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教員採用試験の一般教養とは?試験内容と分野別の出題数一覧

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教員採用試験の一般教養って、どんな試験なの?」

一言でいうと、「社会人として必要な基礎学力」を問う筆記試験です。

国語・英語・数学をはじめ、日本史や政治経済、理科、社会時事など、中学校〜高校までに学習した幅広い内容から出題されます。

この記事では、一般教養の試験内容や出題科目、自治体ごとの特徴をわかりやすく解説します。

福永

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目次

教員採用試験|一般教養とは

一般教養は、教員採用試験で実施される筆記試験のひとつです。

社会人として必要な基礎学力や知識を測ることを目的としており、中学校〜高校までに学習した内容を中心に出題されます。

主な出題分野は、以下の3領域です。

  • 人文科学
  • 社会科学
  • 自然科学

自治体によっては、一般常識や時事からも出題があります。

このように出題範囲が非常に広いため、「何から勉強すればいいかわからない…」と悩む受験者も少なくありません。

しかし、実際はすべてを完璧に対策する必要はありません。自治体によって出題傾向や問題数は大きく異なるから。

まずは受験先の特徴を把握し、頻出分野から優先して勉強することが重要です。

教職教養との違い

一般教養では主に、

  • 国語
  • 英語
  • 数学
  • 理科
  • 社会

など、学生時代に学習した内容が中心となります。

対して教職教養では、教育現場に関する知識や理解が求められます。

多くの自治体では、一般教養よりも教職教養のほうが出題数は多い傾向にあります。そのため、まずは教職教養を優先しつつ、一般教養は頻出分野を中心に効率よく対策することが重要です。

教職教養の内容については、以下の記事で解説しています。

一般教養なしの自治体もある

最近は、一般教養を実施しない自治体も増えています。

2026年実施試験(令和9年度採用)での、一般教養なし(教職教養のみ)の自治体は次のとおり。

  • 岩手県
  • 秋田県
  • 福島県
  • 東京都
  • 長野県
  • 岐阜県
  • 京都府
  • 奈良県
  • 島根県
  • 岡山県
  • 広島県
  • 徳島県
  • 愛媛県
  • 福岡県(小学校のみ)
  • 長崎県
  • 熊本県
  • 熊本市
  • 宮崎県

なお、これらの自治体は対策がしやすい一方で、合格ラインが高くなったり、専門科目の重要度が高かったりする傾向があるため注意が必要です。

このように、自治体によって試験内容は大きく異なるため、全国どこでも同じ対策をすればいいというわけではありません。

まずは受験先の出題傾向を確認し、必要な科目に絞って勉強することが大切です。

教員採用試験|一般教養の試験内容

一般教養は、大きく分けると次の3分野で構成されています。

分野主な科目
人文科学国語、英語、音楽、美術、保健体育など
社会科学日本史、世界史、地理、政治、経済、倫理など
自然科学数学、物理、化学、生物、地学、情報など

それぞれ詳しく解説します。

人文科学

一般教養試験の人文科学は、

  • 国語
  • 英語
  • 音楽
  • 美術
  • 保健体育
  • 技術・家庭

から出題される分野です。

特に、国語と英語は多くの自治体で頻出です。

問題レベルは高校基礎レベルが中心ですが、範囲が広いため、苦手分野を放置すると点数が安定しません。

すべてを細かく勉強するのではなく、過去問を分析しながら頻出分野を優先することが重要です。

社会科学

一般教養試験の社会科学では、

  • 日本史
  • 世界史
  • 地理
  • 政治
  • 経済
  • 国際関係
  • 環境

から出題されます。

特に、日本史、世界史、地理はよく出ています。また、政治・経済は時事と関連した問題も出題されることがあります。

暗記量が多い分野ですが、頻出テーマを絞ることで効率よく得点できます。

自然科学

一般教養試験の自然科学では、

  • 数学
  • 物理
  • 化学
  • 生物
  • 地学
  • 情報

から出題されます。

数学はどの自治体でも頻出です。最近では、地学や情報の出題も増えています。

一方で、数学や理科に苦手意識を持つ受験者は多く、対策を後回しにしがちです。しかし、自治体によっては自然科学の比率が高い場合もあるため、最低限の基礎知識は押さえておきましょう。

その他(社会時事・一般常識・一般知能)

近年は、一般常識やSPI系問題を出題する自治体も増えています。

たとえば、大阪府や石川県で出題のある一般知能科目です。また、社会時事に関する問題も頻出となっています。

これらは短期間で大きく伸ばすことが難しいため、日頃からニュースや新聞に触れる習慣をつけておくことが大切です。

福永

一部の自治体・選考ではSPI3を導入していることもあります!

教員採用試験|一般教養の科目別出題数一覧

一般教養の出題数は、自治体によって大きく異なります。

たとえば、

  • 一般教養を実施しない自治体
  • 人文科学中心の自治体
  • 自然科学の比率が高い自治体

など、傾向はさまざまです。

そのため、「全部の科目を同じように勉強する」のではなく、受験先の出題傾向を確認したうえで対策することが重要です。

自治体人文社会自然その他
北海道6464
札幌市6464
青森県1248
宮城県323
仙台市323
山形県167122
栃木県14714
群馬県12510
埼玉県1268
さいたま市1268
千葉県6
神奈川県888
横浜市888
川崎市888
相模原市888
新潟県495
新潟市4641
富山県181018
石川県1676
福井県333
山梨県14915
静岡県7332
静岡市7332
浜松市7332
愛知県5453
名古屋市8943
三重県4324
滋賀県624
京都市766
大阪府15
大阪市15
堺市15
豊能地区15
兵庫県198143
神戸市175121
和歌山県848
鳥取県1
岡山市3
山口県138
徳島県
香川県15695
愛媛県
高知県11
福岡県3121
福岡市3121
北九州市3121
佐賀県6246
大分県555
鹿児島県9572
沖縄県4457
教職教養の科目別出題数一覧(2025年実施分)

表を見ると、自治体によって出題数だけでなく、分野ごとの比重にも差があることがわかります。

人文科学に多くの問題を割く自治体がある一方、社会科学はほとんど出題しない自治体も存在します。

つまり、一般教養は3分野すべてが均等に出題されるわけではありません。受験先の傾向を把握したうえで、何をどこまで学ぶかを判断することが重要です。

一般教養の勉強方法については、以下の記事で解説しています。

教員採用試験|一般教養はコスパ重視

教員採用試験の一般教養は、出題範囲が非常に広い科目です。

そのため、最初からすべてを完璧に勉強しようとすると、時間が足りなくなってしまいます。

  • 自治体ごとの出題傾向を確認する
  • 頻出分野を優先する
  • 苦手科目を放置しない

このことを意識して勉強を進めましょう。特に、教職教養や専門教養との勉強バランスを考えながら対策することが大切です。

まずは過去問や出題数一覧を確認し、自分に必要な科目から学習を始めてみてください。

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