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【2026年受験対策】茨城県教員採用試験の内容(一次・二次試験)

茨城県の公立学校で教員を目指している方に向けて、教員採用選考試験の内容(第1次試験・第2次試験)をわかりやすく整理しました。

最新の試験概要や選考基準など、受験に必要な情報をまとめています。これから準備を始める方の役に立つはずです。

出題傾向や選考方法を理解しないまま勉強を進めてしまうと、効率が悪くなってしまいますよ。

まずは茨城県教員採用試験の内容を正しく把握することから始めていきましょう。

福永

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目次

茨城県教員採用試験の概要

茨城県教員採用試験の概要(基本情報)をまとめました。

試験日程や採用予定数など、受験前に確認しておきたい内容を一覧で確認できます。

募集要項配布2月24日
出願期間2月24日~3月24日
試験日程一次試験5月10日(日)
二次試験7月11日(土)〜7月19日(日)
受験資格年齢制限59歳まで
生年月日昭和42年4月2日以降に生まれた者
採用予定小学校470名
(算数教員15名、理科教員15名含む)
中学校300名
(教科別)国語42名、社会39名、数学42名、理科49名、音楽17名、美術22名、保体18名、技術20名、家庭11名、英語40名
高等学校185名
(教科別)国語26名、世界史5名、日本史6名、地理6名、公民5名、数学17名、物理5名、化学6名、生物6名、地学2名、保体15名、音楽5名、美術4名、書道3名、英語30名、家庭13名、農業6名、工業8名、商業9名、水産1名、看護1名、福祉1名、情報4名、技術1名
特別支援110名
(県立特別支援学校への配置を予定しておりますが、市立特別支援学校へ配置になる場合もあります。)
養護教諭21名
(主に、小・中学校等への配置を予定しておりますが、高等学校又は特別支援学校へ配置になる場合もあります。)
栄養教諭2名
(主に、小・中学校等への配置を予定しておりますが、特別支援学校へ配置になる場合もあります。)
筆記試験教職教養
一般教養
専門教養90分(マークシート)
小論文
人物試験個人面接25分程度
集団面接
集団討論
集団活動60分間(特別支援のみ)
模擬授業10分間(特別支援除く)
実技試験中学校・高等学校
(教科)音楽、美術、書道、保健体育、技術、家庭
*茨城県教員採用試験の概要(2026年実施)
*「ー」は実施なし

上記はあくまで試験の全体像です。

各試験の具体的な内容や対策については、次のセクションで詳しく解説します。

茨城県教員採用試験の内容

茨城県教員採用試験は、一次試験・二次試験で構成される二段階選抜方式です。

一次試験では筆記試験による基礎的な知識・技能を確認し、二次試験では人物試験を通して、教員としての人物面や実践力を評価します。

また、校種・職種によって実施される試験内容が少し異なるため、最初に全体像を確認しておきましょう。

選考試験内容
一次試験専門教科・科目
二次試験個人面接
模擬授業
集団活動
実技試験
*茨城県教員採用試験の内容(2026年実施)
*「ー」:実施なし
*「△」:一部の教科で実施

ここでは、一次試験・二次試験の内容や傾向をそれぞれ解説します。

一次試験

茨城県教員採用試験の一次試験では、筆記試験(専門教科・科目)が実施されます。

教職教養・一般教養はありません。

専門教科・科目

茨城県教員採用試験の専門教科・科目は、志望する校種・教科の専門知識と指導力を問う筆記試験です。

全校種・教科が対象で、試験時間90分・300点満点で実施されます。

対象校種全校種・教科
試験時間90分
問題数教科・科目による
出題範囲①志望校種・教科の知識・技能
②学習指導方法等の基礎
解答方法択一式(マークシート)
*水産・看護・福祉は記述式
2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

専門知識だけでなく、学習指導要領や学習指導方法に関する内容も出題範囲に含まれます。そのため、教科知識だけでなく、教育法規や指導法も含めた対策が必要です。

また、解答方法は択一式(マークシート方式)が中心となるため、正確な知識をもとに素早く判断する力が求められます。過去問や問題集を繰り返し解き、出題傾向や頻出分野に慣れておきましょう。

