最終合格をより確実にするには、筆記試験だけでなく、面接試験の準備も早めに取り掛かることが重要です。
本記事では、愛媛県教員採用試験の個人面接対策に必要な過去問(質問例)を中心に、内容と対策方法を詳しく解説します。
早いうちに面接試験を理解し、攻略できるように準備を始めましょう。
愛媛県教員採用試験 面接の内容
愛媛県教員採用試験の面接は、第二次選考で実施されます。
試験時間 | 20分 |
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面接官 | 4人 |
形式 | 口頭試問+場面指導 |
配点 | 60点満点 |
試験の流れ
順番になったら試験室へ入室、着席します。
最初に場面指導のテーマが提示されます。
1分間構想し、3分間で実施します。
10〜15分程度の口頭試問を行います。
評価基準
教員としての資質 | ・指導力があるか ・実践力や対応力があるか |
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社会人としての素養 | ・言語活動は適切か ・服装、態度が適切で品位があるか ・知性、教養があるか |
教師としての使命感 | ・教育観は適当か ・教師としての積極性があるか ・自己アピールは適当か |
愛媛県教員採用試験 面接の過去問(質問)
愛媛県教員採用試験の個人面接では、「教員を目指した理由は何ですか?」みたいなベタな質問から、『ICTは得意ですか。また、授業にどうやって取り入れますか。』といった、教員採用試験ならではの質問まで幅広く聞かれています。
ここでは、実際の面接試験で聞かれた過去問(質問例)を抜粋して紹介します。
一般的な質問例
- 緊張していますか。
- 昨日はよく眠れましたか。
- 志望動機を言ってください。
- 愛媛県を志望する理由は何ですか。
- 勤務地の希望はありますか。
- 併願状況を教えてください。
- 教育実習は行きましたか。行ったなら感想を、これからなら意気込みを教えてください。
- 弱みと強みをそれぞれ教えてください。
- 場面指導はどうでしたか。自己採点してください。
- これまでに努力したことは何ですか。
- これまでの経験から教師として活かせることを教えてください。
- 挫折した経験はありますか。
- ストレス解消法を教えてください。
- 教師としてレベルアップするために挑戦したいことはありますか。
- ICT機器はどのくらい使いこなせますか。
場面指導のテーマ例
- 男子Aは自分で宿題をやらず、毎回男子Bに答えを見せてもらい提出しています。ある日、男子Bから相談を受けました。男子Aに指導してください。
- 生徒Aは、卒業生Bと放課後に、コンビニ前で騒いでいるとたびたび地域住民から学校にクレームが入っています。生徒Aを呼び出して指導してください。
- 1年生の男性Aが保健室に来室しました。見るからに体調が悪そうなので、しっかり寝ているか確認したら、毎日、夜10:30 に寝ていると言われました。どのような対応をしますか。
このほかの質問例や模範回答例は下記の記事で紹介しています。
愛媛県教員採用試験 面接対策はいつから始める?
教員採用試験の面接対策は、できるだけ早く始めることが重要です。
愛媛県教員採用試験の倍率が低下しているため、筆記試験よりも面接試験の重要度が増しています。
そのため、筆記試験の合格発表後に少し面接練習をしたくらいでは、高評価を得るのは難しいです。
せっかく筆記試験を突破しても、面接で失敗してしまうのは非常に悔しいですよね。そうならないためにも、早めに面接対策を始めましょう。
具体的な面接対策の方法については、以下の記事を参考にしてください。
愛媛県教員採用試験 面接まとめ
愛媛県教員採用試験に合格するためには、面接試験の攻略が必要不可欠です。
対策といえば筆記試験に気を取られがちですが、面接試験の評価が悪いと最終合格は難しくなります。
面接対策の基本は「予想される質問を知り、ベストな回答を準備する」ことです。
そして、第三者にきちんと伝わるかどうか、話し方や表情、態度などを確認しながら練習を続けることが重要です。
まずは過去問を使いながら、自分なりの回答を考えてみましょう。
今回ご紹介したのはほんの一例ですが、ぜひ取り入れていただければ幸いです。
受験ガイド2024|愛媛県教員採用試験の内容と対策のポイント』を参考にしてください。
面接試験以外の内容や対策についてさらに詳しい情報が必要な場合は、こちらの『
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