- 「想定問答集は完璧に暗記した」
- 「模擬面接でも、詰まることなくスラスラ答えられる」
もし今、このように自信を持っているなら、注意が必要です。
その「スラスラ答えられる」状態が、面接試験で「下位評価(不合格)」を受ける最大の原因になりかねないからです。
青森県教員採用試験(通称:青森県教採)の個人面接は、配点150点という高得点種目です。
さらに、「3段階評価」による足切り制度まで存在します。
面接官が見ているのは、綺麗な模範解答ではありません。
予期せぬ質問や「青森県の教育施策」を問われた際の、あなたの「対応力や人間性」です。
この記事では、公表された評価基準や過去の受験情報に基づき、以下の重要ポイントを解説します。
- 面接の「時間・流れ・評価基準」などの基礎データ
- 「暗記」が不合格(足切り)の原因になる理由
- 実際に聞かれた「面接の過去問」
- 青森県で「高評価」を取るための回答のコツ
「もっと早く知っておけば…」と後悔しないために、今のうちに正しい視点を手に入れてください。
▼青森県教員採用試験の内容はこちら!
【青森県教採】面接試験の内容
対策を始める前に、敵を知りましょう。
青森県教採の面接は、2次試験で実施されます。
個人面接の試験時間と流れ
詳細は次のとおりです。
| 試験時間 | 約20分間 |
|---|---|
| 面接官 | 3人 |
| 配点 | 150点 |
個人面接の流れ
面接室へ入室し、椅子の横で停止する。
最初に自己紹介をしてから着席。
(1) 面接調書に関する質問
(2) 一般質問
(3) 教科に関する質問など
2次試験で約4割が不合格になる
「1次試験を通れば安心」という考えは危険です。
青森県では、2次試験で約4割が不合格になっています。
令和8年度(2025年実施)の状況は次のとおりです。
- 1次試験合格者(2次受験資格):596人
- 最終合格者:366人
- 不合格者:230人(不合格率 約39%)
2次試験では集団討論や実技試験もありますが、合否を大きく左右するのは配点が150点もある「個人面接」です。
1次試験に合格しても、決して油断はできませんね。
合否が決まる「3段階」の評価基準
面接対策をする上で、必ず知っておくべきルールがあります。
それは、青森県の評価基準に書かれている「上位・中位・下位」の3段階評価システムです。
- 上位:教員としての資質能力が十分に備わっている
- 中位:標準的な資質能力を有している
- 下位:教員としての適性に課題がある
「下位」に分類されると、筆記試験が満点でも不合格(足切り)になる可能性が極めて高いのです。
ランク付けの判断材料となるのは、以下の5つの観点です。
| 評価の観点 | 内容 |
|---|---|
| 使命感・意欲 | 教員としての使命感や教員になろうとする意欲があるか。 |
| 協調性 | 組織の一員として自覚を持ち、協力して職務を遂行しようとする協調性があるか。 |
| 教育的愛情 | 児童生徒に対する教育的愛情があるか。 |
| 思考・表現力 | 思考力や表現力、論述力が感じられるか。 |
| 適性 | 本県の教員として望ましい資質・能力について、総合的な適性があるか。 |
「普通に会話できれば大丈夫」と油断してはいけません。
模範解答を丸暗記したような機械的な受け答えや、自分本位な回答は、「対話ができない=下位」と判断される原因になります。
- 最新の試験実施要項は青森県教育委員会ホームページで必ずご確認ください。
【青森県教採】模範解答の暗記が面接試験で不合格になる理由
結論、面接官が「機械的な対応しかできない」と判断するからです。
1. 面接官が求めているのは暗記ではなく対話
面接官は、用意してきた原稿の読み上げを最も嫌います。
チェックしているのは、「学校現場で子供や同僚と対話できるか」だからです。
一言一句覚えた回答は、以下のようにマイナス評価を受けます。
- 「一方的に暗記した内容を話している」
- 「言葉のやり取りが成立していない」
- 「本音が見えず、その人らしさが感じられない」
結果として印象に残らず、高得点を取ることはできません。
2. 現場対応力がないと判断されるマニュアル回答
学校現場では、マニュアル通りにいかないトラブルが毎日起きます。
そのため、面接官はあえて「答えにくい質問」や「矛盾がないか確認する質問」を投げかけます。
これに用意した答えを当てはめようとすると、質問と回答がずれてしまいます。
3. 深掘り質問で露呈する会話のズレ
具体的にどうなるとアウトなのでしょうか。
次の例文のように、青森県の厳しい現実(冬の環境など)を無視して、綺麗な言葉だけで返すと大きな減点となります。
- 面接官:「なぜ、青森県の教員を志望したのですか?」
- 受験者:「はい。自然が豊かで、子供たちがのびのびと過ごせる環境に魅力を感じたからです!」
- 面接官:「なるほど。ただ、冬場の通勤や学校での雪かきは想像以上に過酷です。その点はどう覚悟していますか?」
- 受験者:「はい!体力には自信がありますし、雪景色も好きなので、前向きに頑張ります!」
- 面接官:「(安全管理や業務の厳しさを理解していないな…)」
面接官は「安全意識」を聞いています。
しかし、受験者は「個人の好みややる気だけ」で返しています。
この「意図とのズレ」が、「下位」評価(足切り)の原因です。
▼「暗記」以外にもある、面接で不合格になる人の共通点は以下の記事で解説しています。
【青森県教採】面接試験で出題された過去問(質問)
では、どんな質問で「会話のズレ」が起きるのでしょうか。
実際の報告をもとに、頻出の過去問を紹介します。
人物・志望動機
- 教師になりたいと思ったのはいつからですか。
- 教師を志望する理由は何ですか。
- なぜ青森県の教師になりたいのですか。
- あなたのどこが教師に向いていると思いますか。
- これまでの人生で一番うれしかったことは何ですか。
- ストレスはどんなときに感じますか。
教育・実践
- どのような子どもを育てたいですか。
- どんな学級を作りたいですか。
- 褒めると叱るの違いは何ですか。
- 授業中に集中できない子供にはどう対応しますか。
- 保護者から「うちの子がいじめられている」と電話がありました。初期対応は?
