もし、「とりあえず全科目、参考書の最初から勉強しよう」と考えているなら、今すぐストップしてください。
そのやり方では、時間だけが削られて、合格点に届かない可能性が高いからです。
実は、合格している人ほど「勉強していない分野」がたくさんあります。
全範囲を網羅しようとするのではなく、次のように割り切っているのです。
- 「出る科目・分野」だけに時間を使う
- 「出ない分野・科目」は後回しにする
では、宮崎県教員採用試験を志望する場合、最初に手をつけるべき科目は何でしょうか。
答えはシンプルです。まずは「教育原理」と「教育法規」の2科目です。
この記事では、なぜこの2科目から勉強を始めるべきなのか、点数を伸ばすための効率的な勉強順序を解説します。
もう、「何を勉強すればいいのか」と迷わなくて大丈夫です。
限られた時間で合格点を取るための 現実的な戦略 を一緒に整理していきましょう。
宮崎県教員採用試験の教職教養(概要)
まずは試験時間や出題形式などの基本情報を確認しましょう。
| 対象校種 | 全校種共通(一部校種別問題あり) |
|---|---|
| 試験時間 | 50分 |
| 問題数 | 50問 |
| 出題範囲 | ①教職教養(共通45問+校種別5問) ②宮崎県に関する教育・施策 |
| 解答方法 | 多肢選択式(マークシート) |
| 配点 | 50点満点 |
▼実際の問題(過去問)を見てみたい方は、以下の記事で確認してください。


宮崎県の教職教養は2科目から勉強すべき理由
宮崎県教員採用試験の教職教養は、他県に比べて出題数の偏りが極端です。
万遍なく勉強するのではなく、科目選択で勝負が決まると言っても過言ではありません。
では、なぜ「教育原理」と「教育法規」を優先すべきなのか。
その理由を解説します。
理由①:2科目だけで7割近くを占める
試験科目は、すべてが平等に出題されるわけではありません。
直近の出題内訳を見ると、教育原理と教育法規の2科目だけで50問中35問前後が出題されています。
▼教職教養の出題数一覧(科目別詳細)
| 科目/採用年度 | R8 | R7 | R6 |
|---|---|---|---|
| 教育原理 | 25 | 22 | 22 |
| 教育法規 | 11 | 12 | 12 |
| 教育施策 | 6 | 8 | 8 |
| 教育史 | 4 | 4 | 4 |
| 教育心理 | 4 | 4 | 4 |
宮崎の教職教養は、この2科目だけで全体の7割を占めています。
一方で、教育史や教育心理は毎年4問ずつと少なく、出題数だけで見れば優先度は下がります。
❌「数問のために全範囲を万遍なく勉強する」
○「7割を占める原理と法規を徹底的に勉強する」
さらに、校種別問題(5問)でも学習指導要領や教育法規が問われるため、実質的な配点はさらに高くなります。
理由②:出題される資料・テーマが決まっている
宮崎県の問題は、出題される資料やテーマがある程度固定化されています。
特に配点の高い「教育原理」や「教育施策(ローカル)」では、次のような特徴が顕著です。
- 教育原理:「生徒指導提要」は必出。「不登校」「いじめの重大事態」などの時事テーマも頻出
- 教育施策:「宮崎県教育育成指標」など特定の資料から出題される
- 校種別問題:学習指導要領または教育法規が出る
このように、「何が出るか」が明確なため、対策した時間がそのまま得点に直結しやすいのです。



宮崎県で合格する人は、必ずここを得点源にしています。まずは焦らず、原理と法規の学習からスタートしましょう!
宮崎県教員採用試験を攻略する優先順位
ここでは、宮崎県教員採用試験の教職教養で勉強すべき科目の優先順位をS〜Cランクで整理しました。
科目別優先度ランク
時間が限られている以上、強弱をつけて勉強することが大切です。
- Sランク(最優先・全体の核)
-
教育原理、教育法規
→この2科目で全体の7割近くを占めます。ここが取れないと合格ラインには届きません。特に「生徒指導提要」は必修です。
- Aランク(宮崎特有の対策)
-
教育施策(ローカル問題)
→「宮崎県教育育成指標」など、指定された資料の確認が必要です。配点も心理や歴史より高いです。
- Cランク(深追い厳禁)
-
教育心理、教育史
→それぞれ毎年4問ずつと出題数は安定していますが、配点は低め。基礎的な事項を押さえる程度に留めるのが賢明です。
時期別の学習スケジュール
優先順位が分かったら、次は時期別の学習スケジュールです。
- 〜2月:Sランク(原理・法規)の基礎固め
- 3月〜5月:Sランクの演習+Aランク(ローカル資料)の読み込み
- 6月〜直前:過去問演習、最新の教育時事(答申)確認
特に宮崎県は「教育時事(不登校やいじめ対策)」の比重が高いので、後半は最新の通知やガイドラインのチェックも欠かせません。
▼期間別の詳しい学習スケジュールはこちらの記事で解説しています!


