MENU
>noteでも有益情報を配信中!

【対策】岩手県教員採用試験の小論文とは?傾向と過去の出題テーマ

岩手県教員採用試験の小論文対策

本記事では、岩手県教員採用試験の小論文に関する情報をまとめています。

具体的には、小論文の傾向(文字数や試験時間、出題形式、配点など)過去のテーマを詳しく紹介しているので、小論文対策の役に立ててください。

目次

岩手県教員採用試験 小論文の傾向

岩手県教員採用試験の小論文は、第一次選考で行われます。筆記試験では判断できない、論理的思考力や読解力、教師としての適性などを総合的に評価します。

試験時間70分
文字数1,000字以内
問題数1題
評価基準・理解力
・分析力
・論理的な思考力
・判断力
配点40点満点
岩手県教員採用試験 小論文の傾向(2024年度)

小論文の文字数と試験時間

文字数は制限があり、1000字以内で書かなければなりません。対する試験時間は70分なので、文字数に対する試験時間が極めて短いのが岩手県の特徴です。

福永

900字以上を目安に書くといいでしょう!

小論文の出題形式

出題数は1題ですが、校種によって出題形式(テーマ)は異なります。

小学校・中学校では、グラフや資料の読み取りをもとに自分の考えや教員としての実践について論じるテーマが多く見られます。一方、県立学校・養護教諭では、教育問題や学校教育の在り方に関する課題を扱うテーマが出題される傾向にあります。

小論文の評価基準・配点

小論文は以下の観点に沿って評価します。

  • 理解力
  • 分析力
  • 論理的な思考力
  • 判断力

最終的に40点満点で採点しますが、著しく点数が低いと即不合格です。

評価が悪くなる理由としては、テーマの把握ができていなかったり、文字数が少ない(700字以下)だったりすることが挙げられます。また、字が汚い(丁寧であればOK)、誤字脱字が多いっていうのもよくないので、注意しながら書きましょう。

岩手県教員採用試験 小論文の過去問

岩手県教員採用試験における小論文の過去問を紹介します。

小論文の過去問(2024年度)

次の資料は,平成25年度に全国(国公私立)の小学校に入学した児童について,不登校児童生徒数の経年変化を表したものです。

岩手県教員採用試験 小論文のデータ
岩手県教員採用試験 小論文のデータ

次の〈条件〉に従って,不登校の未然防止・課題早期発見対応の取組について,あなたの考えを1000字以内で論じなさい。

<条件>

  1. 資料から読み取れることを2つあげること。
  2. 上記1であげた2つの事柄について,それぞれの要因として考えられることを述べること。
  3. 上記2で述べた要因の解決に向け,あなたが学級担任として重点的に取り組もうと考えていることを,志望する校種を想定して具体的に2つ述べること。

小論文の過去問(2023年度)

次の資料は、全国の児童生徒の自殺者数の推移のグラフと、岩手県内全ての学校及び県・市町村の関係公所に提示しているポスターの一部です。

岩手県教員採用試験 小論文のデータ
岩手県教員採用試験 小論文のデータ

【資料2】省略

次の<条件>に従って、1000字以内で論じなさい。

<条件>

  1. はじめに、資料1のグラフから読み取れる特徴を述べ、その要因について自分の考えを述べること。
  2. 次に、資料2のポスターに込められているメッセージについて述べた上で、もしあなたがこのポスターの大人側(左側の人物)であったときに、どのようなことに気を付けて対応するか述べること。
  3. 最後に、あなたは学級担任として資料2のポスターをどのように活用したいか、志願する校種を踏まえ具体的に述べること。

小論文の過去問(2022年度)

次の資料は、OECD(経済協力開発機構)加盟国の生徒の2018年調査 (PISA2018)における、ICT活用状況に関する結果の一部です。

岩手県教員採用試験データ
岩手県教員採用試験データ

次の<条件>に従って、1000字以内で論じなさい。

<条件>

  1. 資料1のグラフから読み取れる特徴を述べ、資料1と資料2をもとに、あなたの考えを論じること。
  2. 文部科学省が推進しているGIGAスクール構想で学校に整備される1人1台端末を用いて、「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善に取り組む際に、ICTを効果的に活用することによる学習活動の一層の充実が求められている。児童(生徒)がICTを効果的に活用する学習場面について、志願する校種及び教科を踏まえ、個別学習と協働学習の2つの学習場面を想定し、具体的に述べること。

過去問で答案を書いたら添削を受けよう!

岩手県教員採用試験 小論文対策を始めよう!

今回は、岩手県教員採用試験における小論文の傾向過去のテーマをまとめていました。

教員採用試験の小論文対策は、やるべきことが想像しているよりも多いです。

過去問を眺めるだけでは、小論文を攻略することはできません。過去問を使って答案を作成し、その上で添削を受けることで徐々に上達します。

小論文で落ちる人ほど、書いたら書きっぱなしってことが多いです。答案を書いて誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じなので注意しましょう。

小論文が原因で不合格にならにように、早めに(遅くても試験の3ヶ月前を推奨)準備を始めてください。

以上、岩手県教員採用試験の小論文についてでした。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

コメント

コメントする

目次