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教員採用試験「セサミノート」の使い方は?効果的な活用方法を解説

セサミノートの使い方

教員採用試験の対策で定番の、東京アカデミー『オープンセサミシリーズ』。

その中でも、知識の整理に特化した「セサミノート」を使っている方も多いのではないでしょうか。

でも、ただ空欄を埋めて満足してしまっていませんか?
実はそれ、すごくもったいない使い方なんです。

そこで本記事では、教員採用試験の参考書でオススメの「セサミノート」の使い方を具体的に解説します。


▼ほかにもオススメの参考書を以下の記事で解説しています。

目次

【教員採用試験の参考書】セサミノートとは?

まずは、セサミノートがなぜ多くの受験生に選ばれているのか、その理由を見ていきましょう。

結論を言うと、以下の理由があるからです。

全国の出題傾向を網羅

都道府県ごとに異なる試験問題を徹底的に分析し、合格に必要な知識が漏れなく網羅されています。

「反復学習」に特化

重要事項を空欄補充形式で整理。何度も繰り返し解くことで、知識を確実に定着させられます。

学習の優先順位がわかる

分野ごとに「ここが要点」でポイントを解説し、重要度をA~Cの3段階で表示。どこに力を入れるべきかが一目瞭然です。

実戦力を試せる

各分野の最後には「過去問に挑戦!」を掲載。実際の試験レベルを肌で感じることができます。

さらに、同シリーズの「参考書」や「問題集」と完全に連動しているのも大きな強み。

「セサミノートで整理」→「問題集で演習」→「参考書で周辺知識の肉付け」というサイクルを作れば、学習効率は格段にアップしますよ。

表紙にもある通り、関連知識を書き込んで自分だけの参考書ができる! のが最大のメリット。

実績あるデータをベースに、あなただけの一冊を作り上げていきましょう。

【教員採用試験】セサミノートの使い方

いきなり書き込む前に、ちょっとしたコツを押さえておくと学習効果がグンと上がりますよ。

STEP 1:重要度(A・B・C)をチェックする

各章の最初には、出題頻度に基づいた「重要度」が書かれています。

  • A(非常に重要): 完璧に覚えたいところ
  • B(重要): よく出るところ
  • C(普通): 流れを押さえておきたいところ

まずはAランクから優先的に進めていくのがセオリーです。

注意点

ただ、ここで一つ注意点があります。この「重要度」は、あくまで「全国平均」でのランク付けなんです。

実は、自治体によっては「参考書ではCランクだけど、〇〇県では毎年必ず出る!」 なんて分野も少なくありません。限られた時間で合格するには、志望する自治体の傾向に合わせた対策が欠かせないんです。

「でも、過去問を何年もさかのぼって分析するのは大変…」そう思う方も多いですよね。

そこで、過去10年間の出題範囲をセサミノートの目次に合わせて徹底分析したデータをご用意しました。

「自分の受ける自治体ではどこが重要なのか」をピンポイントで知りたい方は、ぜひ活用してみてくださいね。


👉 【過去10年分】自治体別・セサミノート対応出題範囲データはこちら(note)

STEP 2:オレンジペンを使って「赤シート」に対応させる

空欄に答えを書き込むときは、オレンジ色やピンク色のペンを使うのがオススメです。

赤シートで隠せば、何度でも繰り返し使える「暗記ツール」になりますよ。

黒ペンで書いてしまうと、一度きりの練習になってしまうので気をつけてくださいね。

STEP 3:「ここが要点」と「ポイント・アドバイス」を読む

左上の「ここが要点」や、左右の端にある「ポイント・アドバイス」も見逃せません。

ここには、「試験でどこが狙われやすいか」(例:人名と著書のセットなど)がギュッと詰まっています。

穴埋めだけでなく、この解説部分もしっかり読んでおきましょう。

【教員採用試験】セサミノートの効果的な活用方法

ここからが本番です。

余白をフル活用して、情報をどんどん集約させていきましょう。

① 関連知識をメモする

右側の余白や行間に、プラスアルファの知識を書き込みます。

  • 例(教育法規): 「義務教育」の単元なら、憲法と教育基本法の違いや、関連する判例をメモする。
  • 例(教育史): 人名が出てきたら、師弟関係や影響を受けた人物を矢印でつなぐ。

こうすることで、知識同士がつながって記憶に残りやすくなりますよ。

② 間違えたところを強調する

問題集や過去問を解いて間違えたら、セサミノートの該当ページに戻ってみましょう。

  • 載っていなかった情報は書き足す。
  • 載っていたのに間違えた場所は、蛍光ペンでマーカーを引く。

これを繰り返すと、「自分の弱点だけが目立つノート」が出来上がります。

直前期には、このマーカー部分を見直すだけで最高の復習になりますね。

③ 「過去問に挑戦!」で力試し

各単元の最後にある「過去問に挑戦!」もぜひ解いてみてください。

もし解けなかったら、すぐ上の解説ページに戻って復習です。インプットとアウトプットをセットで行うと、忘れにくくなりますよ。


▼教職・一般教養の勉強法穂は以下の記事で解説しています。

まとめ|セサミノートを使い倒そう!

セサミノートのゴールは、全ページを綺麗に埋めることではありません。

「試験当日の朝、これ一冊を見直せば大丈夫!」と思える状態にすることです。

  1. オレンジペンで答えを書く
  2. 自分の弱点や自治体の傾向を書き込む
  3. ボロボロになるまで使い倒す

まずは、自分の受ける自治体の出題傾向を知ることから始めてみませんか?

効率よく学習を進めて、2026年度の合格を勝ち取りましょう!


👉 【最短ルートで合格へ】自治体別・出題傾向分析noteはこちらから

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