高知県教員採用試験は、第1次審査で教職・一般教養と専門教養、第2次審査で模擬授業と個別面接を行います。
この記事では、2027年実施(令和10年度採用)を受験する方向けに、日程、募集内容、受審資格、試験内容を整理します。
最後まで読むと、自分が受ける審査と、合格に向けて今から優先すべき対策がわかります。
2027年実施(令和10年度採用)の募集要項は、まだ公表されていません。この記事の日程、採用予定数、受審資格、試験内容、配点は、2026年実施(令和9年度採用)の公式情報を参考にしています。正式な内容は公表後に更新します。
この記事でわかること
- 2026年実施の日程と採用予定数
- 受審資格、第2希望、選考制度
- 第1次・第2次審査の内容と配点
- 2026年実施から変わった点
- 2027年実施に向けた対策の進め方
まず確認したい高知県の試験情報
試験の全体像をつかんだら、自分に必要な記事へ進みましょう。倍率、過去問、面接は別の記事で詳しく解説しています。
高知県教員採用試験の日程
2027年実施の正式日程は未発表です。参考として、2026年実施では3月16日から出願を受け付け、第1次審査を5月30日に行いました。
前年参考2026年実施の日程
パブリックコネクトから会員登録とエントリーを行いました。
専門教養と教職・一般教養を実施しました。
合格者の受審番号が公表されました。
指定日に模擬授業、個別面接、対象教科の実技を行いました。
第2次審査の受審者へ結果が通知されました。
第1次審査の合格発表は6月26日でしたが、第2次審査用の自己評価書などは7月8日必着でした。結果を待ってから書類や面接の準備を始めると、使える時間は多くありません。
高知県教員採用試験の募集校種・教科
2027年実施の採用予定数は未発表です。2026年実施の一般選考では、全校種・職種を合わせて234名程度を予定していました。
2026年実施・一般選考の参考値(合計234名程度)
一般選考とは別に、障害者特別選考で合計4名程度を募集しました。また、育児休業や配偶者同行休業の代替となる任期付教員も募集しています。
中学校・高等学校の教科別採用予定数
同じ校種でも、教科によって採用予定数は異なります。自分の教科は、過去の倍率とあわせて確認してください。
高知県教員採用試験の受審資格
2026年実施の一般選考では、教員免許状、年齢、欠格事項などの条件を満たす必要がありました。
1965年4月2日以降に生まれた人
受審する校種・職種・教科に対応する普通免許状
2027年3月31日までの取得見込みを含む
地方公務員法・学校教育法の欠格条項に該当しない
特定性犯罪の前科がない
特別支援学校は、特別支援学校教諭の免許状に加え、小学部なら小学校、中学部・高等部なら該当教科の中学校または高等学校の免許状が必要でした。
第2希望を申請できる組み合わせ
2026年実施では、免許状などの条件を満たす場合に第2希望を申請できました。
高知県教員採用試験の選考制度
一般選考だけでなく、特別選考、免除、加点の対象になるかも確認しましょう。該当する場合は、出願時の申請と証明書類の提出が必要です。
一般選考
第1次審査と第2次審査を受審する通常の方式です。
特別選考
- 社会人特例指定教科
- 現職・元職教員指定校種・教科
- 障害者別枠4名程度
- 大学等推薦推薦対象者
2つの選考審査
早期名簿登載型と、翌年度の第1次審査が免除される事前認定型がありました。
経験・前年度結果による免除
高知県の臨時教員経験、現職・元職教員、前年の大学3回生選考合格などの制度がありました。
加点は、資格や実績に応じて第1次・第2次審査の合計点へ加算され、複数申請時の上限は60点でした。取得見込みの資格は申請できません。
2026年実施からの主な変更点
大学3回生の対象を追加小学校に加え、中学校技術と高校工業も対象になりました。
社会人特例の教科を追加中学校技術と高校商業が加わりました。
英語資格の加点を見直し対象資格の拡大や加点の増額が行われました。
中学校技術の実技を廃止第2次審査の実技対象から外れました。
高知県教員採用試験の内容
2026年実施の一般選考は、第1次審査で2種類の筆記、第2次審査で模擬授業と個別面接を行いました。
第1次審査
教養と専門知識を確認
第2次審査
授業力と人物面を確認
2026年実施の一般選考では、小論文審査はありませんでした。第1次審査は、専門教養と教職・一般教養の2科目です。
