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【2026年受験対策】鹿児島県教員採用試験の内容と傾向を徹底解説!

鹿児島県教員採用試験の内容

鹿児島県の教員を目指して、採用試験の対策を始めようとしているあなたへ。

  • 「試験の内容って具体的に何があるんだろう?」
  • 「筆記だけじゃなく、面接もあるみたいだけど、どう対策すれば…?」

そんな疑問や不安で、何から手をつければいいか迷っていませんか?

大丈夫です。

この記事を読めば、鹿児島県教員採用試験の全体像から、第1次選考試験第2次選考試験の具体的な内容、そして対策方法まで合格に必要な情報がすべてわかります。

試験の全体像をしっかり掴むことが、合格への第一歩です。

さあ、一緒に合格への最短ルートを走り出しましょう

福永

福永です。Xnoteでも有益な情報を発信しています!

目次

鹿児島県教員採用試験の概要

これから鹿児島県教員採用試験の合格に向けて準備を始めるわけですが、何から手をつければいいか迷うかもしれません。

まずは敵(=試験の仕組み)を知ることから始めましょう。

福永

現時点で最新の「令和8年度採用(2025年実施)」の募集要項をもとに、鹿児島県教員採用試験の全体像を分かりやすく解説していきます。

年齢制限

原則として、昭和41年4月2日以降に生まれた方が対象です。

具体的には、令和8年4月1日の採用時点で59歳の方までが対象となります。

社会人経験を経てから教員を目指す方もいるでしょう。 そうした方にも、門戸が広く開かれていると言えます。

募集教科と採用人数

全体で合計514名程度の採用が予定されています。

校種ごとの具体的な採用予定人数は、以下の通りです。

校種採用予定主な教科
小学校220名程度
中学校150名程度・数学: 26名程度
・国語, 社会, 理科, 保健体育, 英語: 各20名程度
・音楽: 12名程度
高等学校55名程度・工業: 8名程度
・国語: 6名程度
・地歴, 数学, 英語, 商業: 各5名程度
特別支援58名程度・小学部: 25名程度
・中学部・高等部: 33名程度
養護教諭28名程度
栄養教諭3名程度

参考:令和8年度鹿児島県公立学校教員等採用選考試験採用予定者数

ご自身の希望する校種・教科で、この具体的な採用予定人数をしっかりと把握することが大切です。

そのうえで、明確な目標を持って準備を進めていきましょう。

試験日程(選考スケジュール)

例年、出願は4月、1次試験は6月、2次試験は8月に行われます。 最終的な合格発表は9月上旬の予定です。

主なスケジュールは、以下の通りです。

  • 出願期間: 令和7年4月1日(火)~4月30日(水)
  • 第1次試験: 令和7年6月15日(日)
  • 第1次試験 結果発表: 令和7年7月11日(金)
  • 第2次試験: 令和7年8月1日(金)~8月13日(水)
  • 合格発表: 令和7年9月5日(金)

まずは、各日程をカレンダーにしっかりと書き込みましょう。

そのうえで、見通しを持って計画的に準備を進めてください。 これが、合格への確実な一歩となります。


教員採用試験の日程一覧を以下の記事でまとめています。併願を考えているなら参考にしましょう。

試験種目(科目)

教職や教科に関する筆記試験に加え、面接やグループ討議など、人物を深く知るための試験が重視されています。

試験は、大きく分けて以下の内容で構成されます。

▼第1次試験

  1. 筆記試験
    • 教職教養
    • 教科専門

▼第2次試験

  • 個人面接
  • グループ討議
  • 適性検査
  • 実技試験(保健体育、音楽、美術、家庭、英語などの一部教科で実施)

筆記試験の対策を進めることは大切です。 それと同時に、面接の練習など「人物評価」のための準備も早めにスタートさせましょう。

これが、合格を勝ち取るための重要なカギとなります。

鹿児島県教員採用試験の一次試験内容

鹿児島県教員採用試験の一次試験は、「教職教養」と「教科専門」で構成されています。

それぞれの内容と対策のポイントを詳しく解説します。

  • 教職教養
  • 教科専門

教職教養

鹿児島県教員採用試験の教職教養は、教育の基本的な理論や規則を問う筆記試験です。

教職教養の概要

試験時間50分
問題数大問22題(小問50問)
出題形式択一式
配点100点満点(1問2点)
令和8年度(2025年実施)試験をベースに作成

教職教養の傾向

過去の出題数を見ると、鹿児島県が何を重視しているかがはっきりと分かります。

鹿児島県教員採用試験 教職教養の科目別出題数一覧
採用年度202220232024
教育原理121215
教育法規6108
教育心理211
教育史111
国語1167
英語333
世界史11
日本史111
地理111
政治11
経済1
国際関係1
環境11
数学333
物理111
化学211
生物121
地学112
その他252
  • 各数字は科目ごとの出題数です。
  • 上記は僕自身の解釈であり、公式発表されたものではありません。