なお、詳しい勉強方法は、「教員採用試験の専門教養(科目)とは?試験内容や勉強方法を徹底解説」で解説しています。

二次試験

茨城県教員採用試験の二次試験では、個人面接と模擬授業が実施されます。また、一部の校種・教科では、実技試験や集団活動も行われます。

個人面接

茨城県教員採用試験の個人面接は、志望動機や教育観を問うことで、教員として必要な能力・適性を把握する人物試験です。

面接では、2分間の自己PRや場面指導もあり、「総合的な資質・能力」や「実践的な指導力」が評価されます。

試験時間25分程度
面接官3人
実施形式口頭試問+2分間PR+場面指導
2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

内容の完成度だけでなく、「自分の言葉で伝えられているか」も重要な評価ポイントです。

志望動機や教育観は暗記するのではなく、自身の経験やエピソードと結び付けて話せるように準備しておきましょう。想定質問に対して声に出して答える練習を重ねることで、伝わりやすい表現や話し方が身についていきます。

なお、過去の質問項目や対策方法は、「茨城県教員採用試験|面接試験の過去問・概要と対策のポイント」で詳しく解説しています。

模擬授業

茨城県教員採用試験の模擬授業は、志望校種・教科における指導力や授業構成力を評価する人物試験です。

指定されたテーマに沿って、導入から展開にかけての10分程度を模擬授業形式で実施します。模擬授業終了後には、授業内容に関する質疑応答も行われます。

対象校種小学校、中学校、高等学校、養護教諭、栄養教諭
試験時間10分間
面接官3人
評価の観点表現力
伝える力
創意工夫
模擬授業の試験概要(2026年実施予定/前年度実績ベース)

黒板やチョークの使用が可能で、「模擬授業メモ(A4用紙1枚)」のみ持込みが認められています。また、図や長文など板書に時間を要する内容は、あらかじめ黒板に書かれているものとして進行しても問題ありません。

過去のテーマ

小学校主体的・対話的で深い学びの実現へ向けて、単元等の導入場面において、児童が学習の見通しを立てられるように工夫された授業
中学校主体的・対話的で深い学びの実現へ向けて、単元等の導入場面において、生徒が学習の見通しを立てられるように工夫された授業
高等学校主体的・対話的で深い学びの実現へ向けて、単元等の導入場面において、生徒が学習の見通しを立てられるように工夫された授業
養護教諭心身ともに健康で安全な生活態度や習慣の形成に向けて、学級活動やホームルーム活動の導入場面において、児童生徒の健康・安全に関する興味・関心を高めるなど指導の効果を高めるために工夫された授業
栄養教諭食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい食習慣の形成に向けて、学級活動の導入場面において、児童生徒の食に関する興味・関心を高めるなど指導の効果を高めるために工夫された授業
2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

単に知識を説明するだけでなく、「子どもにどう伝えるか」を意識した授業構成が重要です。

発問や板書、説明の順序まで含めて練習しておきましょう。

実技試験

茨城県教員採用試験の実技試験は、一部の校種・教科で実施されます。

単に技術力を確認するだけでなく、「見本として適切か」「安全に配慮できているか」といった、教員としての視点も評価対象です。

対象校種・教科中学校音楽、美術、保健体育、技術、家庭
高等学校音楽、美術、書道、保健体育、技術、家庭
実技試験の試験概要(2026年実施予定)

過去のテーマ

中学校音楽新曲視唱
簡易伴奏づけ
ピアノによる弾き歌い(歌唱共通教材)
美術アイデアスケッチ
家庭製作(ミニナップザック)
調理(トマトとオクラの酢みそ和え)
中高共通保健体育陸上(ハードル)
球技(バレーボール、バスケットボール)
武道(柔道又は剣道)
ダンス
技術製作(本立て)
製図
高等学校音楽新曲視唱
リズム視奏(リズム打ち)
ピアノによる弾き歌い(高等学校教科書掲載の楽曲程度)
美術鉛筆デッサン
書道臨書
創作(半切を含む。)
家庭被服(手縫いとミシン縫いによる標本作成)
調理(豚肉と野菜の炒め物)
2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

実技試験は、種目ごとに評価ポイントが異なるため、事前に出題内容や評価観点を把握しておくことが重要です。

特に、「見せ方」や「安全面への配慮」は、多くの自治体で共通して重視されるポイントです。まずは自分の受験区分の実技内容を確認し、一連の流れを通して実践練習を行いましょう。

