滋賀県教員採用試験では、筆記試験だけでなく、小論文、模擬授業、個人面接、集団討論まで準備が必要です。
この記事では、2027年実施(令和10年度採用)を受験する方向けに、日程、募集内容、受験資格、試験内容を整理します。
最後まで読むと、自分が受ける試験と、合格に向けて今から優先すべき対策がわかります。
2027年実施(令和10年度採用)の実施要項は、まだ公表されていません。この記事の日程、受験資格、試験内容、配点は、2026年実施(令和9年度採用)の公式情報を参考にしています。正式な内容は公表後に更新します。
この記事でわかること
- 2027年実施で決まっていること
- 2026年実施の日程と採用予定数
- 受験資格、選考区分、免除・加点
- 第一次・第二次選考の内容と配点
- 校種別の対策優先度と進め方
まず確認したい滋賀県の試験情報
概要を確認したら、自分の校種・教科に必要な記事へ進みましょう。倍率、過去問、小論文、面接は別の記事で詳しく解説しています。
滋賀県教員採用試験の日程
2027年実施の正式日程は未発表です。参考として、2026年実施の夏選考は4月中旬から出願を受け付け、第一次選考を6月14日に行いました。
前年参考2026年実施・夏選考の日程
しがネット受付サービスから手続きします。
小論文、専門教科・科目、一般教養・教職教養を実施しました。
第二次選考の日程もあわせて通知されました。
指定された1日または2日間に受験しました。
合格者のほか、若干名に補欠が通知される場合があります。
2026年実施では、第一次選考の結果発表から第二次選考の開始まで16日しかありませんでした。筆記が終わってから面接や模擬授業を始めるのではなく、第一次選考前から並行して準備しましょう。
秋選考との重複出願に注意
2026年実施では、夏選考に出願した人は秋選考を受験できませんでした。秋選考は県外の正規教員経験者などが対象で、募集する校種・教科も限られます。
2027年実施でも同じ条件になるとは限りません。夏選考と秋選考のどちらを受けるかは、最新の実施要項で出願資格を確認して決めてください。
滋賀県教員採用試験の募集校種・教科
2027年実施の採用予定数は未発表です。2026年実施の夏選考では、全校種・職種を合わせて498人程度を予定していました。
2026年実施・夏選考の参考値(合計498人程度)
中学校・高等学校の教科別採用予定数
同じ校種でも教科によって人数は大きく異なります。自分の教科の倍率とあわせて確認してください。
滋賀県教員採用試験の受験資格
2026年実施の一般選考では、年齢、欠格事項、教員免許状の3つが主な条件でした。
1967年4月2日以降に生まれた人
地方公務員法・学校教育法の欠格事項に該当しない人
受験する校種・職種・教科の普通免許状を持つ人、または2027年3月31日までに取得見込みの人
2026年実施では、受験校種・教科の免許状に加え、特別支援学校教諭の普通免許状も必要でした。2027年実施の取得期限や特例は、最新の実施要項で確認してください。
第2志望を選べる組み合わせ
2026年実施では、次の組み合わせに限り第2志望を認めていました。
滋賀県教員採用試験の選考区分
まず一般選考だけを見るのではなく、自分が特別選考や試験免除の対象になるか確認しましょう。条件を満たせば、一般教養・教職教養などが免除されます。
一般選考
通常の受験方式です。第一次選考と第二次選考を受験します。
特別選考
- 障害者全校種・職種
- 社会人高校の指定教科
- スポーツ・芸術全校種・職種
- 国際貢献活動経験者全校種・職種
夢チャレンジ選考
第一次選考を先に受験し、合格すると翌年度の第一次選考が全て免除されます。
経験・実績による免除
正規教員経験、滋賀県内の常勤講師経験、前年度の第一次合格、大学推薦などの制度がありました。
加点・免除・特別選考は、出願フォームでの申請に加えて証明書類が必要です。2026年実施では出願最終日が書類提出期限でした。証明書の発行に時間がかかるため、対象になりそうな人は早めに確認しましょう。
滋賀県教員採用試験の内容
2026年実施の一般選考は、第一次選考で筆記と小論文、第二次選考で面接と実技を行いました。
第一次選考
知識と文章で考えを確認
第二次選考
人物面と授業力を確認
滋賀県教育委員会は、2027年実施の第一次選考について、共同実施の自治体協議会に参加すると案内しています。一般教養・教職教養の出題内容や試験構成が変わる可能性があるため、公表後は変更点を必ず確認してください。
配点割合から対策の優先度を決める
全科目を同じ時間で勉強するのは効率的ではありません。滋賀県は校種によって第一次選考の配点割合が異なります。
教養と専門を両方進める
教養と専門が各40%です。どちらか一方に偏らず、過去問で弱い分野を早めに見つけましょう。
専門を中心に組み立てる
専門が50%を占めます。学習指導要領を含め、教科知識を得点できる状態にすることが優先です。
専門に最も時間を配分する