配点の高い科目に集中することで、短期間で得点を伸ばすことができます。また、重要な科目で高得点を取ることで、全体の合格ラインを上げることができます。

主要科目(出題数の多い科目)にある程度の自信がついたら、次に他の科目の勉強を本格的に進めるのが効果的な方法です。

教職教養の対策

鹿児島県の教職教養を攻略するカギは、「教職教養をとことん極めること」です。

なぜなら、出題の半分以上を占めるこの分野を得点源にできなければ、合格は難しいからです。

一般教養に時間を使いすぎるのは、あまり効率的とは言えません。

具体的な対策は、この3ステップで進めましょう。

STEP
最優先で「教職教養」を固める

まずは、最も出題数の多い「教育原理」から始めます

学習指導要領や、文部科学省が出す最新の資料(中教審答申など)は必読です。

次に、「教育法規」「教育心理」の基本を問題集で押さえましょう。

STEP
一般教養は「出る科目」に絞る

一般教養の対策は、深追い禁物です。

比較的出題の多い「国語」と「数学」の基礎を復習することから始めましょう。

ここは取りこぼしたくないところ。

このように、力の入れどころをはっきりさせて、教職教養中心の学習計画を立てること。それが、福井県の試験を突破するための最も賢い方法です。

教科専門

教職教養と並ぶ、もう一つの大きな柱が「教科専門」です。

あなたの志望する教科に関する深い知識と指導力が問われる、非常に重要な試験ですね。

教科専門の概要

試験時間90分(※1)
問題数教科・科目による
出題形式記述式
配点200点満点(※2)
令和8年度(2025年実施)試験をベースに作成
  • 1 実技のある教科は50分
  • 2 実技のある教科100点

教科専門の傾向

教科専門の出題範囲は、受験する教科によって多岐にわたります。

例えば、小学校区分であれば主要5教科を中心に幅広い基礎知識が、中学校「社会」であれば日本史・世界史・地理から政治・経済までが範囲となります。

もう一つの大きな特徴は、単なる教科知識だけでなく、「学習指導要領」に基づいた指導法に関する視点が問われることです。

そのため、各教科の専門知識を深めることはもちろん、その知識を児童・生徒にどのように教えるか、という観点での学習が求められます。

教科専門の対策方法

結論として、教科専門を攻略する最も確実な方法は、まず過去問で「自分の現在地」を正確に把握し、そのレベルに合わせた学習計画を立てることです。

なぜなら、この科目は受験者ごとの学力差が最も大きく表れるため、全員が同じ参考書で勉強しても効果は薄いからです。

自分の実力に合っていない学習は、時間の無駄になってしまう可能性があります。

具体的な学習ステップは以下の通りです。

STEP
過去問を解き、自分の実力を客観視する

まずは最新の過去問を、時間を計って自力で解いてみましょう。

そして、自己採点をして正答率を算出します。

ここで大切なのは、点数に一喜一憂するのではなく、「どの分野の知識が足りないのか」を冷静に分析することです。

STEP
正答率に応じたレベルから学習を再スタートする

自己分析の結果をもとに、以下の目安で学習計画を立て直します。

  • 正答率が5割以下の方:基礎力が不足している状態です。急がば回れで、高校の教科書や基礎的な参考書、場合によっては中学レベルの内容から徹底的に復習し、土台を固め直しましょう。
  • 正答率が7割以下の方:基礎はあるものの、定着していない知識や応用力に課題があります。大学入試レベルの問題集を中心に演習を重ね、知識の穴を埋めていきましょう。
  • 正答率が7割以上の方:実力は十分です。鹿児島県以外の全国の過去問にも挑戦し、多様な問題形式に触れることで、さらに得点力を盤石なものにしていきましょう。
STEP
学習指導要領を常に横に置く

