- 「想定問答集は完璧に暗記した」
- 「模擬授業の対策も、自分なりにはできている」
もし今、このように自信を持っているなら、注意が必要です。
その「スラスラ答えられる」「授業ができているつもり」の状態が、面接試験で「不合格」を受ける最大の原因になりかねないからです。
逆に、「何を聞かれるか不安でたまらない」「2回の面接で何を話せばいいかわからない」という方も安心してください。
香川県の面接には明確な「合格の型」があり、それを知るだけで不安は確信に変わるからです。
香川県教員採用試験の面接は、人物評価の核心となる重要種目です。さらに、「個人面接が2回ある」「模擬授業が含まれる」という独自のハードルも存在します。
面接官が見ているのは、綺麗な模範解答や、流暢なだけの授業ではありません。予期せぬ深掘り質問や、子供を目の前にした際のあなたの「対応力や人間性」です。
この記事では、公表された評価基準や過去の受験情報に基づき、以下の重要ポイントを解説します。
- 香川県の面接で落ちる本当の理由
- 「合格する人」と「落ちる人」の決定的な違い
- 面接の時間・流れ・評価基準などの基礎データ
- 実際に聞かれた面接の過去問の回答のコツ
この記事を読み終えるころには、以下のことが明確になります。
- 何を修正すれば香川県の面接で評価されるのか
- 2回の面接で「ブレない」回答をする方法
- 模擬授業を得点源に変える方法
「暗記型の失敗」から抜け出し、本番で本来の力を発揮できる状態を一緒に作っていきましょう。
▼香川県教員採用試験の内容はこちら!


香川県教員採用試験の面接で落ちる理由(→どう改善すべきかも解説)
結論から言うと、不合格になる最大の原因は面接官に「対話ができず、教育への熱意が本物ではない」と判断されるからです。
具体的には、以下の3つのパターンが「落ちる理由」となります。
1. 暗記した「模範解答」を読み上げている
面接官は、用意してきた原稿の読み上げを最も嫌います。
香川県の面接は2回に分かれており、多角的に人物を見られます。「1回目は良かったが、2回目でボロが出た」というケースは、暗記に頼った受験者に多い失敗です。
一言一句覚えた回答は、以下のようにマイナス評価を受けます。
- 「一方的に暗記した内容を話している」
- 「言葉のキャッチボールが成立していない」
- 「1回目と2回目で言っていることが矛盾している」
2. 模擬授業で「子供」が見えていない
香川県の模擬授業では、単に知識を説明するだけでは評価されません。
目の前に子供がいないのに、あたかもいるかのように振る舞う「演技力(=指導の実感)」が求められます。一方的な解説に終始すると、「児童生徒への配慮がない」と判断されます。
次の例を見てください。
- 受験者:「(黒板に向かってずっと話している)」
- 受験者:「はい、次はここを説明します。これは〇〇という意味です。」
- 面接官:「(子供の反応を見ていないな…一方的だな…)」
このように、子供の反応(仮想)を無視して進める授業は不合格の要因です。
3. 2回の面接で「一貫性」がない
香川県は個人面接が2回あります。
1回目と2回目で話す内容が食い違っていると、「自分の中に軸がない」「取り繕っている」と見抜かれます。
特に面接カードに書いた内容と、実際の回答がズレてしまうと致命的です。
【比較表】合格する人と落ちる人の決定的な違い
では、合格者は何が違うのでしょうか。評価の分かれ目を比較表にまとめました。


ここまで読んで、あなたはどうでしたか?