- 不登校の予防策はありますか。
これらの質問を見て、「答えがすぐに浮かばない」なら準備不足です。
評価基準でも解説したとおり、青森県は「教育的愛情」や「協調性」を重視する傾向があるため、事前のインプットが欠かせません。
本番で予想外の質問にパニックにならないよう、以下の記事で「過去に聞かれた全質問データ」を確認しておいてください。


【青森県教採】面接試験で高評価を得る3つのポイント
高評価を得るには、汎用的なテクニックだけでは不十分です。
公表資料に基づき、青森県の求める人物像に合った回答を用意しましょう。
▼基礎的なマナーは、以下の記事で確認してください。
1. 県の重点施策と自身の強みを関連づける
県の教育課題に対し、あなたの強みをどう活かせるか具体的に述べましょう。
「第2期青森県教育振興基本計画」では、以下の重要課題が挙げられています。
- 確かな学力の育成(全国学力・学習状況調査の結果向上など)
- 健やか力の育成(短命県返上に向けた健康教育の推進)
- 豊かな心の育成(いじめ・不登校対策、郷土愛の醸成)
単に「共感しました」と言うだけでは、実践力が伝わりません。
- NG例(感想のみ)
「『健やか力』の育成は大切だと思います。そのような教育をしたいと強く共感しました。」
- OK例(具体的な実践)
「健康課題の解決が急務と考えます。大学で学んだ栄養学を活かし、給食指導を通じて食習慣の改善を生徒に意識づける指導を行います。」
このように、県の課題を「自分の課題」として捉え、解決策を提示しましょう。
2. 評価の差がつく「協調性」で組織貢献を示す
5つの観点の中で、特に誤解しやすいのが評価基準にある「協調性」です。
これを単に「仲良くする」という意味で捉えないでください。
県の「求める教員像」には、「組織の一員として、互いに高め合い、支え合う」と明記されています。小規模校への配置や冬季の対応など、連携が不可欠だからです。
- NG例(客観性に欠ける)
「子供のためなら私の意見が正しいので、相手を説得して納得してもらいます。」
- OK例(組織貢献)
「まずは相手の意見を聞き、背景を理解します。その上で、組織として何が最善かを話し合い、合意点を見つけます。」
3. 第三者の視点で「客観性に欠ける回答」を修正する
最後に、自分の回答を客観的に検証してください。
先述の通り、評価は3段階であり、3人の面接官の話し合い(合議)によって決定されます。
自己評価が高くても、面接官が「適性なし(下位)」と判断すれば不合格です。
「話し方」はスマホの録画機能で確認できます。
しかし、「話す内容」が県の方針に合致しているかは、自分一人では判断できません。
必ず、指導経験者などの第三者に添削を依頼し、「自分の回答が、青森県の求める教員像と整合性が取れているか」を確認してください。
この修正作業を怠り、主観的な回答のまま本番に臨むことが、不合格となる最大の要因です。
【青森県教採】独学での面接対策に不安を感じているなら
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
最後に、合格のための重要ポイントをおさらいしましょう。
- 「下位(足切り)」を避けるため、暗記ではなく「対話」をする
- 「県の施策」と自分の強みを関連づけ、貢献できることを語る
- 独りよがりな回答になっていないか「第三者」にチェックしてもらう
やるべきことは明確です。
しかし、同時に「一人で完璧に準備できるだろうか」という不安もあるでしょう。
- 「自分の回答、本当に『求める教員像』に合ってる?」
- 「予想外の質問が来たら、頭が真っ白になりそう」
- 「誰かに見てもらいたいけど、詳しい人がいない」
友人同士では慰め合いになりがちですし、一般的な面接指導では「青森県特有の評価基準」まではカバーしきれません。
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