教科知識の学習と並行して、必ず関連する学習指導要領の解説書にも目を通してください。

「この知識は、子どもたちにどんな力を身につけさせるために教えるのか」という視点を持つことで、記述問題や指導法に関する問題への対応力が格段に向上します。

このように、自分を客観視することから始め、適切なレベルの学習を積み重ねることが、配点の高い教科専門で確実に得点するための最も賢明な方法と言えるでしょう。


専門教養の勉強方法は、下記の記事も参考にしてください。

鹿児島県教員採用試験の二次試験内容

鹿児島県教員採用試験の二次試験は、「個人面接」と「グループ討議」、「実技試験」で構成されています。

それぞれの内容と対策のポイントを詳しく解説します。

個人面接

個人面接は、あなた自身の人柄を知るための対話です。

自己PRや志望動機はもちろん、教員に向いているか、どんな人柄かまで、話しながら総合的に見ていきます。

個人面接の概要

試験時間面接Ⅰ:10分
面接Ⅱ:20分
面接官2人
形式個人面接
配点200点満点
個人面接の試験概要(令和8年度)

個人面接の傾向

鹿児島県の個人面接は、定番の質問から、少し考えさせられる質問まで、幅広く聞かれるのが特徴です。

よく聞かれるのは、こんな内容です。

  • あなた自身のこと:志望動機、自己PR、長所や短所など
  • 先生としての考え:どんな先生になりたいか、生徒指導で大切なことは何か
  • もしも…の場面指導:「もし〇〇な生徒がいたら、どうしますか?」
  • 鹿児島県への思い:「どうして鹿児島県の先生になりたいのですか?」

▼実際に聞かれた質問や、もっと詳しい対策は下の記事で解説しています。ぜひチェックしてくださいね!

個人面接の対策

個人面接の対策は、「自分と向き合うこと」「声に出して話す練習」の2つが全てです。

なぜなら、面接官が聞きたいのは、ネットで調べたような答えではありません。あなた自身の言葉で語られる、あなたの考えや経験だからです。

具体的な準備は、この3ステップで進めてみてください。

STEP
「なんで?」を繰り返す(自己分析)

まずはノートとペンを用意しましょう。

  • 「なんで先生になりたい?」
  • 「なんで鹿児島県?」
  • 「自分の強みって何だろう?」

と、自分に「なんで?」を問いかけ、正直な答えを書き出してみてください。

自分の考えの芯がはっきりしますよ。

STEP
声に出して話してみる(言語化)

頭の中だけで考えず、実際に声に出して話す練習が欠かせません。

話してみると、「あれ、うまく言えないな」という部分が見つかります。

スマホで録音して聞き返すのも、すごく効果的です。

STEP
他の人に見てもらう(模擬面接)

一番の近道は、他の人に見てもらうことです。

大学の先生や友人にお願いして、客観的なアドバイスをもらいましょう。

自分では気づけない話し方のクセや、分かりにくい部分を教えてもらえます。

完璧な答えを準備する必要はありません。大切なのは、あなたの教育への熱意を、自分の言葉で伝えることですよ!


▼より詳しい傾向や対策方法は以下の記事で解説しています。

グループ討議

鹿児島県教員採用試験のグループ討議は、テーマに沿って討論する(話し合う)集団形式の人物試験です。

グループ討議の概要

試験時間35分
参加人数5人程度
面接官4人
グループ討議の試験概要(令和7年度)

