札幌市教員採用試験を受験するにあたって、試験日程や全体のスケジュールの把握は欠かせません。
この記事では、令和9年度(2026年実施)札幌市教員採用試験の日程を分かりやすくまとめました。
願書の受付期間から一次試験、二次試験、そして最終の合格発表までの流れを順番に解説しています。また、北海道との重複出願やいつから対策を始めるべきかといった疑問にもお答えします。
無理のない学習計画を立てるための参考にしてください。
札幌市教員採用試験の日程・選考スケジュール
令和9年度(2026年実施)札幌市教員採用試験の日程とスケジュールを解説します。
出願から最終合格まで約半年にわたる長丁場となるため、見通しを持った学習計画を立てることが大切です。
実施要項の公布・ダウンロード
札幌市教員採用試験の実施要項(受験案内)は、例年2月〜3月頃に発表されます。
令和9年度採用試験の実施要項は、以下の日程で公開される予定です。
2026(令和8年)3月31日
実施要項は札幌市教育委員会のホームページからダウンロードできます。
採用予定数や加点制度、試験内容の変更点などが記載されているため、出願前に必ず隅々まで確認してください。
とくに令和9年度は受検区分の変更や併願制度の新設など、例年から変更された点が複数あるため、注意が必要です。
願書の受付期間
願書の受付は、例年4月上旬から約1ヶ月の期間で設けられています。
令和9年度試験の出願期間は以下の通りです。
2026(令和8)年4月6日(月)〜4月30日(木)
出願は「WEBエントリー(エントリーシートの送信)」と「書類の郵送」の両方を行うことで完了となります。どちらか一方だけでは手続きが完了しないため、注意してください。
エントリーシートの送信期限は4月30日(木)17時(受信有効)、書類の郵送提出期限は4月30日(木)消印有効です。締切直前は混み合うことがあるため、早めに手続きを済ませてください。



証明写真データはWEBエントリー時に必要となります。また、願書に貼付した写真と同じ写真を受検票にも貼付するため、複数枚用意しておくとスムーズです。
一次試験日
一次試験(筆記検査)は、例年6月中旬の日曜日に実施されます。
令和9年度の試験日は以下の日程です。
2026(令和8)年6月14日(日)
一次試験では、教養検査(一般・教職)と専門検査(Ⅰ)が実施されます。特別支援区分を受検する場合または併願する場合は、専門検査(Ⅱ)も受検が必要です。
試験会場や当日の集合時間は、出願後に送付される受検票に記載されます。
遅刻はいかなる理由でも受験できないため、事前に交通機関やルートを確実に確認しておきましょう。
一次試験の合格発表日
一次試験の合格発表は、試験日から約1ヶ月後の金曜日におこなわれます。
令和9年度の発表日は以下の通りです。
2026(令和8)年7月17日(金)
札幌市教育委員会のホームページに合格者の受検番号が受検区分・教科ごとに掲載されます。また、合格者には同日付で結果通知書が発送されます。
合格している場合は、すぐに二次試験の準備へ切り替えてください。不合格の場合でも、一定の成績を収めた方は翌年度の前年度成績優秀者特別選考の対象となる場合があります。
二次試験日
二次試験は、筆記検査(適性検査・教科等指導法検査)、個別面接(Ⅰ・Ⅱ)、および実技検査に分かれています。
令和9年度は以下の日程で実施されます。
- 1日目:個別面接検査
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2026(令和8)年7月31日(金)※受検者ごとに別途指定する日時
- 2日目:適性検査・教科等指導法検査・個別面接検査・実技検査(対象者のみ)
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2026(令和8)年8月1日(土)
- 3日目:個別面接検査・実技検査(対象者のみ)
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2026(令和8)年8月2日(日)※受検者ごとに別途指定する日時
第2次検査は原則2日間(8月1日と、7月31日または8月2日の組み合わせ)となります。受検状況によっては7月31日は実施しない可能性があります。
実技検査は音楽・英語の一部教科のみが対象です。受検する教科によって検査内容が異なります。
個別面接は指定された日時でおこなわれます。面接での応答内容の準備は時間がかかるため、一次試験の前から少しずつ対策を進めておくのが理想的です。
二次試験(最終)の合格発表日
最終の合格発表(採用候補者名簿への登録)は、例年9月下旬の金曜日におこなわれます。
令和9年度は以下の日程で発表されます。
2026(令和8)年9月25日(金)
札幌市教育委員会のホームページに受検区分・教科ごとに受検番号が掲載されます。また、同日以降に採用候補者名簿に登録する者としない者に区分して結果通知書が発送されます。
合格(名簿登録)後は、資格要件を証明する書類の提出や採用へ向けた手続きが必要です。また、令和9年1〜2月には健康診断の受診も求められます。
複数の自治体を併願している場合は、辞退の手続きや期限なども確認しておきましょう。
札幌市教員採用試験の日程に関するFAQ
札幌市教員採用試験の日程について、よくある質問をまとめました。
Q-1.北海道と重複して申し込むことはできますか?
