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【新潟県教員採用試験】教職・一般教養の出題傾向と学習ロードマップ

【教職教養の勉強法】|新潟県教員採用試験

新潟県教員採用試験の教職・一般教養試験は何から勉強すればいいのか、迷っていませんか?

私もかつて「全部やらなきゃ」と焦って、結局どれも中途半端になった経験があります。でも過去のデータを分析すると優先順位がはっきり見えてくるんです。

今回は過去3年間の出題データから新潟県の教職・一般教養試験で何を優先すべきか、そしていつ何を勉強すべきかを詳しく解説します。

結論:新潟県は教育原理と数学が突出。この2分野で全30問の約40%を確保できます。

教職教養は教育原理が6-7問で圧倒的、一般教養は数学が3-4問で最多。この2科目を確実に押さえれば全30問の12問前後を獲得できます。

新潟県は問題数が少なく1問の重みが大きいため、頻出科目への集中投資が最も効果的です。

福永

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目次

教職・一般教養の概要

新潟県教員採用試験の教職・一般教養は第1次選考で実施されます。

対策を始める前に試験の全体像を把握しましょう。

教職・一般教養の試験内容(新潟県教員採用試験)
試験時間55分間
出題数30問(必答)
出題形式択一式(マークシート)
配点60点満点
出題分野①教職教養
②一般教養

特徴は総問題数が30問と少なめで、1問あたりの配点が高い点です。30問を55分で解くため1問あたり約1分50秒使えますが、問題数が少ない分ミスの影響が大きくなります。

また教職教養の中でも教育原理の比重が極めて高く、一般教養では数学が最重要科目となっています。


▼実際の問題や出題形式を確認したい方は、以下の記事で過去問をまとめています。

教職・一般教養の出題傾向

新潟県教員採用試験の教職・一般教養は、教職教養と一般教養で構成されています(正確な内訳は年度により若干変動)。

【重要】新潟県は教育原理への集中が顕著です

教職教養の約半数が教育原理で占められており、これは全国的にも珍しい傾向です。教育原理を制する者が新潟県を制すると言っても過言ではありません。

教職教養の傾向

教職教養は教育原理が圧倒的に多く、教育法規がそれに続きます。

過去3年間の科目別の出題数は次のとおりです。

科目R8R7R6
教育原理667
教育史011
教育心理100
教育法規522
教職教養の科目別出題数一覧(令和6年度〜8年度)
福永

教育心理は過去3年でわずか1問のみ。優先度は低いです。

まずは教育原理から始めてください。

教育原理は毎年6-7問出題され、その中心は学習指導要領です。

次に教育法規ですが、R8は5問だったのに対しR7・R6は2問と変動が大きいため、教育原理を最優先した後に取り組むのがおすすめです。

教育史と教育心理は出題が極めて少ないため、時間に余裕がある場合のみ対策すれば十分です。

一般教養の傾向

一般教養は数学が最重要で、国語・英語がそれに続きます。

過去3年間の科目別の出題数は次のとおりです。

分野科目R8R7R6
人文科学国語232
英語222
社会科学世界史110
日本史112
地理111
政治221
経済110
国際関係101
環境110
自然科学数学344
物理100
化学011
生物010
地学101
情報111
一般教養の科目別出題数一覧(令和6年度〜8年度)

まずは数学から始めてください。

数学だけで3-4問、一般教養の中で最も出題数が多いためです。次に英語2問(完全固定)と国語2-3問を押さえれば、ここまでで7-9問を確保できます。

また新潟県の特徴として情報が毎年1問固定で出題されるため、コンピュータやネットワークの基礎知識も押さえておきましょう。

福永

社会科目と理科は1問ずつしか出ないので、得意科目に絞ってOK!

教職・一般教養の学習ロードマップ

新潟県教員採用試験の試験日は例年7月です。そのため、10月頃から勉強を始めるといいでしょう。

以下のロードマップ(スケジュール)に沿って、いつ・何を・どう勉強するかを具体的に解説します。

STEP①:10月〜12月(教育原理の徹底攻略)

取り組む科目:教育原理

新潟県対策の最優先事項は教育原理です。

この1科目だけで毎年6-7問、全30問の20%以上を占めるため、ここを完璧にすることが重要です。

教育時事と特別支援教育が最重要!

新潟県の教育原理は、他の自治体と異なり学習指導要領の出題がほとんどないのが大きな特徴です。

直近3年間のデータを見ると、教育時事(6問)、特別支援教育(4問)、生徒指導(3問)が中心です。

分野R8R7R6
教育時事132
特別支援教育211
生徒指導12
学校と学級の運営111
人権・同和教育2
道徳教育1
学習指導要領
教育原理|分野別の出題一覧(一部抜粋)

まず文部科学省の最新通知・答申を確認し、特別支援教育に関する基本的な制度と用語を押さえてください。

教育時事は「令和の日本型学校教育」「教育振興基本計画」など、直近2-3年の重要施策を確認しましょう。特別支援教育は「合理的配慮」「インクルーシブ教育」「個別の教育支援計画」などの基本用語が頻出です。

福永

R8は「生成AIの利活用に関するガイドライン」というトレンディな時事も出ていますよ!

新潟県の独自施策も押さえる!

新潟県では県独自の教育施策からも出題されます(R8は出題ありませんでしたが・・・)。

分野R8R7R6
新潟県人権教育基本方針11
新潟県いじめ防止基本方針
新潟県独自施策|分野別の出題一覧

「新潟県人権教育基本方針」は必ず目を通してください。

県のWebサイトからダウンロードできます。

STEP②:1月〜2月(教育法規・数学への着手)

取り組む科目:教育法規・数学

教育原理の復習を続けながら、教職教養の第2の柱である教育法規と、一般教養の最重要科目である数学に着手します。

教育法規は教育基本法と日本国憲法から!