グループ討議の流れ

STEP
テーマの発表

控室にて、テーマの書かれたグループ討議カードが配布されます。

その後、グループ討議カードの内容について自分の考えを5分間でまとめます。

STEP
試験室へ入室

時間になったらグループ討議カードを持って試験室に入室します。

入室したら、あらかじめ指示されたA~Eの椅子の前に立ちます。

STEP
着席

Aから順番に受験番号を述べてから着席します。

着席後、試験員からグループ討議の流れについて簡単な説明があります。

STEP
意見の発表

はじめに、討議テーマについてそれぞれの意見を1分程度で発表します。

STEP
グループ討議

発表された意見をもとに25分間のグループ討議を行います。

  • 時間内にグループの結論を導き出せるよう討議します。
  • 終了時間3分前になったらアナウンスが入ります。
STEP
口頭試問

面接官から数個、質問されるので順番に回答します。

すべての質問に解答したら終了(退室)です。

グループ討議の評価観点

鹿児島県教員採用試験 グループ討議の評価基準(2024年度)
積極性積極性、意欲、情熱が感じられるか。

討議のきっかけや流れをつくったり、横道にそれた議論を正しく修正したりすることができるか。
論理性視点が明確で、発言に一貫性と整合性はあるか。

課題について、正しい知識や情報を踏まえ発言をしているか。
協調性是認で結論を出そうとする姿勢がみられるか。

感情的にならず、他人への適切な気配りを行いながら議論しているか。
表現力自己の意見が他人によく理解されるよう表現を区分しているか。

グループ内の討議の方向性や様々な意見を踏まえ、自分の意見を工夫して述べているか。
態度服装、言葉遣いは望ましいか。

表情は豊かであるか。

これらの観点に沿って、各項目ごとに1~5で評価します。

グループ討議の過去問(テーマ)

2024(令和6)年度
  • 新たな不登校の児童生徒を生まないために大切にすべきことは何ですか。グループとしての意見をまとめてください。
  • タブレットを活用した効果的な授業について、どのような方法が考えられますか。また、どのような効果が得られると思いますか。グループとしての意見をまとめてください。
  • 高校生や大学生が就職するにあたって、県外流出を防ぎ、地方創生を図っていくためには、どのような取り組みをしたら良いか、グループとして意見をまとめてください。
2023(令和5)年度
  • スポーツ庁の公立中学校の運動部活動の目指す姿をまとめた提言では,2023年度から2025年度末までの3年間を目処に休日の運動部活動から段階的に地域に移行するよう提言しています。メリット・デメリットを話し合った上で,今後の部活動のあり方等についてグループとしての考えを示してください。
  • あなたの学級に,忘れ物やなくし物が多かったり,じっとしていられず,すぐに気が散ったりしてしまう子がいます。この子にどのような支援を行いますか。グループとしての意見をまとめてください。
  • あなたのグループは,教員志望者を増やすために,県のプロジェクトチームに任命されました。本県では,これまでホームページやSNS,チラシ配布等の活動を行ってきましたが,今後,新しいアイデアを求められています。教員志望者を増やすために効果的だと思われる活動について,グループとしての意見をまとめてください。
2022(令和4)年度
  • これからの日本の発展ために、どのような産業や日本文化を海外に発信していけば良いと考えますか。最も効果が高いと考えるものを理由を含めてグループとして提案してください。
  • 入学願書等の性別欄廃止など、LGBTへの配慮が進んでいます。性の多様性を尊重するために学校においてできることはどのようなことがありますか。グループとしての意見をまとめてください。
  • 学校教育の行ける部活動の存在意義を話し合い、これからの在り方についてグループとしての意見をまとめてください。

グループ討議の対策方法

グループ討議で評価される人には、2つの共通点があります。

それは、「話す中身(知識)」「伝え方(スキル)」の両方をバランス良く備えていることです。

いくら良いことを言おうとしても、教育に関する知識や自分の考えがなければ話は深まりません。逆に、知識があっても、一方的に話すだけでは協調性がないと判断されてしまいます。

STEP
話すネタを仕込む(知識インプット)

過去のテーマを見ると、「教育時事」や「理想の教師像」がよく問われるのが分かりますね。

まずは文科省や鹿児島県の資料を見て、最新の教育課題について知識を仕入れましょう。その上で、「自分ならどうするか」を考えておくことが、全ての土台になります。

STEP
話す練習をする(スキル磨き)

日頃から友人や仲間と、教育問題について話す機会を作りましょう。

練習では、「〇〇という理由で、私は△△と考えます」のように、常に根拠をセットで話すクセをつけることが大切です。

STEP
本番の空気に慣れる(実践練習)

本番さながらの練習は、最低でも1〜2回は経験しておきましょう。

緊張した中で初対面の人と議論するのは、想像以上に難しいからです。

大学のキャリアセンターや予備校の模擬面接などを活用し、客観的なアドバイスをもらうと、自分の課題がはっきり見えますよ。

知識とスキルの両輪をしっかり準備して、自信を持って本番に臨んでください。

実技試験

鹿児島県教員採用試験の実技試験は、専門的技能や実践的能力があるかどうかを評価・判断する人物試験です。

中学校、高校のうち、以下の教科が対象となります。

  • 音楽
  • 美術
  • 保健体育
  • 家庭
  • 英語

実技試験の内容

音楽
  • ピアノ
  • 声楽および指揮
  • リコーダー(中学校)
  • 専門実技(高校)
美術

作品製作(手のデッサン、ブックカバーのデザイン)

