MENU

【2027年受験対策】岐阜県教員採用試験の合格完全ガイド

岐阜県教員採用試験を受験したいけれど、「日程はいつ?」「どんな校種を募集している?」「自分が使える特別選考や免除制度はある?」と、調べることの多さに戸惑っていませんか。

この記事では、2027年度採用(2026年実施)岐阜県公立学校教員採用選考試験について、日程、募集校種・教科、採用予定数、受験資格、選考区分などをまとめています。

まずはここで試験全体をつかんでください。倍率や過去問、面接、小論文について詳しく知りたい場合は、それぞれの対策記事もあわせて確認できます。

2027年度採用試験を30秒で確認
申込期間 4月1日〜30日
第1次選考 6月13日
第1次結果 7月3日
第2次選考 7月18・19日
最終結果 8月26日
採用予定 約545名+若干名
目次

岐阜県教員採用試験の概要

岐阜県教員採用試験は、岐阜県の公立小学校、中学校、高等学校、特別支援学校などで働く教員の採用候補者を決める試験です。

一般選考では、第1次選考で教職教養と教科専門を実施します。第2次選考では論文、模擬授業、個人面接、プレゼンテーション面接などが行われます。

正式名称 令和9年度採用 岐阜県公立学校教員採用選考試験
実施年度 2026年度(令和8年度)
採用年度 2027年度(令和9年度)
申込方法 原則として電子申請
募集区分 小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭、特別支援学校教諭、養護教諭
主な選考 一般選考、障がい者特別選考、多文化共生特別選考、社会人特別選考、スペシャリスト特別選考、日本語指導者特別選考など

注意:2027年度採用では栄養教諭を募集しません。前年度までの情報を参考にしている人は注意してください。

2027年度採用試験の主な変更点

2027年度採用では、栄養教諭の募集や中学校教諭の加点制度などが変更されています。出願前に、自分に関係する変更がないか確認しておきましょう。

1

栄養教諭を募集しない

前年度は小学校・中学校で若干名を募集していましたが、2027年度採用では栄養教諭を募集しません。

2

中学校教諭の複数免許加点を拡大

小学校教諭の普通免許状、または申込教科以外の中学校教諭普通免許状を持つ場合の加点が20点から30点へ引き上げられました。

3

日本語指導者特別選考を新設

外国につながる生徒への日本語指導に長けた人を対象に、高等学校教諭の日本語指導者特別選考が新設されました。

岐阜県教員採用試験の日程

岐阜県は第1次選考を6月中旬に実施します。第1次結果から第2次選考までは約2週間しかないため、面接や模擬授業も早めに準備しておきましょう。

  1. 4月1日〜30日
    受験申込み 4月1日10時から4月30日23時59分まで。原則として電子申請で行います。
  2. 5月29日(金)
    受験番号・受験票通知予定 電子メールで通知予定です。受験票をダウンロードし、試験当日に持参します。
  3. 6月13日(土)
    第1次選考試験 一般選考では教職教養と教科専門を実施します。
  4. 7月3日(金)
    第1次選考結果 電子メールで通知予定です。岐阜県教育委員会ホームページにも10時に掲載されます。
  5. 7月18日(土)
    第2次選考・1日目 論文試験、模擬授業などを実施します。校種によって内容が異なります。
  6. 7月19日(日)
    第2次選考・2日目 面接試験や模擬授業などを実施します。
  7. 8月26日(水)
    最終結果 結果通知を発送予定です。岐阜県教育委員会ホームページにも10時に掲載されます。
  8. 2027年4月1日
    採用予定 採用候補者名簿登載者は、原則として2027年4月1日に採用されます。

第2次選考の前にはWebによる適性検査も実施されます。適性検査は個人面接試験の参考資料として使用されます。

全自治体の試験日程は「教員採用試験の日程一覧」で詳しくまとめています。

募集する校種・教科と採用予定数

一般選考では、小学校235名程度、中学校145名程度、高等学校95名程度、特別支援学校60名程度を予定しています。

養護教諭は小学校・中学校で10名程度です。高等学校・特別支援学校についても若干名を募集します。

志願種別 募集教科など 採用予定数
小学校教諭 小学校 235名程度
中学校教諭 国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語 145名程度
中学校教諭
小中併願
国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語 若干名
※小学校の外数
高等学校教諭 国語、地理、日本史・世界史、数学、物理、化学、生物、英語、保健体育、音楽、美術、家庭、農業、工業、商業、情報など 95名程度
特別支援学校教諭 一般・地域限定 60名程度
養護教諭 小学校・中学校 10名程度
養護教諭 高等学校・特別支援学校 若干名

