把握の的確さ(根拠の妥当性)
- 文章構成の工夫(適切な構成等)
- 論理的思考力(論旨の展開等)
- 表記(誤字・脱字・字数)
最終的に5段階評価(32点満点)で評価しますが、著しく点数が低いと即不合格です。
評価が悪くなる理由としては、テーマの把握ができていなかったり、文字数が少ない(7割以下)だったりすることが挙げられます。また、字が汚い(丁寧であればOK)、誤字脱字が多いっていうのもよくないので、注意しながら書きましょう。
受験ガイド2024|長野県教員採用試験の内容と対策のポイント』の記事を参考にしてください。
小論文以外の試験内容や対策についてさらに詳しい情報が必要な場合は、『長野県教員採用試験 小論文の過去問
長野県教員採用試験における小論文の過去問を紹介します。
2025(令和7)年度
授業で探究的な学びを実現するために大切にしたいことは何ですか。自分の体験をふまえて、あなたの考えを700字以上800字以内で述べなさい。
2024(令和6)年度
「とことん追求する子ども」と教師について、自分の体験をふまえて、あなたの考えを700字以上800字以内で書きなさい。
2023(令和5)年度
「子どもをまるごと受け止める教師」について、自分の体験をふまえて、あなたの考えを書きなさい。
2022(令和4)年度
子ども中心の学びについて、自分の体験をふまえて、あなたの考えを700字~800字で書きなさい。
2021(令和3)年度
「子どもと向き合う教師」について、自らの体験をもとに考えを述べなさい。
2020(令和2)年度
「子どもの多様性を生かす教師」について、自分の体験を踏まえて考えを述べなさい。
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長野県教員採用試験 小論文対策を始めよう!
今回は、長野県教員採用試験における小論文の傾向と過去のテーマをまとめていました。
一般教養や専門教科に比べると、対策を後回しにしがちな科目ですが、合格答案を書けるようになるまでかなりの時間が必要です。
現在の実力にもよりますが、おおむね3ヶ月程度の勉強期間が必要だと思って準備を始めてください。
教員採用試験の小論文対策は下記記事で解説しています。ぜひ、参考にしてくださいね。
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