保健体育
鹿児島県教員採用試験 実技試験の内容(2024年度)
①水泳クロールまたは平泳ぎ(25m)
②ダンス・創作(音楽なし、1分程度)
・課題から1つ洗濯
②柔道・後ろ受け身(2回)
・横受け身(左右各1回)
・前回り受け身(左右各1回)
・まわし技系の技を5回
②剣道・切り返し
・面内ち(大、小)
・小手面
・地稽古(試合稽古)
③陸上ハードル走(男子35m、女子30m)
③器械・伸膝前転
・倒立前転
・伸膝後転または後転倒立
・Y字バランスまたは水平バランス
・前方倒立回転またはロンダート
③球技バレーボール(アンダーレシーブ、オーバーハンドトス、スパイク)
家庭
  • 手縫い
  • ミシン縫い
  • アイロンの扱い
英語

英語のよるグループディスカッション

実技試験の対策方法

何ができて、できていないのかを早めに把握するようにしましょう。そのうえで出来るように少しずつ技能を磨いていくことが最適解です。

また、自己評価だけでなく、指導者や同僚からフィードバックをもらうことで、自分では気づかない改善点を発見することができます。

なお、課題に沿って完璧にできることにくわえて、熱意や意欲、態度なども評価対象です。

適性検査

  • YG性格検査(矢田部ギルフォード性格検査)
  • クレペリン検査

これらの検査を行い、受験者の性格や適性などを判断する資料とします。

鹿児島県教員採用試験に関するFAQ

ここでは、受験生からよく寄せられる質問にお答えしていきます。

Q1. オススメの参考書や問題集はありますか?

A. 目的や科目によって様々ですが、定番と言われるシリーズから始めるのがオススメです。

例えば、教職教養では「オープンセサミシリーズ(東京アカデミー)」や「要点整理シリーズ(時事通信社)」、専門教科では「専門教養Build Upシリーズ(時事通信社)」などが多くの受験生に利用されています。

参考書選びは学習効率を大きく左右する重要なポイントです。

どの参考書・問題集を使うかによって学習効率を大きく変わるので、じっくり見て選んでください。


▼自分に合った一冊を見つけるための詳しい選び方や、科目ごとのおすすめ参考書は、こちらの記事で徹底比較しています。

Q2. 過去問はどこで手に入りますか?

A. 県政情報センター(県庁行政庁舎2階)で閲覧・コピー(有料)できます。

Webには公開されていないため、ダウンロードすることはできません。手っ取り早く入手したいなら協同出版社の過去問シリーズやフリマアプリを利用するといいでしょう。

過去問は絶対に必要なツールなので必ず入手するようにしてくださいね。


▼以下の記事でも過去問の入手方法と、手に入れた後の具体的な活用法を詳しく解説しています。

Q3.競争倍率はどれくらいですか?

A.近年は2倍台で推移しています。

令和8年度(2025年実施)は、全体で2.0倍でした。

詳細は以下のとおりです。

校種受験者数合格者数倍率
小学校2842231.3
中学校2721511.8
高等学校269564.8
特別支援86601.4
養護教諭93293.2
栄養教諭39313.0
令和8年度鹿児島県教員採用試験の結果一覧

▼教科別の倍率や過去の推移を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

まとめ|鹿児島県教員採用試験は難しいのか

今回は、鹿児島県教員採用試験の概要から具体的な対策まで解説しました。

結論を言うと、「正しい戦略を知らない人には難しく、知っている人には難しくない」試験です。

なぜなら、単なる暗記力だけでなく、出題傾向を分析する力や自分を表現する力が求められるからです。裏を返せば、ポイントを押さえて対策すれば、誰にでも合格のチャンスがあります。

合格を掴むために、特に以下の3点を意識して対策を進めてください。

  • 出題傾向を分析し、筆記対策を効率的に行う
  • 筆記の勉強と並行して、早めに自己分析を始める
  • 面接や指導法検査で、自分の言葉で表現する力を磨く

筆記試験の対策はもちろん重要ですが、最終的な合否を分けるのは面接です。いかに早くから質の高い面接対策を始められるかが、最も重要になります。

ぜひ筆記の勉強と並行して、あなた自身の考えや強みを言葉にする練習を始めてくださいね。


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面接の個別コーチングは以下の記事をご覧ください。


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