【2027年受験対策】高知県教員採用試験の合格完全ガイド

高知県教員採用試験は、第1次審査で教職・一般教養と専門教養、第2次審査で模擬授業と個別面接を行います。

この記事では、2027年実施(令和10年度採用)を受験する方向けに、日程、募集内容、受審資格、試験内容を整理します。

最後まで読むと、自分が受ける審査と、合格に向けて今から優先すべき対策がわかります。

2027年実施を受験する方へ

2027年実施(令和10年度採用)の募集要項は、まだ公表されていません。この記事の日程、採用予定数、受審資格、試験内容、配点は、2026年実施(令和9年度採用)の公式情報を参考にしています。正式な内容は公表後に更新します。

2027年実施 募集要項は未発表 公表後に正式情報へ更新
第1次審査 教養+専門 2026年実施の基本構成
第2次審査 模擬授業+面接 一部教科は実技あり
一般選考 234名程度 2026年実施の採用予定数

この記事でわかること

  • 2026年実施の日程と採用予定数
  • 受審資格、第2希望、選考制度
  • 第1次・第2次審査の内容と配点
  • 2026年実施から変わった点
  • 2027年実施に向けた対策の進め方
目次

まず確認したい高知県の試験情報

試験の全体像をつかんだら、自分に必要な記事へ進みましょう。倍率、過去問、面接は別の記事で詳しく解説しています。

高知県教員採用試験の日程

2027年実施の正式日程は未発表です。参考として、2026年実施では3月16日から出願を受け付け、第1次審査を5月30日に行いました。

前年参考2026年実施の日程

3/16〜4/13
出願

パブリックコネクトから会員登録とエントリーを行いました。

5/30
第1次審査

専門教養と教職・一般教養を実施しました。

6/26
第1次結果

合格者の受審番号が公表されました。

7/25〜8/2
第2次審査

指定日に模擬授業、個別面接、対象教科の実技を行いました。

9/11
第1回名簿登載

第2次審査の受審者へ結果が通知されました。

POINT

第1次審査の合格発表は6月26日でしたが、第2次審査用の自己評価書などは7月8日必着でした。結果を待ってから書類や面接の準備を始めると、使える時間は多くありません。

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高知県教員採用試験の募集校種・教科

2027年実施の採用予定数は未発表です。2026年実施の一般選考では、全校種・職種を合わせて234名程度を予定していました。

小学校100名程度
中学校72名程度
高等学校36名程度
特別支援14名程度
養護教諭10名程度
栄養教諭2名程度

2026年実施・一般選考の参考値(合計234名程度)

校種・職種
募集教科・部
2026年実施
2027年実施
小学校教諭
100名程度
未発表
中学校教諭
国語・社会・数学・理科・音楽・美術・保健体育・技術・家庭・英語
72名程度
未発表
高等学校教諭
国語・地理歴史・公民・数学・理科・音楽・美術・保健体育・英語・家庭・情報・農業・工業・商業
36名程度
未発表
特別支援学校教諭
小学部・中学部/高等部・高等部理療
14名程度
未発表
養護教諭
小学校・中学校9名、県立学校1名
10名程度
未発表
栄養教諭
小学校・中学校
2名程度
未発表
NOTE

一般選考とは別に、障害者特別選考で合計4名程度を募集しました。また、育児休業や配偶者同行休業の代替となる任期付教員も募集しています。

中学校・高等学校の教科別採用予定数

同じ校種でも、教科によって採用予定数は異なります。自分の教科は、過去の倍率とあわせて確認してください。

中学校
採用予定数
中学校
採用予定数
国語
10名程度
社会
10名程度
数学
10名程度
理科
9名程度
音楽
6名程度
美術
3名程度
保健体育
9名程度
技術
4名程度
家庭
2名程度
英語
9名程度
高等学校
採用予定数
高等学校
採用予定数
国語
4名程度
地理歴史
3名程度
公民
1名程度
数学
2名程度
理科
4名程度
音楽
1名程度
美術
1名程度
保健体育
3名程度
英語
3名程度
家庭
1名程度
情報
1名程度
農業
4名程度
工業(電気・電子)
2名程度
工業(機械)
4名程度
商業
2名程度
合計
36名程度
倍率RELATED高知県の校種・教科別倍率を見る

