長野県教員採用試験の一次試験では、試験時間45分で600字程度を書く小論文が実施されます。
試験時間や文字数、評価基準を知らずに対策を始めてしまうと、的外れな準備になる恐れがあります。
この記事では、小論文対策を始める前に押さえておきたい以下の情報をまとめました。
- 試験時間・文字数
- 配点・評価基準
- 過去の出題テーマ
試験の全体像を正しく理解し、合格に向けた方向性を整理するための資料としてご活用ください。
長野県教員採用試験の小論文
長野県教員採用試験の小論文は、第一次選考で行われます。
筆記試験では判断できない、論理的思考力や読解力、教師としての適性などを総合的に評価します。
試験時間と文字数
| 対象校種 | 高校・養護教諭(県立学校) |
|---|---|
| 試験時間 | 45分 |
| 文字数 | 600字以内 |
| 問題数 | 1題 |
| 配点 | 5段階評価(32点) |



義務教育区分は2025年から廃止になっています!
評価基準・配点
小論文は以下の観点に沿って評価します。
- 題意把握の的確さ(根拠の妥当性)
- 文章構成の工夫(適切な構成等)
- 論理的思考力(論旨の展開等)
- 表記(誤字・脱字・字数)
最終的に5段階評価(32点満点)で評価しますが、著しく点数が低いと即不合格です。
評価が悪くなる理由としては、テーマの把握ができていなかったり、文字数が少ない(7割以下)だったりすることが挙げられます。また、字が汚い(丁寧であればOK)、誤字脱字が多いっていうのもよくないので、注意しながら書きましょう。
過去問(テーマ)
長野県教員採用試験における小論文の過去問を年度別に紹介します。
出題傾向を把握し、どのようなテーマが重視されているのかを確認しましょう。
| 2025年実施 | 「育む」 |
|---|---|
| 2024年実施 | 授業で探究的な学びを実現する上で大切にしていることについて、自身の体験をもとに述べなさい。 |
| 2023年実施 | 「幸」 |
| 2022年実施 | 「創」 |
| 2021年実施 | 「問」 |
| 2020年実施 | 「いたわりの言葉」 |
| 2019年実施 | 「しなやか」 |
まずは、これらのテーマを使い、時間を測って書いてみましょう。そして、添削を受けることで、現在の実力(文章構成が苦手、書けるけど知識不足など)がわかります。
あとは、その弱点を伸ばすようにすれば小論文の点数は安定してきますよ。
過去問の解説や模範解答例はこちらの記事でまとています。
小論文対策に関するFAQ
長野県教員採用試験の小論文対策で、受験生が抱く共通の疑問にお答えしていきます。
小論文は何文字書けばいいですか?
9割以上を書くことを推奨します。
文字数が極端に少ないと、内容以前に「意欲不足」「論理展開が弱い」と判断されやすくなります。一方で、上限ギリギリまで無理に埋める必要はありません。
序論→本論①→本論②→(本論③)→結論が過不足なく収まる文字数を意識しましょう。
小論文の対策はいつから始めればいいですか?
できるだけ早く、遅くとも一次試験の勉強と同時に始めるべきです。
小論文は暗記で対応できる試験ではなく、
- 教育観や価値観の整理
- 論理的な構成力
- 書いて→添削して→直す反復
が必要なため、短期間では仕上がりません。
特に長野県のように一次試験から実施のある自治体では、対策が遅れると準備不足のまま本番を迎える受験生が多くなります。
そのため、筆記対策と並行して、前年の秋〜冬頃からテーマ理解や構成練習に着手するのが理想です。
小論文の対策方法(書き方)はこちらの記事で詳しく解説しています。
模範解答はありますか?
公式の模範解答はありません。
教員採用試験の小論文では、自治体が正解となる答案を公表することはほとんどありません。
ただし、評価の観点や「評価されやすい書き方」は明確に存在します。
以下の記事では、採点基準や合格者答案を分析したうえで、学習用の模範答案を作成しています。参考にしてください。
まとめ|次にやるべきこと
長野県教員採用試験の小論文は、やるべきことが想像しているよりも多いです。
過去問を眺めるだけでは、小論文を攻略することはできません。過去問を使って答案を作成し、その上で添削を受けることで徐々に上達します。
小論文で落ちる人ほど、書いたら書きっぱなしってことが多いです。答案を書いて誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じなので注意しましょう。
で、ここからどうするか。
過去5年分の全文解答と、回数無制限の個別添削が受けられるnoteを用意しました。「これで合ってる?」が全部クリアになります。
文字数配分、構成の作り方、評価される表現。合格答案を書くための技術を解説した記事から始めましょう。
倍率や試験日程、面接などの記事もあります。気になるところから読んでみてください。