※社会人特別選考、スペシャリスト特別選考、日本語指導者特別選考の採用予定者は、一般選考の採用予定数とは別枠です。

高等学校には地域限定がある

高等学校では、国語、日本史・世界史、数学、英語、家庭、農業を対象とした「地域限定」があります。

採用後、郡上・恵那・飛騨地域のいずれの学校でも10年程度勤務できる人が対象です。美術には「飛騨地域限定」もあります。

地域限定で合格とならなかった場合は、一般で出願した人として改めて選考されます。

特別支援学校にも地域限定がある

特別支援学校教諭にも一般と地域限定があります。地域限定は、郡上・恵那・飛騨地域のいずれの学校でも10年程度勤務できる人が対象です。

岐阜県教員採用試験の受験資格

一般選考を受験するには、年齢や教員免許状などの条件を満たす必要があります。

条件 2027年度採用の要件
年齢 昭和42年(1967年)4月2日以降に生まれた人
教員免許状 必要な教員免許状を所持しているか、2027年3月31日までに取得見込みであること
欠格条項 学校教育法第9条各号、地方公務員法第16条各号に定める欠格条項に該当しないこと
その他 法令に定める特定性犯罪事実該当者ではないこと

必要な教員免許状は受験する校種によって異なります。特に特別支援学校教諭は、基礎となる校種の免許状と特別支援学校教諭免許状などの組み合わせを確認してください。

岐阜県教員採用試験の選考区分

岐阜県には一般選考のほか、勤務経験や専門能力などを生かして受験できる特別選考があります。

選考区分 主な対象者 募集人員
一般選考 通常の志願資格を満たす人 各校種
障がい者特別選考 対象となる障害者手帳などの交付を受けている人 6名程度
一般選考の内数
多文化共生特別選考 ポルトガル語またはタガログ語で、文化や生活習慣の違いを説明できる程度の語学力を持つ人 若干名
一般選考の内数
社会人特別選考 民間企業や官公庁などで、常勤として通算5年以上の勤務経験がある人 小・中計10名程度
高校3名程度
特支2名程度
スペシャリスト特別選考
英語
CEFR C1相当の英語力や、高度な専門的知識・経験を持つ人 若干名
スペシャリスト特別選考
工業
博士号、全国規模の実績、専門分野での実務経験などを持つ人 若干名
スペシャリスト特別選考
情報
対象となる情報処理技術者試験合格者や、高度な専門的経験を持つ人 若干名
日本語指導者特別選考 日本語教育に関する資格や履修実績があり、外国につながる生徒への日本語指導に長けた人 高校で若干名

大学3年生等第1次選考

大学、短期大学、専門学校の最終年次の1年前に在籍する人を対象に、大学3年生等第1次選考も実施されます。

教職教養と教科専門を受験し、合格すると翌年度の岐阜県教員採用試験で第1次選考が免除されます。

2027年度採用では、高等学校の音楽・美術について大学3年生等第1次選考を実施しません。

第1次選考の免除制度

岐阜県は第1次選考の免除制度が多くあります。教員経験や講師経験がある人は、通常どおり受験する前に対象にならないか確認してください。

免除区分 主な免除内容
前年度第1次選考試験合格者 条件により第1次選考全部、または教科専門を免除
前年度大学3年生等第1次選考試験合格者 原則として第1次選考を免除
他都道府県現職教諭 要件を満たせば第1次選考を免除
教職大学院 校種により第1次選考全部、または教職教養を免除
教諭経験者 要件を満たせば第1次選考を免除
継続常勤講師・継続養護助教諭 要件を満たせば第1次選考を免除
前年度からの常勤講師・養護助教諭 校種により教科専門、または教職教養を免除
英語資格保有者 中学校英語でCEFR B2相当以上の場合、教科専門を免除

注意:免除制度は二つ以上をあわせて申請できません。また、多文化共生特別選考や社会人特別選考との併用にも制限があります。

資格や免許状による加点制度

複数の教員免許状、英語資格、情報資格、司書教諭資格などを持っている場合、第1次選考で加点を受けられることがあります。

加点区分 主な内容 加点
複数免許状 小学校、中学校、高等学校、特別支援学校で指定された免許状の組み合わせ 20〜30点
英語資格 小学校のCEFR B1・B2相当、高等学校英語のCEFR C1相当など 20〜30点
情報資格 高等学校情報で対象となる情報処理技術者試験の合格者 20点
司書教諭 司書教諭講習修了証書を所有、または取得見込み 20点

岐阜県教員採用試験の内容

一般選考は、第1次選考と第2次選考の2段階です。第1次選考は筆記、第2次選考では人物試験を中心に実施します。

段階 試験 概要
第1次選考 教職教養 20分・100点
教科専門 70分・400点
第2次選考 適性検査 Webで実施。個人面接の参考資料として使用
論文試験 校種によって240点または300点
模擬授業 300点。小学校教諭は算数で実施
個人面接 校種によって360点または300点
プレゼンテーション面接 300点