専門が60%です。専門の完成度が結果を大きく左右します。教養は頻出分野を絞って補いましょう。
小論文を後回しにしない
小論文は全校種で20%です。30分で考えをまとめる練習を、週1題から始めてください。
第二次選考は面接が60%
2026年実施の第二次選考では、全校種・職種で面接試験が60%を占めました。残り40%は、指導実技または専門実技です。
面接試験は個人面接と集団討論です。知識を覚えるだけでは対応できないため、経験を振り返り、滋賀県で実践したい教育を自分の言葉で話せるようにします。
専門実技の対象
2026年実施から、小学校の体育実技は廃止されました。小学校の指導実技では、模擬授業に加えて、外国語科の指導に必要な簡単な英語コミュニケーションも確認されました。
加点・第一次選考の免除
2026年実施では、免許状、英語資格、司書教諭、心理資格、スポーツ実績などにより、専門教科・科目へ最大20点が加算されました。
- 複数の教員免許状
- 英検・TOEFL・TOEIC
- 司書教諭・IB教員認定
- 公認心理師・臨床心理士
- スポーツ分野の実績
- 正規教員としての勤務経験
- 滋賀県内の常勤講師経験
- 前年度までの第一次合格
- 大学からの推薦
- 夢チャレンジ選考の合格
対象資格を持っていても、出願時に申請し、期限までに書類を提出しなければ加点・免除は受けられません。免許状、資格証明書、勤務証明書の準備にかかる日数を確認しておきましょう。
滋賀県教員採用試験の倍率
採用予定数だけでは、合格の難しさは判断できません。受験者数と合格者数から、校種・教科別の倍率を確認しましょう。
倍率が高い教科は、専門試験で安定して得点することに加え、小論文や面接で大きく評価を落とさない準備が必要です。
滋賀県教員採用試験の過去問
勉強を始める前に、過去問で問題形式、出題範囲、制限時間を確認してください。参考書を最初から進めるより、必要な分野が見えやすくなります。
- 一般・教職教養
- 出題分野と問題数
- 専門教科・科目
- 記述量と学習指導要領
- 小論文
- テーマと30分の時間配分
- 第二次選考
- 面接・討論・模擬授業の過去例
2027年実施に向けた対策の進め方
合格に向けて大切なのは、募集要項を覚えることではありません。配点と自分の現在地から、学習する順番を決めることです。
一般・特別選考、免除、加点、第2志望の対象か確認します。
教養・専門の得点と、小論文を30分で書けるか確認します。
高校・中学校は専門を厚くし、その他は教養と専門を並行します。
小論文、志望動機、模擬授業を少しずつ進めます。
日程、共同実施、試験内容、免除・加点、提出書類を更新します。
時期別の目安
滋賀県は、第一次選考で小論文、第二次選考で面接と模擬授業があります。筆記だけを先に終わらせようとせず、週1回でも文章を書く、話す、授業を考える時間を入れてください。
滋賀県教員採用試験のよくある質問
Q2027年実施の日程は決まっていますか?
正式な日程は未発表です。この記事では2026年実施の日程を参考として掲載しています。
Q2027年実施では試験問題が変わりますか?
滋賀県は第一次選考の共同実施に参加予定です。どの区分で共同作成問題を使うか、試験時間や配点がどうなるかは、正式発表を確認してください。
Q教員免許状は取得見込みでも受験できますか?
2026年実施の一般選考では、採用前の2027年3月31日までに取得見込みであれば受験できました。2027年実施の期限は、最新の実施要項で確認してください。
Q小論文や面接はいつから始めるべきですか?
第一次選考前から始めるのがおすすめです。小論文は第一次選考、面接と模擬授業は第二次選考ですが、第一次結果から第二次開始までの期間が短いためです。
Q大学3年生夢チャレンジ選考に合格するとどうなりますか?
2026年実施では、合格すると翌年度の第一次選考が全て免除され、第二次選考から受験できる制度でした。翌年度も改めて出願が必要です。
最新情報を確認しながら準備を進めよう
2027年実施は共同実施への参加が予定されているため、第一次選考の内容が変わる可能性があります。
とはいえ、専門教科、小論文、面接、模擬授業は今から準備できます。まず過去問を確認し、配点に合わせて学習時間を決めましょう。
滋賀県は、校種によって第一次選考の配点が異なり、第二次選考では面接が60%を占めました。自分の受験方式を確認し、過去問、専門、小論文、面接を並行して進めることが合格への近道です。
出典:滋賀県教育委員会「令和9年度(2027年度)滋賀県公立学校教員採用選考試験〔夏選考〕実施要項」、同「令和9年度滋賀県公立学校教員採用予定数〔夏選考〕」
教採ギルド代表
福永 真 Makoto Fukunaga
あ、どうも、サイト代表の「福永 真」です。
「教採ギルド(教員採用試験の情報・対策サイト)」では、公立学校の先生になりたい方に向けて、教員採用試験に関する情報を発信しています。
孤独になりがちな教採対策の伴走者として、気軽に活用してください☺️