配点から対策の優先順位を決める
第1次審査は、専門教養が450点中300点です。全体の3分の2を占めるため、専門を中心に学習計画を組みましょう。
- 専門教養300点
- 教職・一般教養150点
専門教養が約67%
- 模擬授業・実技200点
- 個別面接300点
個別面接が60%
過去問で出題範囲を確認し、学習指導要領を含めて得点を安定させます。
面接は300点です。自己評価書と回答内容をそろえ、声に出して練習します。
授業の一部を実演し、続けて口頭試問に答えられるよう準備します。
実技審査の対象教科
高知県が求める教員像
面接や模擬授業では、高知県が教員に求める姿を理解し、自分の経験や実践したい教育と重ねて話すことが大切です。
高知県が求める4つの姿
- 使命感と責任感子どもへの愛情を持ち、自律的に学び続ける人
- 教育の専門性教科指導、子ども理解、児童・生徒指導、学級づくりの力がある人
- 人間性と協働性多様性や包摂性を尊重し、組織の一員として協働できる人
- 自己管理教員として自分を適切に管理できる人
教員像の文言をそのまま覚える必要はありません。自分の経験のどこに使命感や協働性が表れているか、高知県でどのように生かすかまで考えておきましょう。
高知県教員採用試験の倍率
採用予定数だけでは、合格の難しさは判断できません。受審者数と合格者数から、校種・教科別の倍率を確認しましょう。
採用予定数が少ない教科は、年度によって倍率が動きやすくなります。1年分だけでなく、複数年の推移を見ることが大切です。
高知県教員採用試験の過去問
勉強を始める前に、過去問で出題形式、問題数、時間配分を確認してください。高知県は、過去3年間の教職・一般教養と専門教養を公開しています。
- 専門教養
- 学習指導要領と教科知識の割合
- 教職教養
- 教育法規・教育心理などの出題分野
- 一般教養
- 問題数と得意・不得意
- 60分
- 見直しを含めた時間配分
2027年実施に向けた対策の進め方
合格に向けて大切なのは、募集要項の内容を覚えることではありません。配点と現在の得点から、取り組む順番を決めることです。
一般・特別選考、免除、加点、第2希望の対象か調べます。
専門と教職・一般教養を本番と同じ60分で解きます。
第1次審査の約67%を占める専門教養へ多く時間を使います。
自己評価書、志望動機、授業構成を少しずつ準備します。
日程、試験内容、免除・加点、提出書類を確認し直します。
時期別の対策目安
高知県は専門教養の配点が高く、第2次審査では個別面接が60%です。まず専門を安定させつつ、週1回は志望動機を話す、模擬授業を考える時間を入れてください。
高知県教員採用試験のよくある質問
Q2027年実施の日程は決まっていますか?
正式な日程は未発表です。この記事では、2026年実施の日程を参考として掲載しています。
Q教員免許状は取得見込みでも受審できますか?
2026年実施では、採用前の2027年3月31日までに取得見込みであれば受審できました。2027年実施の期限は、最新の募集要項で確認してください。
Q小論文はありますか?
2026年実施の一般選考に小論文はありません。第1次審査では、専門教養と教職・一般教養を行いました。
Q第1次審査は高知県外でも受審できますか?
2026年実施では、一部の校種・教科で関西会場を選べました。対象や定員があるため、最新の募集要項で確認してください。
Q面接対策はいつから始めるべきですか?
第1次審査前から始めるのがおすすめです。第1次結果の発表後すぐに自己評価書などの提出があり、その後に模擬授業と個別面接を受けるためです。
正式発表を確認しながら準備を進めよう
2027年実施の募集要項が公表されたら、日程、採用予定数、選考制度、試験内容の変更を確認してください。
専門教養、教職・一般教養、面接、模擬授業は今から準備できます。まず過去問を解き、配点に合わせて学習時間を決めましょう。
高知県は、第1次審査で専門教養が約67%、第2次審査で個別面接が60%を占めました。専門を中心に筆記対策を進めながら、面接と模擬授業も第1次審査前から準備することが大切です。
教採ギルド代表
福永 真 Makoto Fukunaga
あ、どうも、サイト代表の「福永 真」です。
「教採ギルド(教員採用試験の情報・対策サイト)」では、公立学校の先生になりたい方に向けて、教員採用試験に関する情報を発信しています。
孤独になりがちな教採対策の伴走者として、気軽に活用してください☺️
