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【山口県教員採用試験】教職専門の勉強法|出題傾向と優先順位

【教職教養の勉強法】|山口県教員採用試験

山口県教員採用試験は範囲が広く、特に「教職専門」はどこから手を付けるべきか迷いやすい科目です。

しかし、過去の出題データを分析すると、効率よく点数を伸ばすための明確な優先順位が見えてきます。

結論から言うと、まず最優先で対策すべきは「生徒指導」と「特別支援教育」を含む教育原理、そして「教育法規」です。

教育原理は全42問中16〜21問と圧倒的な出題数を誇り、教育法規も毎年8〜9問で安定しています。一方で、教育史は年によって1〜2問程度と少なく、深入りするより他の科目を固めた方が効率的です。

つまり、闇雲に全範囲へ手を広げるより、「毎年必ず出る分野から確実に取り切る」方が圧倒的に合格へ近づくということです。

この記事では、過去の出題データをもとに、科目ごとの傾向と何から勉強すべきかを具体的に整理しました。

  • まず押さえるべき最重要科目
  • 逆に後回しでも問題ない科目
  • 出題が安定している分野
  • 変動が大きい分野

これらを、データを用いながら期間別に分かりやすく解説していきます。

「時間が限られている中で、合格に必要な点数をどう確実に取りにいくか」その戦略を、一緒に固めていきましょう。

福永

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目次

【山口県教採】教職専門の試験概要

山口県教員採用試験の教職専門は第1次試験で実施されます。

対策を始める前に、まずは試験の全体像を把握しておきましょう。

対象校種全校種共通
試験時間50分
問題数42問(必答)
出題形式選択式+記述式
出題範囲①教職専門
②ローカル(教育施策)
③一般時事
配点50点満点
令和8年度採用(2025年実施)教職専門の概要

山口県の特徴は教職教養の出題数が多く、一般教養(人文・社会・自然科学)は出題されない点です。

出題形式は選択式と記述式の併用で、42問を50分で解くので1問あたり約1分強のペース配分が求められます。


▼どんな問題なのか、形式なのか確認したい方は、以下の記事で過去問をまとめています。

【山口県教採】教職専門の出題傾向と対策

山口県の筆記試験は教職専門30問、ローカル・社会時事12問の構成です。

過去のデータを見ると、科目ごとに明確な傾向が見えてきます。

ここでは各科目の出題傾向と対策のポイントを解説していきます。

教職専門

教職専門で最優先すべきは教育原理と教育法規の2科目です。

この2科目だけで全42問中24〜30問を占めています。

過去3年間の科目別出題数を見てみましょう。

科目令和8年度令和7年度令和6年度
教育原理161821
教育法規889
教育心理454
教育史211
科目別の出題数一覧(山口県・教職科目)

教育原理は毎年16〜21問、教育法規は毎年8〜9問で安定しています。

特に教育原理では生徒指導が過去10年間で毎年4〜8問出ています。また特別支援教育も10年連続で毎年4〜7問出題されているので、ここは確実に押さえたいところですね。

教育法規は日本国憲法と教育基本法が過去10年間ほぼ毎年1〜4問出ています。範囲が限られているので、きちんと勉強すれば確実に得点源になるでしょう。

一方で教育史は毎年1〜2問しか出ないので、深入りするより他を固めた方が効率的です。心理や歴史に時間を割く前に、原理と法規で8割以上取るつもりで臨みましょう。

ローカル(教育施策)・社会時事

山口県独自の教育施策問題や社会時事は年によって大きく変動しますが、重要な対策科目です。

過去3年間の出題数を見てみましょう。

科目令和8年度令和7年度令和6年度
教育施策681
社会時事624
科目別の出題数一覧(山口県・ローカル科目)

特に山口県人権推進指針と山口県教育振興基本計画が頻出です。令和8年度には人権推進指針から5問、令和7年度には教育振興基本計画から6問出題されました。

似たような名称の計画が多く私もたまに混乱しますが、何を目的とした計画かというキーワードをセットで覚えると整理しやすいですね。

ローカル問題は知っているかどうかが全てです。直前期に詰め込むのが効率的かもしれませんが、主要な施策の概要は頭に入れておきたいところですね。


▼科目別に出題分野を一覧化したデータを以下の記事でまとめています。あわせて活用してください。

【山口県教採】教職専門の勉強スケジュール

出題傾向が分かったところで、次は具体的な学習スケジュールです。

山口県教員採用試験の第1次試験は5月上旬なので、10月から始めれば約8ヶ月の準備期間があります。

ここでは各期間に分けて、それぞれの時期にやるべきことを解説していきます。

ターム①:10月〜12月(基礎固め期)

この時期は教職専門の基礎固めに集中しましょう。

まずは教育原理と教育法規から始めてください。

学習時間の目安平日1〜2時間 / 休日3〜4時間
優先度MAX教育原理(生徒指導・特別支援)・教育法規
おすすめ教材よく出る過去問224、セサミノート
やらなくてOK教育史、ローカル、社会時事