もし表の「落ちる人」の項目にひとつでも当てはまっていたとしても心配ありません。
面接は才能ではなく“型”で改善できます。
香川県の面接は、評価されるポイントが明確であり、そこを意識して修正するだけで点数は大きく変わります。
これ以降の章では、以下の内容を具体的に解説していきます。
- 香川県面接の“評価軸”
- 2回の面接の攻略法
- 模擬授業のポイント
- 過去問と回答の方向性
ここから先に進むほど「自分の答案が合格レベルに近づいている感覚」が得られるはずです。
▼ほかにも面接でのNGポイントを以下の記事で解説しています。


【香川県教採】面接試験の内容・評価基準
ここからは、試験の基礎データを解説します。
香川県教員採用試験の面接は、2次選考で実施されます。
個人面接+模擬授業の試験時間と流れ
詳細は次のとおりです。
| 試験時間 | 第1面接:10分程度(義務教育)、15分程度(高・特) 第2面接:5分程度(義務教育)、10分程度(高・特) |
|---|---|
| 面接官 | 3人 |
| 特徴 | 個人面接+模擬授業 |
面接の流れ(校種別)
控室にて試験の説明および模擬授業のテーマが発表されます。
20分間で構想します。
最初に10分間の模擬授業を行います。
模擬授業等に関する質問に応答します。
時間は5分程度。
一般的な質問や教職関係の質問に回答し終了です。
時間は10分程度。
教室を移動し、個人面接2回目を受けます。2回目の面接では教師としての使命感や就職意思の確認などを行います。
時間は5分程度。
合否が決まる面接の評価基準
評価の基準となるのは、以下の6つの観点です。
提出書類(面接カード)や面接の回答は、すべてこの基準に照らし合わせて総合的に判断されます。
| 評価の観点 | 模擬授業 | 個人面接 |
|---|---|---|
| 教育に対する情熱 | ・情熱、熱意 ・意欲 | ・教職に対する使命感、誇り ・教職に対する理解 ・情熱、誠意、責任感、根気 |
| 素養と資質 | ・表現力、声量、姿勢 ・子供を惹きつける表情 ・教員としての人間的魅力 ・克己心 | ・子供への愛情 ・温かさ、明るさ ・情緒の安定 ・コミュニケーション ・社会人としての基本的資質能力 ・多様な価値観 ・人権尊重 ・たくましさ ・倫理観 ・学び続ける意欲、自己研鑽 |
| 専門性 | ・専門的な知識や指導技術 ・課題に対しての適正な指導 ・配慮を要する児童生徒へのかかわり ・児童生徒を理解する力 ・指導上の工夫 | ・教科に対する専門性 ・掌握力 ・研究心 ・カウンセリングマインド |
| 適応力 | ・児童生徒の言動に柔軟に対応 ・思いやりの心 | ・気配り ・適応性 |
| 連携・協働 | ー | ・協調性 ・自己の役割理解 ・危機管理力 ・寛容 |
| 積極性 | ・積極性 | ・自主性 ・創造性 |
特に香川県は「適応力」や「連携・協働」を重視しており、マニュアル的な回答や、柔軟性を欠いた対応は、「適性なし」と判断される原因になります。
- 最新の試験実施要項は香川県教育委員会ホームページで必ずご確認ください。
【香川県教採】面接試験で出題された過去問(質問)
実際の報告をもとに、頻出の過去問を紹介します。
回答を準備する際は、先ほどの合格者の視点を意識してください。
1回目の質問例(一般・教育)
- 志望動機は何ですか。
- 目指す教師像を教えてください。
- どんな教員になりたいですか。
- ICT機器はどのくらい使えますか。
- 特技と趣味を教えてください。
- いじめについての考え方や取り組みについて教えてください。
- 子供の言葉遣いについてどう思いますか。
- 子供に対する教師の姿勢はどうすべきですか。
- 今の学校現場に欠けていることは何だと思いますか。
- 部活動は何かやっていましたか。
2回目の質問例(人物・教職観)
- 長所と短所は何ですか。
- 志望動機は何ですか。(※1回目と深堀りの角度が異なる場合あり)
- 困難な出来事があったらどう乗り越えますか。
- 教師になってやりたいことは何ですか。
- 教師の指名とは何ですか。
- 教師に向いていると思う部分はどこですか。
- 子供たちに伝えたいことは何ですか。