A-1.札幌市採用希望と北海道採用希望は重複して申し込むことができません。
実施要項にも「北海道採用希望と重複して申し込むことはできません」と明記されています。出願の際はどちらかを選択する必要があります。
他の自治体との併願を検討する場合は、第1次検査日(6月14日)と重ならない自治体が対象になります。
なお、全国の試験日をこちらの教員採用試験の日程一覧(全国)でまとめています。併願を考えるときの参考にしてください。
Q-2.筆記検査の対策はいつから始めるといいですか?
A-2.遅くとも試験の半年前(前年の12月頃)から始めることをおすすめします。
札幌市の第1次検査では、教養検査(一般・教職)と専門検査(Ⅰ)が出題されます。
一般教養は自然科学・社会科学・人文科学と範囲が広く、専門検査は校種・教科ごとの専門的知識が問われるため、得点を安定させるには多くの学習時間が必要です。
また、特別支援区分を受検する場合または併願する場合は、専門検査(Ⅱ)として特別支援学校教育の知識も求められます。
年内には教職教養の基本的な用語や法規を暗記しましょう。そして、年明けからは過去問題集を繰り返し解いて出題傾向に慣れていくスケジュールを組むと、無理なく学習を進められます。
なお、具体的な勉強スケジュールについては、こちらの「教員採用試験の勉強はいつから?勉強方法を徹底解説」で解説しています。
Q-3.面接検査の対策は一次試験を合格してからでも間に合いますか?
A-3.一次試験の合格発表を待たずに準備を進める必要があります。
札幌市の二次試験(個別面接)は、一次試験の合格発表(7月17日予定)から約2週間後の7月31日から始まります。自分がいつ面接日に指定されるかわからないため、合格がわかってから対策を始めたのでは間に合わない恐れがあります。
また、第2次検査では「教科等指導法検査(記述式)」もあり、指導法についての理解を問われます。面接の準備と合わせて、記述対策も一次試験前から並行して進めておくことが求められます。
筆記試験の勉強と並行して、自己分析や面接で問われる内容の整理、記述練習を少しずつ進めておくのが確実です。
なお、面接検査で必要な志望動機や自己PRに不安がある方は、こちらのnoteを活用してください。ゼロから一緒に考えていきましょう。
試験日程を確認したらやるべきこと
札幌市教員採用試験の選考内容は多岐にわたります。早めの情報収集と計画的な対策が合格を左右します。
「いつまでに・何を終わらせるか」を明確にし、余裕を持って試験日を迎えられるよう、さっそく準備に取り掛かりましょう。
最終合否に大きく影響する個別面接(Ⅰ・Ⅱ)の傾向や過去の質問を把握して対策を始めましょう。
最も時間のかかる試験科目「教養検査・専門検査」は、出題傾向の把握が重要です。まずは、過去問を分析して、何から着手するのか戦略を立てていきましょう。
- 出典・参考元:札幌市教育委員会・教職員採用情報