中学校の音楽、美術、保健体育、技術、家庭、高等学校の保健体育、音楽、美術、家庭では、模擬授業と実技に係る試験が行われます。

試験ごとの詳しい傾向や対策は、以下の記事で確認してください。

岐阜県教員採用試験の倍率

岐阜県教員採用試験は、校種や教科によって倍率に大きな差があります。そのため、全体倍率だけで難易度を判断するのはおすすめできません。

2025年実施では、全校種の合計で1,653人が受験し、565人が合格しました。全体倍率は2.9倍です。

2025年実施 2.9倍

受験者数:1,653人

合格者数:565人

受験する校種・教科ごとの倍率もあわせて確認しておきましょう。

同じ岐阜県でも、募集人数の多い小学校と、採用人数が少ない中学校・高等学校の教科では倍率が大きく異なります。

最新の倍率や校種・教科別の推移は「岐阜県教員採用試験の倍率一覧」で詳しくまとめています。

岐阜県教員採用試験の過去問

教員採用試験の勉強を始めるときは、最初に過去問を確認しておくと試験の全体像をつかみやすくなります。

実際の問題を見ることで、出題形式や必要な知識量が分かります。参考書を最初から読むより、優先して勉強する分野を決めやすくなります。

過去問の入手方法や年度別の問題は「岐阜県教員採用試験の過去問」にまとめています。

合格に向けた対策の進め方

岐阜県は、第1次選考の500点に対して第2次選考は1200点です。筆記だけではなく、面接や模擬授業まで含めて準備する必要があります。

まずは過去問で現在地を確認する

最初に教職教養と教科専門の過去問を確認してください。解ける分野と苦手な分野を把握してから勉強を始めると、優先順位を決めやすくなります。

小論文は書く練習を早めに始める

小論文は知識を覚えるだけでは十分ではありません。岐阜県の過去テーマを使い、時間内に考えを整理して文章にする練習を重ねてください。

面接と模擬授業を第1次選考後に回さない

第1次選考の結果発表は7月3日、第2次選考は7月18・19日です。合格発表を待ってから準備すると、約2週間しかありません。

志望動機や自己PR、教育課題への考えを整理し、模擬授業も筆記対策と並行して少しずつ準備しておきましょう。

面接の形式や過去質問は「岐阜県教員採用試験の面接対策」で確認できます。

岐阜県教員採用試験に関するよくある質問

年齢制限はありますか?

あります。2027年度採用は、昭和42年(1967年)4月2日以降に生まれた人が対象です。

教員免許状を取得見込みでも受験できますか?

受験できます。必要な教員免許状を2027年3月31日までに取得する見込みであれば対象です。

栄養教諭の募集はありますか?

2027年度採用では募集しません。前年度は小学校・中学校で若干名を募集していましたが、今年度から変更されています。

大学3年生でも受験できますか?

大学3年生等第1次選考があります。合格すると、翌年度の岐阜県教員採用試験で原則として第1次選考が免除されます。

社会人経験があると試験は免除されますか?

社会人特別選考では一部の筆記試験が免除されます。小学校・中学校は教科専門、高等学校・特別支援学校は教職教養が免除されます。

中学校から小学校へ併願できますか?

できます。中学校教諭志願者で小学校教諭の普通免許状を持つ人は、小学校教諭を第2志願とすることができます。

最終合格は第1次選考の点数も含めて決まりますか?

いいえ。最終合格者は第2次選考の合計得点で決定されます。ただし、各試験内容で一定の基準に達しない場合は、合計得点にかかわらず不合格となります。

岐阜県教員採用試験の全体像をつかんで対策を始めよう

岐阜県教員採用試験は、一般選考だけでなく、社会人や教員経験者、専門分野の経験者などを対象とした制度が多くあります。

まずは自分の受験資格と選考区分を確認してください。そのうえで過去問を解き、筆記、小論文、面接、模擬授業を並行して進めていきましょう。

特に第1次結果から第2次選考までは約2週間です。面接や模擬授業を後回しにせず、早い時期から準備しておくことが大切です。

出典:岐阜県教育委員会『令和9年度採用 岐阜県公立学校教員採用選考試験案内及び要項』。日程、募集人数、選考内容などは変更される場合があります。受験時は岐阜県教育委員会が公表する最新情報を確認してください。

AUTHOR この記事を書いた人
福永 真

教採ギルド代表

福永 真 Makoto Fukunaga

あ、どうも、サイト代表の「福永 真」です。

「教採ギルド(みんなの教員採用試験対策ブログ)」では、公立学校の先生になりたい方に向けて、教員採用試験に関する情報を発信しています。

孤独になりがちな教採対策の伴走者として、気軽に活用してください☺️

SNSでも情報配信中 Follow me
目次