集団活動

茨城県教員採用試験の集団活動は、特別支援学校教諭を対象に実施される人物試験です。

与えられたテーマについて話し合いを行い、グループとして意見をまとめたうえで発表します。

対象校種特別支援学校
試験時間60分間
面接官3人
評価の観点態度
協調性
コミュニケーション能力
集団活動の試験概要(2026年実施予定/前年度実績ベース)

グループワークやプレゼンテーションを通して、「協働性」や「コミュニケーション力」など、教員として必要な対人能力を評価します。

過去のテーマ

高校生が特別支援学校教員という職業に興味をもち、将来の進路として考えられるようなポスターを作成する

  • 2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

自分の意見を伝える力だけでなく、周囲の意見を受け止めながら協力して取り組む姿勢も重要です。

発言量だけを意識するのではなく、グループ全体の議論を前向きに進める意識を持って臨みましょう。

茨城県教員採用試験の配点・選考基準

茨城県教員採用試験は、一次試験と二次試験を分けて判定するリセット方式です。

一次試験の点数は二次試験に持ち越されないため、筆記試験だけでなく人物試験対策も重要になります。

配点

各試験の配点は、以下のとおりです。

選考試験内容配点
一次試験専門教科・科目300点
二次試験個人面接240点
模擬授業240点
集団活動240点
実技試験100点
*茨城県教員採用試験の内容(2026年実施)

一次試験の専門教科・科目は300点と配点が高めです。ただし、前述のとおりリセット方式のため、一次試験に力を入れすぎると二次試験の対策が手薄になるリスクがあります。

一次・二次どちらも計画的に対策を進めることが重要です。

選考基準

各試験の選考基準は、以下のとおりです。

一次試験専門教科・科目及び加点制度による加点の得点合計の上位から、順次合格者を選ぶことを原則とします。
二次試験総合得点(480点〜580点)の上位から、順次合格者を選ぶことを原則とします。

ただし、一つでも一定の基準(各試験ごとに設けられた最低得点)に達しない方は不合格となります。

そのため、得意な試験で高得点を狙うだけでなく、すべての試験で一定水準以上の結果を出せるよう、バランスよく対策を進めることが大切です。

茨城県教員採用試験に関するFAQ

茨城県教員採用試験の受験生が抱く共通の疑問にお答えしていきます。

Q1.倍率はどれくらい?

A1.茨城県教員採用試験の倍率は2~3倍台で推移しています。

過去5年間の倍率推移は以下のとおりです。

  • 2025年実施(令和8年度):2.3倍
  • 2024年実施(令和7年度):2.4倍
  • 2023年実施(令和6年度):3.8倍
  • 2022年実施(令和5年度):3.2倍
  • 2021年実施(令和4年度):2.7倍

採用予定数の増減や志願者数の変化によって倍率は左右されるため、見かけの数字だけで難易度を判断することはできません。

また、校種や教科によって倍率に差がある点に注意が必要です。小学校は比較的低倍率で推移する一方で、中学校や高校は教科によって高倍率になることもあります。

そのため、重要なのは全体の倍率ではなく、自分が受験する校種・教科での倍率がどうなっているかという視点です。まずは自分の志望する校種・教科の倍率を確認するところから始めてみましょう。

なお、校種・教科別の詳細は、「【令和8年度】茨城県教員採用試験の倍率|教科別・過去5年の推移」でまとめています。

Q2.過去問はどこで入手できますか?

A2.茨城県行政情報センターで閲覧・コピーできます 。

校種・教科によっては市販の過去問シリーズがオススメです 。

なお、詳しい入手方法や復元問題を、「【対策に必須】茨城県教員採用試験の過去問と入手方法を紹介」でまとめています。


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茨城県教員採用試験の合格に向けて

本記事では、茨城県教員採用試験の概要や試験内容、選考基準などを解説しました。

対策は早く始めるほど有利になります。正しい方向で準備を進め、合格を目指しましょう。

パターン
早い段階から人物・面接対策を始めたい方

茨城県では人物試験が重視されます。筆記対策と並行して、面接対策や模擬授業の準備を早めに進めておきましょう。

パターン
試験の全体像をしっかり把握したい方

教員採用試験の全体像を把握したい方におすすめです。

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