高知県教員採用試験の受審資格

2026年実施の一般選考では、教員免許状、年齢、欠格事項などの条件を満たす必要がありました。

年齢

1965年4月2日以降に生まれた人

教員免許状

受審する校種・職種・教科に対応する普通免許状

取得見込み

2027年3月31日までの取得見込みを含む

欠格事項

地方公務員法・学校教育法の欠格条項に該当しない

採用条件

特定性犯罪の前科がない

特別支援学校を受審する方へ

特別支援学校は、特別支援学校教諭の免許状に加え、小学部なら小学校、中学部・高等部なら該当教科の中学校または高等学校の免許状が必要でした。

第2希望を申請できる組み合わせ

2026年実施では、免許状などの条件を満たす場合に第2希望を申請できました。

第1希望
第2希望
主な条件
参考年度
中学校
小学校
小学校の免許状が必要
2026年実施
中学校
高校の同一教科
第2希望の受審資格を満たす
2026年実施
高等学校
中学の同一教科
第2希望の受審資格を満たす
2026年実施
高校(情報以外)
高校「情報」
高校情報の免許状が必要
2026年実施
全校種・教科
特別支援学校
受審する部の免許要件を満たす
2026年実施

高知県教員採用試験の選考制度

一般選考だけでなく、特別選考、免除、加点の対象になるかも確認しましょう。該当する場合は、出願時の申請と証明書類の提出が必要です。

基本

一般選考

第1次審査と第2次審査を受審する通常の方式です。

経験

特別選考

  • 社会人特例指定教科
  • 現職・元職教員指定校種・教科
  • 障害者別枠4名程度
  • 大学等推薦推薦対象者
大学3回生

2つの選考審査

早期名簿登載型と、翌年度の第1次審査が免除される事前認定型がありました。

免除

経験・前年度結果による免除

高知県の臨時教員経験、現職・元職教員、前年の大学3回生選考合格などの制度がありました。

NOTE

加点は、資格や実績に応じて第1次・第2次審査の合計点へ加算され、複数申請時の上限は60点でした。取得見込みの資格は申請できません。

2026年実施からの主な変更点

01

大学3回生の対象を追加小学校に加え、中学校技術と高校工業も対象になりました。

02

社会人特例の教科を追加中学校技術と高校商業が加わりました。

03

英語資格の加点を見直し対象資格の拡大や加点の増額が行われました。

04

中学校技術の実技を廃止第2次審査の実技対象から外れました。

高知県教員採用試験の内容

2026年実施の一般選考は、第1次審査で2種類の筆記、第2次審査で模擬授業と個別面接を行いました。

STEP 1

第1次審査

教養と専門知識を確認

専門教養60分・300点大学卒業程度と学習指導要領
教職・一般教養60分・150点教職教養と一般教養
STEP 2

第2次審査

授業力と人物面を確認

模擬授業100点または200点口頭試問を含む
個別面接300点人物・教養・適性・社会性・専門性
実技審査対象教科100点音楽・美術・英語・家庭・保健体育
小論文審査はありません

2026年実施の一般選考では、小論文審査はありませんでした。第1次審査は、専門教養と教職・一般教養の2科目です。

配点から対策の優先順位を決める

第1次審査は、専門教養が450点中300点です。全体の3分の2を占めるため、専門を中心に学習計画を組みましょう。

第1次審査合計450点
  • 専門教養300点
  • 教職・一般教養150点

専門教養が約67%

第2次審査合計500点
  • 模擬授業・実技200点
  • 個別面接300点

個別面接が60%

第1次専門教養を優先する

過去問で出題範囲を確認し、学習指導要領を含めて得点を安定させます。

第2次面接を早めに始める

面接は300点です。自己評価書と回答内容をそろえ、声に出して練習します。

授業模擬授業も並行する

授業の一部を実演し、続けて口頭試問に答えられるよう準備します。

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実技審査の対象教科

対象
教科
主な内容
参考年度
中学校・高等学校・特支中高部
音楽
弾き歌い・専攻等の演奏
2026年実施
同上
美術
鉛筆写生・水彩による着彩
2026年実施
同上
英語
英語によるグループディスカッション
2026年実施
同上
家庭
被服・食物の基礎的な実技
2026年実施
同上
保健体育
器械運動・武道・陸上・球技から指定
2026年実施

