最終合格をより確実にするには、筆記試験だけでなく、面接試験の準備も早めに取り掛かることが重要です。
本記事では、豊能地区教員採用試験の個人面接対策に必要な過去問(質問例)を中心に、概要と対策方法を詳しく解説します。
早いうちに面接試験を理解し、攻略できるように準備を始めましょう。
豊能地区教員採用試験 個人面接の概要
豊能地区教員採用試験の個人面接は第二次選考で行われます。
試験時間 | 20分 |
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面接官 | 3人 |
形式 | 口頭試問+模擬対応(場面指導) |
評価 | A~Eの5段階 |
配点 | 400点満点 |
試験の流れ
面接試験の説明を10分程度受けます。その後、教室まで移動。
最初に5分間の模擬対応を行います。
テーマが発表されるので、1分間で構想、その後に実施となります。
豊能地区教員採用試験 個人面接の過去問
豊能地区教員採用試験の面接試験では、「教員を目指した理由は何ですか?」みたいなベタな質問から、『ICTを授業にどう取り入れていますか』といった、教員採用試験ならではの質問まで幅広く聞かれています。
ここでは、実際の面接試験で聞かれた過去問(質問例)を抜粋して紹介します。
面接の質問例
- 緊張していますか。
- 今朝は何時に起床しましたか。
- 教員を目指したきっかけを答えてください。
- なぜ豊能地区を志望したのですか。
- 大阪府や大阪市と豊能地区の教育の違いは何だと思いますか。
- 人間関係は良好ですか。
- 苦手なタイプの人間を教えてください。
- 苦手な人とはどのような距離感で関わっていますか。
- ヤル気がない子供にはどう対応しますか。
- 併願状況を教えてください。
- どんな教員になりたいですか。
- どんな子どもを育てたいですか。
- ICT教育についてどう思いますか。
- ICTを授業にどう取り入れていますか。 など
模擬対応の課題
- あなたは3年生の担任です。ある日、クラスの子どもから「みんなからいじめを受けている」と相談を受けたため、放課後に話すことになりました。どんな話をしますか、対応してください。
- あなたは2年生の担任です。長期入院で欠席していた子どもが来週から登校できるようになりました。このことについて、クラス全体に話をしてください。
- あなたは小学校の養護教諭です。ここ最近、暑い日が続くことが多くなっています。来週の全校集会で熱中症予防について指導してください。
- 担任しているクラスのAさんは、最近頻繁に遅刻をしてきます。どうしたのかと聞いても「寝坊した」としか言わず、遅刻がおさまる気配はありません。あなたは放課後Aさんと話をすることになりました。対応を行ってください。なお、Aさんは小学校3年生の児童とします。
- あなたは中学校1年生の担任です。クラスのAさんは「どうせわたしは勉強ができない。」とよく言い、授業中も学習に消極的です。あなたは放課後にAさんと二人で話をすることになりました。Aさんへの対応を行ってください。
このほかの質問例や回答例は下記の記事でもまとめています。
豊能地区教員採用試験 面接個票の重要性
面接個票とは、個人面接で使用される資料のことです。
氏名や学歴などの基本情報にくわえ、志望動機や自己PRなどを記入して提出します。
事前にしっかりと準備し、面接個票を基にした質問にも対応できるようにしておくことが大切です。
面接個票の提出期日
作成した面接個票は面接日(二次試験)に提出(持参)します。
面接個票はHPからダウンロードするので、提出期限に余裕を持って作成・提出しましょう。
面接個票の内容
面接個票は面接官があなたの背景や考え方を理解するための重要な資料ですので、正確かつ丁寧に記入しましょう。
特に志望動機や自己PRは具体的なエピソードを交えて書くことで、あなたの熱意や適性をアピールできます。
面接個票の書き方
面接個票の書き方は、こちらの「教員採用試験の面接シート(カード)とは?書き方やポイントを徹底解説」で詳しく解説しています。
面接官を惹きつけるポイントなどもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
豊能地区教員採用試験 面接対策はいつから始める?
教員採用試験の面接対策は、できるだけ早く始めることが重要です。
豊能地区教員採用試験の倍率が低下しているため、筆記試験よりも面接試験の重要度が増しています。
そのため、筆記試験の合格発表後に少し面接練習をしたくらいでは、高評価を得るのは難しいです。
せっかく筆記試験を突破しても、面接で失敗してしまうのは非常に悔しいですよね。そうならないためにも、早めに面接対策を始めましょう。
具体的な面接対策の方法については、以下の記事を参考にしてください。
豊能地区教員採用試験 面接まとめ
豊能地区教員採用試験に合格するためには、面接試験の攻略が必要不可欠です。
対策といえば筆記試験に気を取られがちですが、面接試験の評価が悪いと最終合格は難しくなります。
面接対策の基本は「予想される質問を知り、ベストな回答を準備する」ことです。
そして、第三者にきちんと伝わるかどうか、話し方や表情、態度などを確認しながら練習を続けることが重要です。
まずは過去問を使いながら、自分なりの回答を考えてみましょう。
今回ご紹介したのはほんの一例ですが、ぜひ取り入れていただければ幸いです。
受験ガイド2024|豊能地区教員採用試験の内容と対策のポイント』を参考にしてください。
面接試験以外の内容や対策についてさらに詳しい情報が必要な場合は、こちらの『
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