- なぜ香川県の教員を志望するのですか。
- ストレス対象法は何がありますか。
- 教師以外に就職するなら何がいいですか。
- 子どもの頃の夢は何でしたか。
- 試験に落ちたらどうしますか。
これらの質問を見て、「答えがすぐに浮かばない」なら準備不足です。
特に香川県では「2回」の面接があるため、一貫性を保ちつつ、異なる角度からの質問に答える力が求められます。
本番でパニックにならないよう、以下の記事で「過去に聞かれた質問データ」を確認しておいてください。


【香川県教採】面接試験で高評価を得る3つのポイント
香川県の求める人物像に合った回答を用意しましょう。
▼基礎的なマナーは、以下の記事で確認してください。
1. 面接カードを「質問の台本」として戦略的に書く
香川県の面接は、事前に提出する「面接カード」を元に進みます。
つまり、ここに何を書くかで面接の流れをコントロールできます。
単に事実を羅列するのではなく、「ここを突っ込んで聞いてほしい」というポイント(フック)を意図的に盛り込みましょう。
- NG例(抽象的でスルーされる)
「私の強みは粘り強さです。大学時代は部活動の主将として、チームをまとめるために毎日練習に励みました。この経験を教育に活かしたいです。」
- OK例(質問を誘うフックあり)
「強みは『相手の言葉にならない思いを汲み取る力』です。部活動で退部寸前の後輩と向き合った際、あえて指導せずに『ただ話を聞く時間』を作ったことで信頼関係を築けました。この経験から、生徒の小さな変化に気づく教師になりたいと考えます。」
2. 模擬授業で「エア子供」と対話する
香川県の模擬授業で最も重視されるのは、説明の上手さではなく「子供への関わり(適応力)」です。
試験会場に子供はいませんが、あたかもそこにいるかのように振る舞う「演技力」が求められます。一方的な講義形式は、即座に低評価につながります。
- NG例(一方的な解説)
(ずっと黒板の方を向いて)
「この公式はとても重要です。テストに出るので必ずノートに書いておいてください。書き終わったら顔を上げてください。」
- OK例(相互作用の演技)
(机間巡視をするふりをしながら)
「おっ、〇〇さん、その考え方面白いね!…みんな、ちょっと聞いて。今の〇〇さんの意見、どう思う?
(数秒間、反応を待つ演技をして)…なるほど、そういう見方もできるね!」
3. 第三者の視点で「一貫性」をチェックする
最後に、最も重要なのが客観的なチェックです。
香川県は個人面接が2回あります。
1回目で話した内容と、2回目で話した内容に矛盾が生じると、「信頼できない」「軸がない」と判断されてしまいます。
自分一人で練習していると、「さっきと言ってることが違う」という矛盾に気づけません。
また、模擬授業での「目線」や「声のトーン」も自分では分かりにくいものです。
必ず、スマホでの録画や、指導経験者などの第三者に添削を依頼し、以下のポイントをチェックしてもらってください。
- 面接カードの内容と、口頭での回答にズレはないか
- 模擬授業で「子供」に向かって話しかけているように見えるか
- 想定外の質問が来た時、表情が強張っていないか
【香川県教採】独学での面接対策に不安を感じているなら
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
最後に、合格のための重要ポイントをおさらいしましょう。
- 模擬授業では「子供への演技・関わり」を最優先する
- 面接カードを戦略的に作り、2回の面接で一貫性を保つ
- 回答や授業内容を「第三者」にチェックしてもらう
やるべきことは明確です。
しかし、同時に「一人で完璧に準備できるだろうか」という不安もあるでしょう。
- 「模擬授業でどう子供に話しかければいいか分からない」
- 「香川県特有の2回面接で、矛盾を突かれたらどうしよう」
- 「誰かに見てもらいたいけど、詳しい人がいない」
友人同士では慰め合いになりがちですし、一般的な面接指導では「香川県特有の模擬授業・2回面接」まではカバーしきれません。
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