高知県が求める教員像

面接や模擬授業では、高知県が教員に求める姿を理解し、自分の経験や実践したい教育と重ねて話すことが大切です。

高知県が求める4つの姿

  1. 使命感と責任感子どもへの愛情を持ち、自律的に学び続ける人
  2. 教育の専門性教科指導、子ども理解、児童・生徒指導、学級づくりの力がある人
  3. 人間性と協働性多様性や包摂性を尊重し、組織の一員として協働できる人
  4. 自己管理教員として自分を適切に管理できる人
教採ギルド 福永福永

教員像の文言をそのまま覚える必要はありません。自分の経験のどこに使命感や協働性が表れているか、高知県でどのように生かすかまで考えておきましょう。

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高知県教員採用試験の倍率

採用予定数だけでは、合格の難しさは判断できません。受審者数と合格者数から、校種・教科別の倍率を確認しましょう。

採用予定数が少ない教科は、年度によって倍率が動きやすくなります。1年分だけでなく、複数年の推移を見ることが大切です。

倍率RELATED高知県教員採用試験の倍率を確認する

高知県教員採用試験の過去問

勉強を始める前に、過去問で出題形式、問題数、時間配分を確認してください。高知県は、過去3年間の教職・一般教養と専門教養を公開しています。

PAST EXAM最初に確認する4項目
専門教養
学習指導要領と教科知識の割合
教職教養
教育法規・教育心理などの出題分野
一般教養
問題数と得意・不得意
60分
見直しを含めた時間配分
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2027年実施に向けた対策の進め方

合格に向けて大切なのは、募集要項の内容を覚えることではありません。配点と現在の得点から、取り組む順番を決めることです。

01
受審方式を確認する

一般・特別選考、免除、加点、第2希望の対象か調べます。

02
過去問を1年分解く

専門と教職・一般教養を本番と同じ60分で解きます。

03
専門を中心に学ぶ

第1次審査の約67%を占める専門教養へ多く時間を使います。

04
面接と模擬授業を始める

自己評価書、志望動機、授業構成を少しずつ準備します。

05
新要項で変更点を確認する

日程、試験内容、免除・加点、提出書類を確認し直します。

時期別の対策目安

時期
筆記
人物対策
確認事項
今〜年内
過去問分析・専門の基礎
経験の整理・教員像の確認
選考・免除・加点
1〜2月
頻出分野・学習指導要領
志望動機・模擬授業の準備
高知県の教育方針
要項公表後
新形式に合わせた演習
自己評価書・面接練習
日程・会場・提出書類
直前期
各60分で総合演習
回答・授業の改善
受審票・携行品
教採ギルド 福永福永

高知県は専門教養の配点が高く、第2次審査では個別面接が60%です。まず専門を安定させつつ、週1回は志望動機を話す、模擬授業を考える時間を入れてください。

高知県教員採用試験のよくある質問

Q2027年実施の日程は決まっていますか?
A

正式な日程は未発表です。この記事では、2026年実施の日程を参考として掲載しています。

Q教員免許状は取得見込みでも受審できますか?
A

2026年実施では、採用前の2027年3月31日までに取得見込みであれば受審できました。2027年実施の期限は、最新の募集要項で確認してください。

Q小論文はありますか?
A

2026年実施の一般選考に小論文はありません。第1次審査では、専門教養と教職・一般教養を行いました。

Q第1次審査は高知県外でも受審できますか?
A

2026年実施では、一部の校種・教科で関西会場を選べました。対象や定員があるため、最新の募集要項で確認してください。

Q面接対策はいつから始めるべきですか?
A

第1次審査前から始めるのがおすすめです。第1次結果の発表後すぐに自己評価書などの提出があり、その後に模擬授業と個別面接を受けるためです。

正式発表を確認しながら準備を進めよう

2027年実施の募集要項が公表されたら、日程、採用予定数、選考制度、試験内容の変更を確認してください。

専門教養、教職・一般教養、面接、模擬授業は今から準備できます。まず過去問を解き、配点に合わせて学習時間を決めましょう。

この記事の要点

高知県は、第1次審査で専門教養が約67%、第2次審査で個別面接が60%を占めました。専門を中心に筆記対策を進めながら、面接と模擬授業も第1次審査前から準備することが大切です。

出典:高知県教育委員会「令和9年度(令和8年度実施)高知県公立学校教員採用候補者選考審査」

AUTHOR この記事を書いた人
福永 真

教採ギルド代表

福永 真 Makoto Fukunaga

あ、どうも、サイト代表の「福永 真」です。

「教採ギルド(教員採用試験の情報・対策サイト)」では、公立学校の先生になりたい方に向けて、教員採用試験に関する情報を発信しています。

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