この2科目で全42問中24〜30問を占めているので、ここを固めないと後が苦しくなります。

問題集から始めるのが正解

基礎固めというと参考書を最初から読みたくなりますが、実は問題集から始める方が効率的です。

勉強を問題集から始めるメリット
  • 出題形式に慣れる
    • 参考書を読むだけでは本番でどう出題されるか分かりません。問題集なら実際の出題形式で学べます。
  • 頻出分野が分かる
    • 参考書は網羅的ですが、問題集は頻出分野に絞られています。試験に出ないところを勉強する時間が省けますね。
  • 記憶に残りやすい
    • 読むだけより問題を解く方が圧倒的に記憶に定着します。間違えた問題は特に印象に残るので復習効果も高いです。

おすすめの問題集は「教職専門 よく出る過去問224(実務教育出版)」や「セサミノート(東京アカデミー七賢出版)」です。

これらの問題集は良問が多く解説が丁寧だったり、穴埋め式で狙われやすい語句やポイントがよくわかったりしやすい構成なので、無駄なく学習を進められます。

COLUMN:参考書から始めなくていいの?

よく「参考書を読んでから問題集に進むべきでは?」と聞かれます。

結論から言うと、最初から参考書を通読する必要はありません。むしろ非効率だと私は思います。

参考書は辞書的に使うのが正解です。問題集を解いて分からなかった部分だけ参考書で調べる、というスタイルの方が記憶に残ります。

最初から参考書を読むと、どこが重要か分からないまま読み進めることになり、結局ほとんど頭に入りません

問題集で「これ分からない」と思った瞬間に参考書を開くからこそ、その知識が定着するんですね。

ターム②:1月〜3月(応用・演習期)

この時期は教育原理や教育法規に加えて教育心理にも手をつけていきましょう。また、ローカル問題の基礎知識を入れ始める時期です。

学習時間の目安平日2〜3時間 / 休日4〜5時間
教職専門Hyper実践シリーズで他自治体過去問
ローカル山口県教育振興基本計画・人権推進指針
重点分野生徒指導・特別支援・教育法規

教職専門は過去問でインプット即アウトプット

教職専門は山口県以外の自治体の過去問を解いてください。おすすめは「Hyper実践シリーズ」です。

なぜ他自治体の過去問なのか、理由は2つあります。

  • 出題内容は全国共通
    • 教育原理や教育法規の内容は全国どこでも同じです。学習指導要領も教育基本法も共通なので、他自治体の問題でも十分対策になります。
  • 問題数が圧倒的に多い
    • 山口県だけだと過去問の数が限られますが、全国の自治体の過去問を使えば膨大な演習量を確保できます。色々な角度から出題されるので、理解も深まりますね。

間違えた問題は必ず参考書に戻って復習しましょう。特に教育原理は出題範囲が広いので、過去問で頻出分野を絞り込むのが効率的です。

教育心理も少しずつ手をつけ始めます。ただし深入りは禁物です。教育心理は頻出の学習理論や発達理論に絞ってください。

ローカル問題は基礎知識の暗記

ローカル問題の山口県教育振興基本計画と人権推進指針を読み込む時期です。

この2つは頻出なので、この時期から基本的な内容を頭に入れておきましょう。

  • 山口県教育振興基本計画:7年連続出題。基本方針やキーワードをセットで覚えましょう。
  • 山口県人権推進指針:過去5年で3回以上出題。人権教育の基本理念を理解しましょう。

まだ細かい数字や詳細まで覚える必要はありません。まずは全体像と主要なキーワードを押さえてください。

ターム③:4月〜5月(実践・弱点補強期)

この時期はターム②の繰り返し+弱点補強が中心です。基本的にはターム②と同じ学習を継続しながら、模試で見つかった弱点を潰していきます

学習時間の目安平日2〜3時間 / 休日5〜6時間
教職専門過去問演習2〜3周目+弱点補強
ローカル山口県の施策を徹底的に暗記
社会時事教育関連ニュースのチェック開始

教職専門は引き続き過去問演習

Hyper実践シリーズを使った他自治体の過去問演習を継続してください。2周目、3周目と繰り返すことで定着度が上がります

模試を受けたら、間違えた分野を徹底的に復習しましょう。特に教育原理と教育法規で落としている問題があれば最優先で潰してください。この2科目で点を取れないと合格は厳しくなります。

試験3日前からの過ごし方

試験直前の3日間は特に注意が必要です。

  • 新しい問題は解かない
  • まとめノートと間違えた問題の見直しだけに集中
  • 睡眠時間をしっかり確保(最低7時間)
  • 当日の持ち物・会場までのルートを確認

このスケジュールはあくまで目安なので、自分の生活スタイルに合わせて調整してくださいね。

大切なのは教育原理(特に生徒指導・特別支援)と教育法規を最優先にして、そこから崩さないことです。


▼教職専門の勉強方法は以下の記事で解説しています。あわせて確認してください。

【山口県教採】教職専門まとめ

山口県教員採用試験の教職専門対策について解説してきました。

教職専門の合格点に必要なのは、全部を完璧にやることではありません。山口県でよく出る分野を確実に取ること、これが合格への近道です。


▼科目別によく出る分野を一覧化したデータを、以下の記事でまとめています。あわせて活用してください。

まずはやるべきことを絞り込んで、今日から少しずつ積み上げていきましょう。0分より10分、10分より20分。その小さな一歩が合格につながります

テキスト1ページでも、過去問1問でも構いません。今できることから始めていきましょう。


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