教育法規は年度によって出題数が変動しますが(R8:5問、R7:2問、R6:2問)、基本となる法規は同じです。

教育基本法の全17条と日本国憲法の教育関連条文を最優先で覚えてください。

分野R8R7R6
日本国憲法と教育基本法11
学校に関する法規1
学校教育に関する法規1
子どもに関する法規1
教職員の法規111
教育行政・その他の法規1
教育法規|分野別の出題一覧(一部抜粋)

R8は幅広く出題されましたが、教職員の法規(地方公務員法・教育公務員特例法)は毎年出題されるため確実に押さえてください。

数学は公式暗記と計算練習!

数学は毎年3-4問出題される一般教養の最重要科目です。

中学数学〜高校数学Ⅰレベルの公式を正確に覚え、典型問題を繰り返し解いてください。

分野R8R7R6
方程式と不等式11
図形11
確率1
数列1
└一般知能122
数学|分野別の出題一覧(一部抜粋)

新潟県の特徴は「一般知能」問題(論理パズルや推理問題)が含まれることです。

公務員試験の判断推理・数的推理の問題集も活用するといいでしょう。

福永

数学が苦手な人は時間がかかるので早めに始めましょう!

STEP③:3月〜4月(一般教養の拡大)

取り組む科目:国語・英語・情報

教職教養の復習を継続しながら、一般教養の固定科目を増やしていきます。

国語は漢字と読解を両立!

国語は2-3問出題されます。漢字と読解がバランス良く出題されるため、両方の対策が必要です。

分野R8R7R6
漢字122
ことば1
文学史1
国語|分野別の出題一覧(一部抜粋)

漢字は教員採用試験頻出の書き取り・読みを毎日少しずつ、読解は週2-3問のペースで継続してください。

英語は文法と会話表現を!

英語は毎年2問で完全固定です。

文法と会話表現が各1問ずつ出題されます。

分野R8R7R6
文法111
会話111
英語|分野別の出題一覧(直近3年間)

文法は語順整序問題、会話は日常的な場面での適切な応答を選ぶ問題が中心です。

文法対策は基本的な文型(SVOC)と時制・助動詞・関係詞の語順に慣れること、会話対策は依頼・提案・謝罪・感謝などの典型的な会話パターンを押さえることが重要です。

福永

出題パターンが完全に固定されているので対策しやすいですね!

情報は毎年1問固定!

新潟県の特徴の一つが情報の出題です。毎年1問出題されます。

分野R8R7R6
コンピュータ111
ネットワークと情報社会
情報|分野別の出題一覧(一部抜粋)

コンピュータの基本構成(CPU・メモリ・ストレージ)、進数変換、ネットワークの基礎を押さえてください。

STEP④:5月〜6月上旬(残り科目の選択対策)

取り組む科目:得意な社会・理科科目(各1-2科目)

社会科目と理科科目は各分野1問ずつしか出題されないため、得意科目に絞るのが効率的です。

社会科目は得意分野を1-2つ!

日本史・地理・政治からいずれか1-2科目を選んで対策してください。

おすすめの組み合わせ

  • 政治(日本国憲法中心)+ 地理
  • 日本史(近現代中心)+ 政治

理科科目も得意分野を1つ!

物理・化学・生物・地学から1科目選んで対策してください。

生物か地学が比較的取り組みやすいでしょう。

福永

社会と理科を完璧にするより、教育原理と数学を確実にする方が効率的です!

STEP⑤:6月中旬〜本番(直前期)

総仕上げ:全科目の総復習・過去問演習

新しい参考書には手を出さず、これまで覚えた知識のメンテナンスに時間を使ってください。

特に教育時事の最新動向、特別支援教育の基本用語、教育法規の条文、数学の公式は直前に必ず復習しましょう。

過去問を3年分以上解いて、時間配分と問題の傾向を完全に体に染み込ませてください。30問を55分で解くため、1問あたり約1分50秒しかありません。

新潟県は問題数が少ない分、1問のミスが合否に直結します。確実に解ける問題を落とさないことが最重要です。


▼教職・一般教養の勉強方法は以下の記事で解説しています。あわせて確認してください。

教職・一般教養まとめ

新潟県教員採用試験の教職・一般教養で合格点を取るためのポイントをまとめます。

  • 教育原理が最重要:毎年6-7問、教育時事・特別支援教育・生徒指導が中心
  • 数学で一般教養を制する:毎年3-4問、公式暗記と計算練習
  • 教育心理は優先度低:過去3年でわずか1問のみ
  • 情報が毎年1問固定:コンピュータ・ネットワークの基礎を押さえる
  • 問題数が少なく1問の重みが大:集中戦略が効果的

本記事では過去3年分のデータをもとに解説しましたが、実は過去10年分で見ると出題傾向の変化がさらに明確に見えてきます。

新潟県は教育原理への集中と数学の重視という傾向が長期的に続いていますが、教育原理の出題範囲が「学習指導要領→教育時事・特別支援」へシフトしているのが近年の特徴です。

教育原理の「教育時事」は過去10年で増加傾向にあり、「学習指導要領」はR4以降出題されていません。数学の「一般知能」問題も近年の特徴として定着しています。

こうした長期的な傾向を知りたい方やあなたの状況に合わせた勉強相談がしたい方は福永までお気軽にご連絡ください。過去10年間の詳細データで学習の優先順位をさらに最適化できます。


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