出ないところは勉強しない
真面目な人ほど「参考書の1ページ目から全部覚えなきゃ」と思いがちです。
しかし、宮崎県対策においてそれは非効率です。
例えば、過去のデータを見ると「教育心理」や「教育史」は、合わせて全体の16%程度(8問)しかありません。
そこに何時間もかけるなら、その時間を毎年20問以上出る「教育原理」や、宮崎特有の「教育施策」に使った方が圧倒的に得点できます。
出ないところは勉強しない。これが合格への近道です。
とはいえ、次のような不安もあるでしょう。
- 「具体的にどの法律が出るの?」
- 「教育原理はどの分野が頻出なの?」
そこで、過去の宮崎県の問題を分析し、科目別・分野別の出題傾向を1つにまとめました。
自分で分析する時間がない、無駄な勉強をしたくないという人は、ぜひ活用してください。
▼科目別・分野別の出題範囲データはこちら!


宮崎県教員採用試験はSランクだけで合格可能か?
結論から言うと、Sランク(原理・法規)を徹底するだけで合格点は十分狙えます。
Sランクだけで7割カバー
先ほどのデータでお見せした通り、教育原理と法規だけで全体の約7割(35問程度)を占めます。
もしSランク科目をしっかり対策して「正答率75%」取れればどうなるでしょうか。
宮崎県の教職教養は50点満点ですが、ボーダーライン(6割前後)はSランク科目だけで十分にクリア可能です。
これにAランクの「教育施策」を加えれば、さらに得点を積み上げられます。
逆に、配点の低い教育史や心理に時間を使いすぎて、肝心の法規や原理(生徒指導提要など)で失点するのが一番怖いパターンです。
そうならないために、まずはSランクという戦略を徹底してください。
宮崎県の教職教養対策で使うべき参考書
宮崎県の傾向(原理と法規に集中している)を踏まえると、次のどちらかを選べば間違いありません。



迷ったら「らくらくマスター」、網羅性を求めるなら「オープンセサミ」
分かりやすさ重視・初めての人向け
- 「教育原理なんて初めて聞く」
- 「難しい文章を読むのは苦手」
このタイプの人は、実務教育出版の「教職教養らくらくマスター」がオススメです。
宮崎県で頻出の法規や原理の基礎を、赤シートを使って効率よく暗記できます。
情報量重視で対策したい人向け
- 「1冊でしっかり対策したい」
- 「教育時事の背景まで理解したい」
このタイプの人には、『オープンセサミシリーズ(東京アカデミー)』がオススメです。
情報量が圧倒的なので、宮崎県で配点の高い「教育時事」や「法規」の詳細な知識までカバーできます。
ただし、使い方に注意があります。それが、情報量の多さです。
- どこから読むべきか分からない
- 全部やらないと不安になる
- 結果的に、時間が足りなくなる
これは参考書が悪いのではなく、宮崎県の出題傾向に合わせた読み方ができていないだけです。
そこで活用してほしいのが、過去の宮崎県教員採用試験を分析し、分野別の出題範囲と頻度をまとめたこちらのnoteです。


このデータは、オープンセサミの目次構成に対応しているため、「セサミのどこを重点的に読めばいいか」が一目で分かります。
まとめ:宮崎県の教職教養は2科目に集中せよ
宮崎県教員採用試験の教職教養は、広く浅くではなく、狭く深く攻めるのが正解です。
全体の7割近くを占める「教育原理・教育法規」を徹底的に固め、宮崎特有の「教育施策」で差をつける。
この集中勉強ができた人から、合格点に近づいていきます。
- Sランク(原理・法規):ここだけで合格ライン突破可能
- Aランク(教育施策):「宮崎県教育育成指標」など特定資料を確認
「どの法律がよく出るのか」「教育時事はどこまでやればいいのか」を自分で調べるのは、正直かなり大変です。
そこで、過去の宮崎県教員採用試験を分析し、科目別・分野別に出る・出ないを整理した一覧データをまとめました。


無駄な勉強をしたくない、短期間で1次試験を突破したいという方は、ぜひ手にとって参考にしてください。
迷っている時間を、今日から点数が伸びる勉強に変えましょう。
▼教職教養の具体的な勉強方法は以下の記事でも解説しています。


▼【宮崎県】教職教養以外の試験対策(面接)も忘れずにチェックしておきましょう。


